本日は丸井→ARTスペース201→ivory→さいとう→スカイホール→アリアンス→富士フイルム→大通→道新→時計台→STV→大同→エッセ→紀伊国屋→創→コンチネンタルの16か所。西方面に行くことができていない。
■ARTスペース201「やきものフェスティバル」。販売メインなので、陶芸個展で見られるものより値段的には相当安い感じがする。今日までやっているので、買いたい人はぜひ。
■アリアンスフランセーズ札幌「燕山君切り絵個展『切り絵幻想』」。かなり繊細な切り絵。
■大通美術館「鈴木和道小品展」。石膏をぬって磨いた板に、油彩やテンペラ絵具で描いた作品。「放蕩息子の帰還」というタイトルで人が描かれていない作品や、ちょっと不思議な感じのする作風。
■時計台ギャラリー「第16回北海道二紀展」。
舩岳紘行「種をまく山」:緑の大地と青い空に、オレンジ色のタコ。色彩の強烈さとユーモア。
山元明「北物語-風の詩」:稲穂に電車と踏切の風景。女の子が向うをむき、気球が浮かんでいる。懐かしい色彩。
■時計台ギャラリー「藤田嗣治と北海道ゆかりの近現代洋画家たち展」。名古屋画廊の主催で、貴重な作品を見ることができた。
藤田嗣治「糸をつむぐ女と少女(夢)」:北海道知事が文句をつけたため、購入できなかった作品。決して藤田が好きではなく、ド素人の私が言うのもなんだが、多分、6千万円だったら破格の安値だった。買っておけば良かったと思う。
その他、藤田「裸婦立像」、長谷川潾次郎(名前の先頭文字は燐の辺がサンズイ)「七月(梅雨明)」、三岸節子「花」、三岸好太郎「少年」「立てる裸婦」「三人」、高橋芳実、紺野修司、松田環、笠井誠一の作品が展示されていた。
三岸好太郎の未見の作品が3点あったのも嬉しい。
「立てる裸婦」:「男二人」に似た、ルオーチックな太い線。もちろんサイズはかなり小さめ。
「三人」:「オーケストラ」のような白い楕円を描き、その上に三人の男性がスクラッチで描かれている。興味深い。
しかし、書道の展示はどうして芳名帳を強引に書かせようとするのだろうか。筆と硯が置いてあったりして、ごめんこうむりたいのだが。