散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

小樽へ(5)

2018年09月22日 21時44分37秒 | 写真館
小樽から札幌へ戻るバスだが、どうやら平日の時刻表を見ていたようで、5分余裕があったようだ。いずれにせよ、乗りそびれなくて良かったと言えるだろう。さて、前回小樽に来た時に気になっていた問題である。

札幌から小樽に行くときに高速道路の途中に「見晴」と言うバス停があるのだが、ここだけ表示が「見晴です」と出るのである。



そしてバス停に近づくにつれて、表示が「見晴」に変わるのである。



そしてなぜか次のバス停、「新光」は「新光です」と表示されないのである。



なぜ、「見晴」だけ「見晴です」と特別丁寧に案内されるのだろうか。

この謎が解けた。私は帰りのバスで見たのである。一瞬だけ表示が「新光です」となるのを(あまりに一瞬だったので、証拠写真を撮り損ねてしまった)。つまり、次のバス停まで時間があるときには「○○です」と案内し、近づくと「○○」という案内になるのだと思う。行きは「見晴」から「新光」までの距離が近いため、「新光です」とはならず、帰りは高速に入ってから距離があるため、「新光です」と言う表示がでるのだ。

全くどうでもいいことなのだが、解決してスッキリした思いである。

小樽へ(4)

2018年09月22日 20時51分16秒 | 飲み歩き・北海道内
何とかここまで天気はもっていたのだが、ついに雨が降って来た。



なるべくアーケードを通って、いつものバー「A」へ。1杯目はジンフィズでスタート。



この店は、先日毎日新聞の日曜版に載ったらしい。これを見てくる人もちょいちょいいるとか。



2杯目はシャンゼリゼ。



今日は送ってもらった柚子があるそうなので、柚子ギムレットを作ってもらう。ライムと柚子のわずかな違いなのだが、味が実に和風シフトするものである。全く違うカクテルと言ってもいいかも。



ここで隣の客に出ていた、スパゲッティボンゴレをほんの少し頂く。さっきの新聞記事にパスタは「不定期で登場する裏メニュー」とあったが、それを見た日に食べることになってしまった。もちろん、美味い。隣のお客さんもありがとう。

さて、バスの時間も間もない。あまり時間がなくなってきたので、最後にスーパーニッカストレート。これを飲んで、今日は終了だ。



これまでの水曜日休みから、今年に入ってついに日・水休みになったようだ。よって、3連休の日曜日に来ることが多かった小樽だが、これからは土曜日に来ることが多くなるのかもしれないな。



それでは、また!


小樽へ(3)

2018年09月22日 19時12分42秒 | 飲み歩き・北海道内
本日の一軒目は蕎麦の「A」へ。節電営業だとかで、店頭の看板に明かりがついていないので焦ったが、予定通りに開店していたようだ。私は一番乗りになって、あれ、あまり人が来ないんだなと思ったら、その後、怒涛のごとく7組(くらい)の客が来ていた。目立たないところにある大人気店である。

最初はビールでスタート。つまみに揚げ蕎麦がついてくる。

 

最初はビール向けのつまみで、とり焼き、揚げ焼きの焼き物2連発。とり焼きはなかなか味わいのある鶏を使っている。葱ももちろん相性が良い。



揚げには葱と生姜の薬味を合わせて食べる。途中から一味唐辛子で変化をつけるのもいい。



2杯目は二世古純米を燗してもらう。嬉しいことに蕎麦みそがちょっとついてきた。これ、買うと余るんだけど、蕎麦屋さんでちょっとだけついてくると嬉しいんだよね。



そして酒に合わせるのは塩ウニだ。ちょっと高血圧寄りになってしまったな。酒が進んでしまい、千石場所本醸造(増毛とあったので、国稀酒造だろう)を燗でもらう。こちらはかなりドライな味で、今回は二世古の方が良かった。



それからタコ天。四国界隈で食べたタコはすんなり歯が入るのが多かったが、北海道のタコは歯ごたえがものすごく強いね。これは塩で食べるのが基本だが、ちょっとだけ醤油をつけるのも悪くないのだ。



そして最後はもりで締める。10割蕎麦もあったのだが、味が分からないと判断し、普通のもりにしてみた。色は白く麺は細いが、シャキッとした歯ざわりの強さがある。美味い汁は、蕎麦湯を入れて楽しんだ(塩分取り過ぎなので、もちろん残す)。

ちょっとずつのつまみだったが、結構腹一杯になった。さあ、次に行こう。


小樽へ(2)

2018年09月22日 16時51分08秒 | ART
まずは、小樽芸術村へ。本当は行く予定だった「浮世絵展 第3期」は終了してしまったが、「ルイス・C・ティファニー ステンドグラスギャラリー」が新たにできたので、それを見ていこう。

しかし、入館の時にちょっと予想外の展開となった。小樽芸術村友の会の会員カードには「入館料20%OFF」と書いてあるのだが、これが有効なのは3館共通入館券(2000円)だけだというのだ。今日はメインの美術館だけで、旧三井銀行とステンドグラス美術館などはパスしようと思っていたのだが、そっちは2割引きにならないのだそうだ(1500円)。



何だかズルして仕組みを変えたような気もするが、入館そのものは今日に限らずいつでもいいとのことなので、3館共通券を購入した(1600円)。さて、似鳥美術館の1階に「ルイス・C・ティファニー ステンドグラスギャラリー」できたので、ここのレイアウトは大幅に変わった感じがする。早速見ていこう。

「「世の光」ドアをたたくキリスト」:原画がウィリアム・ホルマン・ハントとあって、ラファエル前派好きにはたまらないものがある。さすがにティファニーとあって、輝石を使った部分の細工が素晴らしい。
「四福音書の窓」:とにかくサイズが大きくて、立派だ。マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネの象徴がデザインされているのだが、マタイだけが美しい原型で残っており、それ以外は素人がペン画を描いたようなデザインにされてしまっているらしい。



ステンドグラスも立派だが、床に南米の地図や魚介類がデザインされているのが目についた。この建物やはりなかなかいいね。

後は4階から展示を見る。一部、入れ替えはあると思うのだが、それほど目立った差異は感じなかったかも。

片岡球子「面構十三人衆内 國芳」:國芳の前には「荷宝蔵壁のむだ書」の図版が置いてあるんだ。
林武「富士」:紫と白の富士山、青空と端っこだけが見える太陽。山の緑、そして海を区切る赤い線と色彩に圧倒される。
山下清「桜島」:雲のように不定形のものを貼り絵で描くと、非常にいい感じになる。

フロアを移動する際に目に入る、階段室の展示が充実してきたような気がする。千住博「ウォーターフォール」や岡本太郎のレリーフ、「坐ることを拒否する椅子」「手の椅子」「駄々っ子」などがあった。

それから1階に「アール・ヌーヴォー アール・デコの彫刻」室が新設されていた。

ラウル・ラルシュ「嵐」:嵐を擬人化したブロンズ像。女性(=嵐)がとびかかってくるかの勢いだ。
シパリュス「Dancer of Kapurthala」:顔が大理石? 服装は金属製だろうか。シパリュスの作品が何点かあり、興味深い作りだった。

後は窓からちらっと見えて気になっていた、隣の庭スペースにあるものを確認しにいく。



似鳥美術館隣のスペースには「ぜひ彫刻を置くべきだ」と思っていたのだが、ジョージ・ローズ「マジック・クロック」と言う作品が置いてあった。どういうものかと言うと、動力で動くチェーンで玉(木製かな)を上まで持ってきて、そこからレールに沿って落とすという仕掛けである。

但し落とすと言ってもルートは一つではなく、どちらに落ちるか分からないコースの分岐がある。また、玉が5個くらいたまらないと動かなくなる場所があり、一気に5個の球が滑り落ちていくのはなかなかの見ものである。10分かそこら見ていたように思うが、まだ見たりないというか、見飽きない動きであった。これの存在に気がついていない人が圧倒的に多いと思うが、一見の価値はある。ぜひ、立ち寄ってほしい。

■小樽市総合博物館運河館「松浦武四郎が見た忍路の火山地質」。私はあまり地質には興味がないからなあ…。小樽市の鳥瞰図(作者は言わずと知れた吉田初三郎)が壁に貼ってあったが、やっぱり面白いよね。図の左の方は樺太まで、右の方(下の写真)には函館、東京(太平洋側なのだが…)、下関、釜山、金剛山まで見えるという独特の表現が面白い。



ゴールデンカムイのパネルがあった(読んでないので、良く分かってない)。



運河館のすぐ近くに「風にふかれて」という彫刻があった。制作は「The Glass Studio …」と読み取れなくなっている。



■市立小樽文学館「小樽・まち文化博覧会」。おもちゃ箱のような楽しい展覧会。
銭湯にまつわる展示スペースが結構多かった。



私は4歳頃まで銭湯に行っていたと思うのだが、子供ゆえにはしゃいで足を滑らせてしまい、頭を打ったという嫌な思い出が残っている。後は中学生くらいの時に、家の風呂が故障し、1週間程度銭湯に通ったくらいか。今年も銭湯から飲み屋というゴールデンコースをやりそびれてしまった。



二宮金次郎像を調査した資料。私も金次郎像の写真は集めようとしていた。



函館本線の山線がもう少しにぎわっていれば、駅弁も売れるのかもしれない。



■市立小樽文学館「小樽に残した文豪の足跡」。「文豪とアルケミスト」のキャラクターパネル展示がされている。左から、宮沢賢治、幸田露伴、有島武郎、石川啄木だそうです…。



市民ギャラリーと2階は「美術市展」の準備中であった。1階にはすでに、阿部典英「ネェ ダンナサン あるいは「生」<150」という作品が展示されていた。



さて、少し空も明るくなってきた。飲みに行くとするか。


小樽へ(1)

2018年09月22日 13時26分27秒 | 食べ歩き
本来であれば、開催されている展覧会の関係から先週小樽に行くべきだったのだが、疲れ切って行けずじまいだった。何とか気を取り直して、小樽へと向かう。但し、市立小樽美術館の2階展示室は何もやっていないからなあ。

バスで小樽駅前に到着。紀伊国屋さんで本を確認してから、昼食へ。気になっていた中華料理店があったのだが、結構な混雑で断念。迷走した結果、ありきたりだが、老舗喫茶店「C」へ入ることになった。ボックス席に座り、見上げる天井のシャンデリアがスゴイ。



メニュー選択にも非常に迷ったが、カレーフェアをやっていたので、それに便乗し、きのこカレーを注文。



明りの関係で写真ではとてもおいしそうに見えないカレーだが、ちょっとマイルドに過ぎる所はあったが、美味かった。これには、サラダとスープもついてくるのだ。



それから食後にストロベリーアイスとコーヒーもついてくる。



通常メニューにドリンクをつけると+280円なので、セットメニューになっているときは非常にお得に感じるのである。品物の出てくるテンポがゆっくりで、昼食に時間がかかったが、そろそろ美術館方面へ。


高松界隈写真館 3日目(3)

2018年09月22日 10時14分25秒 | 写真館
琴平町マスコットキャラクター「こんぴーくん」。むむむ。



金毘羅歌舞伎記念の碑。



店名がメチャメチャ気になる店。行ってみたかった。



営業しているのだろうか、今は昼休み時間か。



こちらはオープンしたばかりで、元気に営業中。



琴電の社内。ことちゃん曰く「ごはんがなければうどんをたべればいいじゃない」。お前はマリーアントワネットか。



高松市内に戻ってきて、夜の街を歩く。ここ、いい店らしい。



やはり鶏料理の店は多い。焼鳥も食べたけど、専門店に行ってみたかったな。



そして「金陵」強し。



写真がボケボケですが。もうホテルに帰って寝ることにしよう。


高松界隈写真館 3日目(2)

2018年09月22日 10時04分54秒 | 写真館
骨付鶏弁当もあるのだ。1350円と結構な値段である。



私の行ったときはそれほどでもなかったが、四国は大変だったみたい。



琴平駅前謎のオブジェ。



駅前に早くも狛犬がいる。



新歌舞伎十八番「鏡獅子像」。金毘羅大芝居でやっているものらしい。



方言で諭される。



琴平駅前「順風」。作者名は銘板がかすれていて読めない。



「琴陵宥常銅像」。明治中期の金刀比羅宮宮司だった人。



重要有形風俗文化財「青銅大燈籠」。


高松界隈写真館 3日目(1)

2018年09月22日 09時48分19秒 | 写真館
高松駅構内にある、流政之「DAITEMMAI」。DAITEMMAI=だいてんまい=香川の方言で「抱きしめてごらん」だそうである。



高松駅ホームの広告。ローカルでいいよね。高松には栗林公園(行かなかった)があるくらいで、栗が名物のようであった。



うどん県さぬきうどん駅。強烈に押してくるね。



丸亀は骨付鶏の顔出し看板。キャラクターは「とり奉行骨付じゅうじゅう」だそうだ。



丸亀駅前のオブジェ。作品名らしきものは見当たらなかった。

 

猪熊弦一郎美術館前の彫刻。タイトルは押さえてこなかった。

 

猪熊弦一郎「GETA」。「ぼくが小学校のころ、流された下駄を追って土器川で溺れかかった時、助けて下さったおじさんに捧げるモニュメント。」と説明が書いてある。



丸亀駅前、フィリピン風バーベキューの店。何が出てくるのか、建物の薄さ、謎である。