<宮城県議選>共産党が議席倍増 TPP批判が押し上げ 2015年10月26日 毎日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151026-00000003-mai-pol
25日投開票された宮城県議選(定数59)で、共産党が改選前の4議席から8議席(現職3、新人5)に倍増した。9月の国会で成立した安全保障関連法や、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の大筋合意などへの批判が、共産党の議席を押し上げた格好だ。
改選前に28議席だった自民党は、石巻・牡鹿選挙区(定数5、石巻市、女川町)や加美選挙区(定数1、色麻、加美町)で現職が落選。公明党は4議席を維持した。
共産党は仙台市内の5選挙区全てに候補を擁立するなど、前回より2人多い9人を擁立。与野党5党が争った宮城野区(定数4)のほか、最多10人による激戦となった泉区(同5)、自民と社民の現職が引退した若林区(同3)などで新人が当選するなど、市内5選挙区すべてで当選した。これまで議席のなかった米どころの大崎選挙区(同4)でも新人が当選を決めた。
宮城県では、8月の仙台市議選でも共産党が5選挙区中3選挙区でトップ当選し、得票率を3ポイント余伸ばした。与党内からも当時、国会審議中だった安保法案が「逆風になった」(公明党幹部)との指摘が出ていた。
宮城県議選で共産倍増「志位委員長」歓喜のツイート…参院選で反自民結集に手応え でも政党支持率はわずか4% 2015年10月26日 産経夕刊
http://www.sankei.com/politics/news/151026/plt1510260027-n1.html
宮城県議選で倍増の8議席に伸ばした共産党は、躍進に歓喜している。志位和夫委員長は結果判明直後の26日未明、ツイッターに「『戦争法廃止の国民連合政府』実現に向けての大事な一歩」と投稿。来年夏の参院選に向け、野党各党を主導することに意気込んだが、産経新聞社とFNNの合同世論調査では同党の支持率は4・5%止まりで、世論は冷ややかな視線を送っているともいえそうだ。
共産党の山下芳生書記局長も26日の記者会見で「安倍晋三政権の暴走に強い怒りが示された」と手応えを語った。共産党は4月の統一地方選でも伸長。国政では維新の党(51人)の分裂に伴い、相対的に衆参両院ともに野党第2党に“躍進”する見通しだ。
志位氏は安全保障関連法が成立した9月19日、同法廃止を目指す野党各党による国民連合政府構想を発表。他の不一致の政策は「横に置く」(志位氏)という暫定的連立政権で、合意を前提に野党間で選挙協力を行うことに意欲的だ。
志位氏は党綱領に掲げる日米安保条約廃棄を棚上げする意向だが、消費税増税や原発再稼働などで方針が異なる各党がこうした違いを「横に置く」のは容易ではない。有権者の関心は安保政策以外にも向いている。合同世論調査では、参院選でどの政策を投票の判断材料とするかを個別に尋ねたところ、「判断材料とする」の割合が最多だったのは社会保障の89・1%。安全保障法制は74・4%で、経済・景気対策の89・1%に続き3番目だった。
さらに各党の政党支持率では、共産党は前回調査から0・2ポイント増の4・5%で、自民党(33・9%)や民主党(11・2%)に依然大きく水をあけられている。民主、維新両党は国民連合構想に否定的で、共産党の思惑通りの共闘が描ける見通しは立っていない。
宮城県議会選挙の投票率は2003年53.75%→2007年50.45%→2011年41.69%→2015年40.03%と低下を続けていて組織票の多い共産党が相対的に有利になったことはわからなくもないのですが定数59のうち8議席ならちょっとした勢力で数の力で強引に押し切ることは難しくなりそうですね。
政党支持率はそれ程高くなったわけもないのに議席は倍増。これは当の共産党が一番驚きそして歓喜しているのではないでしょうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151026-00000003-mai-pol
25日投開票された宮城県議選(定数59)で、共産党が改選前の4議席から8議席(現職3、新人5)に倍増した。9月の国会で成立した安全保障関連法や、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の大筋合意などへの批判が、共産党の議席を押し上げた格好だ。
改選前に28議席だった自民党は、石巻・牡鹿選挙区(定数5、石巻市、女川町)や加美選挙区(定数1、色麻、加美町)で現職が落選。公明党は4議席を維持した。
共産党は仙台市内の5選挙区全てに候補を擁立するなど、前回より2人多い9人を擁立。与野党5党が争った宮城野区(定数4)のほか、最多10人による激戦となった泉区(同5)、自民と社民の現職が引退した若林区(同3)などで新人が当選するなど、市内5選挙区すべてで当選した。これまで議席のなかった米どころの大崎選挙区(同4)でも新人が当選を決めた。
宮城県では、8月の仙台市議選でも共産党が5選挙区中3選挙区でトップ当選し、得票率を3ポイント余伸ばした。与党内からも当時、国会審議中だった安保法案が「逆風になった」(公明党幹部)との指摘が出ていた。
宮城県議選で共産倍増「志位委員長」歓喜のツイート…参院選で反自民結集に手応え でも政党支持率はわずか4% 2015年10月26日 産経夕刊
http://www.sankei.com/politics/news/151026/plt1510260027-n1.html
宮城県議選で倍増の8議席に伸ばした共産党は、躍進に歓喜している。志位和夫委員長は結果判明直後の26日未明、ツイッターに「『戦争法廃止の国民連合政府』実現に向けての大事な一歩」と投稿。来年夏の参院選に向け、野党各党を主導することに意気込んだが、産経新聞社とFNNの合同世論調査では同党の支持率は4・5%止まりで、世論は冷ややかな視線を送っているともいえそうだ。
共産党の山下芳生書記局長も26日の記者会見で「安倍晋三政権の暴走に強い怒りが示された」と手応えを語った。共産党は4月の統一地方選でも伸長。国政では維新の党(51人)の分裂に伴い、相対的に衆参両院ともに野党第2党に“躍進”する見通しだ。
志位氏は安全保障関連法が成立した9月19日、同法廃止を目指す野党各党による国民連合政府構想を発表。他の不一致の政策は「横に置く」(志位氏)という暫定的連立政権で、合意を前提に野党間で選挙協力を行うことに意欲的だ。
志位氏は党綱領に掲げる日米安保条約廃棄を棚上げする意向だが、消費税増税や原発再稼働などで方針が異なる各党がこうした違いを「横に置く」のは容易ではない。有権者の関心は安保政策以外にも向いている。合同世論調査では、参院選でどの政策を投票の判断材料とするかを個別に尋ねたところ、「判断材料とする」の割合が最多だったのは社会保障の89・1%。安全保障法制は74・4%で、経済・景気対策の89・1%に続き3番目だった。
さらに各党の政党支持率では、共産党は前回調査から0・2ポイント増の4・5%で、自民党(33・9%)や民主党(11・2%)に依然大きく水をあけられている。民主、維新両党は国民連合構想に否定的で、共産党の思惑通りの共闘が描ける見通しは立っていない。
宮城県議会選挙の投票率は2003年53.75%→2007年50.45%→2011年41.69%→2015年40.03%と低下を続けていて組織票の多い共産党が相対的に有利になったことはわからなくもないのですが定数59のうち8議席ならちょっとした勢力で数の力で強引に押し切ることは難しくなりそうですね。
政党支持率はそれ程高くなったわけもないのに議席は倍増。これは当の共産党が一番驚きそして歓喜しているのではないでしょうか。