散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

奇跡の10年

2011年08月09日 20時38分08秒 | 飲み歩き・琴似界隈
本日は会社の事務所でちょっと飲んだ後、JRで琴似に移動(暑かった)。琴似のバー「D」へ行く。

1杯目は今月のフルーツ、スイカを使い、レモンウォッカ+スイカ+ミントのリキュール。スイカ果汁が味を支配しているが、ミントの葉の味がそこから漂ってきて、面白いカクテルになった。



2杯目はロングロウ・CV。6年から14年の熟成年数、さまざまなカスクタイプのモルトを合わせたウィスキー。値段の割にはかなり濃密な味が楽しめる。



3杯目がマッカラン・10年・フルプルーフ(1980年代流通品)。 これがただのマッカラン10年と思うなかれ。これがマッカラン10年なら、普通のマッカラン10年はカラメル水だ(失礼)。

最初香りはあまりしないのだが、一口飲むと信じられないほどの濃厚味である。マスター曰く、どうやらボトリングが古いため、このままでは味が開ききっていないらしい。お勧めに従ってわずかに加水すると、これが情熱的な香りに大変化するのだ。



とにかく驚くべきウィスキーを満喫しての帰宅である。結構いい値段であるのだが、これはもう一度飲みたい。

20110809最近読んだ本

2011年08月09日 19時47分16秒 | 読書
■「正月十一日、鏡殺し」歌野晶午
再読。

以下、図書館の8冊。
■「食べる屁理屈」村松友視

■「一食100円の幸せ」島本慶

■「考えない人」宮沢章夫
あまり考えない無意識に着目した、脱力系のエッセイ。

■「味を訪ねて」吉村昭
とても抑制的でひかえめな文章に好感。

■「おでん燗酒昔の女」諸井薫

■「衣食足りて」山口瞳
再読。

■「忘れえぬ人」山口瞳

■「すべての男は消耗品である VOL.10」村上龍