散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20090523ギャラリー巡り

2009年05月23日 17時30分42秒 | ART
本日は近美→資料館→市民ギャラリー→時計台→たぴお→富士フィルムフォトサロン→紀伊国屋の7か所。ちょっと少なかったかな。

■札幌市資料館「札幌軟石焼 伯谷陶峰作陶展-氷雪紋・源氏物語シリーズ」。源氏物語の人物をイメージした陶器の展示。札幌軟石を使い、表面の仕上げが石っぽくなっている。源氏物語をもう少し詳しく知っていれば、なるほどと思うのであろうか。

■札幌市民ギャラリー「一線美術会北海道支部展」。

田中茂基「悠久の翼」:生命そのものが実体化したような梟の姿。
川瀬陽子「想」:真紅のドレスの女性。存在感がある。
川上直樹「風韻の碑」:シンプルな風景に深い色合いが素晴らしい。小さな小屋を見ると、その周囲にわずかに下地の朱色が見える。計算されているが、その計算が嫌らしくない。「記憶」「追憶(ザクロ)」:当然ザクロの色が目立つのだが、手前のハス(?)が、主題を表しているかもしれない。
長内由美「時」:バラの周りにさらにピンク色を配置し、破調ともいえる大胆作。

「世界児童画展北海道展」。外国の子供たちの作品は、色彩や形に関する共通基盤が弱いので、面白い。

妙に上手い作品1



妙に上手い作品2



いわゆる子供らしい作品



君は三岸好太郎を超えるかも



この子、天才かも(3歳)



■時計台ギャラリー「第24回北の日本画展」。やはり毎回面白い展覧会。

上野幾子「眼」:カメラなどをモチーフにした4点。日本画で4枚並んでいると必ず四季か花鳥風月だが、そうでないところが面白い。
駒沢千波「予感」:連続して配置された6人の女性(本人に聞くと同一人物の心の動きの違いと言っていた)が見どころ。何となく輪島進一を思い浮かべてしまった。
高橋潤「川辺」:モノクロ風景に二人の女性。女性がちょっと浮き上がり過ぎているような気もする。

吉川聡子「ケルビム」:視点の工夫はあれども、わりと日常の風景を描いていた作者が、意外な作品を出してきたと思う。何か目に見えないものをとらえて絵画化したような作品だ。大傑作と思う。
古瀬真弓「決意」:ウェディングドレスを着た女性だが、こんなに決意を持たれては男は逃げたくなる。
朝地信介「ゆらゆらする音」:タイトルの割にはしっかりとした大作。

モヤっと

2009年05月23日 12時21分34秒 | 食べ歩き
先日「モヤモヤさまぁ~ず2」を見ていた所、何気ない蕎麦屋に入り、そば+カレーを食べているシーンがあった。それを見て「うーん、その組み合わせで食べてみたい」との思いが急激に湧き上がってきた。

ということで、久しぶりに西18丁目から「Y」食堂へ。もりそば+ミニカレーにしよう。まずは熱々のカレーから。家庭風だが結構辛さはあり、量も適切である。



続いてもりそば。多少カレーのために味が分からなくなったが、ま、そういう組み合わせなのだからこれはこれで良いのだ。全部食べて蕎麦湯を飲んで終了。ミニカレーはメニューに書いていないのだが、230円だったようだ。合計610円で2品食べられるのも嬉しい。


20090522最近読んだ本

2009年05月22日 08時38分19秒 | 読書
■「風流つまみ道場 参」ラズウェル細木
私も昔ほどつまみを作らなくなったことを反省しながら読む。

■「メデューサの子ら」ボブ・ショウ
ひさびさにサンリオ文庫を購入。
海をすみかとしている退化した人類。その生存圏に深海の巨大生物が進出してきた。この土俗的な描写と、わずかに残された現代文明の交差が面白い。ページ数としては少ないが、その中に力量が感じられる。分厚い本を書いているだけの人は反省して欲しいものだ。

■「大本靖展」
2007年芸術の森美術館で行われた展覧会の図録。500円に値下げされていたので、思わず購入だ。デザイン的でなんだかあか抜けしていると思う。

以下、図書館の4冊。
■「田上義也と札幌モダン」井上佳津恵
”タウエ”なのか”タガミ”なのかと思っていたら、”タノウエ”なのね。

■「わが夕張」
十勝の開拓の歴史も冷害との戦いで悲惨なものなのだが、炭鉱町もなあ…

■「夕張炭坑節」戸田れい子
病気の後遺症は仮病と言われ、死亡一時金がでれば成り金と言われ、何とも言いようがない炭鉱町の生活だ。しかし写真はなぜか良い表情が続出。不思議なものである。

■「札幌駅116年の軌跡」
私は初めて札幌に出てきた時の4代目駅舎が記憶に残っている。札幌駅の北口は本当に100万都市の駅か? と驚くほどの質素さ(みすぼらしさ)であった。地下商店街に昔ながらの立ち飲み屋さんがあったのだが、若いころはなかなか入ることができなかった。意を決して25歳頃に初めて行ってみたと思うのだが、その良さが分かる頃には現在の札幌駅に変わってしまったのである。

今日の夕方散歩

2009年05月21日 18時38分49秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今日の散歩は最初から目的ありだ。大通西7丁目まで歩き「ライラックフェスティバルワインガーデン2009」へとやってきた。結構な混雑で、何とか1杯目の赤ワイン(銘柄失念)を確保。



なるべく濃厚な感じのを、とお願いしただけにかなり渋みのしっかりした強力な味だ。2杯目は違うコーナーでバレルふらの(白)を注文。木樽で熟成させただけあって、フレッシュ過ぎない白はなかなか飲みやすい。



残念なのは客が多すぎるせいか、グラスが洗い立てでかなり温かかった所だ。もっともワインはそれほど温くなることなく飲むことができた。札幌は真夏のビアガーデンでも、うっかりすると冷え冷えとすることがあるが、今日はちょうど良い気温で良かった。

5月のカクテルの会

2009年05月20日 21時27分47秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
前回が4月初旬だったので、ずいぶん久しぶりのカクテルの会だ。今回はカクテルのメニューブックが昔のものに戻っていたため、種類が増えていた。これは嬉しい限りで、最近飲んでいなかったものをいくつか注文してみた。

1杯目:ジンソーダ
2杯目:シャンゼリゼ…これが飲めるのは嬉しい
3杯目:ジャックローズ
4杯目:キャロルカクテル
5杯目:オリンピック
6杯目:ブランデーフリップ…ブランデー+卵という珍しいカクテルだ
7杯目:バンブー
8杯目:ブルーブレーザー…サザンカンフォートとミントリキュールを層にした、濃厚味。
9杯目:アドニス
10杯目:オールドファッションド

食べ物は以下の2品が特筆もの。山菜と帆立貝タルタルの生ハムはんぺんサンドは、帆立貝タルタルの部分の味付けが美味しい。



真鯛の柚子酒蒸し たらの芽と蕗のリゾット添えは、鯛が歯ごたえしっかりしながらソフトな味。リゾットがちょっとだけなのがもっと食べたいと思わせる。



満腹で今月も満足の会であった。

夜の立ち飲み屋

2009年05月19日 19時13分34秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今日は札幌駅付近で仕事が終了し、普段の私は土曜日の15時頃行く立ち飲み「E」へ。夜はちゃんと客が入っているのかと心配なのだ。

店に入るとさすがに20人弱の客がいた。適当に場所を定め、黒ホッピーと納豆ちくわ天を注文。納豆ちくわ天には納豆に合わせて、辛子をつけて食べよう。





続いてポテトサラダとホッピーのナカを追加。



今日は夜なので、もう一杯飲みたいところだ。ということで芋焼酎をロックで、岩海苔のおでんも追加だ。岩海苔は期待通り海苔の香りもよく、そしてまたダシをつまみにするのが実に美味い。多少腹は膨れるものの、蕎麦屋でもよくあるように、液体系のつまみはいいものだ。



夜はそれなりに人がいるようでひと安心。お店の人も注文をとる時に軽く声をかけてくれたりして、何となくいい感じだ。しかし客同士は全然交流がないので、この辺は東京ディープな立ち飲み屋さんとは違う。私も必ずしも好きではないのだが、時には隣席の客と話をしたりするのだ。

20090519最近読んだ本

2009年05月19日 08時21分31秒 | 読書
■「ドキュメント長期刑務所」美達大和
最近の刑務所は待遇が良くなり、これでは入りたい人が続出ではないだろうか。食事が結構健康的だ。作者がすごい読書家で、刑務所の中で1か月単行本50~70冊、雑誌を40誌読んでいるらしい。そんなにタダで読めるなら、私も刑務所に…

■「人を殺すとはどういうことか」美達大和
この作者、社会人時代は月単行本を100~200冊、週刊誌20誌、月刊誌60~80誌を読んでいたとか。文章からして異常にまじめなこだわりの人なので、読み飛ばしていないと思う。公になった文書で私より多く本を読んでいる人は、2人目である。

しかし、殺人犯になってしまった気配は漂ってくるもので、自己の論理で許せない領域に入った人は殺すということなのだが、その領域が狭くて強固すぎるようなのだ。

以下、図書館の4冊。
■「食べ物語」
一般の人の食べ物に関する話。誰でも一つはいい話を持っているということだ。

■「受験勉強の技術」和田秀樹
結構同意見だ。私も高校生の頃から(田舎高校で大したことがないが)、メタ勉強をしていたものである。これは普通に勉強するのではなく、受験で合格するための勉強法を生み出すための勉強をするということなのだ。

■「北海道の宿題」和野内崇弘
本文はともかく、解説と言いながら尻馬に乗っているだけの駄文がどうしようもない。

本の話から外れて、ゴールデンウィークに美唄に行ったのだが、その観光地としての課題を考えてみる。

・アルテピアッツアへのバスが分かりにくい。終点がアルテ行きなのは安心だが、それ以外のバスは目的地を通るのやら通らないのやら
・せっかくの名物を食べられる場所を作って欲しい。鶏もつがA-COOPで売っていたが、量が多くて購入できず
・郷土史料館を改善すべき。恐らく予算がつかないのだと思うが、3トンの石炭の塊とか、おしい資料が眠っている。もう少し工夫できないか

■「アンナの工場観光」荻野アンナ
マネキン、化粧品、せんべいなど工場といわれて想像するものとはちょっと違うところに行くのは面白い。しかし、この人の文体は本当に受け付けられないと思う。

帰宅時の散歩

2009年05月18日 19時09分08秒 | Weblog
仕事は暇だし、天気は良いしということで、帰りがけに結構散歩をしている。地下鉄の駅で言うとバスセンター駅から西11丁目~円山公園のあたりまで歩くのだ。18日(月)は南3条通りを通って、円山公園まで歩いてみた。


→ランチなど「やってません」と力強く言い切る店。




→一軒の家に住居表示版が3枚ついていた。

20090517最近読んだ本

2009年05月17日 21時22分39秒 | 読書
■「名探偵の掟」東野圭吾
最近ドラマ化されたので、久々に読んでみた。かなり原作通りのドラマ化がされているのだ(再読)。

■「おまけのこ」畠中恵
何しろ小説の上手い人だ。病弱にして真面目な主人公が吉原の禿の足抜けを企てる作品がニヤリとさせられる。

■「VOWお笑い新聞」
いつもの感じ。

■「名探偵の呪縛」東野圭吾
これもドラマとはかなり違うが、天下一探偵もの。なぜ「名探偵の掟」があれほどいろいろなバリエーションのトリックにこだわっているのかが分かる(再読)。

■「QED神器封殺」高田崇文
殺人事件の謎を解きつつ、3種の神器の謎に迫る作品。途中袋とじになっているのだが、その図版を見るのが楽しみだ。

以下、図書館の2冊。
■「北の魚類写真館」田口哲
北海道の魚類写真を中心に、写真はすごくきれい。驚くべきはオヒョウで、過去最重は200kg、近年でも185kgで2.35mという巨大なものが上げられているらしい。

■「東京の流儀」福田和也
自分の流儀を一般に敷衍するような書きぶりがどうもなあ。

さもあらん

2009年05月17日 13時58分40秒 | 食べ歩き
本日は天気が悪化しそうで、近所での昼食。二十四軒のビストロ「PE」へ行く。今日は前菜と魚料理にしよう。

まずは前菜。空豆とチーズのキッシュ、噴火湾産ホタテと増毛産甘エビのテリーヌ、地筍のグリエと自家製生ハムのマリネ、穂別産ホワイトアスパラのムースとスモークサーモンのクレープ包み。

定番のキッシュは空豆たっぷりの味。ホタテと甘エビにはちょっとピリッとしたソースが添えられている。甘エビは歯ごたえを残した部分と、すり身の部分があり、海産物の味わいを食べ分ける。

地筍はやや酸味のある味付け、ホワイトアスパラのムースは非常に滑らかでサーモンのほのかな香りがよろしい。本日もまた楽しい一皿である。



続いて主菜。今日はトラウトサーモンのグリエ、トマトのソースだ。さっそくサーモンから。うむ、ちょうど良い状態のサーモンを酸味とピリッとした辛みのあるソースが引き立てている。思った以上に刺激的なソースだ。それからホワイトアスパラがうれしいのだよなあ。



最後にデザート。色どりのよい抹茶と練乳のプリンがまず目を引く。甘さと控えめな苦さがいい感じ。とよのか苺とレモンのソルべは結構酸味がしっかりしていたが、白いトリュフショコラの甘さがバランスを取っている。これと木の実のクロッカン キャラメル風味でゆっくりとコーヒー。



コーヒーを飲んでいると、私が絶大な信頼を置く居酒屋のマスターが店にやってきた。彼も「ここは美味しいですよね」と言っていたが、さもあらん。間違いのない味なのだ(そういえば、居酒屋の方にも行かなくては)。

雨の降りだす前に図書館に行ってそそくさと帰宅。

いくつかの余談

2009年05月17日 08時28分02秒 | Weblog
夢の話は他人にとっては全く面白くないのだが、記録しておこう。

■夢1
自分は北斗の拳のケンシロウとして、カイオウのいる地へとやってきた。最初にカイオウと出くわしてしまい、2・3手交わすが、お互いに決定打はない。「マンガ」を読んで、このままだとどうなるか分かっているため「ヤバい」ということで、私はとりあえず逃げることにした。

超人的な能力を持っているので、まず建物の屋上に飛び上り隠れる。すると敵の部下達がだんだん集まってくるので気付かれそうになり、ビビりながら草原へと逃げる。終わり。

…あまりにも弱気なのではないだろうか。

■夢2
どこかの旅館に一人泊まっていたところ、核戦争が勃発。その地の上空で核爆弾が爆発する。物理的な被害はないものの、確実に放射線によって体の組織がやられ、あとは死を待つのみ。ということで、死を待っている夢。

…これは見る原因があるのだな。ここでは書けないけど。

***
さて、全然違う話。
他のブログで「ほめられサロン」というブログパーツがあった。名前(ニックネーム)、性別、職種を入れると、画面上に沢山のほめ言葉が出てくるのだ。現在の私は「プログラマー」ではないのだが、一番近い職種なので入れてみた。すると、かなり「プログラマー」のツボをつくようなほめ言葉が沢山出てくるのだ。

これ、職種が少ないから「その他」を選ばざるを得ない人はもう一つだと思う。職種ごとに適切なほめ言葉が出てくると、少し嬉しいような気がする。

ほめられサロン

20090516ギャラリー巡り

2009年05月16日 17時11分30秒 | ART

本日は芸術の森美術館→紀伊国屋→富士フィルムフォトサロン→大同→たぴお→時計台→道新→市民ギャラリー→札幌市写真ライブラリー→三越→スカイホール→さいとう→大通→資料館の14か所。

■芸術の森美術館「絵画と写真の交差」。絵画の世界には「正確に見たままを描きたい派」が沢山いたのだろうなあと思う。

「サッポロクラフトTAG展」がなかなか面白かった。
北尾久美子「シギのいる風景」:実に細密なバードカービング。
浅井憲一「Lunch Time」:大きな銀皿にトリケラトプスに近いような恐竜の首。
柿崎均「ビオランプ」:柔らかいイカに似た姿のランプ。
西山亮「forest」:つららを逆に立てたような、凍れる森といったところか。
澤田正文「ガゼルテーブル」:テーブル部分の胴体は木、それ以外は金属でできている。デザインがカッコイイ。

■時計台ギャラリー「吾孫子雄子個展」。風景だろうか。コラージュの技法も使い、ぼんやり描かれた背景の前に、2羽の鳥がよりそって飛ぶ作品。何となく作者ならではの統一された雰囲気がある。

■市民ギャラリー「さっぽろくろゆり会展」。津田義和「函館港」は港から函館山を見上げるダイナミックな構図。山の木々が妙に規則的に描いてあって面白い。

■三越「大黄金展」。高村光雲原作(ん? 真似したってこと?)の仁王尊像が3億円超。笑える。

■スカイホール「北海道文化服装専門学校創立70周年記念作品展」。なかなか入りにくい展覧会だったが、思い切って突入。1950年代から卒業制作と思われる服飾の展示がある。

50年代~70年代は「レトロ」「いま流行ってもよさそう」という気がするが、80年代が一番苦しい。ボディコンスーツはさすがになかったのだが、肩パットが厚く、バブル期丸出しのデザインだ。90年代以降は私に興味がないせいもあり、良く分からなかったが、ファッションの変遷というのも面白いものだ。

■札幌市資料館「透明水彩コロコニ」。石垣渉の「駄菓子屋」はみっしりと懐かしい風景を描いている。「セブンスターの木」は実にベタな題材でありながら、それでも美しいのだ。

冒頭写真は芸術の森にある池の鯉と鴨。若干、鯉の方が勢力が強いようであった。

みんな行こう

2009年05月16日 15時47分37秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今日は昼食の肉っ気が多かったからなあ。ギャラリー巡りの途中で札幌駅前の立ち飲み「E」へ立ち寄るが、あまりボリュームのあるつまみは食べられない。ホッピー(白)と新漬にしておこう。





サッカーを眺めつつ、本を読みつつホッピーを飲む。うむ、自分の好みとしては黒ホッピーの方が好きかもしれない。ところで本日も15時過ぎの客は、私以外に3名だった。本当に大丈夫? 頼むよ。

定食屋は込んでいた

2009年05月16日 11時55分45秒 | 食べ歩き
今日は真駒内から移動中ずっと悩みながらも、札幌駅北口の定食「F」で昼食をとることに決定。ちょうど12時過ぎだったので、思いのほか込んでいた。近くで力仕事をしているらしい人が多いのは、良心的な定食屋の証だろうか。

私は今日の「A定食」、おろし豚天定食にした。薄切りながら、口にそう簡単には入らないサイズの豚天が4枚、その上に大根おろし。その他、味噌汁、切干大根、柴漬けという手堅い定食だ。

甘辛のタレでご飯をバリバリ食べるが、これは体を動かす人はご飯大盛り(50円増し)にすべきだろう。少しおかずをこなすには御飯が少なかった。それともう少し野菜が添えられていればなあ…。

20090516最近読んだ本

2009年05月16日 08時44分28秒 | 読書
■「ラストホープ突入コマンド ペリーローダン360」フランシス、エーヴェルス
ブルがアフィリーから離れた証拠に大活躍。主要メンバーの再会はいつか。

■「スペース」加納朋子
いわゆる「日常の謎」派でありながら、この凝った作品構造は素晴らしい。

■「学ばない探偵たちの学園」東川篤哉
高校の探偵部に所属する面々の前で起きた密室殺人。どこか深刻さがなくとぼけた味わいで読める。

■「猫島ハウスの騒動」若竹七海
猫の集まる島で殺人事件が発生。かつての強奪事件で奪われたという金が島内に眠っているという噂もあるが、それが原因か。事件が解明されないままに島に台風がやってきて、その混乱の中で…。楽しく読める。

以下、図書館の3冊。
■「北の昆虫 不思議・愛」坂本与市
いろいろ面白く読める。

■「北海道の湿原」辻井達一、岡田操、高田雅之
色々な湿原、湖沼を紹介しているのだが、興味深いものがあった。沼の中に2000平方メートルの浮島(草でできているのか?)があり、年毎の写真を見るといろいろな所に移動しているのだ。本当に浮いていて、風や水の流れで移動するらしい。

■「道東の建築探訪」角幸博
道東各地にそれなりに面白い建築物が沢山あるようだ。帯広には結構行っているのだが、どうも通りすがりでは目に入らないようだ。