タカタ、民事再生法を申請…負債総額1兆円超か 2017年06月26日 読売
欠陥エアバッグのリコール(回収・無償修理)問題を抱えるタカタは26日午前、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、受理された。
自動車メーカーが立て替えているリコール費用を含めると、負債総額は実質的に1兆円を超える可能性が高く、製造業で戦後最大となる見通しだ。
タカタのエアバッグは、作動した時に異常破裂し、飛び散った金属片で運転者や同乗者の死傷事故が相次いだ。2008年にホンダが最初のリコールを行って以来、対象は世界で1億個程度に上るとみられる。
エアバッグのタカタの民事再生法申請自体は、以前からどちらの法的整理(民事再生法と会社更生法)で行くかはともかく、申請そのものは間逃れないと言われていましたが、ここにきて正式報道が出ましたね。
2010年頃に発生したリコール問題で真摯な対応を示したトヨタ自動車の豊田章男氏と異なり、タカタの経営陣は被害者対応もお粗末で経営陣の無責任振りが目立ち、これでは経営陣主体のMBOなど望むべくもないだろうな…とは思っていましたが、もはや自動車会社側が被る被害額を最小限に収めようと駆け引きが行われていたようで、法的整理の申請そのものは時間の問題だと思っていましたが、最後の最後まで振り回された印象がありますし、どのような形で処理するにしろ、肝心のエアバッグの供給体制が滞ることだけは勘弁してくれよと思います。
欠陥エアバッグのリコール(回収・無償修理)問題を抱えるタカタは26日午前、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、受理された。
自動車メーカーが立て替えているリコール費用を含めると、負債総額は実質的に1兆円を超える可能性が高く、製造業で戦後最大となる見通しだ。
タカタのエアバッグは、作動した時に異常破裂し、飛び散った金属片で運転者や同乗者の死傷事故が相次いだ。2008年にホンダが最初のリコールを行って以来、対象は世界で1億個程度に上るとみられる。
エアバッグのタカタの民事再生法申請自体は、以前からどちらの法的整理(民事再生法と会社更生法)で行くかはともかく、申請そのものは間逃れないと言われていましたが、ここにきて正式報道が出ましたね。
2010年頃に発生したリコール問題で真摯な対応を示したトヨタ自動車の豊田章男氏と異なり、タカタの経営陣は被害者対応もお粗末で経営陣の無責任振りが目立ち、これでは経営陣主体のMBOなど望むべくもないだろうな…とは思っていましたが、もはや自動車会社側が被る被害額を最小限に収めようと駆け引きが行われていたようで、法的整理の申請そのものは時間の問題だと思っていましたが、最後の最後まで振り回された印象がありますし、どのような形で処理するにしろ、肝心のエアバッグの供給体制が滞ることだけは勘弁してくれよと思います。