散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

狸小路界隈

2011年06月18日 17時39分35秒 | 写真館
狸小路の7丁目辺りから、少し酔っ払って西へ。





ちょっと休んでいるらしい。







この焼鳥屋さんは1回行ってみたいかな。





1480円でビール2杯orコップ酒3杯。通し、焼鳥5本だって。これは「せんべろ」かも。



17時過ぎなので、この界隈も結構活気がある。





最後に中央区民センターで伊藤隆道「四つの輪」を見て帰宅。1981年作になっているが、今まで気が付かなかった。


昼酒に行こう!

2011年06月18日 17時27分10秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今日は昼だけ飲んでいこう。市民ギャラリー帰りに創成川東側の「第3Mセンター」へ。ハイボールと厚揚げ焼でスタート。今日はなぜか右手の常連席が空いている。



2杯目もハイボール。キムチを追加注文。合わないような気もするが、全く相互に影響しない独立した味だったので、問題はなかった。ビールを飲まなくなったので、暖かい(暑い)日は飲み物の選択が限定されてしまうなあ。





ギャラリーを少し回って、フィニッシュは狸小路の「T」。1杯目は白ワイン。少し発泡感が感じられ、さっぱりと飲めた。



2杯目はヴィクトリアン・ヴァット・ジンに氷1個だけ。ハードリカーを昼から飲めるのは良いのだが、声のデカイ常連客が…。なかなか世の中は厳しいものであるなあ。

20110618ギャラリー巡り

2011年06月18日 16時31分24秒 | ART
6月17日にオーロラプラザで札幌地下街の写真展。20年前くらいから通っているので、写真が意外と懐かしくない。

6月18日は近美→三岸→資料館→コンチネンタル→大丸→紀伊国屋→大同→たぴお→時計台→道新→市民→さいとう→スカイホール→NEW STARの14か所。

■北海道立近代美術館「皇帝の愛したガラス」。エルミタージュ美術館の所蔵品展である。
「巡礼者用水筒」:15世紀後期から16世紀前期の物。実に持ち運びにくそうなガラスの水筒。
「大杯」:アイスグラスという表面をザラザラ加工したもの。シャンパンクーラーなどに使うと、豪華な感じ。
「手付花器」:めのうガラスという半透明の黄緑色のもの。色彩きれい。

「チョコレートカップと受皿」:これも青磁色ガラスということで、実に深みのある色。
「蝶番のある蓋付嗅ぎタバコ入れ」:1770年頃磁器に似た安価な乳白色グラスが求められたのだとか。
「モザイク画「ティボリの大滝と巫女の神殿」」:細かいモザイク画で良くできている。特に崖のあたりの岩・地層の表現はモザイク化するのにピッタリ。

「ヘビを象った手付水差し」:飴細工のようにヘビやイルカの飾りが付いている。
「ドレスデンの風景を描いたタンブラー」:ナポレオン戦争で破壊された橋を描いているのだが、エナメル絵付けが精密で美しい。
「婚礼用のダブルカップ」:スカートをはいた女性が頭上に杯を掲げているもの。小さめの頭上杯で新婦が、女性像をひっくり返してスカート型カップで新郎が乾杯するのだそうだ。

「アラビア様式の花器」:同じガラスでもとたんにイメージがガラッと変わる。
「女性像を浮彫にしたデカンターと4点のタンブラーのセット」:ラリック作の神話的作品。高度な技術が分かる。
「栓付デカンター」:特に栓部分の絵付けの細やかさが分かる。

「花器」:ニコライ一世の私室に置かれていたもの。皇帝の要望でガラス製造に力が入れられたのだろう。
「花器」:直径70センチ、高さ50センチくらいあるガラス。サイズだけで相当なものなのだろう。
「蓋付壺」:ロシア民衆の刺繍デザインを取り入れたもの。

全体的に王家や皇帝から始まり、貴族そして一般大衆へとガラス利用が広がっていることが感じられた。ガラスは透明・不透明、またその色彩の違いとデザイン、さらに描かれる文様により多種多様な形を取る。恐らく共通するのは壊れやすいことと、光の影響を分かりやすく見せることで、それゆえに人々が興味を持って好んだものだろうと思う。

全くガラス製造の解説などを読まなかったので、この展覧会はもう一度行きたい。

■三岸好太郎美術館「三岸好太郎の世界 道化・サーカス・人形劇」。多分、ほとんどの作品を見たことがあるのだが、「黄色い服の婦人像」だけ記憶にない。後は他の美術館にある三岸作品の複製写真パネルが興味深かった。

■コンチネンタルギャラリー「かえるえか 福士ユキコ作品展」。カエルを主人公にして、ブリューゲル等の名作画を題材に描いたもの。また「ネーデルランドの諺」は登場人物がすべて消えた広場を描いている。画のことをよく知っていて、好きで描かれている感じが伝わってきた。

■大丸「秀作洋画コレクション」。
三岸好太郎「冬の崖」:結構地味な作品だが1千万円。

■紀伊国屋「伊勢物語絵の世界」。恒例、國學院大學の所蔵品展示。「筒井筒」などいくつかの場面は知っているものの、全体的には無教養なために良く分からない。自分が残念。

■ギャラリーたぴお「佐々木仁美個展」。
「ともから」:人の顔にさらに人の体がくっついて、髪のように見えるブロンズ作品。

種子、生き物、人物、立方体、空気、空間と森羅万象を実体化しようとしているように見えた。ブロンズの作り方はTV等で(奈良の大仏の作成解説)知っているつもりだったが、何と制作日記として、一つの作品ができるまでの70カットの写真を見ることができた。驚くべき手間をかけて作品作りをしているのだ。

■時計台ギャラリー「塚田進個展」。非常にカラフルな原色を使い、全体を通しても特に暖色系・寒色系といった傾向も無いのだが、それでいてきちんと作品として、展覧会として成立している。

■市民ギャラリー「第66回全道展」。配られる紙に作品名が書いていないので、作家の名前だけで感想を一言。
會田千夏:最近のほんわかした傾向の作品に疑問を持っているのだが、今回は世界と生命の統合というか、してやられた感じ。
本城義雄:古い小道具などはほとんどなく、マネキン様の女性が中心に描かれている。まだチャレンジし続けていると思う。
宮地明人:前向き美しい女性でもなく、おどろおどろ狂乱系でもなく、今後の新たなる分岐点となる女性像ではあるまいか。

大和黒光:色鉛筆の作品か? デザイン的な画風が周囲と違って面白い。
矢元政行:人が描かれていない工場風景。大勢の登場人物が出てくる作品とは違うが、これはこれで説得力あり。
大高操(高は「はしご高」):ワイングラスを素直に描いた版画作品。

坂みち代:絵画ではここ数年見られていた水面反射世界系の作品。
岡沼淳一:木目を生かしたモニュメント的作品。
川上勉:直球の眠れる森の正統派美女。
新関千裕:青と緑を封じ込めた、2本のしし唐のようなガラス作品。

全体的な感想としては作品が少なかったのかな。一番ロビー側の壁は1段がけであった。それから見る側に進歩が無いと言われればそれまでだが、これまでに好きになってしまった人の作品にしか目がいかない。新たな奇才よ、登場してくれと勝手に思ったりして。最高賞の作品は、個人的な好みとしては好きな方だが…。


日替わりの選択

2011年06月18日 11時22分11秒 | 食べ歩き

私はブログの写真館で、日替わり定食から何を選択するか、という空想記事を書いているのだが、今日は実際に自分でも食べてみた。西11丁目の夜は居酒屋となる「T」へ。ランチは主菜が選択制で、3品盛り合わせというのに眼が行ったが、豚オーブン焼デミソースの存在感に負けてそちらを選択。

さらに選べる小鉢として、トマトときゅうりのシーザーサラダ、(葉っぱ?)かき揚げ、長芋とオクラと鳥の酢の物の3品。さらにご飯とみそ汁、冷たいお茶(暖かいのも選べる)と盤石のセットになった。

主菜の豚肉は温めてくれる。ソースの濃厚さと豚脂身の美味しさがご飯にピッタリ。かき揚げは作り置きではあるが、パリパリした歯ごたえも残っているし、甘めのタレがかかっておりおかず力は強い。サラダのトマト、キュウリもOK。酢のものはまあこんなものって感じかな。

十分満足の昼食であった。但し、普段からここに来ている人はカロリー取り過ぎに注意した方がいいと思う。小鉢いっぱいに自分で盛りつけることもできるので、危険である。