散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

破壊力

2010年03月27日 21時59分17秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
ラムを食べた後、久しぶりにすすきののバー「Z」へ。今日は客がいないのでのんびりと飲む。1杯目はちょっとした贅沢、グレンキース40年(1968年)だ。ほど良い熟成感で、それほど値段がはらないのはこの辺が理由か。

2杯目はペルノー+ミント+水の、ぺロケというカクテル。飲むとミントらしさはほとんど感じられず、ぺルノー風味を愉しむ大人のカクテルだ。

3杯目はライウィスキー+オレンジ+レモンのカクテル。オレンジを贅沢に絞った、私には珍しい方向性。でもウィスキーの味がしっかりしている。

最後にやはりこれを飲もう。スピリタス+アブサン+ピコン+レモンジュースの「破壊の滴」というカクテルだ。これは仕上がり度数が49度という、危険極まりないカクテルなのだ。私は一応、飲んでもすぐ倒れることはないのだが、段々に酔いが回ってくるのが分かる。また手の血行がぐんぐん良くなるのも分かる。

以上で素早く帰宅して、倒れても大丈夫な体勢になろう。

次の日になると、二日酔いではなかったが、若干アルコールが残っているようだ。

道産ラムを食べる

2010年03月27日 19時41分21秒 | 食べ歩き
本日は狸小路のラム専門店「LM」で道産ラムを食べる。道産ラムは非常に数量が少なく、普通に我々が食べているラムはほとんどが海外産なのである。また道産ラムの質のいいものは、大部分が東京に行ってしまうとのことだ。

まずはワイン(十勝)を選んでオリーブとサラダを前菜的に食べる。後で聞いたのだが、オリーブは羊の脂を80度位にして軽く火を通しているらしい。



次はラムを食べていこう。まずはカルパッチオ。臭みが全くなく、パクパク食べられる。



続いてトリッパのトマト煮込み。私はトリッパ大好きなんだよね。薄いパンに乗せて食べると、柔らかく煮込まれた内臓が美味しい。



続いてシンプルな串焼き。といっても、バラ肉の部分に加え、心臓、肺、サガリが入っているのだ。それぞれに歯ごたえが違い、美味しい。内臓部分には脂がついていないので、これまた臭みは全くない。バラの部分には脂があるので、多少ラムの香りがする。



これは単純な料理にもならないものに見えるかもしれないが、羊の臭みというのは脂や筋にあり、また筋は肉の中に複雑に入り込んでいるので、掃除が大変なのだそうだ。

次は羊のレバーパテだ。これもワインに合わせてみたのだが、パテの甘味が凄い。特に甘さを添加しているのではないようだが、ちょっと他では食べられない味がする。



最後に炭火焼ステーキ。肩ロースとヒレの2つの部位がある。火の通し方によって味の出方が変わるので、微妙に差をつけているそうだ。切り分けて食べてみると、これは「肉が旨い」という以外の表現が思いつかないな。羊の処理した切れ端を入れているソースも、いい感じだ。



今日はここまでにしておこう。シェフは東京でフレンチ、和食の経験があるという只者ではない人で、今日の料理も東京で食べた日には、恐ろしい値段になることは間違いないそうだ。ランチにも立ち寄りたいし、また夜も来てみたい。自分のために書いておくが、通常はラム肉の仕入れは水曜日で、食べに行くなら木・金がベストだそうだ。たまたま今週は仕入れが遅くなり、土曜の今日がベストだったらしい。偶然とはいえ、ありがたいことだ。

まずは下ごしらえ

2010年03月27日 16時35分52秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
ギャラリー巡りを終了し、天気も良くなった。ちょっと下ごしらえとして、創成川東のバー「R」へ。1杯目は赤ワイン。通しの2種類のチーズと合わせる。店主は福岡、長崎の旅に行ってきたとのことで、その思い出話を聞く。

2杯目はジン+サザンカンフォート+レモンのカクテル。さっぱりしながら結構強め。今日はこの先長いのだが、大丈夫だろうか。

20100327ギャラリー巡り

2010年03月27日 16時19分39秒 | ART
3月24日に、たぴお→大通。
本日は資料館→コンチネンタル→道新→マリヤ→時計台→きたいち→大同→テンポラリー→エッセ→大丸→市民ギャラリー→ART-MAN→趣味の郷→ARTスペース201→ラルズ→ivory→さいとう→スカイホール→三越→NHKの20か所。

■札幌市資料館「完成予想図展」。地方の郵便局の完成予想図など。誰が展示をしているのかもわからなかったが、ちょっと珍しい展覧会だ。

■時計台ギャラリー「いわならべ 北海道教育大学岩見沢校日本画研究室展」。
簗田友紀「泣きムシ花火」:花が咲く中の少女。少女の表情がメルヘンを回避している。
大島奈穂「あかり」:巨大なテープルライトの下にいる親子。面白い構図。

■ivory「おんなのこによるおんなのこのためのおんなのこな展示」。
児玉陽美「絶滅!!」:三つ目のワニをかかえる女性。”children Go・zi・ra”の文字が書き込まれている。
吉田紋子「waver」:漂う空気と、少し大人っぽい女性の流し目。

■さいとうギャラリー「三浦真寿美のドールハウスの世界」。少々入りにくかったが、入ってみるとハート鷲づかみの展示である。ドールハウスといっても、約半分は駄菓子屋やレストラン、総菜屋などの店をミニチュア化したものである。商品は通販のカタログや、駄菓子の本等を縮小コピーして作っているそうだ。私にはこういうのを作る趣味はないが、熱く語れそうだ。必見。

■三越「現代アメリカ具象絵画3人展」。この3人がアメリカでどういう位置にいるのか分らないが、見る価値はあると思う。

辛いかな

2010年03月27日 11時57分06秒 | 食べ歩き
本日の昼食は時計台ビルの地下、中華料理の「S」である。看板に書いてあった「辛い」で麻婆豆腐定食に決定。時間が早かったため、驚くほどの早さで定食が出てくる。



麻婆豆腐をご飯に乗せて、一口。なるほど、唐辛子と共に山椒の辛味もあるが、私の好みではもう少し辛くてもいいな。しかし、誰もが食べるランチということからすると、このくらいが適切なのかもしれない。

しかし麻婆豆腐はかなり大量で、分け入っても分け入っても豆腐という感じだ。この他にスープ、ザーサイ、サラダも食べ、かなり満腹。でも豆腐が主だから、夕方にはまた腹が減るだろう。