「日本経済、3年で再生」 麻生首相が所信表明 2008年9月29日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080930AT3S2801F29092008.html
麻生太郎首相は29日午後の衆院本会議で、就任後初の所信表明演説に臨んだ。「日本経済は全治3年」と位置づけ、日本経済の立て直しに最優先で取り組むと強調。2008年度補正予算案の早期成立を期す考えを示した。75歳以上の後期高齢者医療制度は1年をメドに必要な見直しを検討する考えを明らかにした。次期衆院選をにらみ、民主党との対決姿勢を前面に出した。
参院で野党が過半数を握る「ねじれ国会」での民主党の対応について「政局を第一義とし、国民の生活を第二義、第三義とする姿勢に終始した」と厳しく批判。合意形成のルールを打ち立てるべきだとし「民主党にその用意はあるか」と呼びかけた。
焦点の経済政策を巡っては「緊急な上にも緊急の課題は日本経済の立て直しだ」と強調。(1)景気対策(2)財政再建(3)改革による経済成長――の3段階で経済の立て直しに取り組むとし「メドをつけるには大体3年。3年で日本は脱皮できる、せねばならぬと信じる」と訴えた。
野党反発 民主・小沢氏、代表質問を「所信表明」の場に 2008年9月30日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080930AT3S2901129092008.html
野党は29日、麻生太郎首相の所信表明に一斉に反発した。特に逆質問で名指しされた格好の民主党は「挑発には乗らない」として、小沢一郎代表も代表質問を自らの政権構想を訴える「所信表明」の場にする構え。国会論戦で政権の失点をどう引き出すかに照準を絞る戦略だ。
「こんなにも落ちぶれるものか。野党の質問そのものだ」。29日昼、衆院本会議の直前に開いた民主党代議士会。山岡賢次国会対策委員長は同党への質問をちりばめた首相の所信表明をこき下ろした。
う~ん。所信表明演説というのは、『(総理として)何をやりたいのか』を表明する演説なのですが、昨日の麻生総理の所信表明演説は、いきなり民主党に『予算の裏づけがあるか(これは中山前国土交通大臣のパクリでしょうか…)』などを追求するなど、いろんな意味で唖然としましたね…。
大体、所信表明演説というのは、政府の長が一方的に発言するもので、野党に答弁権がないことから、マスコミに報道されることを利用してこのようなパフォーマンスをすることはフェアではないと思うのですが、当然ながら野党は反発。株価の急落もあり、先に予算折衝をするという可能性もありますが、与野党がこれだけ対立していては、やはり早期解散の可能性が高いでしょうね…。
それにしても総選挙の日程はいつになるのでしょうか…。3連休の中日だけは冗談抜きに勘弁して欲しいものですが、かといって11月半ばに入れば、年末進行でどこの職場も仕事が忙しくなるだけに、あまり遅いのも勘弁してもらいたいところ。11月9日に落ち着いてくれるのが理想的ですが、今の与党は何をやらかすか予想がつかないだけに、こちらも非常に気になるところです。
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麻生太郎首相は29日午後の衆院本会議で、就任後初の所信表明演説に臨んだ。「日本経済は全治3年」と位置づけ、日本経済の立て直しに最優先で取り組むと強調。2008年度補正予算案の早期成立を期す考えを示した。75歳以上の後期高齢者医療制度は1年をメドに必要な見直しを検討する考えを明らかにした。次期衆院選をにらみ、民主党との対決姿勢を前面に出した。
参院で野党が過半数を握る「ねじれ国会」での民主党の対応について「政局を第一義とし、国民の生活を第二義、第三義とする姿勢に終始した」と厳しく批判。合意形成のルールを打ち立てるべきだとし「民主党にその用意はあるか」と呼びかけた。
焦点の経済政策を巡っては「緊急な上にも緊急の課題は日本経済の立て直しだ」と強調。(1)景気対策(2)財政再建(3)改革による経済成長――の3段階で経済の立て直しに取り組むとし「メドをつけるには大体3年。3年で日本は脱皮できる、せねばならぬと信じる」と訴えた。
野党反発 民主・小沢氏、代表質問を「所信表明」の場に 2008年9月30日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080930AT3S2901129092008.html
野党は29日、麻生太郎首相の所信表明に一斉に反発した。特に逆質問で名指しされた格好の民主党は「挑発には乗らない」として、小沢一郎代表も代表質問を自らの政権構想を訴える「所信表明」の場にする構え。国会論戦で政権の失点をどう引き出すかに照準を絞る戦略だ。
「こんなにも落ちぶれるものか。野党の質問そのものだ」。29日昼、衆院本会議の直前に開いた民主党代議士会。山岡賢次国会対策委員長は同党への質問をちりばめた首相の所信表明をこき下ろした。
う~ん。所信表明演説というのは、『(総理として)何をやりたいのか』を表明する演説なのですが、昨日の麻生総理の所信表明演説は、いきなり民主党に『予算の裏づけがあるか(これは中山前国土交通大臣のパクリでしょうか…)』などを追求するなど、いろんな意味で唖然としましたね…。
大体、所信表明演説というのは、政府の長が一方的に発言するもので、野党に答弁権がないことから、マスコミに報道されることを利用してこのようなパフォーマンスをすることはフェアではないと思うのですが、当然ながら野党は反発。株価の急落もあり、先に予算折衝をするという可能性もありますが、与野党がこれだけ対立していては、やはり早期解散の可能性が高いでしょうね…。
それにしても総選挙の日程はいつになるのでしょうか…。3連休の中日だけは冗談抜きに勘弁して欲しいものですが、かといって11月半ばに入れば、年末進行でどこの職場も仕事が忙しくなるだけに、あまり遅いのも勘弁してもらいたいところ。11月9日に落ち着いてくれるのが理想的ですが、今の与党は何をやらかすか予想がつかないだけに、こちらも非常に気になるところです。