散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

小樽で洋食、そして一杯

2016年09月18日 18時09分49秒 | 飲み歩き・北海道内
小樽文学館から比較的近くにある洋食とワインの「OV」へ。ずいぶん久しぶりにやって来てみた。店に入ると、男性1名、女性10名くらいか。やっぱりそうだよなあ、私も浮いていないといいな。

まずは北海道ケルナーを一杯。これで一番辛口なのだそうだが、そうなると他のが(甘すぎて)飲めないな。



窓から見える雰囲気はいいが、20度を切ったので、少し寒い。



ここは温かいものをということで、海の幸のつぼ焼きスープを注文。



中身が全く見えないので、パイ包みを崩したところ、やはり何も見えない。



中には海老、ベビーホタテ、鮭などが入っており、本当に熱々である。これで体が温まった。ワインは100mlと少し少な目なので、すぐに北海道ツヴァイゲルトを注文。まあまあの渋み。



メインは森のきのこと北海道産鹿肉のラグーソース。少々塩分が強い気もしたが、キノコたっぷり。鹿肉も食べづらいこともなく、肉肉しい。



少々高い宍戸富二レゲントを注文。いったい誰なんだと思ったら、葡萄作りの匠らしい。確かに滑らかな味わいである。



これで腹一杯にはなったが、もう少し洋風酒のつまみ的なものがあるといいのだが。


よし、小樽行くか

2016年09月18日 16時51分08秒 | ART
二日酔いのため、早くは起きたものの家でダラダラと過ごす。昼食も外出せず、家にあったもので済ませる。どうしようかと思ったものの、3連休の中日だからな。小樽にでも行くか。

私の家からは地下鉄駅よりも小樽に向かうバス停の方が近いので、何とかその程度は気力が湧き、小樽行きのバスに乗車。幸い空いていたので、席をやや倒し、耳栓をして寝る体勢に入る。信号があるうちは寝られなかったが、高速に入った後に上手く寝られたようだ。気が付くと、一般道に降りるところであった。

結構、人出のある商店街を通る。何かイベントなのかな?



今日は観光客もかなり小樽に来ている模様。そんな中で私の目的地はここだ。

 

一度は行っておかなければと思っていたのだが、前回の小樽訪問では時間がなかった。絵画館ができてから見ようかというセコイ気持ちもなくはなかったが、せっかくだから行ってみるかという感じである。

入館料は700円。以前、拝見させていただいた北海道美術ネットさんの記事では有料だった音声ガイドが、何と無料。ありがたく使わせていただいた。私は「まずは解説を聞く前に見るべきだ(いや、実はお金がもったいない)」派で、音声ガイドを借りることは滅多にないのだが、キリスト教・西洋文化圏の基礎知識が薄いので、ガイドが参考になった。

館内に入ると、ステンドグラス美術館を先に見るようにと案内される。

私はステンドグラスというと、素人の教室展を思い浮かべ、あまりピンと来ないのが正直なところであった。また、美術館の開館時に新聞に取り上げられた時、「大変素晴らしい作品ばかり」と言ったことが書かれていた。これも正直なところ「これからの事を考えたら貶すわけにもいかないし、多少、ヨイショ入ってるんだろうな」と思っていた。

全くそうではなかったので、ここでお詫びしたい。実に素晴らしい展示である。19世紀末から20世紀初頭にかけて、イギリスの教会の窓を飾ったステンドグラスとのことだが、余りに陳腐な表現で気が引けるが「壮麗」という言葉がふさわしいと思う。館内撮影可なので、ちょっとだけ写真を公開しよう。





大変素晴らしい作品が多く、ぜひ見に行ってほしいので、ほぼ全作品の写真を撮影したのだが、これ以上アップしない。

「善き羊飼い」:教会の窓枠ごと持ってきてしまったとの解説だった。
「神とイギリスの栄光」:ゲオルギウスの倒した竜はけっこう小さかったりするのだが、これも小さいけれども赤くなかなかカッコいい竜である。
「天使の祈り」:時代もあるだろうが、ラファエル前派の気配が入っているね。

次は智天使ケルビムと熾天使セラフィム。こいつら、頭に直接6枚の羽根が生えているのだ。

 

次はアール・ヌーヴォーグラス館。こちらの展示スペースは少々狭いながら、なかなか良い作品が多いと思う。北海道立近代美術館にはかなりのガラスコレクションがあるので、それを見慣れている目で見ても、悪くない。いや、ものによってはもっといい作品と思えるのだ。



展示室の照明もガレ作品だったりする。



いや、満足した。解説を聞きながらゆっくり見ているせいもあるが、1時間半強の観覧時間であった。

続いて、小樽美術館・文学館に行くが、時間が無くなってしまったので、展示はパスしてコーヒー休憩。

 

小樽市民ギャラリーは今週の展示が無いようだ。

久々の北24条

2016年09月17日 22時43分15秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
久々に北24条の「T3」へ。今日は某会合をやっているので、途中からそこに参加する。焼鳥をそれなりに食べていたので、通しと締めのミックス雑炊以外、あまり食べた記憶がない。



ホッピー黒を注文したら、何とも焼酎の量が多く、結構やられた。



地下鉄も一駅乗り越してから戻って帰宅。

焼鳥、美味かった

2016年09月17日 18時16分28秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
しばらく前から、久しぶりに行ってみたいと思っていた「K」(すすきのの方)に17時頃到着。開店すぐのはずなのに、すでに結構な人数がいた。私も遅れまいと、レモンサワー、玉子焼き、鶏串を注文する。



玉子焼きは名物だけあって、絶妙の美味さ。



鶏もいい味だ。最近、二十四軒の「F」に行っているため安さを感じないが、こちらの方が大きくて240円だからね。



酒を注文すると「お酒のお通しです」とミニ冷奴がついてくる。ちょっとした嬉しさよ。



次はつくねで、タレ味にしよう。割とあっさりした味わい。



さらに酒を追加すると、今度は漬物がついてきた。



手羽先でフィニッシュ。もう一つの名物、ポテトサラダが実によく注文されていたが、ちょっと食べきれない。残念。



群衆の中の孤独を味わうにはピッタリの店だ。



この後、バー「C」に久しぶりに行き、ウイスキーソーダ、ギムレットを飲む。そして北24条へ移動。


20160917ギャラリー巡り

2016年09月17日 14時53分29秒 | ART
本日はファクトリーアートコーナー→大丸→時計台→道新→大通→富士フイルム→レタラ→資料館→三越→スカイホール→さいとうの11か所。

■ギャラリーレタラ「the fissure ~列罅~」。
「the new telescope ~列罅~」:物理的な望遠鏡というより、目のイメージから発展し、物事をきちんと見たい思いで描いた作品。
「the fissure 2016.9.8」:画面上にある種のキズができ、一方では広がり、一方では治り、また何かが生える様子を描いた作品。こちらも物理的なキズというよりは、ある種のイメージであるらしい。

資料館前、今年は花が咲かなかったのだろうか。

 


連休入りの昼食

2016年09月17日 11時48分28秒 | 食べ歩き
夏休み後の1週間は長かった。何とか週末になり、しかも3連休。今日はちょっと良い昼食を取るかと思ったら、目指した焼肉店は開いていなかった。しばらく休業していたのは知っているが、もうとっくに営業開始しているはずだったのになあ。

気になりつつも、その後、昼食の場所選びに瞑想。気になっていた1軒もすでに食べ終わっているのに、何となくくつろいで雑談している雰囲気のサラリーマン(出張か?)がまことに不愉快で、これならあそこに行くかと切り替えた。

ということで、エスタ10階の中華料理店「SH」へ。色々な種類のものを食べたい私は各種定食で悩むのだが、今日は単品にしよう。以前から一度は食べてみたいと思っていた、汁なし担々麺だ。



当然、全体を混ぜて食べるのだが、混ぜた後は美しい姿とは言いづらいので、写真なし。早速食べてみると、もっちり温かい麺に、パンチのある辛さがからみついてくる。これは相当に辛いぞ。しかし、食べている最中は唐辛子の辛さが勝っている感じがしたが、食べ終わると、山椒の後味がスッキリとしていた。

そして、まあ、誘うかのようなこれ。つい頼んでしまったが、私はビールを飲んでいるのではない。連休に突入したので、心のありようを切り替えているのである(←自分でも、何を言っているのか分からない)。300円だったので、小さいグラスかと思ったら、思った以上の量だったので良かった。しかも、注ぎ方も上手である。



よし、いい感じの連休滑り出しだ。


広島彫刻グラフィティ(5)

2016年09月17日 08時28分34秒 | ART
まだまだ続く。

圓鍔勝三「平和記念ポスト」。



「平和の塔」。



バーバラ・レイノルズ「私もまた被爆者です」。



「ノーマン・カズンズ氏記念碑」。



「マルセル・ジュノー博士碑」。



でました、本郷新「嵐の中の母子像」。



広島国際会議場に入り、ハルク・テズオナール「手に手を 平和に向かって」。写真が逆光ばかりで申し訳ない。



ジョセフィナ・デ・ヴァスコンチェロス、作品名不詳。



ジャン・ダニエル・ローラー「平和の人」。



レイモン・ペイネ「愛と平和のモニュメント」。



「教師と子どもの碑」。



作品名、作家名不詳。



辻晉堂「友愛」。



「平和」。



「広島市立高女原爆慰霊碑」。慰霊を建立した時に「原爆」という言葉がつかえず(占領下だったため)、「E=MC2」(もちろん数字の2は二乗を表す小さい数字である)の数式が記述されているのだとか。



「被曝動員学徒慰霊慈母観音像」。



「平和への誓い ~被曝放送局の碑~」。

 

右端は佐藤忠良の作品。



高須英輔「階人」。



「真心」。


広島彫刻グラフィティ(4)

2016年09月17日 08時18分32秒 | ART
まだまだ続く。

「赤い鳥文学碑」。



相生橋の跡。

 

「平和の時計塔」。



「平和の鐘」。ついても良いみたい。



お墓的なところか?



「韓国人原爆犠牲者慰霊碑」。あらゆる人が、死んでしまう。



「平和の観音」。



菊池一雄「原爆の子の像」。



圓鍔勝三「平和祈念像」。



横江喜純「祈りの像」。



平和記念資料館より、「濱井信三像」。



「ローマ法王平和アピール碑」。



「地球平和監視時計」。広島への原爆投下からの日数と、最後の核実験からの日数をカウントしている。


広島彫刻グラフィティ(3)

2016年09月17日 08時06分50秒 | ART
今回は主に平和記念公園付近の彫刻を紹介する。

「袋町地区原爆死没者慰霊碑」。



文字がかけていて読み取れないが、原爆慰霊のためのものである。



これは明かりを灯すものかな?



「原爆犠牲ヒロシマの碑」。



中曽根康弘よむ「悲しみの夏雲へむけ鳩放つ」。



「原爆犠牲建設労働者・職人之碑」。



「平和祈念碑」。



「灯和の径」シンボル。



被曝した元安橋の中柱。



「広島市道路元標」。



「動員学徒慰霊塔」。



作品名などを失念してしまった。

 

「建設省(内務省)職員殉職之地」。



慰霊碑。



「原民喜詩碑」。


広島彫刻グラフィティ(2)

2016年09月17日 07時21分05秒 | ART
今回は宮島を中心に紹介していきたい。

宮島口にあった「舞楽 蘭陵王」。詳細は不明。



地下歩道にあった、北田和広「厳島'94迎」、川原浩二「大野 いもせの滝」「べにまんさくと湖」。

 

大聖院の仁王像。

 

石段の手すりに「釈迦十大弟子阿難陀尊者」。



アンパンマンも見守ってくれているぞ。



大黒天もいる。



仏像も当然沢山あるが、詳細まで押さえる気力もなく…



愚痴聞き地蔵にからす天狗。ちょっといろいろありすぎでは。

 

西洋っぽいが、邪鬼を踏んでいるようでもある。ある種の神仏混交?



「INORI 折り鶴」と「INORI」。

 

宮島の入口にある碑。



広島市内に帰ってきて「考える人」っぽい彫刻。


20160916最近読んだ本

2016年09月16日 23時42分55秒 | 読書
■「きまぐれ星からの伝言」星新一
星の「ヒューマニズムから貧民が増加することもあるな」という発言に対し、編集者が「そんなもの書いても文学にならないと思いますが」という突っ込みをしていて唖然…。まあ、ずいぶん昔の話だが、これだから「文学」様はダメなんだよな。また、有名だった星の新井素子激賞シーンは見もの。

■「本質を見通す100の講義」森博嗣

■「給料戦争」竹内謙礼、青木寿幸
お人よしサラリーマンの主人公の前に、戦時中の日本兵がタイムスリップして現れた。主人公の彼女と3人で意見を交わしつつ、サラリーマンとしての成長を目指すが…。

■「今日も完食!」山崎童々、ツレヅレハナコ
突然、美味いものを見つける第三の目を開眼した主人公。実在の(ちょっとマイナーな)名店を巡る。

■「O.tone vol.95」
ファームレストラン、私の健康法特集と縁遠し。創作の庭は菊地和広「やってみよう」。現在、500m美術館で展示中。

■「菜の花食堂のささやかな事件簿」碧野圭

人出の多いすすきのだった

2016年09月16日 22時34分08秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日は東京から偉いオジサンが来て「もう海鮮はいい、ジンギスカンだ」とのこと。落ち着いたところがいいということで、大人気店は避けて、少し店のキャパシティの多いところを探してみたが、すでに満席の店が多い。

焦った結果、どちらかというと完全に観光客向けのような「HB」という店を確保。18時から飲み会スタート。飲んだものはビールから、赤ワイン、レモンサワー。食べたものは生ラムジンギスカン、味付けジンギスカンに加え、トンギスカン、トリギスカンと何でもありだった。味はまあまあかな。

2軒目は最近、人を連れていくことが多い「NB」へ。バーではあるものの、店が広いので融通が利くのだ。私が飲んだのはザ・ニッカ12年、ピュアモルト赤、フロム・ザ・バレルと少し良いのにしておいた。

何か食べたくなった雰囲気の人たちとは別れ、バー「N」へ。幸い何人かの客が出たようで、席に空きが出来ている。

1杯目はアクアビットモスコミュール。少し酔ったところにちょうどいいね。



2杯目は読んでいたマンガにつられ、アクアビットバラライカ。もちろんマンガ中では普通のバラライカが登場していたのだが、ま、良いではないか。



酔ってきたなあと思うところで、帰るのが良いのだろう。

広島彫刻グラフィティ(1)

2016年09月15日 20時14分42秒 | ART
それでは広島付近で発見した彫刻などを紹介して行こう。

松本隆司「夢の待ち人」。紙屋町地下街の完成を記念したもの。



ひろしま美術館前の彫刻。作品名などは見落とした。



美術館と来れば、アントワーヌ・ブールデル「果物を持つ裸婦」。



エミリオ・グレコ「ラウラ」。



清水多嘉示「爽(さわやか)」。



舟越保武「りんどう」。



ひろしま美術館前の小公園にあった像。



ショッピングモールにあった、木戸修「飛翔」。



圓鍔勝三「大空」。広島出身の人らしく、この人の彫刻を一番多く見た。



特に作者・作品名なし。



「堀川町原爆慰霊碑」。とにかく慰霊碑の多い広島であった。


備忘録

2016年09月14日 22時28分22秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
恒例のイベントの後は、5名で狸小路の居酒屋「M」へ。しめ鯖炙り、自家製さつま揚げ、ラム炒め物、長芋空揚げなど。飲み物は最初ビールで、続いて日本酒を2杯。飲み放題なのに、今月の日本酒ということで、広島の亀齢が飲めたのだ(もう一杯は銘柄忘れた)。

2軒目は何となくついてきたG君とバー「N」へ。1杯目は余市10年のソーダ割りに余市ピーティ&ソルティをフロートするという、味の分からない私にはもったいないウイスキーソーダ。

2杯目はロブロイ(ニッカカフェグレーン使用)で、相当に酔っぱらった。G君は若いながらにラスティネール好みという、なかなかの達者ぶりを見せてくれた。