ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

28日の日経平均 321円62銭安い22068円24銭 安値引けで終了

2018-02-28 17:56:09 | Weblog
 28日の日経平均ですが、27日の米国株式市場は利益確定売りもあり主要3市場揃って1%を超える下落(ダウ1.16%安、ナスダック1.23%安、S&P500種1.27%安)となる中、前日終値(22389円86銭)よりも97円33銭安い22292円53銭でスタートした直後に22359円26銭まで下げ幅を縮小も10時50分頃に22244円16銭まで下落する場面が見られ、前場は前日比80円81銭安い22309円05銭で終了。
 午後は開始ほどなく22200円割れした後は14時半前までその近辺で様子見も寄り付きにかけてするすると下落。終値ベースでは前日比321円62銭安い22068円24銭。安値引けで終了しました。

 指数別では、日経平均が1.44%安、JPX400が1.34%安、トピックスが1.23%安。東証REIT指数が0.93%安とこの指数にしては下落率が大きかったでしょうか。
 一方、東証マザーズが0.74%高、日経ジャスダック平均が0.59%高、東証2部が0.37%高、ジャスダックインデックスは0.21%高で終了。

 東証1部の上昇組では、富士ソフト子会社のサイバーコムが連日のストップ高となる24.78%高、液晶等の検査機器のブイ・テクノロジー(10.51%高)など3銘柄で10%以上の上昇となった他、楽天が4.30%高、
 楽天は総務省による新たに割り当てる携帯電話向けの電波について大手3社と共に取得申請したこと(携帯電話参入の本気度)の方ではなく、ブロックチェーンを活用した「楽天コイン」構想の方に注目が集まった模様。

 一方の下落組では共英製鋼が10.35%安となった他、テレビ朝日が7.7%安、ヤフーが7.12%安、千趣会が6.35%安、国際石油開発帝石が4.86%安など。
 ファーストリテイリングは2.52%安、ファナックは2.03%安。任天堂は350円安の49080円で0.71%安。
 銀行は、三菱UFJが2.17%安、三井住友FGが1.86%安、みずほFGが1.38%安となるなど全面安。
 保険も、MS&ADが1.65%安、東京海上が1.64%安、第一生命が1.43%安、AIGが1.43%安。米国金利絡みで材料があった金融はやはり下げました。

27日の米国株式市場 ダウ1.16%安、ナスダック1.23%安、S&P500種1.27%安

2018-02-28 08:23:23 | Weblog
 27日の米国株式市場は、パウエル議長証言の内容が強気の見方を示すものだったことから、年内の利上げ回数が切り上がるとの思惑も浮上したこともあり、またこれまで上昇し続けていた反動もあり反落。
 まあ年内3回から3か月おきに年内4回の利上げになるレベルならば想定内の範囲だと思いますが、23日と26日に3市場とも1%半前後の上昇となっていただけに利益確定売りも出たと思います。

 NYダウは、前日比299ドル24セント安い25410ドル03セントで終了(1.16%安)。
 ナスダックは、前日比91.11ポイント安い7330.35ポイントで終了(1.23%安)。
 S&P500種は、前日比35.32ポイント安い2744.28ポイントで終了(1.27%安)しました。

 インテルが1.63%高。
 一方、ウォルトディズニーが4.5%安、米メルクが2.39%安、ナイキが2.33%安、ベライゾンが2.14%安、ダウデュポンが2.3%安、アメックスが2.03%安、ホームデポが1.85%安、マクドナルドが1.79%安、ウォルマートが1.72%安、エクソンモービルが1.70%安、キャタピラ―が1.48%安、GEも1.03%安で14ドル半に逆戻り。
 GEは2月中旬から14ドル半~15ドルで相場が好調な時もイマイチな時も放置状態ですが、あの一時10ドル割れになった金融危機の2008年10月に優先株を引き受けたバフェット氏にも保険事業を巡る巨額損失や過去の金融事業での訴訟リスクなど一連の騒動に呆れ果てられ苦言を呈されているようで…。
 普通に考えれば、一見割安な株価水準にも思えるのですが、肝心の会計が信用できない状況では機関投資家などは積極的には動けないでしょうか。


 NY原油は、前日比0.90ドル安い1バレル63.01ドルで終了。
 NY金は、前日比14.2ドル安い1トロイオンス1318.6ドルで終了しています。

27日の日経平均 236円23銭高い22389円86銭で終了

2018-02-27 17:19:51 | Weblog
 27日の日経平均ですが、26日の米国市場は大幅続伸で終了(ダウ1.58%高、ナスダック1.15%高、S&P500種1.18%高)する中、前日終値(22153円63銭)よりも238円04銭高い22391円67銭でスタート。9時半頃に22331円98銭まで下落した後は11時頃に22502円05銭まで上昇する場面が見られ、前場は前日比307円22銭高い22460円85銭で終了。
 午後は14時頃まではじり高傾向で推移もその後は利食い売りに押されて寄り付き少し前に22325円07銭まで上げ幅を縮小しましたが、寄り付きにかけてするすると上昇したことから、終値ベースでは前日比236円23銭高い22389円86銭で終了しました。

 指数別では、日経平均が1.08%高、トピックスが0.88%高、JPX400が0.97%高。東証マザーズは前日の反動か0.62%安。
 東証1部の上昇組では、富士ソフト子会社のサイバーコムが22.83%高、ペンタブレットのワコムが11.75%高。
 他、アルプス電機が5.95%高、日本電産が4.73%高、安川電機が4.60%高、日揮が4.59%高、ロームが3.69%高、村田製作所が2.76%高となり、資生堂も3.03%高。
 東京エレクトロンは2.86%高、ファナックが1.91%高、ファーストリテイリングは0.78%高。まあこのあたりは海外投資家が日本株を物色する時のお約束銘柄扱いでしょうか。
 任天堂は14時3分に49780円をつけ、終値ベースでは660円高の49430円で1.35%高。こちらは(外国人はあまり気にしないのかもしれませんが)5万円の心理的大台を超えるかが注目される所。
 メガバンクは三菱UFJが1.25%高、三井住友FGが1.14%高、みずほが0.5%高。
 保険も今日は堅調で東京海上が2.17%高、ソニーFHが1.96%高、第一生命が1.84%高でAFLACが1.46%高。

 一方の下落組は、サイト運営のラクーンが10.95%安。ガンホーが4.10%安、ヤマトHDが3.22%安、楽天は1.39%安などとなっています。

 昨日初値のついた東証マザーズ上場のMマートは12時54分に6870円まで上昇も13時45分頃から売り込まれて終値ベースでは340円安の5860円。
 公開価格は1240円でしたから、価格設定が勿体無かったなぁ…と思いますが、どのあたりで落ち着くのか注目でしょうね。

福岡県行橋市長選、田中氏が再選

2018-02-27 08:15:22 | Weblog
福岡県行橋市長選、田中氏が再選  2018年02月26日
記事リンク先
西日本 https://www.nishinippon.co.jp/flash/f_kyushu/article/396997/
★福岡県行橋市 市長選挙結果
当 田中純 無現 10462票
  藤木巧一 無新 10371票
  岡田博利 無新  6216票

 福岡県行橋市(ゆくはしし)は、北九州市の南あたりに位置する人口7.1万人程の市で、市長選は2014年3月から1期4年現職を務めて再選を目指す71歳の田中純氏に、元市議で70歳の藤木巧一氏、元県議で70歳の岡田博利氏の2新人が挑みましたが、

 この3年で自主財源が毎年1.5億円程度増え、小中学校のトイレや空調の整備、海岸部のにぎわい創出に着手した点をアピール。2期目は人口10万人を目指し、複合文化施設の建設を中心とした行橋駅周辺開発に引き続き取り組みたい、と意欲を見せると共に住民団体が開発計画に反対し住民投票条例の直接請求をしたことについては「計画は粛々と進める。1年の税収増収分で作ることができる」と主張、今川パーキングエリア周辺の再開発、英語とICT(情報通信技術)教育の推進などを公約に掲げた田中純氏が10462票を獲得して

 複合文化施設建設について「市民会館は募金で建てたもの。市民との対話なしに事業を進めるのは批判が多い」と指摘の上、「55億円もの施設で再生するより、教育や福祉に税金を使うべきだ」白紙撤回を主張。公募彫刻展など特定事業の見直し、コミュニティーバス運行や自然公園の整備、給食費補助や返済不用の奨学金制度の拡充、起業家育成プロジェクトによる若者の定住促進などを公約に掲げて10371票を獲得した藤木巧一氏

 現市政を「公約を守っていない」と批判。現在2名の副市長を1名に減らし、国際公募彫刻展「ビエンナーレ」廃止など税金の無駄を省いて支出を減らし、道の駅新設などに取り組みたい、と述べると共に複合文化施設については「契約案が通ったためにゼロベースにするのは難しい。市民の声を聞きながら市に見合った施設を作る」と市民会館から1000人収容ホールへの変更、また女性センター、児童館、公民館など市民の要望に沿った機能を備える案を示すと共に、余った財源を教育や福祉に回し、小中学校の給食費無償化などを公約に掲げて6216票を獲得した岡田博利氏 の両氏をかろうじて振り切って何とか再選を決めました。

 ん。財政再建の実績はまあいいとして複合文化施設の建設が最大の焦点となり、白紙撤廃派と現実的な規模の縮小を求めた慎重派が票を奪い合い、結果的に現職を利する形になってしまいましたが、2候補の獲得票数を合わせれば現職田中純氏の複合文化施設に半数を大きく超える方が何らかの疑問を感じているわけで、この計画をそのまま続けていくのか…。
 実質北九州市への通勤圏なので他の自治体と比べれば若い層も相対的には多いでしょうし、今のうちに他の自治体と差別化を図る思惑もわからなくはないものの、あまり強引にことを進めると市議の反発も食らいかねないだけに、再選を決めた田中氏が次の4年の市政運営をどう務めるか注目されるところではないかと思います。

長浜市長に藤井氏3選 新人中川氏を破る

2018-02-27 08:08:42 | Weblog
滋賀・長浜市長に藤井氏3選 新人中川氏を破る 2018年02月26日
記事リンク先
京都 http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180225000148
★滋賀県長浜市 市長選挙結果
当 藤井勇治 27062票 
  中川勇  14781票

 滋賀県長浜市は、県北東部の2010年1月に虎姫町・湖北町・高月町・木之本町・余呉町・西浅井町を編入した人口11.6万人程の市で、市長選は2010年3月から2期8年現職を務めて3期目を目指す自民・公明・民進が推薦する67歳の藤井勇治氏に、元市議で66歳の中川勇氏が挑みましたが、

 小学校の給食無料化、第3子以降の保育園料無料化、市庁舎や市民プールの建設、市債残高の約300億円縮減などの行政改革をあげ、「1期目は種まき、2期目は市民の皆さんと共に水や肥料をやり花を咲かせた」と2期8年の実績のアピール。「合併の効果をしっかり上げる責任がある。3期目は花をしっかりに実にしたい」と引き続き市政に取り組む意欲を見せた藤井勇治氏が27062票を獲得して

 「2014年から市議を務めてきたが、市長は市民の立場に立たずに市政を推進している。これでは長浜市の未来はない」と藤井市政を批判。現在の問題として市立長浜病院が医師確保ができておらず公的機能が果たせないこと、経営改善が必要な事などをあげ、市民病院事業の経営健全化や医師の確保、さらに教育行政の改善による学力向上や超高齢社会における福祉施策の充実、観光振興や雇用創出による北部地区の活性化などを政策に掲げて14781票を獲得した中川勇氏
 に1.83倍の大差をつけて危なげなく3選を決めました。

 まあ、医師の確保は肝心の成り手を確保して、一旦他の職場に転職して離れている医療従事スタッフがいれば彼女らも呼び戻さないと病院の公的機能も十分に果たせないわけで、また挑戦者も市議会議員を3年半程務めた(市議選は今年7月予定)位の26の定数のうち19番目に多い得票数で当選された方で、どれだけ他の市議の支持を得られるのかな…というのが正直な印象だったのですが、政治経験の差を考慮するとダブルスコア以上の大差にならなかった時点で、現職が圧倒したものの一部不満を抱えている方が中川氏支持に回ったとみてよいわけで。
 3選を決めた藤井氏は次の4年は確実に実績を積み上げると共に、潜在不満を抱えている方への配慮も必要でしょうね。

町田市長選 石阪さんが4選

2018-02-27 08:04:48 | Weblog
(東京)町田市長選 石阪さんが4選 2018年02月26日
記事リンク先 東京
www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201802/CK2018022602000145.html
◆東京都町田市 市長選挙結果
当 81677票 石阪丈一 無現<4>
  36187票 木原信義 無新 
  26956票 河辺康太郎 無新 


 東京都町田市は、多摩地域南部の人口43.5万人程の市で、市長選は3期12年現職を務めて4期目を目指す70歳の石阪丈一氏に、元市議で38歳の河辺康太郎氏、元小学校教諭で68歳の木原信義氏の2新人が挑みましたが、
「中心市街地の活性化や再開が進んでおらず、次の4年間で形を作りたい」。さらに多摩都市モノレールの延伸を進め、軌道に乗せることも目標に挙げると共に、昨年2017年は全国の自治体で14歳までの子供の転入者数が3位だったことを取り上げて、子育て支援の成果や役所の風土改革をアピール。これからも中心市街地を活性化させたいと訴えた現職の石阪丈一氏が81677票を獲得して

 現在の市政に関して「トップダウンで、市民負担増・大型開発を進める市政を変えようという流れが起きている」。野津田公園にある市立陸上競技場の改修および公共施設の再編については「公園の緑が破壊されてしまう。市民は市立博物館、文学館、図書館を残してほしいと訴えている」と否定的な見解を示すと共に 「大型ハコモノ優先から、くらし応援に」を掲げ、中学校の全員給食の実現や年金で入れる低額の特養ホームを増設し待機者ゼロを実現することを目指すと訴え36187票を獲得した木原信義氏

 「市議会で議論されたが、野津田公園にある市立陸上競技場の改修事業などに巨額の投資をすることが町田の未来につながるのか。疑問だけが残る」として見直すべきだとの考えを主張するとともに医療・介護・スポーツなどの充実による「誰もが健康に暮らせる町田」、教育環境を充実させた「子どもが元気よく育つ町田」、少子高齢化社会の問題を解決・地域の仕事や生活を守る「誰もが働きがいのある町田」などの政策を掲げ、行政サービスの削減は「矛盾した行政」と批判し、「町田の未来を変えたい」と市政の転換を訴え26956票を獲得した河辺康太郎氏
の両氏を危なげなく退けて4選を決めました。

 まあ、財源の使い方で意見の相違は見られたものの、両新人とも現職を上回る程のアピールはできなかったということでしょうし、多摩地区と言っても八王子市よりも都心よりはどの地区も深刻な待機児童問題に悩まされ、その現職が待機児童対策の推進を訴えている以上は引き続き任せてみようか ということなのでしょうし、4選を決めた石阪丈一は次の4年間で着実に実績を残すと共に、そろそろ年齢的には価値観を受け継いでくれる後継者の育成というものも意識して欲しいと思いますね。

留萌市長に中西氏 新人対決 僅差で庄司氏破る

2018-02-27 08:01:50 | Weblog
(北海道) 留萌市長に中西氏 新人対決 僅差で庄司氏破る  2018年02月26日
記事リンク先
北海道 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/167335?rct=n_politics
★北海道留萌市 市長選挙結果
当 中西俊司 6784票
  庄司清彦 5904票

 北海道留萌市は、人口2.2万人弱の留萌管内の中心市で、2006年3月から3期12年現職を務めた高橋定敏氏が出馬を見送ったことから、市長選は前副市長で(現職の後継者の)61歳の中西俊司氏と元NHK記者で53歳の庄司清彦氏の2新人による争いとなりましたが、

 赤字経営が続く市立病院の経営安定化、保育料や中学までの医療費無償化などを訴えると共に、42年間の行政経験を生かした市政運営をアピールした中西俊司氏が6784票を獲得して
 高橋市政での財政運営や危機管理体制を批判し、幼児教育充実や海水浴場のアミューズメントパーク構想などを掲げて5904票を獲得した庄司清彦 を880票差で破り新人同士の争いを制しました。
 実に20年ぶりの市長選は、中西氏には後援会顧問に高橋定敏現市長がついて若手企業経営者や市職員OBらが支援に回り、庄司氏には後援会会長に留萌建設協会会長が就任して一部の道議が支援する経済界を二分しての激戦となったようですが、結果は実績のある前副市長が就任する形に。
 まずは最初の1期4年間でどれだけの実績を打ち出せるかでしょうね。

26日の米国市場は大幅続伸 ダウ1.58%高、ナスダック1.15%高、S&P500種1.18%高

2018-02-27 07:58:06 | Weblog
 26日の米国株式市場は、国債利回りの低下(価格は上昇)で投資家懸念が後退したことが好感され大幅続伸。
 NYダウは、先週末比399ドル28セント高い25709ドル27セントで終了(1.58%高)。
 ナスダックは、先週末比84.07ポイント高い7421.46ポイントで終了(1.15%高)。
 S&P500種は、先週末比32.30ポイント高い2779.60ポイントで終了(1.18%高)しました。

 コカ・コーラこそ0.02%安となったものの、ダウ構成30銘柄ではそれ以外の29銘柄で上昇する全面高状態となり、シスコシステムズが3.09%高、
3Mが3.00%高、インテルが2.89%高、アメックスが2.87%高、ウォルトディズニーが2.39%高、ファイザーが2.19%高、ナイキが2.19%高、米メルクが2.17%高、トラベラーズが2.03%高、アップルが1.98%高、IBMが1.97%高、ボーイングが1.91%高、シェブロンが1.79%高、エクソンモービルが1.69%高、ゴールドマンサックスが1.68%高などなど。

 NY原油は、先週末比0.36ドル高い1バレル63.91ドルで終了。
 NY金は、先週末比2.5ドル高い1トロイオンス1332.8ドルで終了しています。

認可保育所3.5万人落選 66自治体、9割で枠不足

2018-02-26 18:22:17 | Weblog
認可保育所3.5万人落選 66自治体、9割で枠不足 2018年2月25日 
記事リンク先
共同通信 https://this.kiji.is/340049433276646497?c=39546741839462401

 東京23区と政令市に加え、昨年4月時点の待機児童数が100人以上の計87市区町村を対象に共同通信が行った調査によれば、政令市など66自治体で約3万5千人の0~2歳児が認可保育所に入るための1次選考で落選(不承諾通知)したようです。
 同記事では不足が1000人以上になった10自治体も紹介していますが、その表によれば、川崎市が3259人、横浜市が2875人、さいたま市が2086人、札幌市が2084人(北海道新聞のデーターでは全体では2629人)、東京都世田谷区が1887人、江東区が1709人、品川区が1534人、大阪市が1474人、岡山市が1062人、港区が1025人の順。
 逆に不足なしとされたのが静岡市の1137人、熊本市の570人、新潟市の557人と続きますが、
 不足がないから必ずしも希望する認可保育園に入園できるとは限りませんし(あまりにも遠方の園の枠が空いていても通わせ続けるのは困難ですしね)、預け先が不足する自治体の親は今後認証保育所や質の良い無認可保育園を探すことになると思いますが、厚生労働省が表だって公表している公式待機児童統計と実態との違いを見事なまでに見せつけているようで、これが都市部の保活(保育園に子供を預けるために親が奔走する行為)の現実だと、問題の深刻さを突き付ける意味では恰好の話題だと思います。

年賀はがきも62円に=19年用から10円値上げ-日本郵便

2018-02-26 18:16:54 | Weblog
年賀はがきも62円に=19年用から10円値上げ-日本郵便 2018年02月24日 時事通信 他
記事リンク先
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018022301077&g=eco
日本郵便 プレスリリース 年賀葉書の料金改定
http://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2018/00_honsha/0223_01.html


 今年は52円で据え置いた年賀ハガキ 結局来年は10円値上げして62円と通常のハガキと価格を統一するようです。
 18年用年賀ハガキは17年12月15日~1月7日の投函に限って52円とする特例扱いを取った(価格差が悪用されることなどを懸念したようですね)ものの、わかりにくいとの苦情が殺到して肝心の販売枚数も1.57億枚減の26.53億枚と減少に歯止めがかからなかったことから値上げを決断した模様。
 まあ、若い世代はメールやLINEで新年に挨拶を送り合って終わりでしょうし、個人営業マンの顔つなぎツールとしての役割や、子供の成長写真を毎年送るなど、年賀状を送る人はこれからも送り続けるだろうし、送らない相手には送らない。その流れが定着していくのではないでしょうか。
 手紙が人をつなぐ効果を否定するつもりは毛頭ありませんが、職員に販売ノルマが課されるなど本末転倒な動きも噂される中、正常化の意味でも妥当な判断かと思います。


26日の日経平均 260円85銭高い22153円63銭で終了

2018-02-26 18:10:08 | Weblog
26日の日経平均ですが、先週末23日の米国市場は主要3市場揃って堅調に推移(ダウ1.39%高、ナスダック1.77%高、S&P500種1.6%高)する中、先週末終値(21892円78銭)よりも241円86銭高い22134円64銭でスタート&直後に22105円05銭も9時10分頃に22226円53銭まで上昇した後は利食い売りで10時頃に22100円近辺。その後一旦買い戻されるも11時過ぎには22040円87銭まで上げ幅を縮小する場面も見られ、前場は先週末比179円29銭高い22072円07銭で終了。
 午後は概ね22100円台で推移して、終値ベースでは先週末比260円85銭高い22153円63銭で終了しました。

 指数別では、日経平均が1.19%高、JPX400が0.9%高、トピックスが0.81%高となった他、今日は東証マザーズが1.78%高と堅調。
 東証マザーズ市場に新規上場したMマート(HPでは業務用食材卸売市場を名乗っています)が、上場2日目の26日にして公開価格(1240円)の実に4.3倍となる5380円で初値を付けて6200円で終了。

 東証1部の上昇組では、メンバーズ(12.55%高)と北沢産業(12.19%高)の2銘柄で10%以上の上昇となった他、ヤマトHDが3.88%高、キリンHDが3.06%高、小野薬品工業が2.98%高。
 任天堂は410円高の48770円で0.85%高。

 一方の下落組では、 独立系電設資材商社の田中商事が9.67%安。市光工業が6.10%安、住友金属鉱山は2.24%安。
 メガバンク3行が揃ってプラス圏で終了するなど銀行株は買い戻し基調も、かんぽ生命が1.35%安、第一生命が1.3%安、T&Dが1.11%安となるなど保険セクターがイマイチでしたね。

24キロの歩行研修で足に障害、会社に賠償命令

2018-02-25 08:50:14 | Weblog
24キロの歩行研修で足に障害、会社に賠償命令 2018年02月24日 
記事リンク先
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/20180224-OYT1T50019.html
朝日 https://www.asahi.com/articles/ASL2Q5DNWL2QPITB00M.html

 太陽光発電の営業で有名なサニックスは入社時研修に5時間以内に24キロの距離を歩く新人研修を行っていたようですが、アラフィフ世代のおそらくは中途入社と思われる方にも一律に強要(「完歩しないと正社員にはなれない」と脅していたようです)したあげく、足に障害が残ったことを理由に約2200万円の損害賠償を求める裁判を起こされ、約1592万円の支払いを命じる判決が広島地裁福山支部で下されたようです。
 大人が普通に歩く場合、平均して時速5キロと言われていますが、そのペースで24キロの距離を5時間以内に歩くとなれば20代前半の若手でもぐったりしてしまうでしょうし、現在52歳で2013年8月の話なら当時の男性の年齢は47歳か48歳。
 しかも裁判に訴えた男性は当時身長171センチ・体重101キロとBMI34.5の、表現は不適切でお叱りを受けるかもしれませんが肥満と言ってもよい体形。
 年齢と体形を一目見るだけで健康面で無理があるのは明らかですし、そもそもこの年齢層の方にこのような苦行を課せれば、足の障害以前に血圧関連の病気で倒れるような事故も発生しかねないでしょうし、もしそうなったらどう責任を取るつもりだったのか、むしろ健康配慮面で責められる事案だったでしょう。
 昔流の社員を洗脳するような研修はもはや時代錯誤もいい所ですし、この調子だと既存の従業員の健康管理もどこまで真面目に取り組んでいるのか心配になります。

23日の米国市場 ダウ1.39%高、ナスダック1.77%高、S&P500種1.6%高

2018-02-24 09:51:59 | Weblog
 23日の米国株式市場は、市場で95%以上の確率でFRBが3月に利上げを行うとの見方が織り込まれ始める中、21日には一時2.95%まで急速に上昇してしまっていた10年債利回りが、23日は2.8%台まで下がったことに加えて、リスク指標として意識されるVIX指数も16台半ばに低下したことで、市場に警戒感が低下したことから、主要3市場揃って1%を超える上昇。

 NYダウは、前日比347ドル51セント高い25309ドル99セントで終了(1.39%高)。
 ナスダックは、前日比127.30ポイント高い7337.39ポイントで終了(1.77%高)。
 S&P500種は、前日比43.34ポイント高い2747.30ポイントで終了(1.60%高)しました。

 インテルが4.21%高と大きく跳ね上がった他、マイクロソフトが2.54%高、シスコシステムズが2.47%高、シェブロンが2.46%高、キャタピラ―が2.23%高、エクソンモービルが2.20%高、ビザが2.12%高、ゴールドマンサックスが2.04%高、JPモルガンチェースが2.03%高となりアップルも1.74%高。
 ハイテク株では、好決算を発表したヒューレット・パッカード・エンタープライズとHPも物色されたようで、HPEは10.54%高&HPも3.54%高に。
 一方、GEが13セント安い14ドル49セントで0.89%安と再び14ドル半の水準に。

 NY原油は、前日比0.78ドル高い1バレル63.55ドルで終了。
 NY金は、前日比2.4ドル安い1トロイオンス1330.3ドルで終了しています。

今日はプレミアムフライデー1周年

2018-02-23 19:45:40 | Weblog
 今日はプレミアムフライデー1周年ですが、ニュースで言われるまですっかり失念していました…(汗
 イベントを行うにしてもせめて近隣自治体同士でイベントがバッティングしないように調整位はした方がいいのでは…。
 あるいは消費喚起を優先するのか、早帰りを優先するのか どちらを優先するかも決めた方がいいと思うのですが、皆様の職場ではどうだったでしょうか。
 去年は2月は24日で3月は31日にぶつかる最悪のタイミング 今年も2月は今日23日で3月は30日…。
 うん。普通に人事異動の挨拶周りで、来月はそれ所ではなさそうですね。

23日の日経平均 156円34銭高い21892円78銭で終了

2018-02-23 19:42:28 | Weblog
 23日の日経平均ですが、22日の米国市場はナスダックとS&P500種は小動きもダウが164ドル高の買い戻し(0.66%高)で終了する中、前日終値(21736円44銭)よりも53円28銭高い21789円72銭でスタートした後、午前は21741円63銭~21843円12銭までの100円程のレンジを方向感のない展開で推移して前場は前日比77円87銭高い21814円31銭で終了。
 午後は14時20分頃まで21850円を挟んだ様子見もその後は上昇に転じて一時21903円39銭まで上昇。終値ベースでも前日比156円34銭高い21892円78銭で終了しました。

 日経平均が0.72%高、JPX400が0.78%高、トピックスが0.82%高。
 東証REITが1.3%高とこの指数にしては変動が大きく、今日はREIT関連にも物色が入った模様。

 東証1部の上昇組では、システム開発のUbicom(12.15%高)とディスプレイ材料などの有沢製作所(12.12%高)の2銘柄で10%以上の上昇となった他、ファンケルが5.99%高、関西電が4.95%高。
 大型株では任天堂が2%半高で48360円に。
 一方の下落組は、宇部興産が6.37%安となるなど5銘柄で5%以上の下落。花王も2.45%安と目に付いたでしょうか。

 宇部興産はグループ会社の宇部丸善ポリエチレンが、顧客と約束した製品検査を一部未実施のままポリエチレン製品を出荷していたと発表したことが売り材料とされた模様。
 会社側は「製品の品質には問題がない」と弁明しているようですが、余計な発言で炎上しないためとはわかっていても、謝罪会見の弁明の仕方まで他の企業と全く同じお約束なパターン。
 弁明までマニュアルかよと海外投資家に呆れ果てられなければいいのですが、不祥事を挽回して信頼を回復できるかが厳しく問われることになりそうです。