ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

他の電力株の配当はいくら出している?

2017-01-31 16:47:37 | Weblog
 北陸電力は5期振りの最終赤字(10億円)もさながら年間配当を50円から35円に15円減配することが嫌気されたようですが、そうなると気になるのが他の電力会社への影響。
北海道電力は年間5円配当でその前3年間は無配。
中部電力は14年に無配に転落した後、15年は10円、16年は25円。
関西電力は直近4年は無配。
東京電力は当然5年連続無配。
四国電力は13年と14年無配で、15年と16年は20円。
九州電力は13年~15年が無配で、16年は5円。
東北電力は12年と13年が無配で、14年5円、15年15円、16年25円。

中国電力はここ5年程50円配当を維持。
沖縄電力はここ5年程60円配当を維持。
Jパワー はここ5年ほど70円配当を維持。

 こうしてみると後者3社のうち原発を持たない沖縄電力以外の2社の配当が今後も継続するのか…が気になるところですが、北陸電力も本社のある富山県(5.36%保有)が筆頭株主で、配当を削ると県財政にも影響を及ぼしかねずギリギリの決断を余儀なくされたのではないでしょうか。 
 配当政策には原発依存度の違いもあると思いますが、高配当を維持している一部電力会社の配当額の行方は要注目かと思います。

三重 亀山市長選は桜井氏が3選

2017-01-30 17:20:39 | Weblog
亀山市長選亀山市議補選 市政継続を選択 市長選、桜井氏が3選 三重 2017年1月30日 毎日
http://mainichi.jp/articles/20170130/ddl/k24/010/122000c
 8年ぶりの選挙戦となった亀山市長選は29日、投開票され、現職の桜井義之氏(53)が3選を果たした。東海3県で末松則子・鈴鹿市長に次ぐ2人目の女性市長を目指した新人で元市議の豊田恵理氏(41)との無所属同士の一騎打ちの争いを制した。市民が選んだのは市政の継続だった。
 当日有権者数は3万9396人(男1万9524人、女1万9872人)で、投票率は50・00%(前々回62・65%)だった。
★三重県亀山市 市長選挙結果
当 12229 桜井義之 無現
  7332 豊田恵理 無新

 三重県亀山市は県中北部に位置する2005年1月に旧亀山市と関町が合併して発足した、シャープ亀山工場があることでも知られる人口約5万人の市で、市長選は2009年2月から2期8年現職を務めて3期目を目指す53歳の櫻井義之氏に米屋手伝いで41歳の豊田恵理氏が挑みましたが
 2期8年の実績をアピールした桜井義之氏が12229票を獲得して7332票を獲得した豊田恵理氏を振り切り3選を決めています。

静岡 御殿場市長選 若林氏3選 8年の実績に支持集め

2017-01-30 17:18:42 | Weblog
静岡 御殿場市長選 若林氏3選 8年の実績に支持集め 2017年1月30日 毎日
http://mainichi.jp/articles/20170130/ddl/k22/010/204000c
 任期満了に伴う御殿場市長選は29日投開票され、無所属現職の若林洋平氏(45)=自民、公明推薦=が、無所属新人で元陸上自衛隊富士学校副部長の石橋淳弘氏(53)を破り、3選を果たした。投票率は56・60%(前回無投票、前々回60・05%)、当日有権者数は7万1275人(男3万6544人、女3万4731人)だった。
 当選の一報が入ると、同市新橋の若林氏の事務所は集まった支持者の歓声に包まれた。
★静岡県御殿場市 市長選挙結果
当 22119 若林洋平 無現
  17837 石橋淳弘 無新

 静岡県御殿場市は、富士山や箱根観光の入り口でも知られる県東部の人口約8.7万人の市で、市長選は8年前の前々回市長選で当時の現職の長田開蔵氏の3選を阻んで37歳の若さで初当選を決め再選・3期目を目指す45歳の現職若林洋平氏に、元陸上自衛隊幹部で53歳の石橋淳弘氏が挑みましたが、現職の若林洋平氏が22119票を獲得して17837票を獲得した石橋淳弘氏を振り切って3選を決めています。

熊本 山鹿市長に中嶋氏が4選

2017-01-30 17:15:07 | Weblog
熊本 山鹿市長に中嶋氏が4選 2017年01月30日 共同
 任期満了に伴う山鹿市長選は29日投開票され、無所属現職の中嶋憲正氏(66)=自民、公明推薦=が、無所属新人で福祉施設代表の古家茂臣氏(62)を破って4選を果たした。
★熊本県山鹿市 市長選挙結果
当 19549 中嶋憲正 無現
  12598 古家茂臣 無新


 熊本県山鹿市は福岡県と県境を接する2005年1月に旧山鹿市と鹿央町・鹿北町・鹿本町・菊鹿町が合併した人口5.1万人程の内陸市で、市長選は3期12年現職を務めて4期目を目指す自民・公明が推薦する66歳の中嶋憲正氏に、福祉施設代表で62歳の前回も挑戦した古家茂臣氏が挑む、4年前と同じ顔合わせとなりましたが、
 3期12年の実績を強調した中嶋憲正氏が19549票を獲得して、12598票を獲得した古家茂臣氏を振り切って4選を決めました。
 前回(25055票VS9571票)と比べると票差は縮小して現職に対する不満も高まっているものの挑戦者は今回も及ばず。
 古家氏は前回も人口減少や財政問題を挙げて「思い切った発想の転換が必要」などと主張していましたが、正にこの指摘が今後もこの自治体の課題になるでしょうし、その人口減少問題や財政問題にどう取り組むかが4選を決めた中嶋氏には問われることになるでしょうね。

滋賀・高島市長に福井氏再選 新人熊谷氏を破る

2017-01-30 12:32:24 | Weblog
滋賀・高島市長に福井氏再選 新人熊谷氏を破る 2017年1月30日 京都 
 任期満了に伴う滋賀県高島市長選は29日投開票され、無所属現職の福井正明氏(65)が、無所属新人で前市議の熊谷もも氏(40)を大差で破り、再選を果たした。
 2005年に旧6町村が合併して4回目の市長選。過去2回の選挙はいずれも現職が敗れており、市長の再選は初めて。
 同市では、市本庁舎を合併協定に沿って条例に定めた今津町に設けるか、住民投票で有効投票数の3分の2を占めた新旭町とするかを巡り、対立が続いている。庁舎問題のほか、人口減少対策、産業・観光振興策などが争点となった。
 本庁舎の位置を新旭町に変更する条例改正案を市議会に3回提出し否決されてきた福井氏は、ふるさと納税の3億円達成やリゾートホテルの誘致など1期目の実績を強調。人口減少を見据えた市政改革の継続を訴えた。自民党の国会議員やチームしがの県議などが支援し、厚い支持基盤を固めた。
 熊谷氏は、合理化を性急として批判し、庁舎問題では「地域の特性を生かした分庁舎方式」を掲げるなど地域融和を訴えたが、及ばなかった。
 当日の有権者数は4万2619人。投票率は前回を5・95ポイント下回る66・19%だった。

★滋賀県高島市 市長選挙結果
当 18714 福井正明 無現
  8871 熊谷もも 無新

 滋賀県高島市は、2005年1月にマキノ町・今津町・新旭町・安曇川町・高島町・朽木村の5町1村が合併して発足した人口5万人程の琵琶湖の北西にある市で、市長選は2013年2月に就任して再選を目指す65歳の福井正明氏に前市議で40歳の熊谷もも氏が挑みましたが、
 ふるさと納税の3億円達成やリゾートホテルの誘致など1期目の実績を強調。人口減少を見据えた市政改革の継続を訴えた福井正明氏が18714票を獲得して
 合理化を性急として批判し、庁舎問題では「地域の特性を生かした分庁舎方式」を掲げるなど地域融和を訴えて8871票を獲得した熊谷もも氏をダブルスコアの大差で退けて再選を決めました。

 この高島市。2003年3月には西近江市として市制施行すると一旦決めた市名を翌04年2月に住民からの反対意見を受けて合併協議会が新市名を再検討する羽目に陥り、結局高島市として発足。
 その後も新庁舎の建設問題をめぐり4年の市長選の度に現職が新人に敗れるという騒動が続いていましたが、現庁舎の老朽化問題もあるでしょうし、自治体そのものが生きのこりをかける意味でも次の4年間までに本庁舎をどちらに作るのか方針を決めて粛々と押し進める必要があるように思いますね。

宮崎・西都市長に押川氏 現職打破

2017-01-30 12:30:27 | Weblog
押川さん「発展に力、変えていく」 西都市長選 2017年1月30日 宮崎日々
 有権者は、新たなリーダーを市政のかじ取り役に選んだ。29日に投開票された西都市長選で、現職との一騎打ちを制した新人の押川修一郎さん(61)=無所属=は「発展に力を注ぎ、西都を変えていきたい」と抱負。4選を果たせなかった橋田和実さん(64)=同=は「継続よりも刷新を市民が求めたということ」と無念の表情を浮かべた。
★宮崎県 西都市 市長選挙結果
当 11526 64 押川修一郎 無新
  6152 61 橋田和実 無現


 宮崎県西都市は県中部の人口3万人程の市で、市長選は2005年から3期12年現職を務めて4期目を目指す64歳の橋田和実氏に61歳の押川修一郎氏が挑みましたが、
 挑戦者の押川修一郎氏が11526票を獲得して6152票の獲得に留まった現職の橋田和実氏を破り初当選を決めました。

 市長選の争点は3期12年の橋田市政に対する評価、人口減少対策、医療体制問題などだったと思いますが、予想外の大差で新人が現職を制する形に。
 市内にある西都児湯医療センターは西都・児湯医療圏の中核的な医療施設で災害拠点病院としての機能も果たしていますが、こちらも老朽化が進み救急医療体制の見直しが必要とされる中、市民は新しい市長を選びましたが、まずは最初の1期4年どのようなかじ取りを取るかが問われそうですね。

岐阜県知事選、現職・古田肇氏が4選

2017-01-30 12:28:30 | Weblog
岐阜県知事選、現職・古田肇氏が4選 2017年01月30日 読売
 岐阜県知事選は29日投開票され、現職の古田肇氏(69)(無所属=公明推薦)が、新人で共産党県常任委員の高木光弘氏(57)(無所属=共産推薦)を破り、4選を果たした。
 古田氏は、県の財政再建に取り組んだ実績をアピールし、人口減対策や観光振興などを公約に掲げた。自民、民進両党も県連として推薦したほか、農協や建設業協会など約300の業界団体が推薦するなど、安定した組織戦を展開した。
 投票率は36・39%(前回33・92%)だった。
★岐阜県知事選挙結果
49万3224票 古田肇 69 男 無所属(自民党県連推薦、公明党推薦、民進党県連推薦) 現 岐阜県知事
11万2382票 高木光弘 57 男 無所属(日本共産党推薦) 新 共産党県委員会常任委員

 岐阜県知事選は現職で4選を目指す公明が推薦する69歳の古田肇氏に、共産党県常任委員で57歳の高木光弘氏が挑みましたが、
 現職の古田肇氏が49万3224票を獲得して11万2382票を獲得した高木光弘氏に4倍以上の圧倒的大差をつけて危なげなく4選を決めています。

佐賀唐津市長選は峰達郎氏 初当選

2017-01-30 09:16:06 | Weblog

峰氏が初当選 唐津市長選 2017年01月30日 共同
 任期満了に伴う唐津市長選は29日、投開票され、元県議の峰達郎氏(56)=山本=が新人4人の戦いを制し、初当選を果たした。
 投票率は前回比6・14ポイント減の63・33%で、合併後4回の市長選で最低だった。
★佐賀県唐津市 市長選挙結果
当 30938 峰達郎 無新
  22279 岡本憲幸 無新
  5599 志佐治徳 無新
  5195 田中路子 無新


 同日に行われた唐津市議会議員選挙で同姓同名の方が出馬したことから世間に関心はそちらに奪われる形になりましたが、実は市長選も同日に行われていて、
 元県議で56歳の峰達郎氏が30938票を獲得して、前副市長61歳で22279票を獲得した岡本憲幸氏、5599票を獲得した69歳の志佐治徳氏、5195票を獲得した69際の田中路子氏を退けて新人同士の争いを制しました。
 2005年1月に旧唐津市と浜玉町・厳木町・相知町・北波多村・肥前町・鎮西町・呼子町が新設合併、06年七山村を編入した唐津市は人口12.1万人程の市で合併前の2003年4月から市長を続けていた坂井俊之氏が出馬を見送ったことから4人が出馬するも、自民党や県農政協議会の地元支部は自主投票の方針を打ち出し、実質副市長と元県議の争いは元県議の峰達郎氏が制する形に。まずは最初の1期4年どのような市政のかじ取りをしてくれるかが問われるのではないかと思います。

佐賀県唐津市議会選挙 同姓同名の2人は共に当選

2017-01-30 08:46:23 | Weblog
市議選、同姓同名で記入間違いも 佐賀県唐津市、共に当選 2017年1月30日 共同
http://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-435592.html
 任期満了に伴う佐賀県唐津市議選(定数30)の投票が、29日行われた。漢字も読み方も同じ56歳現職と43歳新人の「青木茂」氏が出馬する、珍しい事態となった。即日開票の結果、双方とも当選。2人の氏名を書いた投票用紙のうち、年齢や現新の別が明記されていない約800票が案分となった。市選挙管理委員会によると、「かっこいい方」などと容姿を形容したものもあったが、客観性がなく無効票となった。
 市選管は、投票所の候補者名簿で、2人に限り年齢や現職と新人の別を明示した。ただ両陣営には、投票を済ませた支持者から「現新を書き間違えた」といった連絡もあった。


 同姓同名の方が立候補したことで混乱が懸念された唐津市議会議員選挙(定員30人、立候補者数32名)ですが、結局現職で56歳の青木茂氏の方は2947.697票獲得で3位当選、大和綜合建設株式会社代表取締役で43歳の青木茂氏の方は1522.302票で27位当選(端数はどちらの票か判別つかなかったものと思われます)で双方が当選。
 30位ギリギリで当選した共産党の方は1293票。落選した2人は1285票と1131票。
 片方が落選したり、31位の次点の方とあまり票数に開きがない場合は落選した方が抗議の裁判を起こす懸念もあっただけに、いろんな意味で心配されましたが、片方が名前を全部ひらがなにしたり、年齢を書かせるなど何とか乗り切ったようです。
 にしても、4年後も2人とも出馬したら今度は両方が現職。4年後 どうなるんでしょうね…。

岐阜 美濃加茂市長に藤井氏再選 汚職事件で上告中

2017-01-30 08:34:54 | Weblog
美濃加茂市長に藤井氏再選 汚職事件で上告中 2017年1月30日 共同
 汚職事件を巡り二審で逆転有罪判決を受けた岐阜県美濃加茂市の藤井浩人前市長(32)=上告中=の辞職に伴う出直し市長選は29日投開票され、無所属の藤井氏が新人を破り再選を果たした。市民は、最高裁で無罪を争う藤井氏に市政運営を託した形。任期は公選法の規定により1期目が終わる6月1日までで、約4カ月間となる。投票率は57・10%。
 主要政策推進のため出直し選に打って出る首長は多いが、政策上の争点なしに「裁判中も市長を続けることの是非」を問う藤井氏の手法は異例。任期満了に伴う5月の市長選で再び当選しても、在職中に最高裁で有罪が確定した場合は失職する。
岐阜県美濃加茂市長選挙結果
★19088票 藤井浩人 32 男 無元 無職 元美濃加茂市長
 4105票 鈴木勲 72 男 無新 無職

 岐阜県美濃加茂市は県南部の人口5.6万人程の市で、市長選は受託収賄罪などに問われ、2審で逆転有罪判決を受けた前市長が「裁判を戦いながら市長を務めることへの信を問う」として辞職したことから、その辞職した元市長で32歳の藤井浩人氏と、市民団体代表で72歳の鈴木勲氏の一騎打ち出直し市長選となりましたが、
 現職の藤井浩人氏が19088票を獲得して、挑戦者で4105票を獲得した鈴木勲氏に4倍半以上の圧倒的大差をつけて勝利しました。

 もっとも出直し市長選なので、任期は公選法の規定により1期目が終わる6月1日までの約4カ月間に過ぎず在職中に最高裁で有罪が確定した場合は失職するというおまけつき。
 病気療養のため辞意を表明した渡辺直由前市長の陣営あるいは自民党が推薦して藤井氏に敗れた元市副議長の森弓子氏あたりは出直し市長選で出馬を急ぐ不利な体勢で選挙を行わずに候補を一本化した上で万全の準備を整えて5月の選挙戦に備えていることでしょうし、今回は相手が40歳も年上。
 市民は現職の藤井浩人に一応の信認は与えたものの、選びようがなかったというのが紛れもない本音だと思います。


鹿児島 西之表市長選が再選挙に 候補6人で法定得票達せず

2017-01-30 08:29:55 | Weblog
米軍の無人島訓練が争点 西之表市長選、再選挙に 2017年1月30日 共同
 29日投開票が行われ、6新人がいずれも有効投票総数の4分の1を得られず再選挙が決まった鹿児島県西之表市長選は、政府が市域にある無人島の馬毛島で検討する米軍の陸上空母離着陸訓練(FCLP)の受け入れが主な争点だった。
 市長選には訓練反対派現職の引退を受け、容認派2人、反対派4人の無所属6新人が立候補した。当日有権者数は1万3303人で、投票率は77.26%。有効投票総数は1万172票で、首位の反対派候補(63)は2428票にとどまり、4分の1の2543票に115票足りなかった。

西之表市長選が再選挙に 候補6人で法定得票達せず 2017年1月30日 琉球新報
 鹿児島県西之表市長選は29日投開票が行われ、無所属6新人がいずれも法定得票数である有効投票総数の4分の1(25%)に達せず、公選法に基づく再選挙が決まった。総務省によると、この規定での首長選の再選挙は近年では2003年の札幌市、07年の宮城県加美町の例があるが、珍しい。
 選挙戦は、市域にある無人島・馬毛島で政府が検討する米軍の陸上空母離着陸訓練の受け入れが主な争点となり、反対派現職の引退を受け容認派2人、反対派4人の新人が立候補していた。
 公選法は市長選の再選挙について、選挙結果に関する2週間の異議申し出期間の経過後、50日以内に行うと定めている。
(参考)西表市 1月29日実施 市長選挙投票数  但し法定得票に達しなかったため参考数値
八板俊輔 63 2428票
小倉伸一 64 2333票
浜上幸十 66 2236票
榎本一已 63 1940票
瀬下満義 65 681票
丸田健次 58 560票

 鹿児島県西之表市は県東部の大隅半島の南に位置する種子島の北部などで構成する人口1.5万人程の市で、市長選は元朝日新聞記者で63歳の八板俊輔氏、元市議で64歳の小倉伸一氏、元市議で63歳の榎元一已氏、元市議で66歳の浜上幸十氏、元市議で58歳の丸田健次氏、元市議で65歳の瀬下満義氏の6新人が争う大混戦となりましたが、法定得票数の4分の1以上を誰も獲得できなかったことから結局再選挙が行われることになりました。
 現実路線としては、下位得票数に留まった2人に市民が選挙を降りて貰うよう懇願して上位4人で争って貰えば普通に考えて4分の1を割り込むことは考えにくいだけにこのあたりが落とし所かな…とも思うのですが、瀬下&丸田氏の両氏を市民が説得できるか。
 大きな争点は無人島・馬毛島で政府が検討する米軍の陸上空母離着陸訓練の受け入れ問題だけに、容認派2人が候補を一本化したり、反対派4人が候補を調整するなどいろんなシナリオが想定されそうですが、いずれにせよ混乱を招くことになりそうです。

静岡 菊川市長に太田氏4選 元市議小笠原氏破る

2017-01-23 17:37:03 | Weblog
静岡 菊川市長に太田氏4選 元市議小笠原氏破る 2017年1月23日 静岡
http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/election/321638.html
 任期満了に伴う菊川市長選と市議選(定数17)は22日、投票が行われた。即日開票の結果、市長選は現職の太田順一氏(66)=民進、連合静岡推薦=が新人の元菊川市議小笠原宏昌氏(52)を抑え、4選を果たした。投票率は68・27%で、前回選を0・33ポイント下回った。
 太田氏は社会資本整備の進展や子育て支援環境の充実など3期12年の実績を前面に掲げ、「菊川が住みやすいまちに選ばれるようになった」と訴えた。政党や業界団体から幅広い支援を得て、手堅い組織戦を展開した。
 小笠原氏は同級生や地元支援者が中心となって草の根の選挙戦を繰り広げた。太田氏の多選を批判し、市長自らが政策提案する積極型行政への刷新を訴えたが、届かなかった。
 菊川市加茂の太田氏の選挙事務所に当確の一報が届くと、集まった支援者から歓声と拍手が沸き上がった。太田氏は「市民が次の4年を託してくれたことに責任の重さを感じている。全力でまちづくりに取り組みたい」と意気込みを語った。
★静岡県菊川市 市長選挙結果
当 15667 太田順一 無現
  9347 小笠原宏昌 無新


 静岡県菊川市は、2005年1月に菊川町と小笠町が合併して市制施行した人口約4.7万人の県西部の市で、市長選は初代市長で2期8年現職を務めて3期目を目指す66歳の太田順一氏に、元市議で52歳の小笠原宏昌氏が挑みましたが、
 社会資本整備の進展や子育て支援環境の充実など3期12年の実績をアピールした現職の太田順一氏が15667票を獲得して
 太田氏の多選を批判し、市長自らが政策提案する積極型行政への刷新を訴え9347票を獲得した小笠原宏昌氏を退けて4選を決めています。

 太田順一氏は菊川町議会議員を2期。98年から菊川町長を2期務めているので町長時代も含めれば多選という言い分もあながち的外れでもないのかもしれませんが、しいて言えば太田氏が初当選の時は自民推薦。現在は民進・連合推薦で、自民議員やその支持者には面白くなかったのでしょうか…。
 とはいえ合併してもそれ程大きな自治体とはいえず(周囲を島田、掛川、牧之原、御前崎の4市に囲まれている内陸市です)いかに議会をまとめていくかが問われているのではないかと思います。

埼玉 川越市長選、現職・川合氏3選 2期8年の実績アピール、2新人破る

2017-01-23 17:31:05 | Weblog
埼玉 川越市長選、現職・川合氏3選 2期8年の実績アピール、2新人破る 2017年1月23日 埼玉
http://saitama-np.co.jp/news/2017/01/23/04.html
 任期満了に伴う川越市長選は22日投開票され、無所属で現職の川合善明氏(66)=自民、公明、連合埼玉推薦=が、元県議の渋谷実氏(73)と元市議の本山修一氏(68)の無所属2新人を破り、3選を果たした。8年ぶりの選挙戦で、2新人は変革を訴えたが、市民は継続を選択した。
 選挙戦で川合氏は、子ども医療費の無料化や新斎場建設などに取り組んだ2期8年の実績をアピール。待機児童の解消や高齢者の介護予防、生活支援の充実などを公約に掲げ、「これからも市民のために働かせていただきたい」と訴えた。
 川合氏は取材に対し、「今まで以上にいろんな面で市民に分かりやすい市政運営をしつつ、公約に掲げた施策を一つ一つ実現していきたい」と表明。選挙事務所に集まった多くの支持者らと喜びを分かち合い、3期目に向けて気持ちを新たにしていた。
 渋谷氏は現市政を「独裁体制だ」と批判。自民県議を辞職して選挙戦に挑み、介護保険料の3%減などを政策に掲げたが、浸透しなかった。
 本山氏は「市民負担が増えている」として、市政運営の転換の必要性を強調。子ども医療費無料化の高校卒業までの拡大などを訴えたが、及ばなかった。
 当日の有権者数は28万8373人(男14万3708人、女14万4665人)。
 市長選の投票者数は8万5640人(男4万2986人、女4万2654人)。投票率は29・70%(男29・91%、女29・48%)で戦後最低だった。8年前の前々回は36・51%。

★埼玉県川越市 市長選挙結果
当 56597 川合善明 無現
  16188 渋谷実 無新
  11726 本山修一 無新

 埼玉県川越市は県南西部の人口35万人程の中核市で、市長選は2009年2月から2期8年現職を務めて3期目を目指す66歳の川合善明氏に、元県議で73歳の渋谷実氏、元市議で68歳の本山修一氏の2新人が挑みましたが
 子ども医療費の無料化や新斎場建設などに取り組んだ2期8年の実績をアピールした川合善明氏が56597票を獲得して
 自民県議ながら現市政を「独裁体制だ」と批判。公約も介護保険料の3%減という保守としては異例な公約を掲げて16188票を獲得した渋谷実氏
 市政運営の転換の必要性を強調。子ども医療費無料化の高校卒業までの拡大などを訴え11726票を獲得した本山修一氏 の2新人を危なげなく退けて3選を決めています。

沖縄 宮古島市長選:現職の下地氏が3選 防衛省の陸自配備に信認

2017-01-23 17:24:52 | Weblog
沖縄 宮古島市長選:現職の下地氏が3選 防衛省の陸自配備に信認 2017年1月23日 沖縄タイムズ
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/80930
 任期満了に伴う宮古島市長選は22日投開票され、保守系無所属で現職の下地敏彦氏(71)=自民推薦=が9587票を獲得し、3期目の当選を果たした。
 大型建設事業整備による経済活性化など2期8年の実績を強調。これまで築き上げてきた政府・自民党とのパイプを生かして財源を獲得し、今後予定する大型事業の着手で「さらなる発展へ」との訴えが支持を得た。陸上自衛隊配備は「容認」で、自身の当選が「配備容認の市民の意思表示になる」としており、防衛省は計画に信認を得た格好となった。

現職下地氏が3選 宮古島市長選、経済政策訴え浸透 2017年1月23日 琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-431749.html
 任期満了に伴う宮古島市長選は22日開票され、現職の下地敏彦氏(71)=自民推薦=が9587票を獲得し、いずれも新人で前県議の奥平一夫氏(67)=民進推薦、前市議の真栄城徳彦氏(67)、医師の下地晃氏(63)=社民、社大推薦=を破り、3選を果たした。奥平氏との接戦となったが、375票の僅差で退けた。
 現職として2期8年の実績や経済政策の訴えが評価されたほか、争点の一つとなった陸上自衛隊配備計画についても、昨年受け入れを表明した現職の判断に有権者が理解を示す結果となった。
 投票率は68・23%で、選挙戦があった前々回の71・20%を2・97ポイント下回った。

★沖縄県宮古島市 市長選挙結果
当 9587 下地敏彦 無現
  9212 奥平一夫 無新
  6545 真栄城徳彦 無新
  4020 下地晃 無新

 沖縄県宮古島市は、2005年10月に平良市と伊良部町・上野村・城辺町・下地町の5市町村が新設合併して誕生した人口5万人程の市で、市長選は現職で自民が推薦する71歳の下地敏彦氏、前市議で67歳の真栄城徳彦氏、前県議で67歳の奥平一夫氏、医師で社民や社大が推薦する63歳の下地晃氏、の4人による争いとなりましたが、
 「宮古島をもっと豊かで明るくしたい。この島の経済を一緒に支えていこう」と訴えた現職の下地敏彦氏が9587票を獲得して
 「命の水を守るため、一過性の経済振興に頼った自衛隊配備は絶対に許さない」と訴えて9212票を獲得した奥平一夫氏
 「市政の継続か、刷新かが争点だ。力を結集し、市長に押し立ててほしい」と訴えて6545票を獲得した真栄城徳彦氏
 「現市政の隠ぺいと暴走に待ったをかけ、市民の手に市政を取り戻す」と訴え4020票を獲得したた下地晃氏 を振り切って3選を決めました。

 自衛隊の配備問題も絡んで現職を含めた保守から2人、翁長陣営からも2人出馬する混戦は、しかも泡沫候補もいない中、結局が現職が翁長陣営が擁立した候補らを僅差で制する形で逃げ切りましたが、この規模の市で4人の争い。
 自民党としては自衛隊配備計画に反対する候補が選ばれなくてほっとしていると思いますが、市議会もそれぞれの候補を推す意見が対立した状態でしょうし、市長は市議会をどうまとめるか大変そうです。

どうしよう?唐津市議選に同姓同名の2人出馬へ

2017-01-22 11:16:05 | Weblog
どうしよう?唐津市議選に同姓同名の2人出馬へ 2017年01月21日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20170121-OYT1T50117.html
 22日告示、29日投開票の佐賀県唐津市議選(定数30)に、同姓同名の男性2人が立候補する見通しになった。
 全国的にも珍しいケースで、市選管は佐賀県選管などとも協議のうえ、他の候補者との公平性を期すために有権者への周知などを一切行わない方針を決めた。ただ、多数の疑問票が出ることも予想され、両陣営からは不安の声が上がっている。
 市選管によると、2人は4期目を目指す現職(56)と建設会社役員の新人(43)で、氏名は漢字、読み方とも同じ。別人と判別できるようにするため、市選管は各投票所の記載台に掲示する立候補者一覧表に、2人に限って現職・新人の別と年齢を併記する。ただ、投票用紙に氏名のみが記載された場合は、公職選挙法の規定により、両候補の得票数に応じた割合で配分する。


 
 う~ん。自治体首長選で現職と新人の苗字が一緒で紛らわしいと思うことはたまにありますが、同姓同名だと投票所や選挙カーなど選挙活動でも混乱が予想され現場も大変そうですね…(汗
 定員30名に32名が挑むようですが、両方とも当選なら多少票数が食い違っても笑い話で済みますが、一番怖いのが1人が当選してもう1人が落選。その落選した方の票数が次点となり最下位で滑り込み当選した方との票差があまりないようなケース。
 最後の議席をめぐって得票数が同数あるいは僅差の場合、しばしば混乱するケースは過去にも見られただけに、終わって見なければわかりませんが、ただただ混乱が起こらないことを祈るばかりです。