富士重、軽自動車の生産終了へ…競争激しく 2012年2月29日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120228-OYT1T01201.htm?from=main2
富士重工業は29日、50年以上続いた軽自動車の生産を終える。
富士重は1958年、国産初の本格的な軽乗用車「スバル360」を量産するなど、長く軽自動車が事業の柱だった。29日まで生産を続ける軽商用車「サンバー」は、61年の発売から約50年にわたり累計約370万台を生産してきた。
だが、国際的に競争が激化する中、富士重は2008年、水平対向エンジンや四輪駆動など独自性の高い技術を持つ乗用車に経営資源を集め、軽自動車生産から撤退することを決めた。吉永泰之社長は「競争の中で、どこに集中していくかが問われる時代になっている」と説明する。
国内の自動車市場では、維持費が安い軽自動車に人気が集まり、2011年の自動車販売に占める軽自動車の比率は36%に達した。ホンダが全面的に設計を刷新した新型車を投入したほか、トヨタ自動車がダイハツ工業から供給を受けて販売を始めるなど軽自動車に力を入れる動きが相次ぎ、競争が激しくなっている。
富士重工業が軽自動車の生産終了へ…だそうです。
私はあまり車の車種には詳しくはない方ですが、それでもスバル360という名前やあの系列の車種の独特なデザインは子供の頃に見かけた記憶が残っていますし、旧中島飛行機をルーツにもつといった特殊な事情があったとはいえ、あの企業規模で防衛部門・航空部門から自動車部門・鉄道車両部門まで抱え込む企業の方針には素直に尊敬の念を持っていたのですが、トヨタ・日産・ホンダの大手3社でさえ自動車販売に苦しみ維持費の割安な軽自動車市場にシフトしてくる中、いくらスバルという名門ブランドを保有していたとはいえ、経営資源を分散したまま企業を存続させるには並ならぬ苦労もあったでしょうし、少し調べてみるとどうやら2008年4月の時点で軽自動車の自社開発・生産を行わない方針を発表していた模様。
非常に残念ではありますが、これも時代の流れなのかな…と少し感傷的な気持ちになります。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120228-OYT1T01201.htm?from=main2
富士重工業は29日、50年以上続いた軽自動車の生産を終える。
富士重は1958年、国産初の本格的な軽乗用車「スバル360」を量産するなど、長く軽自動車が事業の柱だった。29日まで生産を続ける軽商用車「サンバー」は、61年の発売から約50年にわたり累計約370万台を生産してきた。
だが、国際的に競争が激化する中、富士重は2008年、水平対向エンジンや四輪駆動など独自性の高い技術を持つ乗用車に経営資源を集め、軽自動車生産から撤退することを決めた。吉永泰之社長は「競争の中で、どこに集中していくかが問われる時代になっている」と説明する。
国内の自動車市場では、維持費が安い軽自動車に人気が集まり、2011年の自動車販売に占める軽自動車の比率は36%に達した。ホンダが全面的に設計を刷新した新型車を投入したほか、トヨタ自動車がダイハツ工業から供給を受けて販売を始めるなど軽自動車に力を入れる動きが相次ぎ、競争が激しくなっている。
富士重工業が軽自動車の生産終了へ…だそうです。
私はあまり車の車種には詳しくはない方ですが、それでもスバル360という名前やあの系列の車種の独特なデザインは子供の頃に見かけた記憶が残っていますし、旧中島飛行機をルーツにもつといった特殊な事情があったとはいえ、あの企業規模で防衛部門・航空部門から自動車部門・鉄道車両部門まで抱え込む企業の方針には素直に尊敬の念を持っていたのですが、トヨタ・日産・ホンダの大手3社でさえ自動車販売に苦しみ維持費の割安な軽自動車市場にシフトしてくる中、いくらスバルという名門ブランドを保有していたとはいえ、経営資源を分散したまま企業を存続させるには並ならぬ苦労もあったでしょうし、少し調べてみるとどうやら2008年4月の時点で軽自動車の自社開発・生産を行わない方針を発表していた模様。
非常に残念ではありますが、これも時代の流れなのかな…と少し感傷的な気持ちになります。