「仲間からもう学ぶことない」連立破談で与謝野氏 2010年12月30日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101230-OYT1T00222.htm
菅首相(民主党代表)がたちあがれ日本に打診した連立協議の舞台裏が29日、明らかになった。 複数の関係者が語った。
民主党の岡田幹事長がたちあがれ日本の平沼代表、与謝野馨共同代表と都内で会談し、連立政権参加などを要請したのは今月22日。岡田氏は「国会が大変だ。協力してほしい。(自分が)外相時代、成就できなかった拉致問題も心残りだ」などと語った。
拉致問題解決に熱心な平沼氏は「協力はやぶさかではない」と応じた。ただ、平沼氏は「亀井(静香氏)の党(国民新党)と同じ扱いはやめてくれ」と述べ、たちあがれ日本の意見が十分反映されるよう配慮を求めたという。
両党で大きく隔たる政策の調整については、与謝野氏が「自主憲法や永住外国人選挙権の問題などで打ち合わせが必要だ」と指摘し、幹事長レベルで秘密裏にすりあわせることを確認した。岡田氏は首相に電話で報告し、首相は喜んだという。
だが、連立打診は24日にすぐ明るみに出て、たちあがれ日本の支持者や他の野党から批判が噴出。議員の大勢は連立反対に傾いた。
「なんか、ダメになりそうですね」 首相は26日、与謝野氏にこう電話を入れたという。与謝野氏は「やるだけのことはやる」と答えた。
27日の議員総会では、平沼氏が「話し合いの舞台は作ってもいいと言ったが、連立とは一言も言っていない」と主張。「連立をやると言ったじゃないか」と反論する与謝野氏と言い合いになった。最後は平沼氏が「連立反対」で党の方針をまとめた。
与謝野氏は29日、都内で自民党時代から親しい鳩山邦夫元総務相(無所属)と会談し、心境をこう語ったという。 「たちあがれ日本の仲間からもう学ぶことはない」
与謝野氏と邦夫氏が会談、政界再編へ連携確認 2010年12月30日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101230-OYT1T00265.htm
たちあがれ日本の与謝野馨共同代表は29日、東京都内の事務所で鳩山邦夫元総務相(無所属)と約1時間会談した。
与謝野氏は、菅首相から連立政権参加を含む協力を打診されて断った経緯などを説明、両氏は今後の政界再編もにらんで連絡をとりあうことを確認した。鳩山氏は会談後、「民主党の保守的な政治家と自民党の間に入り、平成の保守合同ができればいい。そういう話をした」と語った。
改造の風そわそわ、官房長官・法相…飛ぶ憶測 2010年12月30日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101230-OYT1T00340.htm
菅首相が来年の通常国会召集前に内閣改造を検討する考えを示したことで、民主党内がざわついてきた。
参院で問責決議が可決された仙谷官房長官や馬淵国土交通相の処遇や、仙谷氏が兼務を続ける法相人事などを含め、様々な観測が飛び交い始めた。ただ、内閣改造が政局にもたらす影響は「もろ刃の剣」とされ、過去の政権では寿命を縮めた「失敗例」も少なくない。
首相は29日から年末年始の休暇に入った。この日昼には首相公邸に江田五月前参院議長ら菅グループの所属議員約30人を招き、約3時間にわたって懇談。出席者によると、首相は今後の政権運営について、「いろいろ長期戦になる。一個一個片づけていく。まずは小沢さんの問題だ」と述べ、小沢一郎元代表の国会招致問題の早期決着に最優先で取り組む考えを示した。出席者の一人は「首相は大規模な改造に前向きだ。仙谷氏の交代も考えているのではないか」と受け止めた。
う~ん。ここまで言い切った(「仲間からもう学ぶことない」発言)以上は、与謝野さんも離党の覚悟が出来たと受け止めていいんでしょうかねぇ…(滝汗
いっそ、与謝野さんを経済産業大臣か財務大臣に就任させた上で新党改革の舛添要一氏あたりも一緒に巻き込んで、新組閣をする覚悟が菅総理にあれば、面白いことになるのですが、今の民主党は即戦力になりうる人材を無駄に遊ばせて勿体ないこと甚だしいですし、年明けにも発表される改造内閣に注目が集まりそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101230-OYT1T00222.htm
菅首相(民主党代表)がたちあがれ日本に打診した連立協議の舞台裏が29日、明らかになった。 複数の関係者が語った。
民主党の岡田幹事長がたちあがれ日本の平沼代表、与謝野馨共同代表と都内で会談し、連立政権参加などを要請したのは今月22日。岡田氏は「国会が大変だ。協力してほしい。(自分が)外相時代、成就できなかった拉致問題も心残りだ」などと語った。
拉致問題解決に熱心な平沼氏は「協力はやぶさかではない」と応じた。ただ、平沼氏は「亀井(静香氏)の党(国民新党)と同じ扱いはやめてくれ」と述べ、たちあがれ日本の意見が十分反映されるよう配慮を求めたという。
両党で大きく隔たる政策の調整については、与謝野氏が「自主憲法や永住外国人選挙権の問題などで打ち合わせが必要だ」と指摘し、幹事長レベルで秘密裏にすりあわせることを確認した。岡田氏は首相に電話で報告し、首相は喜んだという。
だが、連立打診は24日にすぐ明るみに出て、たちあがれ日本の支持者や他の野党から批判が噴出。議員の大勢は連立反対に傾いた。
「なんか、ダメになりそうですね」 首相は26日、与謝野氏にこう電話を入れたという。与謝野氏は「やるだけのことはやる」と答えた。
27日の議員総会では、平沼氏が「話し合いの舞台は作ってもいいと言ったが、連立とは一言も言っていない」と主張。「連立をやると言ったじゃないか」と反論する与謝野氏と言い合いになった。最後は平沼氏が「連立反対」で党の方針をまとめた。
与謝野氏は29日、都内で自民党時代から親しい鳩山邦夫元総務相(無所属)と会談し、心境をこう語ったという。 「たちあがれ日本の仲間からもう学ぶことはない」
与謝野氏と邦夫氏が会談、政界再編へ連携確認 2010年12月30日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101230-OYT1T00265.htm
たちあがれ日本の与謝野馨共同代表は29日、東京都内の事務所で鳩山邦夫元総務相(無所属)と約1時間会談した。
与謝野氏は、菅首相から連立政権参加を含む協力を打診されて断った経緯などを説明、両氏は今後の政界再編もにらんで連絡をとりあうことを確認した。鳩山氏は会談後、「民主党の保守的な政治家と自民党の間に入り、平成の保守合同ができればいい。そういう話をした」と語った。
改造の風そわそわ、官房長官・法相…飛ぶ憶測 2010年12月30日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101230-OYT1T00340.htm
菅首相が来年の通常国会召集前に内閣改造を検討する考えを示したことで、民主党内がざわついてきた。
参院で問責決議が可決された仙谷官房長官や馬淵国土交通相の処遇や、仙谷氏が兼務を続ける法相人事などを含め、様々な観測が飛び交い始めた。ただ、内閣改造が政局にもたらす影響は「もろ刃の剣」とされ、過去の政権では寿命を縮めた「失敗例」も少なくない。
首相は29日から年末年始の休暇に入った。この日昼には首相公邸に江田五月前参院議長ら菅グループの所属議員約30人を招き、約3時間にわたって懇談。出席者によると、首相は今後の政権運営について、「いろいろ長期戦になる。一個一個片づけていく。まずは小沢さんの問題だ」と述べ、小沢一郎元代表の国会招致問題の早期決着に最優先で取り組む考えを示した。出席者の一人は「首相は大規模な改造に前向きだ。仙谷氏の交代も考えているのではないか」と受け止めた。
う~ん。ここまで言い切った(「仲間からもう学ぶことない」発言)以上は、与謝野さんも離党の覚悟が出来たと受け止めていいんでしょうかねぇ…(滝汗
いっそ、与謝野さんを経済産業大臣か財務大臣に就任させた上で新党改革の舛添要一氏あたりも一緒に巻き込んで、新組閣をする覚悟が菅総理にあれば、面白いことになるのですが、今の民主党は即戦力になりうる人材を無駄に遊ばせて勿体ないこと甚だしいですし、年明けにも発表される改造内閣に注目が集まりそうです。