立山町長に舟橋氏再選 大差で大辻氏下す 2010年01月25日 北日本
http://webun.jp/news/A300/knpnews/20100125/9721
任期満了に伴う立山町長選は24日投票が行われ、即日開票の結果、町長選は現職の舟橋貴之氏(44)=無所属、1期、五郎丸=が1万730票を獲得し、前職の大辻進氏(62)=無所属、会社役員、日俣=に3796票差をつけ、再選を果たした。投票率は78・67%で、前回平成18年1月の町長選を5・02ポイント下回った。
当初、無競争とみられていた町長選は、大辻氏が告示直前に町政の転換を主張して出馬の意向を表明。4年前と同じ顔ぶれによる一騎打ちとなった。
舟橋氏は、町長1期の実績と少子高齢化に対応したまちづくりを掲げ、健康と福祉、交流の拠点「元気創造館(仮称)」の建設や子育て支援の拡充、産業の育成、教育への投資などを訴えた。
「町民党」の立場から政党の推薦は受けずに無所属で選挙戦に臨んだ。地元・利田地区を基盤に、支持を得た町議選候補とも連携して、支持固めの相乗効果を狙った。
4年間で組織してきた町内12支部と中堅若手の男性支援者でつくる「大勇会」と、女性の少人数のグループからなる「なでしこ会」がフル稼働し、各地域で幅広く浸透。選挙戦では行政サービスの競い合いは避けるとし、「町の将来に責任を持つ」と地道に政策を訴える姿勢に支持が集まった。若者にはメールや電話で支持を呼び掛け、浮動票もつかんだとみられる。
大辻氏は「住民本位の町政」を掲げ、元気創造館の見直しや固定資産税増税分の返還、中学3年までの医療費無料化などを訴えた。舟橋町政への一定の批判票を取り込んだが、及ばなかった。
当選証書付与式は25日午後2時から町役場で行われる。舟橋氏の2期目の任期は2月10日から4年間。
★立山町 町長選挙結果
当 10730 舟橋貴之 44 男 無現 立山町長
6934 大辻進 62 男 無元 会社役員
政治「2期目も頼んだぞ」 再選の舟橋さん「初心忘れず」 2010年01月25日 北日本
http://webun.jp/news/A300/knpnews/20100125/9766
「町の将来を託したぞ」。24日投開票の立山町長選は、生活者の視点で堅実な町政運営を訴えた現職の舟橋貴之さん(44)が、前町長の大辻進さん(62)を大差で破り、再選を果たした。告示約1週間前の大辻さんの出馬表明で、無競争の様相から一転。前回と同じ顔ぶれによる一騎打ちになったが、町民は舟橋町政の継続を選択した。舟橋さんの事務所では「町民の信任を得た」と喜びの声が飛び交っていた。
2回目の開票速報がケーブルテレビで流れた午後10時半。舟橋さんの大差での勝利に、立山町前沢の事務所は割れんばかりの拍手と歓声に包まれた。
抱き合う女性たち、万歳する若者たち。事務所は熱気に包まれ、「やった-」「2期目も頼んだぞ」と歓声が飛び交った。間もなく舟橋さんが妻のたみ恵さんと一緒に入場すると、支持者の興奮は最高潮に。
舟橋さんは満面の笑みを浮かべ、握手を求める支持者にもみくちゃにされた。
吉川毅一選対本部長が「みなさんの力で圧勝した」と力強く勝利宣言。中田清吉総括責任者が万歳を主唱した。
喜びで顔を紅潮させた舟橋さんは「これからも初心を忘れず、皆さんの情熱を受け止めて頑張っていく」と抱負を語った。
国会議員や市町村長が次々と駆け付け、宮腰光寛衆院議員、高平公嗣県議会副議長、森富山市長、田中南砺市長、知事代理の飯田県厚生部長、野上浩太郎前参院議員らが「将来へのビジョンをしっかり示してもらった」「雄々しい立山町政を築いてほしい」「町議会とも上手にやってほしい」などと祝福し、万歳を繰り返した。
元気創造館整備に弾み 立山町長に舟橋氏 2010年01月25日 北日本
http://webun.jp/news/A300/knpnews/20100125/9769
現職と前職の再戦となった立山町長選は、現職の舟橋貴之氏に軍配が上がった。町政の継続が選択されたことで、大きな争点となった「元気創造館(仮称)」建設が前進する見通しだ。町議会で二転三転してきた懸案だけに、あらためて選ばれた町議と前向きな協議を重ね、早期整備が期待される。選挙戦を通して聞いた住民の声に真摯に耳を傾け、より謙虚な姿勢で町政運営に当たる必要がある。
舟橋氏は、告示直前の大辻進氏の出馬表明で、予想外の短期決戦になった。愚直に政策を訴える姿勢を貫き、街宣活動や個人演説会で、町の将来に責任を持つことを前面に打ち出し、町政の継続を訴え続けた。選挙戦の大きな争点となった元気創造館計画は、富山地鉄五百石駅舎と一体整備を目指すまちづくりの拠点。老人福祉センターと保健センター、図書館、住民交流センターを合わせた複合施設で、公共交通機関の利用促進や中心市街地の活性化も狙う。国の交付金を活用する事業として「いまが最後のチャンス」と訴えたことが、町民に受け入れられた。
だが計画は長年の懸案で、舟橋町政になってからも関連議案が否決されるなど曲折を経てきた。現在の計画も議会で「推進」の議決がされたとはいえ、しっかりした整備スケジュールが固まったとは言い切れない段階。選挙戦で建設場所や規模などに異論を唱えた大辻氏が一定の支持を得たこともふまえて、早い段階で議会に説明し、具体化の道筋をつけていくことが必要だ。
イオン立山町出店断念 行政手続き進まず 2010年01月25日 北日本
http://webun.jp/news/A600/knpnews/20100127/9871
総合スーパー大手・イオン(千葉市)は26日までに、立山町利田地区で進めてきた大型ショッピングセンター(SC)出店計画を撤回することにし、町や地元地権者に伝えた。計画では敷地面積約38ヘクタールと北陸最大級のSCを建設する予定だったが、都市計画法を含むまちづくり3法の改正や農地転用などに伴う行政手続きが進まず、出店を断念した。
大型SC計画は平成15年に浮上し、予定地は富立大橋につながる県道の南側一帯。敷地面積は当初、約23ヘクタールだったが、地元住民から所有地提供の申し出などがあり、約38ヘクタールまで広がった。富山市婦中町のファボーレ(約16ヘクタール)や高岡市下伏間江のイオンモール高岡(約12ヘクタール)を上回る北陸最大規模。うち商業用スペースでは専門店を配置したモール型SCとする計画だった。
町によると、昨年12月にイオンの担当者が町役場や地権者を訪ね、出店取りやめを伝えた。出店には予定地の用途をSCが立地できる「商業地域」に変更したり、農地転用する必要があるが、こうした行政手続きが進まなかったことなどを理由に挙げたという。
イオンの大型SC計画をめぐっては、商圏が広範囲にわたることから、富山市や上市町が地元商業への影響を懸念して出店に反対。県もこうした状況を踏まえ「(立山町出店は)実質的に難しい」との見解を示していた。一方で、イオン側は全国の新規出店計画の見直しを継続的に行っているが、立山町のSC計画については昨夏まで推進する方向で検討されていたという。
SC出店によって、約2千人の雇用や固定資産税の増収などを期待していた立山町は「地域活性化の起爆剤になると思っていたが、立地に至らず残念だ」としている。
富山県立山町は、県東部に位置する人口2.8万人弱の町で、町長選は4年前の前回選挙戦で当時の現職だった大辻進氏に3000票以上の大差をつけて見事初当選を決めた舟橋貴之氏に対して、元町長の大辻進氏が再度挑む形になりましたが、
保健・福祉の拠点「元気創造館(仮称)」の建設や公共交通機関の維持・活性化、町に見合った子育て支援の拡充、産業育成、教育環境の整備などを訴えた現職の舟橋貴之氏が10730票を獲得し、
住む価値が実感できる町を目指し、元気創造館の計画見直しや固定資産税増税分の返還、中学3年生までの医療費無料化、議会を尊重した活気ある町政の再生を訴え6934票を獲得した前町長の大辻進氏 に3800票近い大差をつけて再選を決めました。
まあ、現職がまだ44歳と若く特に大きな問題も起こしていないところに、ライバル候補の前町長も出馬を決めたのが1週間前というのでは、まあ勝負は見えているだろうな…とは思っていましたが、結果は予想通り。
立山町では、選挙戦の直後に 利田地区で進めてきたイオンが運営する大型ショッピングセンター出店計画が撤回に追い込まれるというショッキングなニュースが入ってきているだけに、元気創造館整備計画への期待はますます高まっているでしょうし、再選を決めた舟橋氏の一挙一足が注目されることになりそうな気がします。
http://webun.jp/news/A300/knpnews/20100125/9721
任期満了に伴う立山町長選は24日投票が行われ、即日開票の結果、町長選は現職の舟橋貴之氏(44)=無所属、1期、五郎丸=が1万730票を獲得し、前職の大辻進氏(62)=無所属、会社役員、日俣=に3796票差をつけ、再選を果たした。投票率は78・67%で、前回平成18年1月の町長選を5・02ポイント下回った。
当初、無競争とみられていた町長選は、大辻氏が告示直前に町政の転換を主張して出馬の意向を表明。4年前と同じ顔ぶれによる一騎打ちとなった。
舟橋氏は、町長1期の実績と少子高齢化に対応したまちづくりを掲げ、健康と福祉、交流の拠点「元気創造館(仮称)」の建設や子育て支援の拡充、産業の育成、教育への投資などを訴えた。
「町民党」の立場から政党の推薦は受けずに無所属で選挙戦に臨んだ。地元・利田地区を基盤に、支持を得た町議選候補とも連携して、支持固めの相乗効果を狙った。
4年間で組織してきた町内12支部と中堅若手の男性支援者でつくる「大勇会」と、女性の少人数のグループからなる「なでしこ会」がフル稼働し、各地域で幅広く浸透。選挙戦では行政サービスの競い合いは避けるとし、「町の将来に責任を持つ」と地道に政策を訴える姿勢に支持が集まった。若者にはメールや電話で支持を呼び掛け、浮動票もつかんだとみられる。
大辻氏は「住民本位の町政」を掲げ、元気創造館の見直しや固定資産税増税分の返還、中学3年までの医療費無料化などを訴えた。舟橋町政への一定の批判票を取り込んだが、及ばなかった。
当選証書付与式は25日午後2時から町役場で行われる。舟橋氏の2期目の任期は2月10日から4年間。
★立山町 町長選挙結果
当 10730 舟橋貴之 44 男 無現 立山町長
6934 大辻進 62 男 無元 会社役員
政治「2期目も頼んだぞ」 再選の舟橋さん「初心忘れず」 2010年01月25日 北日本
http://webun.jp/news/A300/knpnews/20100125/9766
「町の将来を託したぞ」。24日投開票の立山町長選は、生活者の視点で堅実な町政運営を訴えた現職の舟橋貴之さん(44)が、前町長の大辻進さん(62)を大差で破り、再選を果たした。告示約1週間前の大辻さんの出馬表明で、無競争の様相から一転。前回と同じ顔ぶれによる一騎打ちになったが、町民は舟橋町政の継続を選択した。舟橋さんの事務所では「町民の信任を得た」と喜びの声が飛び交っていた。
2回目の開票速報がケーブルテレビで流れた午後10時半。舟橋さんの大差での勝利に、立山町前沢の事務所は割れんばかりの拍手と歓声に包まれた。
抱き合う女性たち、万歳する若者たち。事務所は熱気に包まれ、「やった-」「2期目も頼んだぞ」と歓声が飛び交った。間もなく舟橋さんが妻のたみ恵さんと一緒に入場すると、支持者の興奮は最高潮に。
舟橋さんは満面の笑みを浮かべ、握手を求める支持者にもみくちゃにされた。
吉川毅一選対本部長が「みなさんの力で圧勝した」と力強く勝利宣言。中田清吉総括責任者が万歳を主唱した。
喜びで顔を紅潮させた舟橋さんは「これからも初心を忘れず、皆さんの情熱を受け止めて頑張っていく」と抱負を語った。
国会議員や市町村長が次々と駆け付け、宮腰光寛衆院議員、高平公嗣県議会副議長、森富山市長、田中南砺市長、知事代理の飯田県厚生部長、野上浩太郎前参院議員らが「将来へのビジョンをしっかり示してもらった」「雄々しい立山町政を築いてほしい」「町議会とも上手にやってほしい」などと祝福し、万歳を繰り返した。
元気創造館整備に弾み 立山町長に舟橋氏 2010年01月25日 北日本
http://webun.jp/news/A300/knpnews/20100125/9769
現職と前職の再戦となった立山町長選は、現職の舟橋貴之氏に軍配が上がった。町政の継続が選択されたことで、大きな争点となった「元気創造館(仮称)」建設が前進する見通しだ。町議会で二転三転してきた懸案だけに、あらためて選ばれた町議と前向きな協議を重ね、早期整備が期待される。選挙戦を通して聞いた住民の声に真摯に耳を傾け、より謙虚な姿勢で町政運営に当たる必要がある。
舟橋氏は、告示直前の大辻進氏の出馬表明で、予想外の短期決戦になった。愚直に政策を訴える姿勢を貫き、街宣活動や個人演説会で、町の将来に責任を持つことを前面に打ち出し、町政の継続を訴え続けた。選挙戦の大きな争点となった元気創造館計画は、富山地鉄五百石駅舎と一体整備を目指すまちづくりの拠点。老人福祉センターと保健センター、図書館、住民交流センターを合わせた複合施設で、公共交通機関の利用促進や中心市街地の活性化も狙う。国の交付金を活用する事業として「いまが最後のチャンス」と訴えたことが、町民に受け入れられた。
だが計画は長年の懸案で、舟橋町政になってからも関連議案が否決されるなど曲折を経てきた。現在の計画も議会で「推進」の議決がされたとはいえ、しっかりした整備スケジュールが固まったとは言い切れない段階。選挙戦で建設場所や規模などに異論を唱えた大辻氏が一定の支持を得たこともふまえて、早い段階で議会に説明し、具体化の道筋をつけていくことが必要だ。
イオン立山町出店断念 行政手続き進まず 2010年01月25日 北日本
http://webun.jp/news/A600/knpnews/20100127/9871
総合スーパー大手・イオン(千葉市)は26日までに、立山町利田地区で進めてきた大型ショッピングセンター(SC)出店計画を撤回することにし、町や地元地権者に伝えた。計画では敷地面積約38ヘクタールと北陸最大級のSCを建設する予定だったが、都市計画法を含むまちづくり3法の改正や農地転用などに伴う行政手続きが進まず、出店を断念した。
大型SC計画は平成15年に浮上し、予定地は富立大橋につながる県道の南側一帯。敷地面積は当初、約23ヘクタールだったが、地元住民から所有地提供の申し出などがあり、約38ヘクタールまで広がった。富山市婦中町のファボーレ(約16ヘクタール)や高岡市下伏間江のイオンモール高岡(約12ヘクタール)を上回る北陸最大規模。うち商業用スペースでは専門店を配置したモール型SCとする計画だった。
町によると、昨年12月にイオンの担当者が町役場や地権者を訪ね、出店取りやめを伝えた。出店には予定地の用途をSCが立地できる「商業地域」に変更したり、農地転用する必要があるが、こうした行政手続きが進まなかったことなどを理由に挙げたという。
イオンの大型SC計画をめぐっては、商圏が広範囲にわたることから、富山市や上市町が地元商業への影響を懸念して出店に反対。県もこうした状況を踏まえ「(立山町出店は)実質的に難しい」との見解を示していた。一方で、イオン側は全国の新規出店計画の見直しを継続的に行っているが、立山町のSC計画については昨夏まで推進する方向で検討されていたという。
SC出店によって、約2千人の雇用や固定資産税の増収などを期待していた立山町は「地域活性化の起爆剤になると思っていたが、立地に至らず残念だ」としている。
富山県立山町は、県東部に位置する人口2.8万人弱の町で、町長選は4年前の前回選挙戦で当時の現職だった大辻進氏に3000票以上の大差をつけて見事初当選を決めた舟橋貴之氏に対して、元町長の大辻進氏が再度挑む形になりましたが、
保健・福祉の拠点「元気創造館(仮称)」の建設や公共交通機関の維持・活性化、町に見合った子育て支援の拡充、産業育成、教育環境の整備などを訴えた現職の舟橋貴之氏が10730票を獲得し、
住む価値が実感できる町を目指し、元気創造館の計画見直しや固定資産税増税分の返還、中学3年生までの医療費無料化、議会を尊重した活気ある町政の再生を訴え6934票を獲得した前町長の大辻進氏 に3800票近い大差をつけて再選を決めました。
まあ、現職がまだ44歳と若く特に大きな問題も起こしていないところに、ライバル候補の前町長も出馬を決めたのが1週間前というのでは、まあ勝負は見えているだろうな…とは思っていましたが、結果は予想通り。
立山町では、選挙戦の直後に 利田地区で進めてきたイオンが運営する大型ショッピングセンター出店計画が撤回に追い込まれるというショッキングなニュースが入ってきているだけに、元気創造館整備計画への期待はますます高まっているでしょうし、再選を決めた舟橋氏の一挙一足が注目されることになりそうな気がします。