散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20100328最近読んだ本

2010年03月28日 20時55分49秒 | 読書
■「四度目の氷河期」荻原浩
自分の父親が実はクロマニヨン人ではないかと思う少年の物語。青春である。

■「山本一力が語る池波正太郎」山本一力、池波正太郎
ファンが書くとこうなってしまうという本。

■「GOSICKs」桜庭一樹
シリーズ主人公の2人の出会い物語を、過去に遡って描いたもの。2人以外の登場人物がなぜその位置にいるのかも、良く分かる。

■「川に死体のある風景」歌野晶午他
「川に死体が浮かんでいたら」「…流れてきたら」というテーマ競作。有栖川有栖の江上さんシリーズの短篇が良い。

以下、図書館の5冊。
■「モノクローム写真の魅力」江成常夫、松本徳彦
皆さんモノクロへの拘りが大きいようだ。一般的な展覧会でもモノクロだけを出品している人・写真部があるが、私はカラー写真を混ぜても問題ないのになあと思ったりする。自分で現像するのが、面倒になるのかな?

■「おでかけカフェランチ」きたポケット
読むのは良いが行かないと思う。ランチのボリュームが少ないような気がしているのかなあ。それとも喫茶店でくつろぐ習慣がないということなのか。

■「北の日曜日」飯田政之
毒にも薬にもならない。

■「僕たちの好きなウルトラマン」
ウルトラマン80以降のストーリー概要が分かった。

■「僕たちの好きなウルトラマン2」
ウルトラセブンを中心に紹介した本。実は私もリアルタイムでは見ていないからなあ。

また発見してしまった

2010年03月28日 12時52分31秒 | 食べ歩き
日曜日恒例のパターンで琴似をぶらぶら。今日は、以前から気になっていた「K」寿司に入ってみることにした。日曜日だがランチ看板が店頭にでているので、多分大丈夫なのだろう。

寿司屋さんで昼食を取ることはそれほどないが、握りよりはちらしの方が良いような気がする。ご飯の量が多いのと、食べるのに時間がかかるからだ(握りだと極端な話、1~2分で食べられる)。

申し訳ないことに、安いネタしか見えない方向から写真を取ってしまったので、きちんと中身を書いておく。生ちらしには卵焼、トビッコ、イカゲソ、サーモン、タコ、イカ、シマアジ(カンパチ?)、マグロ、コハダがのっており、揚げの味噌汁、昆布の山椒煮がついた、なかなか充実した品なのである。



サーモンとシマアジはかなり脂ののった味。タコも柔らかく食べやすい。コハダは光りもの好きの私にはたまらない一品。値段からして(1000円以下)、高級ネタをのせるのは難しいが、こういう仕事をしたものが入っているのは非常に嬉しい。

食べ終わるとお茶がでた。ここでも少し感心したのだが、最初に出てきたお茶はかなりぬるめであった。最後に入れ替えてくれたお茶は、かなり熱めなのである。こういうことをしてくれる店というのは、私の行くところではなかなかない(ま、普段行く寿司屋では、最初からビールを飲んでしまうのだが)。

私の後からもうひと組み客が来ていたが、酒を注文して「じゃつまみを」だって。日曜に昼下がりから羨ましい話である。落ち着いた店構えの良い寿司屋さんを発見してしまった。これは再訪必須であると思う。



※所で話は変わるが、最近はどこでも新しいローカルグルメを「開発」して、街おこしをしようとする動きがある。私は基本的にはそういうものを食べたくない。以前から地元で親しまれていた味ならばともかく、新しく作ったものは吸引力にはならないのだ。