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東京昭島市長選は現職継承路線の臼井伸介氏 初当選

2016-10-17 19:47:33 | Weblog
昭島市長選で臼井さん初当選 問われる若者定住策 2016年10月17日 東京
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201610/CK2016101702000159.html
 多摩地域の現職で最長の五期二十年を務めた北川穣一市長(73)の引退表明を受け、十六日投開票された昭島市長選は、無所属新人で元市議長の臼井伸介さん(61)=自民、民進、公明推薦=が、無所属新人で医療事務員の小玉博美さん(52)=共産推薦=を破って初当選を果たした。当日有権者数は九万二千四百五十五人。投票率は32・14%で、過去最低だった前回(32・76%)を下回った。 
 一九九六年以来の新人対決となった市長選は、北川市政の継承か刷新かが争点となり、継承を訴えた臼井さんが推薦の各党市議らの応援を受けて手堅く票をまとめた。
 臼井さんは北川市長が進めたJR拝島駅の周辺整備を評価し、選挙戦で「引き続き、住みやすく災害に強い街づくりを進める」と強調。国や都との強い関係をアピールし「都市基盤整備のお金をしっかりともらってくる」と宣言した。
 市内ではほかにもJR東中神駅の自由通路、新たな交流拠点として二〇一九年度開館を目指す教育福祉総合センター(仮称)などの大規模建設事業が進む。
 市の財政計画では、これらが本格化する二〇年度までの六年間で、関連の建設事業費が二百七十億円程度に膨らむと試算。確実に財源を確保していかなければならない中で、生活保護費の増加や地元商店の振興といった課題にも向き合っていくことになる。
 臼井さんは「住んでみたい、住み続けたい昭島へ」をスローガンに掲げ、街頭では「若者たちが『昭島ってちょっといいじゃん』と思えるような街に変えていく」と語った。
 だが、教育福祉総合センター内に開設する図書館を目玉施設として発信していく、と打ち出した以外、若者の定住を促すような政策はあまり語られなかった。市職員十六年半、市議二十一年間の経験を持ち、市政を熟知するだけに、当選後は「住んでみたい昭島」をどう実現するか、早急に具体策を示す必要がある。
 選挙戦で小玉さん陣営は「国民健康保険税が二年ごとに値上げされるなど、この五年間で市民の負担は九億円も増えた」と現市政を批判した。新たな将来像を示さないまま、市政を継続するだけなら、こうした不満も顕在化する可能性がある。
 小玉さんは、市長給与を半減し福祉や子育てを手厚くすることなどを公約し、市域の一部を占める在日米軍横田基地への新型輸送機オスプレイの配備反対も主張したが、出馬表明が告示九日前と出遅れたことも響き、浸透できなかった。
 臼井さんの辞職に伴う市議補選(被選挙数一)も同日投開票され、新しい議員が決まった。
★東京都昭島市 市長選挙結果(投票率32.14%)
当 20271 臼井伸介 無新
   8648 小玉博美 無新



 東京都昭島市は多摩地区にある人口約11.1万人の市で、市長選は1996年から5期20年現職を務めた北川穰一氏が引退を表明したことから元市議長で自民・民進・公明が推薦する61歳の臼井伸介氏と医療事務員で共産が推薦する52歳の小玉博美氏の新人同士の争いとなりましたが、
 北川市政の継承を訴えた臼井伸介氏が20271票を獲得して
 「国民健康保険税が二年ごとに値上げされるなど、この五年間で市民の負担は九億円も増えた」と現市政を批判して8648票を獲得した小玉博美氏に2.34倍の大差をつけて新人同士の争いを危なげなく制しました。

島根 安来市長に近藤氏3選

2016-10-17 19:45:15 | Weblog
安来市長に近藤氏3選 2016年10月17日 山陰合同
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=561783004
 任期満了に伴う安来市長選が16日、投開票され、無所属現職の近藤宏樹氏(71)が、無所属新人で前市議の葉田茂美氏(65)を破り、3選を果たした。投票率は57・35%で、前回選(71・29%)を13・94ポイント下回り、合併後で最低だった。
★島根県安来市 市長選挙結果(投票率57.35%)
当 12562 近藤宏樹 無現
   6586 葉田茂美 無新

 島根県安来(やすぎ)市は、鳥取県と県境を接する人口約3.9万人の市で、市長選は現職を2期8年務め3期目を目指す71歳の近藤宏樹氏に、前市議で65歳の葉田茂美氏が挑みましたが、
 現職の近藤宏樹氏が12562票を獲得して6586票を獲得した葉田茂美氏にダブルスコア近い大差をつけて危なげなく3選を決めています。

愛知 岡崎市長に内田氏が再選

2016-10-17 19:43:04 | Weblog
愛知 岡崎市長に内田氏が再選 2016年10月17日 中日
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016101702000091.html
 愛知県岡崎市長選は十六日投開票され、無所属現職の内田康宏氏(63)=自民、民進、公明推薦=が、元市職員で無所属新人の横山浩一氏(58)を破り、再選を果たした。投票率は54・7%で、前回より3・11ポイント下がった。
 内田氏は自民党県議時代からの強固な組織力を生かして選挙戦を有利に進めて、厚い保守層をはじめ各政党や経済団体などから幅広い支持を集めた。約百億円かけて市中心部を再開発する「乙川リバーフロント計画」は推進される。
 横山氏は計画に反対し、批判票の取り込みを図ったが及ばなかった。

★愛知県岡崎市 市長選挙結果(投票率54.70%)
当 115215 内田康宏 無現
  46446 横山浩一 無新


 愛知県岡崎市は、豊田市同様西三河を代表する人口約38.2万人の市で、市長選は現職で再選を目指す63歳で自民・民進・公明が推薦する内田康宏氏に、元市職員で58歳の横山浩一氏が挑むも
 現職の内田康宏氏が11万5215票を獲得して46446票を獲得した横山浩一氏に2倍半近い大差をつけて危なげなく再選を決めています。

岩永氏が現職破り初当選 滋賀・甲賀市長選

2016-10-17 19:36:00 | Weblog
岩永氏が現職破り初当選 滋賀・甲賀市長選 2016年10月17日 京都
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20161016000124
 任期満了に伴う甲賀市長選は16日投開票され、新人で元衆院議員の岩永裕貴氏(43)が、4選を目指した現職の中嶋武嗣氏(68)を約1700票差で破り、初当選を果たした。
 旧5町の合併による2004年10月の市制施行から3期12年続く中嶋市政の継続か刷新かを問い、無所属2人が対決した。
 岩永氏は、強固な支持基盤はなかったが、元衆院議員としての知名度に加え、一部の市議の支持を得た。新体育館建設を求める市体育協会の支持も取り付けたほか、前副市長も支援に回った。同世代を中心に「夢が描けるまちづくりを」との政策に共感した支持者らが活発な選挙運動を展開し、世代交代を求める有権者に支持を広げた。
 中嶋氏は、自民党の地元県議や大半の市議の支持を受け、「市の発展のためにベテランに託してほしい」と実績と経験をアピールしたが、支持を固め切れなかった。
 甲賀市の当日有権者数は7万3855人、投票率は前回を0・69ポイント上回る55・06%だった。
★滋賀県甲賀市 市長選挙結果長
に岩永氏初当選(投票率55.06%)
当 20783 岩永裕貴 無新
  19085 中嶋武嗣 無現


 滋賀県甲賀市は、2004年10月に水口町・土山町・甲賀町・甲南町・信楽町が合併して発足した人口約9万弱の三重県境の市で、市長選は3期現職を務めて4期目を目指す68歳の中嶋武嗣氏に元衆院議員で43歳の岩永裕貴氏が挑みましたが、
 岩永裕貴氏が20783票を獲得して、「市の発展のためにベテランに託してほしい」と実績と経験をアピールして19085票を獲得した現職の中嶋武嗣氏を破り初当選を決めました。
 挑戦者の岩永裕貴氏の経歴を見ると2012年12月の第46回衆議院議員総選挙に日本維新の会公認で滋賀4区から出馬して自民公認の武藤氏に敗れるも比例近畿ブロックで復活当選。
 2014年に分党後の日本維新の会を経て維新の党結党に参加して滋賀4区に出馬するも自民公認の武藤氏に破れ比例復活もできずに落選した経歴の持ち主で、父親は農林水産大臣を務めたこともある元衆議院議員の岩永峯一氏。
 維新に合流しているということは改革や刷新志向なのだと思いますが、議会とどう向き合い最初の4年間でどれだけの実績を打ち出せるのか…でしょうね。


前副市長の磯田達伸氏が初当選 長岡市長選

2016-10-17 08:57:06 | Weblog
前副市長の磯田達伸氏が初当選 長岡市長選  2016年10月17日 新潟日報
 森民夫前市長の辞職に伴う長岡市長選は16日に投開票が行われ、即日開票の結果、前副市長の磯田達伸氏(65)=無所属=が、元市議会議長の小熊正志氏(66)=同=と、元市議の藤井盛光氏(38)=同=との三つどもえの戦いを制し、初当選した。投票率は59・38%。
 森前市長の知事選立候補により、昨年11月に続く市長選となった。人口減少が進む中での産業振興策や合併地域を含めた市全域の活性化、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働への姿勢などが焦点となった。投票率は、過去3番目に低かった前回選(45・20%)を約14ポイント上回った。
 磯田氏は「市民党」を掲げ、民進党や社民党県連からの推薦を得たほか、保守系や公明党、共産党の市議や、経済界などから幅広く支援を受けた。
 副市長時代の経験と実績をアピールし、「市政をさらに発展させ、新しい長岡をつくる」と主張。人口減少対策として流通系企業の誘致による雇用創出や子育て支援の拡充などを訴えた。原発については「市民の不安が解消されない限り、再稼働すべきではない」とした。
 小熊氏は1次産業の振興や市内各地域への分権を訴えたが敗れた。藤井氏は原発再稼働反対や合併地域振興を打ち出したが及ばなかった。
▽当日有権者数 23万302▽投票者数 13万6742▽投票率 59・38%▽無効 3364▽持ち帰り 1
★新潟県長岡市 市長選挙結果(投票率59.38%)
当 63969 磯田達伸 無新
  37879 小熊正志 無新
  31529 藤井盛光 無新

 
 新潟県長岡市は、人口約27.3万人の県中部の市で、市長選は1999年11月から4期16年+昨年11月21日から今年の9月6日まで現職を務めた森民夫氏が県知事選に出馬するために辞意を表明したことから、前副市長で65歳の磯田達伸氏、元市議会議長で65歳の小熊正志氏、元市議で38歳の藤井盛光氏の三つ巴の争いとなりましたが、
 副市長時代の経験と実績をアピールし、「市政をさらに発展させ、新しい長岡をつくる」と主張。人口減少対策として流通系企業の誘致による雇用創出や子育て支援の拡充などを訴えるとともに、原発については「市民の不安が解消されない限り、再稼働すべきではない」とした磯田達伸氏が63969票を獲得して、
 1次産業の振興や市内各地域への分権を訴え37879票を獲得した小熊正志氏、
 原発再稼働反対や合併地域振興を打ち出して31529票を獲得した藤井盛光氏の両氏を退けて新人同士の争いを制しました。

 小熊氏と藤井氏の獲得票数を合わせると磯田氏の獲得票数を上回るなど副市長としての知名度はあったものの、半数弱程度の支持率で初当選を決めた磯田達伸氏としては、まずは最初の4年間でどれだけの実績を上げることができるかが勝負でしょうね。
 前市長の辞任理由が理由だけに原発の早期稼働に慎重論を唱えてもあまり信用されなかったハンディはあったと思いますし、本人も十分に心の準備ができないままの出馬を余儀なくされたと思いますが、長岡市のトップとしてどう軟着陸させ市民と議会をまとめるか。正に最初から全力を出していく必要があるのではないかと思います。

新潟県知事選 共産推薦の米山隆一氏が前長岡市長の森民夫氏ら破り初当選

2016-10-17 08:24:34 | Weblog
新知事に米山氏 柏崎再稼働に「反対」投票率53% 野党系は本県初  2016年10月17日 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20161017285555.html
 任期満了に伴う第20回県知事選は16日投開票され、無所属新人で医師の米山隆一氏(49)=共産、自由(旧生活)、社民推薦=が、無所属新人で前長岡市長の森民夫氏(67)=自民、公明推薦=に約6万3千票差で勝ち、初当選した。米山氏は東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に否定的な考えを前面に打ち出しており、再稼働反対の民意が示された形。国が進める再稼働が困難になる可能性がある。
 新知事の誕生は12年ぶりで、本県初の野党系となった。共産党の推薦を受けた知事も初。森氏を推した自民党は県議会の約3分の2を占めており、原発再稼働問題をはじめ、人口減少、経済活性化といった課題が山積する中、米山氏がどう円滑に県政運営を進められるかが今後の焦点となる。
 泉田裕彦知事が4選出馬を突如取りやめ、新人4人の争いとなった今知事選。米山氏は野党3党のほか市民団体などが支援した。
 米山氏は再稼働問題を最大の争点と位置付けた。「福島事故の検証なくして再稼働の議論はできない」と、泉田知事の路線継承を強調。選挙戦中盤からは「現状では再稼働は認められない」と主張を強めた。
 自主投票の民進党の一部が終盤、米山氏の支援に回った。野党統一候補が自民党候補を破った7月の参院選新潟選挙区に続き、野党が連勝する形となった。
 米山氏は16日夜、新潟市中央区の選挙事務所で「原発再稼働の話がきっとすぐ来る。約束した通り、現状では認められないとはっきり言う」と述べた。
 自民、公明両党から推された森氏は県市長会や町村会、建設業界などの推薦のほか、民進党の支持団体・連合新潟の支援を得て組織戦を展開。自民党が党本部直轄で支持団体を引き締めたが、及ばなかった。
 ともに無所属新人で行政書士の後藤浩昌氏(55)と元団体職員の三村誉一氏(70)は浸透しなかった。投票率は53・05%で、前回2012年よりも9・10ポイント上昇した。

新潟知事に野党系米山氏 与党敗北、政権打撃 2016年10月17日 新潟日報
 任期満了に伴う新潟県知事選は16日投開票され、無所属新人で共産、自由、社民3党推薦の医師米山隆一氏(49)が自民、公明両党推薦の前長岡市長森民夫氏(67)ら無所属3新人を破り初当選した。米山氏は主要な争点だった東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な立場を鮮明にしている。再稼働には知事の同意が必要で、政府や東電が推進する再稼働の難航は必至だ。
 九州電力川内原発の一時停止を公約とした新人が現職を破った7月の鹿児島県知事選に続く選挙結果で国の原発政策や安倍晋三首相の政権運営に打撃となる。東電への根強い不信感も示された形だ。米山氏は森氏に6万票余りの差をつけた。


与党痛恨、野党共闘に“成功体験”与えてしまい…解散戦略に影響、TPP審議にも暗雲 2016年10月17日 新潟日報
http://www.sankei.com/politics/news/161017/plt1610170002-n1.html
安倍晋三首相のテコ入れ通じず
 与野党の全面対決となった新潟県知事選は、安倍晋三首相(自民党総裁)と二階俊博幹事長が直々のテコ入れを図ったにもかかわらず、与党が手痛い敗北を喫した。共産党も推薦した野党共闘の候補勝利で“成功体験”も与えた形で、首相の衆院解散戦略にも影響しかねない。
 自民党の古屋圭司選対委員長は16日夜、「誠に残念だ。県民の審判を厳粛に受け止める」との談話を発表したが、与党にとっては「残念」では済まされない痛恨の敗北だ。7月の参院選新潟選挙区でも自民党候補が野党統一候補に敗北。“連敗”を回避しようとしたが、県連や党幹部はことごとく状況を読み誤った。
 自民党では、3期12年務めた現職の泉田裕彦知事が出馬を撤回した8月末の時点で、全国市長会会長も務めた与党候補、森民夫氏の楽勝ムードが漂っていた。その慢心が悪夢を招いた。
 告示直前に出馬表明した米山隆一氏に想定外の接戦に持ち込まれると、二階氏ら党幹部が入れ替わりで新潟入り。首相自らも泉田氏と官邸で面会して“懐柔”に乗り出したが、流れは変わらなかった。党幹部は「準備が全然できておらず、現場がフル回転しなかった」と振り返った。

「負ける理由ないのに負けた」
 公明党の斉藤鉄夫選対委員長は16日夜、「国政への影響はない」とコメントしたが、額面通り受け止める向きは少ない。
 与党幹部は、高い内閣支持率を背景に首相が来年1月にも衆院解散を断行するとの「解散風」を盛んに吹かす。だが、自民党幹部は「与党系候補が連合新潟の支援も得て、相手は共産党が主体。あらゆる手を打ち、負ける理由がないのに負けた」と分析。23日投開票の衆院東京10区、福岡6区のダブル補選で勝利したとしても、「選挙基盤が弱い若手を中心に態勢を立て直す必要がある。解散風は弱まるのでは」と語る。
 新潟県は全国1位のコメ産地で、知事選では環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)も争点となった。それだけに17日から首相が出席して衆院特別委員会で行われる審議にも暗雲が立ちこめてきた。

★新潟県知事選挙結果
当 52万8455票 米山隆一 49 無所属(日本共産党推薦、自由党推薦、社会民主党推薦)新 医師
  46万5044票 森民夫 67 男 無所属(自由民主党推薦、公明党推薦)新 前長岡市長
  1万1086票 後藤浩昌 55 男 無所属 新 海事代理士
  8704票 三村誉一 70 男 無所属 新 無職


 新潟県知事選は、当初4選を目指して出馬する意向を示していた現職で53歳の泉田裕彦知事が知事選からの撤退を表明したことから、長岡市の前市長で67歳の自民・公明が推薦・連合も支持に回った森民夫氏と、医師で共産・生活・社民が推薦する49歳の米山隆一氏、海事代理士で55歳の後藤浩昌氏、元団体職員で70歳の三村誉一氏 の4新人による争いとなりましたが、
 「福島事故の検証なくして再稼働の議論はできない」と、泉田知事の路線継承を強調した、しかも共産党が推薦している米山隆一氏が52万8455票を獲得して
 与党が推薦して46万5044票を獲得した森民夫氏らを破り新人同士の争いを制しました。
 後藤浩昌氏は1万1086票の獲得、三村誉一氏は8704票氏を獲得しました。

 共産党が推薦する候補が都道府県知事レベルで当選するのも異例なら、自主投票となった民進党も支持団体の連合新潟は与党推薦に回るも民進党の一部が米山氏の支援に回ったようで、そもそも当初4選を目指していた泉田裕彦知事が地元のシェアの高い新潟日報誌を使って与党が原発問題とは関係のない県の第三セクターが絡む中古フェリーの購入契約をめぐるトラブルをめぐり介入したことに嫌気を差し出馬を撤回したことから問題は始まるのですが、これで柏崎原発の再稼働問題は確実に暗礁に乗り上げることになるでしょうし、農業が盛んな県だけに、TPP問題もこじれることになりそう。 
 県民からすれば米山氏を積極的に支持したというよりも、何故泉田氏が降ろされなければならないんだという国への反発の方が強かったでしょうし、自民党は功を焦って勝てる星を自ら手放した感が強いです。