三無主義

 ~ディスパレートな日々~   耶馬英彦

マイルチャンピオンシップ~テイエムオーロラ

2010年11月20日 | 競馬
マイルチャンピオンシップG1です。
京都の馬場はというと、土曜日の未勝利戦2000メートルで2分2秒6。天気予報は土日とも降水確率ゼロ%なので、かなり高速の馬場が予想されます。能力通りになる公算が強いでしょう。

能力と言えば格。出走馬の中でG1ホースはファイングレインジョーカプチーノショウワモダンサプレザキンシャサノキセキの5頭。ファイングレインショウワモダンは近走が振るわないので消し。マイルチャンピオンシップは天皇賞馬など、中距離にも適性がある馬が有利なのがこのところの傾向で、残りの3頭のG1馬は中距離の重賞実績がありませんが、キンシャサノキセキは取消明けの前走でも2着に来ていますし、ジョーカプチーノは1年5カ月の休み明け38キロ増でも3着、サプレザはヨーロッパの深い芝を考えると中距離実績に匹敵するかもしれないので、この3頭は切ってしまう訳には行きません。

近走好調馬では4連勝のダノンヨーヨーが1番人気ですが、前走の富士ステークスは2着がマイラーズカップ15着から安田記念15着の休み明けライブコンサートで、とてもレースのレベルが高かったとは思えず、イメージ先行の危険な人気馬であるような気がします。ということで、この馬も含めて富士ステークス組の5頭はすべて消し。

3歳勢では、3連勝のゴールスキーは戦ってきた相手関係からしてここでは通用しそうな気がしません。逆にトゥザグローリーはダービー7着の後オープンレースを3戦連続1番人気で毎回上位に来ていて、ここでも有力でしょう。3歳牝馬のオウケンサクラワイルドラズベリーはアパパネとの着差比較からしてほぼ同程度の実力。もしアパパネがこのレースに出ていたらどうかと考えると、掲示板に乗るか乗らないかというところではないでしょうか。アパパネから0秒5程度離されてきた2頭は、ここでは出番なし。オウケンサクラの天皇賞4着は好位から流れ込んだもので、上がり34秒台前半を要求されるこのレースでは瞬発力の面で上位は難しいでしょう。

アブソリュートエーシンフォワードは中距離の重賞実績がなく、近走の着順も悪いので順当に消し。スマイルジャックは4番人気に支持されていますが、やはり中距離実績が乏しいので消し。三浦騎手との相性もあまりよくありません。

残ったのは5頭。

◎テイエムオーロラ
〇ジョーカプチーノ
▲トゥザグローリー
△キンシャサノキセキ
△サプレザ

思い切ってブエナビスタと同世代の牝馬テイエムオーロラを本命にしました。京都コースは3戦全勝ですし、ここ2戦の上がりタイムは33秒3、34秒0で、一昨年と昨年のマイルチャンピオンシップのレースの上がりタイムが34秒7、34秒5ですから、4角で先頭付近にいるであろうこの馬が勝つチャンスは十分にあるように思います。

を頭に3連単と馬単を買います。