散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

バー満喫

2010年03月20日 20時54分56秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
仕事関係の飲み会の帰りにバーによる時は、必然的ではあるけれども、結構酔っている場合が多い。昨日もかなり酔っていたので、最後の方の記憶があいまいだ。

それじゃいかんと、まだワイン2杯しか飲んでいないところで、すすきののバー「N」へ。今日はしっかりした状態でカクテルを飲もう。

1杯目はデコポンとジンのカクテル。フルーツの香りがフレッシュで爽やかだ。
2杯目は官能的なカクテル。ウィスキーにはロングモーン1975を使うという、何とも贅沢バージョンだ。香りが大変よく、最後にロングモーンの味わいがしっかり残るカクテルとなった。



3杯目はぺルノー+シャルトリューズヴェール+ディタ+グレープフルーツジュースのカクテル。これはぺルノー+ディタ連合軍の相性の良さで、味的には圧勝。シャルトリューズは何処に行ってしまったの? と言う感じだ。

4杯目はバーボン+チェリーブランデー+ベルモット+Tobacco Bitter Aperitif(煙草風味のリキュールらしい)という、珍しいカクテル。Tobaccoは現在は日本に入ってこないようで、煙草の香りは飛んでいるんじゃないかな? 苦甘い味わいがうまくカクテルに馴染んでいた。

この辺でお客さんも増えてきたので、帰ることにしよう。帰りがけに晩飯を食べていないので、ラーメン屋「AK」に立ち寄る。博多ラーメンの気配を残しつつ、味噌・塩・醤油と味を選べるので、醤油ラーメンを注文。



麺は細いが、かなり硬めのゆで加減。量を食べたい人は替え玉をするシステムなので、量はそれほどでもなく、胃にもたれずさらっと食べられた。スープにも臭みはなく、飲みやすい。これは飲んだ帰りには立ち寄っても良いかもしれないな。


バール

2010年03月20日 18時00分50秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
札幌でも増えていると思われる、バールという所に行ってみた。場所はSTV北2条ビルの「BC」である。



この店はスタンディングなので、気軽に飲めるという感じかな? 軽めの赤ワインを注文すると、「キャンティです」と言って、新しいボトルを開けている。ちょっとドキドキするが、これが500円らしい。

つまみは私の好物、パテ・ド・カンパーニュだ。なかなかちゃんとした量で、これも嬉しい。しかもかなり美味しい。



続いて、少し重めの赤にしよう。今度は3種類の中から選択で、LAS ROCAS 2005を選んでみた。これは中々パワフルで、しかも渋すぎない良いワインだ。



つまみに白レバーのテリーヌを追加。これは所々レバーっぽさが残っており、赤ワインにピッタリ。



今日はこのくらいにしておくが、期待通りの店だった。ワインは相談しながら味を選べるし、食べ物もそれほど種類は多くないが、美味しいしボリュームも良い感じだった。また来ても良いかなと思う。その時は2000円で4杯のセットにするかもしれない。

20100320ギャラリー巡り

2010年03月20日 17時00分56秒 | ART
本日は小雨で天気が今一つ。札幌市資料館→大丸→道銀→たぴお→時計台→道新→ウェストフォー→北海道文学館→三越→スカイホール→さいとう→ARTスペース201→NHKの13か所。

■札幌市資料館「GRUPO DE b-FA bisenファイン・アート学科展」。
西田千景「the curious bruin」:地下鉄の出口からぬいぐるみの熊が昇ってくる風景。風船が手から離れて飛び立っている。
鈴木隆文「雪山Ⅰ」:力強い木の肌と枝ぶり。

「米澤卓也個展 SEE LOOK WATCH」。3人の女性を描いた3部作「SEE LOOK WATCH」が面白い。現代風の「智・感・情」というか。

■たぴお「PHOTOGRAPHERS Exhibition 北の4章展 -譜・彩・光と影・証」。
岸本日出雄:海岸にあった氷塊を空中に放り投げて撮影した作品が非常に印象的。

■時計台ギャラリー「サッポロ未来展」。まずはA室が圧巻であった。
棚澤寛「空と大地の狭間で」「振乱女学生鳥瞰図」:女子高生が空中を飛ぶ痛快な作品。教科書や携帯、カバンも捨ててしまっている。
高松和樹「味付け」:白からグレイのグラデーションで女性を描いた作品。3作いずれも興味深いが、都市にマヨネーズで味付けをしている作品の名前を挙げておこう。
佐藤仁敬「paranoid」:右側の正方形に近いほうの作品が好みだ。描かれている人物が意識的である。

鈴木秀尚「コンプレックス」:老人の顔を描いた2作品もパンチ力があるが、この作品の若い情念の方が伝わるものがある。
福森崇広「bird」:小さな鳥の巣箱を96枚も描いてしまったもの(実は写真の転写だそうだ)。プロジェクターで連続して写すと、細かな違いがあることが分かる。

■北海道文学館「藤倉英幸と旅のイメージ」。私はJRの車内誌が大好きなのである。特に、電車で小さな旅にでるシリーズは、「よし俺も」と旅立ちたくなるのである。

■さいとうギャラリー「橋口潤平個展」。
「それじゃ楽隊だか何だかわかりゃしませんよあんたたち」:こういう語感のタイトルが良い。
「遠方より」:色彩感覚にみるべきところがある。

「阿部真大個展-デルデル-」。
「もずく酢」:緑のくねくねとピンク色の下地。
「Mo-tu」:もつれた茶色の物体。心臓のようなものが途中にある。
「脊椎」:黄色の骨の中をシュッと脊椎が駆け抜けている。
抽象と言い切っても良いのに、意外とタイトルが具体的だ。

20100320最近読んだ本

2010年03月20日 14時09分12秒 | 読書
■「聖書の名画はなぜこんなに面白いのか」井出洋一郎
文庫本だが、図版が豊富。聖書の名場面が一通り楽しめる。

■「紙魚家崩壊」北村薫
相当広義のミステリ。「カチカチ山」をミステリ的に読み説くのは面白いが…。

■「氷上都市の秘宝」フィリップ・リーヴ
冒険を求めて旅立とうとした少女、いきなり奴隷商人につかまってさあ大変。両親も娘を探して旅立つが…。波乱ながらもテンポ良く読めるストーリーだ。

■「東京開化えれきのからくり」草上仁
明治の東京で富国強兵を進める野心ある男(悪者)。それを阻止せんと、江戸の気風を残した庶民が立ち上がる。エジソンらしき人も登場するなど、遊び心もある(再読)。

以下、図書館の2冊。
■「職務経歴書の書き方」谷所健一郎
転職したい訳ではないが、自己アピールの一つとして必要なスキルだろう。

■「イザベラ・バード「日本奥地紀行」を歩く」金沢正脩
横浜から平取まで旅したイギリス人女性の手記。挿絵も驚くほど上手だ。旅行中はプライバシーと言う概念のなさに悩んだ模様。非常に興味深い本だ。