散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

落ち着く居酒屋

2012年06月13日 19時53分07秒 | 飲み歩き・琴似界隈
今日は久しぶりに琴似の居酒屋「D」にやってきた。まだかなり明るい夕方、一番目の客である。

最初から酒を注文し、飛露喜の純米吟醸が来る。通しは大根、鮭、青菜等の煮物。少し小腹を落ち着かせる。



本日の刺身から初夏に向けていい感じの鯵と、大将の手間が光るしめ鯖にしてみた。北海道では鯵はあまり食べる機会がないので、珍しくも嬉しい。しめ鯖は今時期はゴマサバの方が良いそうだ。実にしっとり。



次の酒は有名になりすぎたとはいえ、コストパフォーマンスは申し分のない十四代本丸。久しぶりに飲んだ気がする。これに合わせるのは、ちょっと懐かしいメニュー、ホッケの信田巻である。



頼んだ時はイメージが湧いてなかったのだが、ホッケのすり身を揚げで巻いて出汁で煮た、何とも北海道伝統の味だ。揚げの部分の甘さが、ちょっと効いている。

次は醴泉特別本醸造と紅鮭かま焼を注文。塩気がきつくなく、それでいて締まった感じの”かま”が良い。



食べるものはこの位にして、最後にマスターの洋酒コレクションから、シーバスリーガルの大きなボトルを頂くことにした。シーバスリーガル12年なんて、あまりにも平凡なウィスキーだと思うかもしれないが、この華やかさはとても今のボトルと同じとは思えない。

おまけにモートラックらしいウィスキーを少々味見させてもらった。こちらは香りは甘いが、味は青リンゴのような若々しい味のするウィスキーであった。

今日も大満足だ。