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「地毛証明書」、都立高の6割で 幼児期の写真を要求も

2017-04-30 23:05:44 | Weblog
「地毛証明書」、都立高の6割で 幼児期の写真を要求も 2017年05月01日 朝日
http://www.asahi.com/articles/ASK4P4TZ6K4PUTIL01Q.html?iref=comtop_8_01
 東京の都立高校の約6割が、生徒が髪の毛を染めたりパーマをかけたりしていないか、生まれつきの髪かを見分けるため、一部の生徒から入学時に「地毛証明書」を提出させていることがわかった。勘違いによる指導を防ぐ狙いがあるが、裏付けのために幼児期の写真を出させる例もあり、専門家から疑問視する声もある。
 朝日新聞は全日制の都立高(173校)の校長や副校長らに取材し、地毛証明書の有無を聞いた。170校が取材に応じ、全校の57%の98校が「ある」と回答。少なくとも19校が、幼児や中学生の時の髪の毛が分かる写真も求めていた。
 「地毛証明書」「頭髪についての申請書」など呼び方や書式は各校で違うが、多くは保護者が「髪の色が栗毛色」「縮れ毛である」などと記入、押印する形。保護者も参加する入学前の説明会で染色やパーマが疑われる生徒に声をかけ、用紙を渡す例もある。1校当たり年間数人から数十人が提出している。今年度から導入する学校もある。
 多くの都立高は校則で髪の染色やパーマを禁止する。世田谷区の都立高の担当教諭は「染めているのに地毛だと言い張る生徒もいる。保護者の責任で証明してもらう」と話す。背景には、生徒とのトラブルを防ぐほか、私立高との競争が激しく、生活指導をきちんとしていることを保護者や生徒にアピールするねらいもある。
 東京都教育委員会の堀川勝史主任指導主事(生活指導担当)は証明書について「間違って指導し、生徒に嫌な思いをさせないための方法としてはあり得る」とする一方、写真については「学校長の判断だが、写真は個人情報であり人権上の配慮がより必要だ」と語る。
 「地毛証明」について埼玉県教委は「いくつかの高校で把握」、神奈川、千葉県教委は「把握していない」と答えた。


 私の学生時代でも頭髪検査はありましたが今はそこまで厳しくチェックするんですね…(吃驚
 性善説だけでは規律が成り立たない。昔と比べて教師への尊敬心がなくなり場合によってはモンペア問題に悩まされるなど実施する高校の側にもいろいろ事情はあるのだと思いますが、そこまでやらなければならないのか? という気もしなくもありません。

北朝鮮、弾道ミサイル1発発射 数分後に爆発か 韓国軍「失敗と推定」

2017-04-29 09:45:22 | Weblog
北朝鮮、弾道ミサイル1発発射 数分後に爆発か 韓国軍「失敗と推定」 2017年4月29日 日経
 韓国軍合同参謀本部は29日午前、北朝鮮が同日5時半頃に西部の平安南道の北倉(プクチャン)周辺から弾道ミサイル1発を発射、失敗したと推定されると明らかにした。発射数分後に空中で爆発したとみられる。米韓両軍はミサイルの種類や飛行距離など詳細について分析を急いでいる。
 韓国の聯合ニュースは「失敗したミサイルは中距離弾道ミサイルの『北極星』の系列かスカッドERなど北朝鮮が最近、新たに改良しているミサイルの可能性が大きい」との見方を伝えた。
 今回のミサイル発射は、原子力空母カール・ビンソンを朝鮮半島に派遣するなど北朝鮮に軍事的な措置も辞さない構えをみせるトランプ米政権への対抗措置とみられ、国際社会による圧力に屈しないとの強硬姿勢を内外に示したものだ。金正恩(キム・ジョンウン)体制の引き締めや北朝鮮内部の結束を図る狙いも込めているもようだ。
 一方で、北朝鮮は米中がとりわけ警戒する6回目の核実験などの大型の軍事挑発は見送っており、米国との全面的な衝突を避ける思惑も透ける。

対北朝鮮「中国はさらなる役割を」、岸田氏が要請 日中外相会談  2017年4月29日 日経
 訪米中の岸田文雄外相は28日午前(日本時間29日未明)、中国の王毅外相と国連本部で約40分間会談した。岸田氏は北朝鮮の核・ミサイル問題の解決に向けて「さらなる役割を果たしてほしい」と述べ、北朝鮮への影響力行使を要請。核実験など北朝鮮がさらなる挑発行動に出た場合は「断固たる対応が必要だ」との認識を伝えた。
 一方、王氏は平和的解決に向け、対話の必要性を主張。軍事的圧力を強める米国を念頭に、地域の緊張を高めるべきではないとの認識も伝えたもようだ。
 日中関係については、両外相がハイレベルの対話を通じて懸案を処理し日中関係の改善を進めることで一致した。岸田氏は北朝鮮の拉致問題で中国の理解と支持を重ねて求めた。
 日本は対北朝鮮で圧力を強める米国と歩調をあわせ、追加制裁も視野に入れている。中国は北朝鮮が核実験に踏み切れば独自制裁を科すと警告しているが、日米とは温度差がある。

官房長官「北朝鮮に厳重抗議」 首相が情報収集指示  2017年4月29日 日経
 菅義偉官房長官は29日朝、記者会見し「北朝鮮が午前5時半ごろ北朝鮮内陸部から1発の弾道ミサイルが発射した」と述べた。ミサイルは「北朝鮮の内陸部に落下したもようだ」と語った。「国連安全保障理事会決議の明白な違反であり、度重なる挑発行為を断じて容認できない」と非難して、北朝鮮に厳重に抗議したことを明らかにした。
 菅氏は安倍晋三首相にただちに報告し、首相から(1)情報収集、分析に全力を挙げ、国民に迅速・的確な情報提供(2)航空機、船舶などの安全確保を徹底(3)不測の事態に備えた万全の態勢――の3点の指示があったと述べた。
 政府は首相官邸の危機管理センターに緊急参集チームを招集し、対応を協議した。この後、首相官邸で国家安全保障会議(NSC)を開く予定だ。


北でガソリン不足か、GSに長い列…中国TV 2017年04月27日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/world/20170426-OYT1T50121.html
 中国中央テレビは26日、北朝鮮の首都平壌で19日からガソリンスタンドの営業停止が広がり、営業中のスタンドに給油待ちの車列ができるほど深刻なガソリン不足に陥っていると伝えた。
 理由は不明だが、スタンド従業員は「外交官ナンバーのプレートを付けた車でなければガソリンを提供できない」と説明しているという。ガソリン購入チケットの価格は、1週間で約90元(約1449円)から160元(約2576円)と7割以上高騰。同テレビの記者は、給油待ちの車が「1キロ・メートル前後連なっているのを目にした」とも伝えた。
 中国は、北朝鮮の核ミサイル開発阻止に向けた影響力行使を米トランプ政権から求められている。北朝鮮は原油の9割以上を中国の供給でまかなっている。ガソリン不足は、中国による原油供給制限に備え、北朝鮮当局が備蓄を始めたために起きている可能性がある。



 こちらは朝ニュースを聞いて、またか…とつい思ってしまう自分がいて、その直後に『いやいや この異常事態に慣れてしまうこと自体、自国が巻き込まれることへの危機意識の薄い韓国の方の国民意識とそう変わらないじゃないか』と慄然としてしまうのですが、つい先日北朝鮮でガソリン不足か?という報道が中国のテレビ局から流されていたと思ったら、どうも軍事用途に燃料を回していた(要は国民の生活よりも軍事兵器の燃料を優先しても平気な独裁気質の国ということです)ようで。中国も経済制裁を行っていると聞いているのですが、改めて油断ならない国家だと思いますし、実際にできることは限られているとはいえ、日本国としてはより厳しい毅然とした態度を取る必要が出てきたのではないかと思います。

25日のNYダウは232ドル高の20996ドル ナスダックは6000の大台乗せ

2017-04-26 07:43:15 | Weblog
米国株、ダウ続伸し232ドル高 好決算が買い誘う、ナスダックは初の6000台乗せ 2017年4月26日 日経
 25日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に続伸した。終値は前日比232ドル23セント(1.1%)高の2万0996ドル12セントと、3月3日以来およそ2カ月ぶりの高値を付けた。四半期決算で好調な業績を発表した主要企業が相次いだのを好感した買いが広がった。ダウ平均は節目の2万1000ドルを上回り、過去最高値まで残り100ドルを切る場面もあった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続伸し、前日比41.673ポイント(0.7%)高の6025.492で終えた。連日で過去最高値を更新し、初めて6000台に乗せた。
 ダウ平均は2日間で450ドル近く上げた。建機のキャタピラーが8%近く上げ、指数をけん引した。取引開始前に発表した2017年1~3月期決算はリストラ費用がかさんで減益だったが、1株利益は市場予想を上回った。中国を中心に建機販売が伸びて増収を確保。通期予想の上方修正も好感され、上昇率はダウ平均を構成する30銘柄でトップとなった。
 四半期決算で1株利益が市場予想を上回ったマクドナルドや化学のデュポン、工業製品・事務用品のスリーエム(3M)が上昇した。「米企業業績が株高の支援材料だ」(CMCマーケッツのコリン・チェシンスキ氏)との声もあり、幅広い銘柄の買いを誘った。
 米経済政策への期待も株高につながっている。トランプ米大統領は26日に税制改革案を公表する見通し。法人税率を現状の35%から15%に引き下げる方針を明言しており、相場の追い風になると見方がある。
 23日のフランス大統領選の第1回投票を波乱なく終え、欧州の政治リスクへの警戒が和らいだ。25日は仏株価指数がリーマン・ショック前の08年1月以来の高値で終え、ドイツの株価指数は過去最高値を更新。世界的に株高の勢いが強まっていることも市場心理を強気に傾けた。
 業種別S&P500種株価指数は全11業種のうち9業種が上昇した。「素材」「エネルギー」「金融」が上げた。一方で「電気通信サービス」「公益事業」が下落した。
 動画配信のネットフリックスが上場来高値を更新した。中国のインターネット検索大手、百度(バイドゥ)傘下の動画配信会社と提携し、中国市場に進出することが明らかになり、将来の収益拡大を期待した買いが増えた。
 ダウ平均ではゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融株の上げも目立った。アップルのほか、グーグル持ち株会社のアルファベットやフェイスブックなど主力のハイテク株も上昇し、ナスダック指数を押し上げた。
 一方で、食肉大手のタイソン・フーズが安い。食品のアドバンスピエール・フーズの買収を発表。市場では42億ドル(約4620億円)とされる買収総額は割高との見方もあり、目先の財務負担を嫌気した売りが優勢だった。
 最大の顧客から19年末での契約打ち止めを明らかにされた米薬剤給付管理(PBM)大手のエクスプレス・スクリプツが急落。ダウ平均では通信のベライゾン・コミュニケーションズや米コカ・コーラが下げた。

NY商品 原油が小反発、米在庫の減少観測で 金は2週ぶり安値  2017年4月26日 日経
 25日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の6月物は前日比0.33ドル高の1バレル49.56ドルで取引を終えた。市場で米原油在庫の減少観測が浮上。前日に期近物としてほぼ1カ月ぶりの安値を付けたとあって、短期的な反発を見込んだ買いが入った。
 25日夕に米石油協会(API)、26日午前に米エネルギー情報局(EIA)がそれぞれ週間の米在庫統計を公表する。通信社などの集計によると、市場では原油在庫の減少が予想されているという。在庫の余剰感が一服するとの期待が先物の買いを誘った。
 ただ、供給過剰への警戒は根強く、原油相場は下げに転じる場面もあった。ロシアのインタファクス通信は25日、「価格下落リスクがなければ産油量を増やす」との政府高官の発言を伝えた。
 ロイター通信によるとロシアは24日、5月下旬の石油輸出国機構(OPEC)総会で減産延長が決まらなければ産油量を過去30年の最高水準まで増やす可能性があると表明した。OPEC非加盟国で最大の産油量を誇るロシアの増産観測が相場の重荷になった。
 ガソリンは3営業日ぶりに反発。ヒーティングオイルは8営業日ぶりに反発した。
 ニューヨーク金先物相場は続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前日比10.3ドル安の1トロイオンス1267.2ドルで終えた。一時1262.8ドルと、2週間ぶりの安値を付けた。
 フランスの政治リスクが後退し、米株式相場が急伸するなど投資家のリスク選好が強まった。現物の裏付けがあり安全資産とされる金には売り圧力が強まった。
 銀は反落。プラチナは3日続落した。

米デュポン、1~3月は5%増収 8月にダウ・ケミカルと統合へ 2017年4月26日 日経
 米農業・化学大手のデュポンが25日発表した2017年1~3月期決算は、売上高が前年同期比5%増の77億4300万ドル(約8520億円)だった。新興市場を中心に種子や工業品の需要が伸びた。同業大手ダウ・ケミカルとの合併は8月に手続きを完了できるとの見方を維持した。
 純利益は9%減の11億1300万ドル。リストラ関連など特別費用が重荷となった。特別項目を除いた1株利益は1.64ドル。前年同期の1.26ドルと市場予想(1.39ドル程度)をともに上回った。
 全体では販売価格が1%、販売数量が4%それぞれ売り上げの押し上げ要因となった。事業別では売り上げ規模が最大の農業分野で、欧州や中南米向けの種子販売が拡大した。消費者向け電子機器用の部材や、自動車向けの高機能製品など、幅広い工業品も需要が伸びた。
 デュポンは15年に同業大手ダウと合併を発表した。ただ、主要各国での承認取得手続きなどが長引き、これまでに合併完了の見通し時期を数度にわたり後ろ倒ししている。


 25日の米国株式市場は企業決算で好決算が出揃ったこともあり大幅続伸。
 NYダウは、前日比232ドル23セント高い20996ドル12セントで終了(1.12%高)。
 ナスダックは、前日比41.67ポイント高い6025.49ポイントで終了(0.7%高)。
 S&P500種は、前日比14.46ポイント高い2388.61ポイントで終了(0.61%高)しました。
 キャタピラーが7.86%高、マクドナルドが5.57%高、デュポンが3.58%高。
 ナスダック指数は心理的節目の6000ポイント乗せで終了です。

 NY原油は、前日比0.33ドル高い1バレル49.56ドルで終了。
 NY金は、前日比10.3ドル安い1トロイオンス1267.2ドルで終了しています。

25日の日経平均は203円45銭高い19079円33銭で終了

2017-04-25 19:23:16 | Weblog
東証大引け 3日続伸、1万9000円台回復 金融株など買われる 2017年4月25日 日経夕刊
 25日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前日比203円45銭(1.08%)高の1万9079円33銭で終えた。24日の米株高や円高基調の一服を背景に投資家心理が改善し、3月30日以来およそ1カ月ぶりに1万9000円台を回復した。時価総額の大きい金融株の上昇がけん引した。半導体関連株の上げも目立った。
 北朝鮮で朝鮮人民軍が創建85年の節目となる25日に当初警戒されたミサイルの発射や核実験などの挑発行為がなく、地政学リスクへの警戒感が和らいだ。午後の外国為替市場で円相場が1ドル=110円台前半に下落すると、輸出関連株に買い安心感が強まった。市場では「相場の下落を見込み空売りしていた投資家が買い戻しを加速した」(東海東京調査センターの仙石誠マーケットアナリスト)との指摘があった。
 JPX日経インデックス400は4日続伸した。終値は前日比149.08ポイント(1.11%)高の1万3596.77だった。東証株価指数(TOPIX)も4日続伸し、16.02ポイント(1.07%)高の1519.21で終えた。
 東証1部の売買代金は概算で2兆3018億円。売買高は19億4868万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1633と、全体の81%を占めた。値下がりは305、変わらずは78銘柄だった。
 世界的な金融株高を受けて、保険の第一生命HDや証券の野村が上昇し、メガバンクの三菱UFJも堅調だった。宅配便の値上げが伝わったヤマトHDも大幅高となった。傘下のスイス電力計大手への買収提案が伝わった東芝も上昇し、コマツの上げが大きかった。一方、通信株には売りが目立ち、NTTドコモやNTT、KDDIが下落した。OLCとキーエンスも下げた。
 東証2部株価指数は反発した。シャープとプラズマが上げ、技研製と正栄食は下げた。

ヤマト値上げ幅、最大20%程度で最終調整 個人含む全顧客対象 2017年4月25日 産経
http://www.sankei.com/economy/news/170425/ecn1704250011-n1.html
 宅配便最大手のヤマト運輸が9月に値上げする基本運賃の引き上げ幅を最大20%程度とする方向で最終調整していることが25日、分かった。個人を含め全ての顧客が対象で、値上げは消費税増税時を除くと27年ぶり。値上げで得た資金を労働環境の改善やサービスの原資に充てることで、人手不足が深刻化する宅配サービスの維持を図る。
 現在の基本運賃は荷物の発送地と届け先、大きさによって定めている。発着地が同じ地域で縦、横、高さの合計が60センチ以内、重さ2キロまでの最も小さいサイズの場合は税込み756円となっている。最終調整では小さいサイズから150~200円程度の引き上げ幅を軸としており、値上げ幅は5~20%となる計算。最も小さいサイズで900円程度とみられる。
 インターネット通信販売の普及で小型荷物を中心に荷物量が急増。ヤマトが平成28年度に扱った宅配便の数は、過去最高の約18億7千万個となった。受取人不在による再配達も少なくなく、ドライバーなどの長時間労働が常態化。ヤマトは労使交渉も踏まえ、すでに再配達の受付時間の繰り上げるなどサービスの見直しを進めていた。

日本郵政、最終赤字額は400億円 2017年4月25日 産経
 日本郵政は25日、平成29年3月期連結決算で、27年に買収した豪物流大手トール・ホールディングスの企業価値低下を反映し、4003億円の減損損失を計上すると正式発表した。最終損益予想を従来の3200億円の黒字から400億円の赤字に引き下げた。最終赤字は、19年の郵政民営化以降で初めてとなる。
 当時の買収額は約6200億円。純資産と買収額の差額である「のれん代」を約20年で償却する予定だった。会見した長門正貢社長は「重く受け止めている」と話した。一方、「負の遺産を一掃し、改めて攻める経営のスタートラインに立つ」と述べた。

ぴあ、個人情報15万件流出か カード不正利用630万円 プロバスケサイトにサイバー攻撃 2017年4月25日 日経夕刊
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG25H6K_V20C17A4CR0000/?dg=1&nf=1
 チケット販売大手のぴあは25日、同社がプラットフォームを提供し運営を受託しているプロバスケットボール・Bリーグのチケットサイトとファンクラブのサイトがサイバー攻撃による不正アクセスを受け、個人情報約15万件が流出した可能性があると発表した。約3万2千件のクレジットカード情報が含まれ、21日時点でカードの不正使用が197件、計約630万円分確認された。
 ぴあはすでに警視庁に相談したとしている。
 同社によると、流出した可能性があるのは2016年5月16日~17年3月15日に、Bリーグの会員に登録した顧客の個人情報約15万件。住所、氏名、電話番号、生年月日、メールアドレスなどの登録情報が含まれる。
 このうち約3万2千件がファンクラブ会費の支払いやカード決済でチケットを購入した人の決済情報で、カード会員名やカード番号、有効期限、セキュリティーコードが流出した。
 ぴあには3月24日、関連カード会社から、同社の運営するサイトで使用されたカードでの不正利用が相次いでいるとの報告があった。サイトの会員のカード番号を用いた十数件の不正使用があった疑いがあることがこの時点で判明したという。
 3月25日時点でチケットサイト、ファンクラブサイトでのクレジットカードの使用を停止。ぴあがサイトの運営を委託しているソフトウエア開発会社のサーバーにある電話番号やメールアドレスなどの個人情報が、違法なハッキングを受けて流出したとみられる。
 本来ならばカード番号などの情報はサーバーに残らない仕組みとなっていたはずが、開発会社の判断でカード情報をサーバー内に保持しており、カードの不正使用につながった。
 同社は4月11日段階でチケット会員へのパスワード変更などを呼びかけ、不正使用の拡大を防いだとしている。

東芝傘下のスイス電力計大手、日立連合が買収提案 2017年4月25日 日経
 経営再建中の東芝が売却準備を進めている傘下のスイス電力計大手、ランディス・ギアについて、日立製作所が英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズと組んで買収提案したことが25日、分かった。買収額は2000億円超とみられる。このほか、富士電機など複数の事業会社や投資ファンドも買収提案に向けて検討に入った。



 25日の日経平均ですが、24日の米国株式市場がフランス大統領選の第1回投票で、独立系中道候補のマクロン元経済産業デジタル相がトップに立ったことで英国に続きフランスが欧州連合(EU)を離脱する可能性がひとまず低下したとの思惑から主要3市場とも1%を超える上昇(ダウ1.05%高、ナスダック1.24%高、S&P500種1.08%高)して終了する中、前日終値(18875円88銭)よりも3円32銭安い18872円56銭でスタート&直後に18867円19銭と朝方こそ北朝鮮の動きを警戒してもたついた(今日25日は朝鮮人民軍創建85年の記念日だそうで、北朝鮮が何かやらかすことへの警戒感から朝方は様子見だったようです)ものの、北朝鮮情勢への警戒感が薄れるにつれじりじりと上昇して午前は前日比158円86銭高い19034円74銭で終了(午前高値は19038円81銭)。
 午後は14時過ぎまで午前終値近辺で様子見もその後一段高となり14時40分頃に19109円76銭まで上昇。終値ベースでは前日比203円45銭高い19079円33銭。久しぶりの19000円の大台に戻して終了しました。

 今日は日経平均が1.08%高、トピックスが1.07%高、JPX日経400が1.11%高と揃って1%を超える上昇となり、東証マザーズが1.62%高、東証2部は0.62%高となるなど(0.12%安の小幅下落となった東証REIT以外は)軒並み堅調に推移しましたね。
 東証1部の上昇組は伯東(13.8%高)と不動産のランド(2円高の18円=12.5%高)の2銘柄で10%の上昇となった他、基本運賃の値上げを発表したヤマトHDが5.61%高、コマツが4.42%高、ルネサスが4.25%高、IHIが4.12%高など。
 日本郵政も4003億円の減損損失を計上して400億円の赤字になると正式に発表したことで悪材料出尽くし感もあったのか2.38%高。
 銀行セクターも、りそなが2.93%高、三菱UFJが2.19%高、みずほが2.02%高、ゆうちょ銀が1.59%高、三井住友が1.21%高。
 証券も野村が2.90%高で大和が2.25%高。
 保険も、第一生命・ソニーFH・T&D・SOMPOで3%以上の上昇となりかんぽ生命も1.92%高と2%近い上昇となるなど金融セクターが堅調。

 東芝は前日終値(208.1円)よりも3.2円高い211.3円スタート&9時01分に209.6円をつけるも9時39分に215.2円まで上昇して午前は5円高の213.1円で終了し14時41分に216.3円まで上昇して、終値ベースでは7.9円高の216円で終了(3.8%高)。

 一方の下落組はイーブック(12.37%安)や石川製作所(10.2%安)など3銘柄で10%以上の下落となった他、個人情報流出騒動のぴあが5.16%安で下落率ランキング6位にランクイン。
 ピアの情報流出騒動は名前やメールアドレスだけでなくクレジットカードの番号と有効期限まで漏洩して既にカードの不正利用の被害も出ているだけに、こちらは信用を取り戻すのに時間がかかりそう。
 どうも人為的ミスっぽいですが、いくら完璧なシステムを用意しても内部の関係者がルールを遵守しなければとんでもない騒動になることを示したように思います。

24日の米国主要3市場は1%超高 ダウは216ドル高の20763ドル89セントで終了

2017-04-25 05:55:37 | Weblog
米国株、ダウ216ドル高 仏政治リスク後退、金融株がけん引 今年2番目の上げ幅、ナスダックは最高値 2017年4月25日 日経
 24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅反発し、前週末比216ドル13セント(1.1%)高の2万0763ドル89セントで終えた。23日に実施したフランス大統領選の第1回投票で、独立系中道候補のマクロン元経済産業デジタル相がトップに立った。英国に続きフランスが欧州連合(EU)を離脱する可能性が低下し、投資家心理が強気に傾いた。世界的な国債利回り上昇でJPモルガン・チェースなど金融株が買われてダウ平均を押し上げた。
 上げ幅は3月1日(303ドル)に次ぐ今年2番目の大きさだった。金融株に加え、決算発表が近い建機のキャタピラーやマイクロソフト、工業製品・事務用品のスリーエムなどが買われた。
 仏大統領選ではマクロン氏と極右・国民戦線(FN)のルペン党首が5月の決選投票に進む。EUに懐疑的なルペン氏と急進左派のメランション氏がともに決選投票に臨むという「最悪の事態を免れ、市場心理が上向いた」(グリーンウッド・キャピタル・アソシエーツのウォルター・トッド氏)との声があった。
 米国ではトランプ大統領が26日にも税制改革案を公表するとみられている。24日は「法人税の引き下げを財政均衡に優先させる」と一部報道で伝わった。企業業績に追い風になるとの期待が広がり、相場を下支えした。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、最高値を更新して終えた。終値は前週末比73.297ポイント(1.2%)高い5983.819だった。今週のアマゾン・ドット・コムや5月のフェイスブックなど大型IT(情報技術)株の決算発表を前に、好業績への期待感が相場上昇をけん引した。
 業種別S&P500種株価指数は全11業種のうち9業種が上昇した。「金融」「資本財・サービス」「素材」などが大幅に上げた。一方、「不動産」「電気通信サービス」が下げた。
 玩具のハズブロが大幅高。四半期決算が市場予想を上回る増収増益だった。同業による買収提案を受けたと伝わった高級スーパーのホールフーズ・マーケットも上げた。米系証券による目標株価の大幅な引き上げを受けて、アマゾン・ドット・コムが買われた。
 ダウ平均の構成銘柄では、IT(情報技術)機器のシスコシステムズやホームセンターのホーム・デポ、保険のトラベラーズなどが上昇した。
 一方、同業の買収を発表した医療機器のベクトン・ディッキンソンが下落。ダウ平均構成銘柄では映画・娯楽のウォルト・ディズニーやスポーツ用品のナイキ、小売りのウォルマート・ストアーズ、通信のベライゾン・コミュニケーションズが売られた。

NY商品、原油1カ月ぶり安値 米国の増産を懸念、金は反落 2017年4月25日 日経
 24日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の6月物は前週末比0.39ドル安の1バレル49.23ドルで取引を終えた。前週末までに発表された石油関連の指標を受け、米国を中心に供給過剰になるとの懸念が続いている。一時は49.03ドルと期近物として3月29日以来ほぼ1カ月ぶりの安値を付けた。
 21日に米石油サービス大手ベーカー・ヒューズが発表した石油掘削装置(リグ)の稼働数が14週連続で増え、今年後半にかけて米国でシェールオイルの生産増が鮮明になるとの見方が出ている。週間の石油在庫統計では引き続き原油在庫が高水準なうえ、ガソリン在庫も増加に転じた。原油需給の緩みに対する警戒感が増した。
 5月下旬に開かれる石油輸出国機構(OPEC)総会では、主要産油国が減産延長を協議するとみられる。だが、米国の供給過剰が続けば減産延長の効果が限られるとの懸念も浮上した。
 フランス大統領選の結果を受けた欧州政治リスク後退で欧州株などが上げ、朝方にかけては原油相場もつれ高する場面があった。需給懸念からの売り圧力が強く、買いは長続きしなかった。
 ガソリンは続落、ヒーティングオイルは7日続落した。
 ニューヨーク金先物相場は反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前週末比11.6ドル安の1トロイオンス1277.5ドルで終えた。
 23日の仏大統領選挙で反欧州連合(EU)を掲げる2候補者による決選対決が回避され、投資家の間で安堵感が広がった。運用リスクが取りやすくなり、主要な株式相場が大幅に上昇。実物資産の裏付けがあり、リスク回避の際に投資資金の受け皿とみなされる金には売りが出た。
 銀は反発、プラチナは続落した。



 24日の米国株式市場は、23日に実施したフランス大統領選の第1回投票で、独立系中道候補のマクロン元経済産業デジタル相がトップに立ったことで英国に続きフランスが欧州連合(EU)を離脱する可能性がひとまず低下したとの思惑から主要3市場とも1%を超える上昇。

 NYダウは、先週末比216ドル13セント高い20763ドル89セントで終了(1.05%高)。
 ナスダックは、先週末比73.30ポイント高い5983.82ポイントで終了(1.24%高)。
 S&P500種は、先週末比25.46ポイント高い2374.15ポイントで終了(1.08%高)しました。
 JPモルガンチェースが3.53%高、ゴールドマンが2.93%高、アメックスも1.08%高となった他、キャタピラ―が2.64%高。
 一方、ナイキとウォルトディズニーが0.7%弱の調整。

 NY原油は、先週末比0.39ドル安い1バレル49.23ドルで終了。
 NY金は、先週末比11.6ドル安い1トロイオンス1277.5ドルで終了しています。

24日の米国主要3市場は1%超高 ダウは216ドル高の20763ドル89セントで終了

2017-04-25 05:55:37 | Weblog
米国株、ダウ216ドル高 仏政治リスク後退、金融株がけん引 今年2番目の上げ幅、ナスダックは最高値 2017年4月25日 日経
 24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅反発し、前週末比216ドル13セント(1.1%)高の2万0763ドル89セントで終えた。23日に実施したフランス大統領選の第1回投票で、独立系中道候補のマクロン元経済産業デジタル相がトップに立った。英国に続きフランスが欧州連合(EU)を離脱する可能性が低下し、投資家心理が強気に傾いた。世界的な国債利回り上昇でJPモルガン・チェースなど金融株が買われてダウ平均を押し上げた。
 上げ幅は3月1日(303ドル)に次ぐ今年2番目の大きさだった。金融株に加え、決算発表が近い建機のキャタピラーやマイクロソフト、工業製品・事務用品のスリーエムなどが買われた。
 仏大統領選ではマクロン氏と極右・国民戦線(FN)のルペン党首が5月の決選投票に進む。EUに懐疑的なルペン氏と急進左派のメランション氏がともに決選投票に臨むという「最悪の事態を免れ、市場心理が上向いた」(グリーンウッド・キャピタル・アソシエーツのウォルター・トッド氏)との声があった。
 米国ではトランプ大統領が26日にも税制改革案を公表するとみられている。24日は「法人税の引き下げを財政均衡に優先させる」と一部報道で伝わった。企業業績に追い風になるとの期待が広がり、相場を下支えした。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、最高値を更新して終えた。終値は前週末比73.297ポイント(1.2%)高い5983.819だった。今週のアマゾン・ドット・コムや5月のフェイスブックなど大型IT(情報技術)株の決算発表を前に、好業績への期待感が相場上昇をけん引した。
 業種別S&P500種株価指数は全11業種のうち9業種が上昇した。「金融」「資本財・サービス」「素材」などが大幅に上げた。一方、「不動産」「電気通信サービス」が下げた。
 玩具のハズブロが大幅高。四半期決算が市場予想を上回る増収増益だった。同業による買収提案を受けたと伝わった高級スーパーのホールフーズ・マーケットも上げた。米系証券による目標株価の大幅な引き上げを受けて、アマゾン・ドット・コムが買われた。
 ダウ平均の構成銘柄では、IT(情報技術)機器のシスコシステムズやホームセンターのホーム・デポ、保険のトラベラーズなどが上昇した。
 一方、同業の買収を発表した医療機器のベクトン・ディッキンソンが下落。ダウ平均構成銘柄では映画・娯楽のウォルト・ディズニーやスポーツ用品のナイキ、小売りのウォルマート・ストアーズ、通信のベライゾン・コミュニケーションズが売られた。

NY商品、原油1カ月ぶり安値 米国の増産を懸念、金は反落 2017年4月25日 日経
 24日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の6月物は前週末比0.39ドル安の1バレル49.23ドルで取引を終えた。前週末までに発表された石油関連の指標を受け、米国を中心に供給過剰になるとの懸念が続いている。一時は49.03ドルと期近物として3月29日以来ほぼ1カ月ぶりの安値を付けた。
 21日に米石油サービス大手ベーカー・ヒューズが発表した石油掘削装置(リグ)の稼働数が14週連続で増え、今年後半にかけて米国でシェールオイルの生産増が鮮明になるとの見方が出ている。週間の石油在庫統計では引き続き原油在庫が高水準なうえ、ガソリン在庫も増加に転じた。原油需給の緩みに対する警戒感が増した。
 5月下旬に開かれる石油輸出国機構(OPEC)総会では、主要産油国が減産延長を協議するとみられる。だが、米国の供給過剰が続けば減産延長の効果が限られるとの懸念も浮上した。
 フランス大統領選の結果を受けた欧州政治リスク後退で欧州株などが上げ、朝方にかけては原油相場もつれ高する場面があった。需給懸念からの売り圧力が強く、買いは長続きしなかった。
 ガソリンは続落、ヒーティングオイルは7日続落した。
 ニューヨーク金先物相場は反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前週末比11.6ドル安の1トロイオンス1277.5ドルで終えた。
 23日の仏大統領選挙で反欧州連合(EU)を掲げる2候補者による決選対決が回避され、投資家の間で安堵感が広がった。運用リスクが取りやすくなり、主要な株式相場が大幅に上昇。実物資産の裏付けがあり、リスク回避の際に投資資金の受け皿とみなされる金には売りが出た。
 銀は反発、プラチナは続落した。



 24日の米国株式市場は、23日に実施したフランス大統領選の第1回投票で、独立系中道候補のマクロン元経済産業デジタル相がトップに立ったことで英国に続きフランスが欧州連合(EU)を離脱する可能性がひとまず低下したとの思惑から主要3市場とも1%を超える上昇。

 NYダウは、先週末比216ドル13セント高い20763ドル89セントで終了(1.05%高)。
 ナスダックは、先週末比73.30ポイント高い5983.82ポイントで終了(1.24%高)。
 S&P500種は、先週末比25.46ポイント高い2374.15ポイントで終了(1.08%高)しました。
 JPモルガンチェースが3.53%高、ゴールドマンが2.93%高、アメックスも1.08%高となった他、キャタピラ―が2.64%高。
 一方、ナイキとウォルトディズニーが0.7%弱の調整。

 NY原油は、先週末比0.39ドル安い1バレル49.23ドルで終了。
 NY金は、先週末比11.6ドル安い1トロイオンス1277.5ドルで終了しています。

長崎 西海市長に杉澤氏 初当選

2017-04-25 05:50:45 | Weblog
長崎 西海市長に杉澤氏 初当選  2017年04月24日 長崎
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2017/04/24092153051117.shtml
 任期満了に伴う西海市長選と市議選(定数18)は23日、投開票が行われ、市長選は無所属新人で元市議の杉澤泰彦氏(64)が、3期目を目指した無所属現職の田中隆一氏(70)を破り、初当選した。市議選では現職13人、元職2人、新人3人が当選した。
 杉澤氏は昨年9月の出馬表明以降、地域を小まめに回り、知名度不足を払拭(ふっしょく)した。「地域を疲弊させている」と現市政を批判。地場産業の育成や市民目線の行政づくり、子どもの学力向上支援などを訴えて「変化」を求める民意を取り込み、田中氏の組織や地盤も切り崩した。
 田中氏は、市財政の健全化など2期8年の実績を強調。企業誘致による人口減少対策など市政の「継続」を訴えたが、推進した旧長崎オランダ村跡地活用策の不振の責任を問われた。地域低迷の打開策も受け入れられず、涙をのんだ。
 市議選には20人(現職15、元職2、新人3)が立候補。当選者の地域別内訳は▽西海8▽西彼5▽大瀬戸2▽大島2▽崎戸1。政党別では共産、公明が各1人、無所属16人。
 当日有権者数は2万4159人(男1万1554、女1万2605)。投票率は市長選が77・84%、市議選が77・83%。市長選、市議選ともに2013年の前回を1・05ポイント下回り、過去最低だった=市選管調べ=。

【長崎】西海市長選で杉沢氏初当選 2017年04月24日 西日本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local_election/article/323726
 長崎県西海市長選は23日に投開票され、無所属新人で元市議の杉沢泰彦氏(64)が、無所属現職の田中隆一氏(70)を破り、初当選した。投票率は77・84%。当日有権者数は2万4159人(市選管調べ)。

★長崎県西海市 市長選挙結果
当 10808票 杉沢泰彦 無新
  7784票 田中隆一 無現

 長崎県西海市は、県中部の2005年4月に大瀬戸町・西彼町・西海町・大島町・崎戸町が合併して発足した人口約2.8万人程の市で、市長選は2009年5月から2期8年現職を務めて3期目を目指す70歳の田中隆一氏に、元市議で64歳の杉沢泰彦氏が挑みましたが、
 市民の提案を取り入れた町づくりや地場産業の育成などを政策に掲げた杉沢泰彦氏が10808票を獲得して
 市債を減らすなど財政の健全化に力を注いだと2期8年の実績をアピールして7784票を獲得した現職の田中隆一氏 を破り初当選を決めました。
 現職が新人に敗れた自治体の中では比較的差が開いたケース(1.38倍)だったと思いますが、2001年10月に閉園に追い込まれた旧長崎オランダ村跡地活用策の不振の責任(2005年に食のテーマパークキャスビレッジとして再生するも約半年で破綻)も問われた模様。
 新市長に就任する杉沢泰彦氏は最初の1期4年どれだけの実績を打ち出すことができるか。行政手腕に注目が集まることになりそうですね。

福岡の小郡市長選で加地氏初当選

2017-04-25 05:46:23 | Weblog
【福岡】小郡市長選で加地氏初当選 2017年04月24日 西日本
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/local_election/article/323725
 福岡県小郡市長選は23日に投開票され、無所属新人で元民放キャスターの加地良光氏(52)が、4選を目指した無所属現職の平安正知氏(56)=自民、民進推薦=を破り、初当選した。2005年以来12年ぶりの選挙戦だった。投票率は55・90%。当日有権者数は4万7497人(市選管調べ)。

★福岡県小郡市 市長選挙結果
当 13355票 加地良光 無新
  12969票 平安正知 無現

 福岡県小郡市は県の中央部に位置する人口5.8万人程の市で、市長選は2005年5月から3期12年現職を務めて4期目を目指す56歳で自民と民進が推薦する平安正知氏に、52歳で元民報アナウンサーの加地良光氏が挑む12年ぶりの選挙戦(過去2回の選挙は現職が無投票当選)になりましたが、
 市民との対話を重視し、九州の食を集めた道の駅の設置や、待機児童への対策などを公約に掲げた加地良光氏が13355票を獲得して
 教育や福祉の面での3期12年の実績をアピールするとともに、企業の誘致や総合体育館の建設を進めると主張して12969票を獲得した現職の平安正知氏に386票差をつけて初当選を決めました。
 前回・前々回と無投票再選してきたとはいえ、自民と民進が推薦を出している現職が元ニュースキャスターの新人相手にこうもあっさり敗れるとは正直吃驚しますが、新市長に就任する加地良光氏はどのような市政の舵取りをしてくれるのか注目されそうですね。

四国中央市長に篠原氏再選、三谷氏を破る

2017-04-25 05:44:10 | Weblog
四国中央市長に篠原氏再選、三谷氏を破る 2017年4月24日 愛媛
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201704236475
 任期満了に伴う四国中央市長選挙が23日、投開票され、現職の篠原実氏(67)=無所属、自民・公明両党推薦、同市金生町下分=が1万7542票を獲得し、元市議の新人三谷つぎむ氏(76)=同、共産党推薦、同市三島宮川3丁目=を7160票差で破り再選を果たした。有効投票総数に占める篠原氏の得票率は62.82%で、保守対革新で同様の構図だった前回より14.13ポイント減った。
★愛媛県四国中央市 市長選挙結果
当 17542票 篠原実 無現
  10382票 三谷二六 無新

 愛媛県四国中央市は、四国の他の3県に隣接する2004年4月に川之江市・伊予三島市・土居町・新宮村が新設合併して発足した人口約8.6万人の市で市長選は2013年4月から1期4年現職を務めて再選を目指す76歳の篠原実氏に共産が推薦する76歳の三谷二六氏が挑むも
 1期4年の実績をアピールした篠原実氏が17542票を獲得して
 市長選の無投票を阻止し「市議34年の経験を生かして税金の使い方を変え、市民の暮らしと福祉を守る」。市長の給料を半減し、退職金を受け取らない考えも示して10382票を獲得した三谷二六氏 を退けて再選を決めています。

高知県四万十市長選は現職中平正宏氏 共産候補を一蹴

2017-04-25 05:42:05 | Weblog
★高知県四万十市 市長選挙結果
当 11728票 中平正宏 無現
  3675票 大西正祐 共新

 高知県四万十市は、県の南西部に位置する2005年4月に中村市と西土佐村が合併して成立した人口3.4万人程の市で、市長選は現職で60歳の中平正宏氏に、共産が推薦する64歳の大西正助氏が挑むも
 「夢とビジョンのあるまちづくりを目指し、引き続き市政のかじ取り役を務めさせていただきたい」と決意を語った中平正宏氏が11728票を獲得して
 政策について「森林組合などと協力し、山を育てる自伐型林業で林業に光を当てる。ヒノキのブランド化にも努めたい」と産業振興の展望を述べると共に、地域型の商品券を活用した商店街の活性化や、四万十川の資源を守る研究機関設立などの考えも示し、現職の脱原発への姿勢は消極的だとした上で、「住民合意を優先に、小風力発電などを普及させたい」とエネルギー政策に言及して3675票票を獲得した大西正助氏 に実に3.19倍のトリプルスコアの圧倒的大差をつけて危なげなく再選を決めています。

淡路市長選 現職門氏が4選 

2017-04-25 05:34:55 | Weblog
淡路市長選 現職門氏が4選  2017年4月24日 神戸
https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201704/0010123985.shtml
 任期満了に伴う兵庫県淡路市長選は23日に投開票され、無所属の現職門康彦氏(71)=自民、公明、兵庫維新の会推薦=が、無所属新人の前淡路市議戸田雄士氏(59)を破り、4選を果たした。投票率は2013年の前回を0・76ポイント下回る56・61%だった。
 選挙戦では、少子高齢化や阪神・淡路大震災の復興費などにより悪化した財政の再建、3期12年間の門市政の是非が争点となった。
 門氏は、行財政改革を振り返り「市職員の減員などを進めたが、雇用を失ったのも事実。皆が痛みに耐えてくれたおかげ」と述べ、「交付税の減額などで厳しさを増す時期を乗り切るのが仕事」と主張した。
 戸田氏は「新たな発想による市の躍進」を訴えたが及ばなかった。

★兵庫県淡路市 市長選挙結果長
当 12525票 門康彦 無現
  8859票 戸田雄士 無新


 兵庫県淡路市は、淡路島の北部(島の北側3分の1)を占める2005年4月に淡路町・津名町・北淡町・一宮町・東浦町が合併して発足した人口約4.3万人の市で、市長選は初代市長で3期12年現職を務めて4期目を目指す自民・公明・兵庫維新の会が推薦する71歳の門康彦氏に、元市議で59歳の戸田雄士氏が挑むも
 行財政改革を振り返り「市職員の減員などを進めたが、雇用を失ったのも事実。皆が痛みに耐えてくれたおかげ」と述べ、「交付税の減額などで厳しさを増す時期を乗り切るのが仕事」と主張した門康彦氏が12525票を獲得して
 現市政について「人口減少や少子高齢化は仕方がないという姿勢だ」と批判。「市には高いポテンシャル(潜在能力)があるはず」として、課題を解決できる可能性を強調。政策では「農漁業などを助け、産品の付加価値をつくる」「阪神間への利便性を生かしベッドタウン化する」などと主張して8859票を獲得した戸田雄士氏 に1.4倍の差をつけて4選を決めました。
 こちらは過疎が止まらない市政に苛立ちを持つ人が一定数いる反面、致し方ないと受け止める方も多く現職の財政再建路線を支持した形に。
 年齢的にはそろそろ次を任せられる後継者の育成も期待したいところですが、現市政の舵取りと同時並行で後継者の育成も期待されることになるでしょうね。

滋賀 彦根市長選 大久保氏 新人2人破り再選

2017-04-25 05:31:05 | Weblog
彦根市長、大久保氏再選 前川氏ら2新人破る 2017年4月24日 中日
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2017042402000099.html
 滋賀県彦根市長選は二十三日投開票され、無所属現職の大久保貴氏(53)が、いずれも無所属新人の元市教育長前川恒広氏(61)、元毎日放送記者田原達雄氏(68)を破り、再選を果たした。
 大久保氏は福祉、医療など一期四年間の実績を強調。「都市基盤整備を進める上でも好機になる」と二〇二四年の国体開催に伴う関連施設整備、図書館建設など大型事業推進、子育て支援充実や彦根城の世界遺産登録を掲げた。民進系や保守系県議、市議らの支援のほか、連合滋賀の推薦を受け、幅広く票を取り込んだ。
 前川氏は、民間企業での経験や中央の政界や経済界とのパイプをアピール。自民党県議や保守、民進系市議らの支援を受け、国体関連事業の見直しと財政健全化を訴えて現市政との対決姿勢を鮮明にしたが、及ばなかった。
 最も早く立候補を表明した田原氏は、同級生を中心とした草の根の戦いを展開。中学三年までの医療費無料化や中心市街地活性化を掲げて支持を広げたが、現職の壁を崩せなかった。
 投票率は39・16%で、前回を2・66ポイント下回った。当日有権者数は八万九千九百十八人。

★滋賀県彦根市 市長選挙結果
当 15311票 大久保貴 無現
  10846票 前川恒広 無新
  8630票 田原達雄 無新

 滋賀県彦根市は、県北東部の人口11.3万人程の市で市長選は2013年5月から1期4年現職を務めて再選を目指す53歳の大久保貴氏に、会社員で61歳の前川恒広氏、68歳の田原達雄氏の2新人が挑みましたが、
 「彦根は魅力のあるまちであり、市民の皆さんの理解と協力によって4年間、市長を担ってきた。人口減少の中で、彦根は人口が増えている。彦根が注目されているということを理解して頂きたい」「ひこにゃんと一緒に台湾やイギリスを訪れ、彦根をアピールしてきた。彦根城が世界遺産になれば多くの外国人も訪れるが、(登録までの)宿題は姫路城との差別化と世界の城郭との違い。平成33年度に推薦書を作成し、36年度の登録を目指す。市民に知って頂けるよう議論を深めたい」と述べた大久保貴氏が15311票を獲得して
 「彦根城の世界遺産は今のままでは難しい。築城410年祭の目標は90万人らしいが、私なら(おおよその平均)70万人の2倍にできる。滞在型観光も進んでいない。発進力が欠けているのが原因であり、イベント(ゆるキャラまつり)が午後3時に終わるのもおかしい」と指摘して10846票を獲得した前川恒広氏
 「市の財政は危機的だと思っている。今年度予算は市長選を控えて、あらゆる方面に予算措置をして過去最大規模になった。県知事と市町首長との会議でも発言しないのはどういうことか」と現職を批判。「彦根城内に土産店を作りたい。佐和山城跡には鳥居本からのルートを整備したい。博物館には貴重な文化財が多くあるため、彦根以外で展示するアウトバウンドの戦略を立案したい。観光協会は市と相互依存体質のため、民間活力で自立した組織にしたい」と語り8630票を獲得した田原達雄氏 を退けて再選を決めました。

愛知  愛西市長選 日永氏が再選

2017-04-24 20:40:45 | Weblog
日永氏が再選 愛西市長選 2017年4月24日 中日
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2017042402000098.html
 愛知県愛西市長選は二十三日投開票され、無所属現職の日永貴章氏(43)が無所属新人の松崎省三氏(70)=共産推薦=を破り、再選された。投票率は過去最低の39・94%だった。
 四年前の前回選挙と同じ顔触れの一騎打ち。日永氏は一期目に進めた行財政改革の継続などを掲げた。保守系の市議ら幅広い支持を得て、手堅い選挙戦を展開した。松崎氏は中学生の医療費無料化などを訴えたが、及ばなかった。

★愛知県愛西市 市長選挙結果長
当 15309票 日永貴章 無現
  5402票 松崎省三 無新

 愛知県愛西市は、三重県や岐阜県と県境を接する2005年4月に佐織町・佐屋町・立田村・八開村が合併して発足した人口6.2万人程の市で、2013年5月から1期4年現職を務めて再選を目指す43歳の日永貴章氏に、日本共産党尾張南地区委員長で70歳の松崎省三氏が挑む4年前と同じ顔触れの一騎打ちとなりましたが、
 行財政改革の推進を主張した日永貴章氏が15309票を獲得して
 中学生の医療費無料化を訴えて5402票票を獲得した松崎省三氏 に2.8倍の圧倒的大差をつけて危なげなく再選を決めています。

岐阜 海津市長選 松永氏4選

2017-04-24 20:39:13 | Weblog
松永氏4選 海津市長選 2017年4月24日 中日
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2017042402000097.html
 岐阜県海津市長選は二十三日投開票され、無所属現職の松永清彦氏(71)=自民、公明推薦=が、ともに無所属新人の元市議二人を破り四回目の当選を果たした。投票率は54・31%で、選挙戦となった二〇〇五年を16・64ポイント下回った。
 松永氏は〇五年、旧海津郡の三町が合併して海津市が誕生した際、県議から転向して初代市長に就任。十二年ぶりに行われた今回の選挙では、教育環境の整備などに尽くした三期十二年の成果を訴え、二人の相手候補を寄せ付けなかった。
★岐阜県海津市 市長選挙結果
当 6951票 松永清彦 無現
  5684票 藤田敏彦 無新
  3612票 松田芳明 無新

 岐阜県海津市は、県南西部の2005年3月に海津町・平田町・南濃町が合併して発足した人口約3.4万人の市で、市長選は2005年5月から3期12年現職を務めて4期目を目指す71歳の松永清彦氏に、建築設計業で65歳の藤田敏彦氏、農業経営で61歳の松田芳明氏の2新人が挑みましたが、
「市民の思いに応えた市政を目指す」と訴えた松永清彦氏が6951票を獲得して
「海津市の衰退に歯止めをかける」と訴え5684票を獲得した藤田敏彦氏
「住みやすさナンバーワンのまちづくりを進める」と訴え3612票を獲得した松田芳明氏 の両氏を退けて4選を決めています。

岐阜 各務原市長選 浅野氏が再選

2017-04-24 20:31:32 | Weblog
浅野氏が再選 各務原市長選 2017年4月24日 中日
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2017042402000096.html
 岐阜県各務原市長選は二十三日投開票され、無所属現職の浅野健司氏(45)=自民、公明推薦=が、無所属新人の三丸文也氏(75)を破り、再選を果たした。投票率は36・39%で、前回を9・39ポイント下回った。
 浅野氏は強固な組織力を生かして選挙戦を有利に進め、各政党や経済団体、労組などから幅広い支持を集めた。三丸氏は市庁舎の建て替え計画に反対し、批判票の取り込みを図ったが浸透しなかった。
★岐阜県各務原市 市長選挙結果
当 30860票 浅野健司 無現
  12098票 三丸文也 無新

 岐阜県各務原市は県南部の2004年11月に川島町を編入した人口約14.5万人の市で、市長選は2013年5月から1期4年現職を務めて再選を目指す45歳の浅野健司氏に、元市議で75歳の三丸文也氏が挑むも
「住みたいと思える、優しさと活力に満ちたまちをつくっていく」と訴えた浅野健司氏が30860票を獲得して
「税金を無駄遣いしている市政の現況を変えていきたい」と訴え12098票を獲得した三丸文也氏 に2倍半以上の圧倒的大差をつけて危なげなく再選を決めています。