ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

30日の海外主要市場 米国などはグッドフライデーで休場

2018-03-31 08:35:34 | Weblog
 30日は、米国、英国、豪州、ニュージーランド、スイス、カナダ、南アフリカ、香港、シンガポール、ブラジルなどが、グッドフライデーで休場でした。
 グッドフライデー(聖金曜日)は、聖書の中ではイエスが十字架にはりつけにされた日とされていて、そのグッドフライデーの3日後のイースターに蘇ったとされているそうで、キリスト教文化圏の方にとっては非常に重要な扱いをされているそうで…。
 このグッドフライデー(聖金曜日)。同じく重視される復活祭にあわせて移動するため、最も早い場合は3月20日&遅い場合は4月23日と最大で1か月も行われる日がずれるのだとか。
 日本も春分の日と秋分の日が あれ今年は何日だったっけ? と多少混乱することがありますが、(前後に1週間ずれる位ならまだしも)さすがにその幅が1か月もあるのは吃驚です。

 ちなみに休日明けの4月2日はユーロ圏、英国、豪州、ニュージーランド、スイス、南アフリカ、香港などがイースター・マンデー(復活祭翌日の月曜日)で休場になります。
 

30日の日経平均 295円22銭高い21454円30銭で終了

2018-03-30 17:14:54 | Weblog

 30日の日経平均ですが、インテルが5%高となるなど、29日の米国市場がハイテク株主導で堅調に推移(ダウ1.07%高、ナスダック1.64%高、S&P500種1.38%高)したこともあり、前日終値(21159円08銭)よりも233円34銭高い21392円42銭でスタートした後、午前中は10時前に一時21311円50銭まで上げ幅を縮小も概ね始値近辺で推移して、前場は前日比213円27銭高い21372円35銭で終了。
 午後は13時頃にこの日の高値となる21512円80銭まで上昇した後、14時半頃に21350円弱もその後は上昇に転じて、終値ベースでは前日比295円22銭高い21454円30銭で終了しました。

 指数別では、日経平均が1.40%高、JPX400が0.74%高、トピックスが0.72%高。
 東証マザーズが1.74%高、ジャスダックインデックスが1.25%高、日経ジャスダック平均が0.91%高、東証2部が0.66%高で、東証REITは横ばい。

 東証1部の上昇組は、区分所有中古マンション売買のスター・マイカ(13.46%高)など3銘柄で10%以上の上昇。コナミHDが5.08%高、日本郵船が4.32%高。
 東京エレクトロンが4.16%高で商社の東京エレクトロンデバイスの方も1.26%高。TDKが3.01%高。ファナックは1.47%高、任天堂は0.43%高。
 一方の下落組は、エランが7.9%安、タカラバイオが5.31%安、ゲームソフトのカプコンが5.12%安など。
 単なる偶然なのか、思惑があるのか、コナミとカプコンが正反対の値動きになっている所は素直に興味深いでしょうか。
 保険セクターはMS&ADが2.41%高、動物保険のアニコムも1.83%高となった反面、AIGが1.36%安、東京海上が0.9%安とマチマチだったようですね。

29日の米国市場 ダウ1.07%高、ナスダック1.64%高、S&P500種1.38%高

2018-03-30 08:19:03 | Weblog
 29日の米国株式市場は、ハイテク株に買い戻しが入ったこともあり、主要3市場揃って大きく反発。
 NYダウは、前日比254ドル69セント高い24103ドル11セントで終了(1.07%高)。
 ナスダックは、前日比114.22ポイント高い7063.45ポイントで終了(1.64%高)。
 S&P500種は、前日比35.87ポイント高い2640.87ポイントで終了(1.38%高)しました。

 トランプ米大統領が、州・地方政府にほとんどもしくは全く税金を払っていないとツイッターに投稿・批判したアマゾンは一時4.6%安まで下落したものの、その後に下げを取り戻して1.1%高で終了。
 フェイスブックが4.42%高、グーグル親会社のアルファベッドが3.18%高。
 ダウ構成30銘柄も、インテルが5%高、マイクロソフトが2.10%高となった他、シスコシステムズが2.95%高、エクソンモービルが2.47%高、ボーイングが2.46%高、ビザが2.25%高、ダウデュポンが2.08%高。
 ゴールドマンサックスは1%高、JPモルガンチェースも1.82%高と金融株も堅調。
 一方、ユナイテッドヘルスグループが2.06%安、GEが20セント安い13ドル48セントで1.46%安、マクドナルドが1.28%安、メルクが1.13%安。

 NY原油は、前日比0.56ドル高い1バレル64.94ドルで終了。
 NY金は、前日比2.7ドル安い1トロイオンス1327.3ドルで終了しています。

29日の日経平均 127円77銭高い21159円08銭で終了

2018-03-29 22:24:10 | Weblog
 29日の日経平均ですが、28日の米国市場はナスダックの下落が目に付く3市場とも続落(ダウ0.04%安、ナスダック0.85%安、S&P500種0.29%安)で終了する中、前日終値(21031円31銭)よりも220円65銭高い21250円96銭でスタート&直後に21189円52銭も9時20分頃に21298円57銭まで上昇した後は利食い売りに押されて11時前に21150円近辺まで上げ幅を縮小してからは様子見となり、前場は前日比122円66銭高い21153円97銭で終了。
 午後は13時40分頃から利食い売りが入り一時20996円22銭と小幅なマイナス圏に沈む場面も見られるなど14時半頃までは前日終値近辺で推移していましたが、終盤は上昇に転じて終値ベースでは前日比127円77銭高い21159円08銭で終了しました。


 指数別では、日経平均が0.61%高、トピックスは0.26%高、JPX400は0.20%高。
 東証マザーズが1.15%高、東証REIT指数が0.63%高、ジャスダックインデックスが1.03%高、日経ジャスダック平均が0.50%高となるなど概ね堅調。
(後述する武田薬品工業の下げの影響で、時価総額や流動性の特に高い30銘柄で構成されるトピックスコア30は0.52%安。)

 東証1部の上昇組では、ネット広告のメンバーズが10.25%高。ニチイ学館が7.96%高、ノエビアが6.4%高、リクルートが5.3%高、ファンケルが4.31%高。
 動物保険のアニコムは6.71%高とここ2日で物色が入っていますね。

 一方の下落組では、豊和工業(8.26%安)と石川製作所(7.83%安)の防衛関連銘柄が1位と2位をしめ、3位には武田薬品工業が7.45%安でランクイン。
 武田薬品工業についてはアイルランドの製薬大手シャイアーのM&Aを検討しているという報道が入ってきています。
 他、パナソニックが3.96%安、田辺三菱製薬が3.7%安、ガンホーが3.33%安、楽天が2.58%安など。
 ハイテク株への警戒感から半導体需要の減少も連想されたのか、東京エレクトロン(1.91%安)やSUMCO(1.48%安)、商社の(親会社が3分の1程の株式を保有する)東京エレクトロンデバイス(2.17%安)あたりにも売りが広がったようですね。
 ソフトバンクグループも1.46%安とイマイチでした。

28日の米国市場 ダウ0.04%安、ナスダック0.85%安、S&P500種0.29%安

2018-03-29 08:02:26 | Weblog
 28日の米国株式市場は、ダウとS&P500種は小幅調整もナスダックの下落が目に付く展開。
 前日に調整したことから値頃感からの物色もあったものの、ナスダックは下落に押し切られた形でしょうか。
 NYダウは、前日比9ドル29セント安い23848ドル42セントで終了(0.04%安)。
 ナスダックは、前日比59.58ポイント安い6949.23ポイントで終了(0.85%安)。
 S&P500種は、前日比7.62ポイント安い2605ポイントちょうどで終了(0.29%安)しました。

 トランプ米大統領がアマゾンに対する課税措置見直しに言及したそうで4.4%安。先週の自動車事故やウーバーのアリゾナ州での自動運転実験の許可取り消しの影響でテスラも7.7%安と下落が止まらないようですね。エヌビディアは1.85%安。

 ダウ構成30銘柄では、米メルクが2.49%高、ウォルマートが2%高、GEが24セント高の13ドル68セントで1.79%高、トラベラーズが1.49%高、ベライゾンが1.46%高。
 一方、インテルが3.11%安、シスコシステムズが2.39%安、シェブロンが2.23%安、ダウデュポンが1.93%安で、アップルは1.1%安。

 NY原油は、前日比0.87ドル安い1バレル64.38ドルで終了。
 NY金は、前日比17.9ドル安い1トロイオンス1330.0ドルで終了しています。

28日の日経平均 286円01銭安い21031円31銭で終了

2018-03-28 20:01:54 | Weblog
 28日の日経平均ですが、27日の米国市場はハイテク株主導で反落(ダウ1.43%安、ナスダック2.93%安、S&P500種1.73%安)する中、前日終値(21317円32銭)よりも424円27銭安い20893円05銭でスタート。10時前に20776円82銭まで下落した後は下げ渋って11時過ぎに20989円39銭まで下げ幅を縮小する場面も見られ、前場は前日比377円73銭安い20939円59銭で終了。
 午後は小反発スタートも13時半頃から売り込まれ14時25分ころに20800円近辺まで調整しましたが、終盤はするすると上昇。終値ベースでは前日比286円01銭安い21031円31銭で終了しました。
 指数別では、日経平均が1.34%安、トピックスが1.02%安、JPX400が1.01%安。
 東証マザーズは0.64%高、東証REITは0.18%高も、東証2部が0.99%安、ジャスダックインデックスが0.67%安、日経ジャスダック平均が0.56%安。

 東証1部の上昇組では、医薬品の開発業務受託のリニカル(16.27%高)とメディカル・データ・ビジョン(14.27%高)の2銘柄で10%以上の上昇。動物保険のアニコムが7.05%高、中部電力が3.19%高、東京ガスが3.10%高、関西電力が2.90%高、北陸電力が2.80%高、東電が2.78%高など。

 一方の下落組では、雑貨製造販売のトランザクションが13.04%安、電子書籍のイーブックが9.74%安となった他、パナソニックが5.09%安、東京エレクトロンが4.44%安、安川電機が4.07%安、ソフトバンクグループが4.01%安。
 他、スルガ銀行が4.75%安、良品計画が4.55%安、リクルートが4.54%安、味の素が4.04%安など。

 ウーバーのアリゾナ州での自動運転実験の許可取り消しの影響で、エヌビディアやテスラ、ハイテク主要銘柄が下落していましたから、日本のハイテク株は下げるだろうな…とは思っていましたが、ソフトバンクグループは分類上は携帯電話会社ながら実質投資会社化していて、ウーバーが東南アジア事業の売却先として、シンガポールの同業大手グラブに売却すると発表しましたが、実はそのグラブの筆頭株主だとか。
 業種だけでみていると動向を見落としそうになりますが、国内通信会社のソフトバンク(紛らわしいですけど、私達庶民に一番なじみの深い部門)を上場して2兆円程度を調達するという話も検討に上っているそうで、こんな所にも株価の影響が出てきたかという印象を受けました。


27日の米国市場 ダウ1.43%安、ナスダック2.93%安、S&P500種1.73%安

2018-03-28 08:17:16 | Weblog
 27日の米国株式市場ですが、前日の急騰の反動もありハイテク株主導で反落。
 NYダウは、前日比344ドル89セント安い23857ドル71セントで終了(1.43%安)。
 ナスダックは、前日比211.74ポイント安い7008.81ポイントで終了(2.93%安)。
 S&P500種は、前日比45.93ポイント安い2612.62ポイントで終了(1.73%安)しました。

 マイクロソフトが4.60%安、シスコシステムズが3.13%安、ゴールドマンサックスが2.99%安、ビザが2.69%安、アップルが2.56%安、インテルが2.45%安。
 一方、GEが55セント高い13ドル44セントで4.27%高。GEは昨日13ドルを割り込んだことでバフェット氏が苦境に陥っているGEの株式を購入するとの観測が広がったようですが、適切な価格であれば…という評価な所が(今はその水準として妥当なのかという意味で)微妙な所。
 他、P&Gが1.81%高。

 ナスダック指数の下落がきついのは、フェイスブックが4.9%程下落して騒動発覚前の180ドル台前半だった株価が162ドル台に。グーグル親会社のアルファベッドも4.5%安。ツイッターは3.84ドル安い28ドル07セントとなり実に12.03%安。先週の衝突事故を嫌気して自動運転関連で半導体大手エヌビディアが7.8%安となりテスラも8.2%安になった   あたりが響いたでしょうか。

 NY原油は、前日比0.30ドル安い1バレル65.25ドルで終了。
 NY金は、前日比13.0ドル安い1トロイオンス1342.0ドルで終了しています。

27日の日経平均 551円22銭高い21317円32銭 連日の高値引け終了

2018-03-27 19:21:26 | Weblog
 27日の日経平均ですが、26日の米国市場は貿易摩擦への懸念が和らいだことから大幅買い戻し(ダウ2.84%高、ナスダック3.26%高、S&P500種2.72%高)で終了する中、前日終値(20766円10銭)よりも192円80銭高い20958円90銭でスタート。朝方に20943円31銭をつけるなど9時半頃までは様子見状態も、その後は上昇に転じて11時過ぎに21180円39銭まで上昇する場面が見られ、前場は前日比344円58銭高い21110円68銭で終了。
 午後も開始ほどなく21200円乗せした後もじり高傾向で推移して、終値ベースでは前日比551円22銭高い21317円32銭。連日の高値引けで終了しました。

 指数別では、日経平均が2.65%高、トピックスが2.74%高、JPX400が2.76%高。
 東証2部は0.77%高、東証REIT指数は0.69%高。東証マザーズは1.15%高となるなど新興各市場も堅調。

 東証1部の上昇組ではイーブックが27.37%高。10%台の上昇もアルゴグラフィックス(18.24%高)や象印マホービン(11.69%高)など5銘柄あった他、コスモエネルギーが7.6%高、第三銀行が6.00%高、富士電機が5.56%高、コマツが5.07%高、パナソニックが5.03%高。東京エレクトロンは2.89%高、アドバンテストは2.6%高、任天堂は1.06%高。
 一方の下落組では、ブイキューブが8.15%安となった他、AFLACが5.1%の大幅安となり、カルビーも4.36%と大L幅安。
 カルビーは、あの松本晃会長兼最高経営責任者が6月下旬に退任する人事を突然発表したことが嫌気されたようですね。

26日の米国市場は大幅買い戻し ダウ2.84%高、ナスダック3.26%高、S&P500種2.72%高

2018-03-27 07:01:36 | Weblog
 週明け26日の米国株式市場は、貿易摩擦への懸念が和らいだことや連日の調整(22日:ダウ2.93%安、ナスダック2.43%安、S&P500種2.52%安。23日:ダウ1.77%安、ナスダック2.43%安、S&P500種2.1%安)の反動もあり大きく買い戻し。
 NYダウは、先週末比699ドル40セント高い24202ドル60セントで終了(2.84%高)。
 ナスダックは、先週末比227.88ポイント高い7220.54ポイントで終了(3.26%高)。
 S&P500種は、先週末比70.29ポイント高い2658.55ポイントで終了(2.72%高)しました。

 ダウ構成30銘柄では、GEこそ一時12ドル73セントまで下落して終値ベースでも18セント安い12ドル89セントで1.38%安となったものの、
 他の29銘柄で上昇する全面高状態で、マイクロソフトが7.57%高、インテルが6.32%高、アップルが4.75%高、ゴールドマンサックスが3.92%高、シスコシステムズが3.87%高、ユナイテッドテクノロジーズが3.54%高、キャタピラ―が3.4%高、ビザが3.11%高、JPモルガンチェースが3.08%高、ユナイテッドヘルスグループが3.07%高、IBMが3.01%高、ホームデポが2.67%高、ボーイングが2.48%高、トラベラーズが2.46%高、アメックスが2.4%高などなど。
 英FT(電子版)が25日に、中国が米国との貿易摩擦の激化を回避するため海外の金融機関の資本規制の緩和や米国からより多くの半導体を購入することを検討していると報じたことから、IT関連メインで急速な買い戻しが入ったようですが、値動きが荒いというか何というか。

 NY原油は、先週末比0.33ドル安い1バレル65.55ドルで終了。
 NY金は、先週末比5.1ドル高い1トロイオンス1355.0ドルで終了しています。

(鳥取)倉吉市長選は石田氏が3選決める

2018-03-26 20:48:49 | Weblog
(鳥取)倉吉市長選は石田氏が3選決める 2018年03月26日
記事リンク先 日本海 http://www.nnn.co.jp/today/180325/20180325159.html
★鳥取県倉吉市市長選挙結果
当 14072票 石田 耕太郎 68 男 無現 倉吉市長
  1340票 岡本義範 66 男 無新 自営業

 鳥取県倉吉市は、2005年3月に関金町を編入合併した県中部の人口4.7万人程の市で、市長選は2010年4月から2期8年現職を務めて3期目を目指す68歳の石田耕太郎氏に、自営業で66歳の岡本義範氏の8年前と同じ顔合わせ(8年前は石田氏が15612票VS岡本氏が2410票で石田氏が新人同士の争いを制して圧勝、4年前は石田氏の無投票再選)になりましたが、
 2期にわたって若者の定住支援などを進めた実績を強調。2016年の地震からの復興を最優先課題に掲げ、市政の継続を訴えた石田耕太郎氏が14072票を獲得して
 市職員のスキルアップに力を入れると主張したほか、県立美術館の建設に合わせ、市内へのアクセス環境を整えるべきと訴え1340票を獲得した岡本義範氏 を退けて3選を決めました。
 う~ん。こちらも栃木の大田原市長選同様10倍以上の格差に…。4年前は出馬しなかった岡本氏が8年ぶりに出馬したのも出て下さいと強く押す方がいたのかもしれませんが、こちらも選挙費用が勿体無かったと言ったらお叱りを受けるんでしょうね…。

鳥取市長に深沢氏再選 共産推薦の新人破る

2018-03-26 20:43:50 | Weblog
鳥取市長に深沢氏再選 共産推薦の新人破る 2018年03月26日
記事リンク先 日経(共同) https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28557860V20C18A3PE8000/
★鳥取県鳥取市 市長選挙結果
当 37187票 深沢義彦 無現
  11148票 塚田成幸 無新

 鳥取県鳥取市は2004年11月に国府町・福部村・気高町・鹿野町・青谷町・河原町・用瀬町・佐治村の8町村を編入した県東部の人口19.1万人程の県都で、市長選は2014年4月から1期4年現職を務めて再選を目指す自民・公明が推薦する65歳の深沢義彦氏に、共産が推薦する54歳の塚田成幸氏が挑みましたが、
 1期4年間の実績として本庁舎の新築移転や中核市移行への道筋を整えた取り組みなどをアピール。子育てプロジェクトの推進、安心して出産・子育てのできる教育環境の整備を実現する「ひとづくり政策」、地元中小企業の振興策の強力な展開する「しごとづくり政策」、子育て環境の充実やバリアフリー化などにより地域共生社会を実現する「まちづくり政策」、連携中枢都市圏を形成し医療・福祉・産業・観光を強化する「未来をつくる中核市」の4つの政策を掲げた深沢義彦氏が37187票を獲得して

 「2012年の住民投票では現庁舎の耐震改修を過半数が支持したにもかかわらず、新築移転を強行した」「新庁舎移転や水道料金の値上げの強行など、住民の声を十分に聞き入れていない」と現職を批判。 子育て支援や福祉の充実、総合支所の権限・予算増など住民目線の政治の実現を政策に掲げて11148票を獲得した塚田成幸氏
 に3倍以上の大差をつけて危なげなく再選を決めました。

 まあ、移転までするかどうかは別にして、市庁舎は築約50年で震度6強の地震で倒壊の恐れがあると指摘されていたようですし、住民投票の結果は「耐震改修」派が「移転新築」派に約16500票の大差をつけたものの、耐震改修には当初予定の倍の40億円以上がかかるとの試算結果が出たことから市議会は「耐震改修案の実現は困難」と結論づけて市のHPにも随時情報公開していましたし、移転や建て替え反対だけでは中々市民の理解を得るのも困難だったのかなと。
 移転となれば旧庁舎跡地の利用問題も出てくるのではないかと思うのですが、再選を決めた深沢義彦氏はどのような市政の舵取りをしてくれるのでしょうか。


(長野)上田市長に土屋氏初当選 寺島氏に1585票差

2018-03-26 20:39:22 | Weblog
(長野)上田市長に土屋氏初当選 寺島氏に1585票差 2018年03月26日
記事リンク先 信濃毎日 http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20180326/KT180321ATI090012000.php

★長野県上田市 市長選挙結果
当 29131票 土屋陽一 61 男 無新 元市議
  27546票 寺島義幸 64 男 無新 社会福祉法人理事 元衆院議員
  17459票 金井忠一 67 男 無新 農業 元市議


 長野県上田市は、2006年3月に旧上田市と丸子町・真田町・武石村と合併して発足した人口約15.5万人程の市で、2002年2月の旧上田市時代から市長を務めていた母袋創一氏が出馬を見送ったことから、市長選は元衆院議員で母袋創一市長が後継指名した64歳の寺島義幸氏、元市議で61歳の土屋陽一氏、元市議で67歳の金井忠一氏の3新人による争いとなりましたが、
 旧町村との市町村合併から12年がたったことを受け「上田を再構築していきたい」と主張。「完全給付型奨学金」を検討するとし、さらに「新たな防災体制、支援体制をつくるために消防学校や危機管理施設を誘致する」長野大学に新しい学部・学科を創設することや地域との連携強化を政策に掲げ、「大学を活用した町づくりを実施していく」と訴えた土屋陽一氏が29131票を獲得して

 「今日までの経験を生かして、母袋市長が築いた土台の上に、しっかりと新たな挑戦をしていく」主役は市民で、「女性が活躍でき、若者が定住し、お年寄りや障害者が生きがいを持って上田に住むことができる」という市政を目指す。医療、介護、教育分野の充実を図る。「それらを実現するためには税収を増やさなければならない」とし、商工業や観光業、農林業への支援、産業振興にも力を入れる。「一市町村の時代ではなく、広域の時代。上田市が発展すれば周りが発展する。周りが発展すれば上田も光る。連携を図りながら前に進め、必ず結果を出していく」と強調して27546票を獲得した寺島義幸氏、

 合併前から16年続いた現市政のゴミ処理施設建設対応を「一つも新クリーンセンターができないのはおかしい」と批判。医療の課題にも取り組むとし、「千曲川の左岸に入院施設があるのは塩田病院しかない。安心して老いていける上田市をつくるためには、新しい病院が必要」と主張。「毎年、建設資金を積み立てる基金を設けて道筋をつける」と強調して17459票を獲得した金井忠一氏
 の両氏を退けて新人同士の争いを制しました。

 三つ巴の戦いを勝利した土屋陽一氏は、母袋氏の観光施策を評価しつつも現市政には改善の余地が多い―として「再構築」を訴えていたのですが、初当選した土屋陽一氏はどのような市政運営を行ってくれるのでしょうか。

山梨中央市長選 田中氏が4選 「継続・安定」訴え浸透

2018-03-26 20:36:55 | Weblog

山梨中央市長選 田中氏が4選 「継続・安定」訴え浸透 2018年03月26日
記事リンク先 山梨日々 http://www.sannichi.co.jp/article/2018/03/26/00260441
★山梨県中央市 市長選挙結果
当 7380票 田中久雄 70 男 無現 中央市長
  6444票 山村一 66 男 無新 元市議


 山梨県中央市は、2006年2月に玉穂町・田富町・豊富村が合併して発足した県中央部の人口3万人程の市で、市長選は初代市長として3期12年現職を務めて4期目を目指す現職で70歳の田中久雄氏に、元市議で66歳の山村一氏が挑む4年前と同じ顔合わせになりましたが、
 3期12年の実績を強調しながら子育て支援や高齢者福祉の充実、リニア開通を見据えた街づくりを訴えた田中久雄氏が7380票を獲得して
 保育園の完全無償化や18歳までの医療費の無料化を公約に掲げて市政の転換を訴えて6444票を獲得した山村一氏 を振り切って4選を決めています。

(埼玉)戸田市長選、菅原氏が初当選

2018-03-26 20:28:45 | Weblog
(埼玉)戸田市長選、菅原氏が初当選 経験をベース、優位に選挙戦展開 子育て世代を中心に幅広く支持集める 2018年03月26日
記事リンク先 埼玉 www.saitama-np.co.jp/news/2018/03/26/07_.html
★埼玉県戸田市 市長選挙結果
当 26029票 菅原文仁 42 男 無新 大学客員教授 元県議
  10163票 石津賢治 53 男 無新 前北本市長
  4055票 望月久晴 70 男 無新 団体役員 元市議

 埼玉県戸田市は、県南部の人口14万人程の市で、1998年3月から5期20年現職を務めた神保国男氏が出馬を見送ったことから、前北本市長(99年4月に出馬も次点落選。2003年4月~2015年4月北本市長に就任。2015年4月に4期目を目指すも敗れた後、2016年3月に神保国男市長の誘いを受ける形で戸田市副市長に就任して2017年9月まで勤務)で、前戸田市副市長で53歳の自民が推薦&神保市長から後継指名を受けた石津賢治氏、元市議で70歳の望月久晴氏、元県議で42歳の菅原文仁氏の3新人による争いとなりましたが、
 「現市政の良いところは継承し、世代交代を進めたい」との考えを示し、現市政の教育への予算シフトは継続しつつ、乳幼保と小中学校での一貫教育「戸田15年教育推進」の実現、待機児童解消対策に保育所・学童保育室のさらなる増設などを公約に掲げると共に、「つくる まもる つなぐ 戸田を動かす3×3=9つの挑戦」をスローガンに、教育・子育て・経済による「未来への投資で元気をつくる」、高齢者や障がい者・命と暮らし・健康長寿による「安心のくらしを全力でまもる」、人と街・自然と文化やスポーツ・地域と市役所による「人・自然・街を共感でつなぐ」を政策に掲げた菅原文仁氏が26029票を獲得して

 「市政のトップには10年先を見通しながら必要な施策を行うこと、市民の声を聞きながら必要な改革を行うことなどの能力が必要」との考えを示し、「22年に渡る行政経営経験を活かし、安全・安心に暮らせるまちづくりを実現したい」今回は情報・通信技術を活用した地域の課題解決、認知症初期の集中支援チームの2か所設置、民間学習塾との連携など教育の充実、情報システム改革による経費削減などを政策に掲げて10163票を獲得した石津賢治氏

 「戸田市は県下一の財政力がありながら、過大な公共施設建て替えで財政が厳しくなり、公共料金や税の連続値上げ、福祉の切り捨てが行われている」と現市政を批判。「上げすぎた公共料金・税の見直し」「建設事業のムダ使いの見直し」「マンションの管理運営の支援」を重点政策に掲げ。特別養護老人ホームの増設や納骨堂設置への補助金など高齢者向け施策、国民健康保険税や介護保険料の引き下げ、計画中の小中一貫校の見直しなどを公約に挙げて4055票を獲得した望月久晴氏
 の両氏を退けて新人同士の争いを制しました。

 この三つ巴の選挙戦。戸田市にとっては現職からの後継指名を受けながら北本市長を3期12年経験した石津賢治氏を選ぶのか、現市政の良いところは継承したいと現職の方針に一定の理解を示した菅原文仁氏を選ぶのか…だったと思いますが、市民は菅原文仁氏を選択。さすがに2倍半の差がつくとは予想していませんでした。
 

(栃木)大田原市長選 津久井氏が3選 投票率は36.12%

2018-03-26 20:26:34 | Weblog
(栃木)大田原市長選 津久井氏が3選 投票率は36.12% 2018年03月26日
記事リンク先 下野 http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20180325/3005649
【大田原市長選解説】リーダー育成に注力を
記事リンク先 www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20180326/3006663
★栃木県大田原市 市長選挙結果
当 津久井富雄 19222票 68 男 無現
  本沢捷治  1868票 73 男 無新 農業

 栃木県大田原市は、県の北東部に位置する2005年10月に湯津上村・黒羽町を編入した人口7.4万人程の市で、市長選は2010年4月から2期8年現職を務めて3期目を目指す68歳の津久井富雄氏に、農業経営で73歳の本沢捷治氏が挑むも
 2期8年の実績を強調した津久井富雄氏が19222票を獲得して
「肝心なところをきちんと運営していない。補助金行政は正しくない。税の無駄遣いを正したい」と現市政を批判。高齢者対策の強化やごみ処理施設の移設に向けた取り組みなどを公約として掲げて1868票を獲得した本沢捷治氏 に10倍以上の圧倒的大差をつけて危なげなく3選を決めました。
 地元紙には津久井氏に対抗する勢力が弱い状況があったとまで言われる状況ですが、ここまで票差が開くケースも珍しいような。
 選挙費用が勿体無かったと言ったらお叱りを受けるんでしょうね…。