■「家族の勝手でしょ!」岩村暢子
家庭の食卓を何も加工せずに写真化したものによる調査書。最初のうちは取り繕っているが、一週間も持たずに化けの皮がはがれるのである。あまりにひどいものだと思ってみたが、良く考えると自分もそれほど大きな違いはない気がしてきた。
■「教室に雨は降らない」伊岡瞬
臨時教員がであう同僚、親、児童の本来の姿とは。まあ、定番と言えば定番話である。
■「プロレス血風録」門間忠雄
懐かしい(再読)。
■「呪い唄」川崎草志
勝海舟の時代と現代が交互に語られるスタイルの推理小説。こういう時系列をシャッフルしただけの表現は…、と思ったら途中で上手いこと納得させられた。
■「スロウハイツの神様 上下」辻村深月
トキワ荘をイメージさせる家に若きクリエイター達が住む。出会いと別れ、喜びと嫉妬が交差するのだが、最終章に至って、ある人物(一人じゃないかも)の思いの深さを知るのだ。最近、辻村作品を再読しているのだが、決してトリッキーではないこの作品は、これまでになかった水準だと思う。
■「魅惑のフェロモンレコード」みうらじゅん
バカジャケットからエロジャケットまで。最近の人にはレコードジャケットにいちいち興奮していた気持ちが分かるまい(再読)。
■「Whisky World 2012 OCTOBER」
今月はバーボン特集。最近はなかなか良いバーボンが多くなってきた。
家庭の食卓を何も加工せずに写真化したものによる調査書。最初のうちは取り繕っているが、一週間も持たずに化けの皮がはがれるのである。あまりにひどいものだと思ってみたが、良く考えると自分もそれほど大きな違いはない気がしてきた。
■「教室に雨は降らない」伊岡瞬
臨時教員がであう同僚、親、児童の本来の姿とは。まあ、定番と言えば定番話である。
■「プロレス血風録」門間忠雄
懐かしい(再読)。
■「呪い唄」川崎草志
勝海舟の時代と現代が交互に語られるスタイルの推理小説。こういう時系列をシャッフルしただけの表現は…、と思ったら途中で上手いこと納得させられた。
■「スロウハイツの神様 上下」辻村深月
トキワ荘をイメージさせる家に若きクリエイター達が住む。出会いと別れ、喜びと嫉妬が交差するのだが、最終章に至って、ある人物(一人じゃないかも)の思いの深さを知るのだ。最近、辻村作品を再読しているのだが、決してトリッキーではないこの作品は、これまでになかった水準だと思う。
■「魅惑のフェロモンレコード」みうらじゅん
バカジャケットからエロジャケットまで。最近の人にはレコードジャケットにいちいち興奮していた気持ちが分かるまい(再読)。
■「Whisky World 2012 OCTOBER」
今月はバーボン特集。最近はなかなか良いバーボンが多くなってきた。