(22日の自治体首長選)静岡 牧之原市長に杉本氏初当選 大石氏、名波氏退ける 2017年10月23日 静岡
http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/election/418398.html
任期満了に伴う牧之原市長選と市議選は22日、投開票が行われ、市長選は無所属新人で前副市長の杉本基久雄氏(60)=連合静岡推薦=が元市議の大石健司氏(52)と元旧相良町議の名波力氏(71)の無所属新人両氏を退け、初当選を果たした。現職12人、新人5人が争った市議選も16人全員の顔ぶれが決まった。
投票率は市長選、市議選ともに66・59%。市長選は前回選を4・30ポイント、市議選は4・31ポイント上回った。
西原茂樹市長に後継指名された杉本氏は組織戦を展開。42年間の行政経験を強調し幅広い世代から支持を集めた。大石氏は「若い力」を訴えたが広がりを欠き、名波氏は榛原地域で浸透しなかった。
★静岡県牧之原市 市長選挙結果
当 11987票 杉本基久雄 無新
7198票 大石健司 無新
5532票 名波力 無新
静岡県牧之原市は、県の西部に位置する2005年10月に榛原町と相良町が合併して発足した人口約4.5万人の市で、市長選は2005年10月から3期12年現職を務めた西原茂樹氏が出馬を見送ったことから、前副市長で60歳の杉本基久雄氏、元市議で52歳の大石健司氏、内装工事会社役員で71歳の名波力氏、の3新人による争いとなりましたが、
「42年間行政に携わってきた。今こそ市民に経験や思いを返す時がきた」と行政経験をアピールすると共に榛原総合病院については「医師確保に努めていく」と述べ、茶業振興や子育て支援のさらなる充実、高齢者の公共交通対策などにも力を注いでいく考えを示した杉本基久雄氏が11987票を獲得して
「合併から12年たっても一つの市として発展できていない。しがらみのない若い世代で、この街を一からつくり直したい」と決意を表明。意識改革の必要性を繰り返し説き「相良も榛原もない一つの街に。楽しく生活できる古里をつくっていきたい」と言葉に力を込めて7198票を獲得した大石健司氏
榛原総合病院について「診療科ごとにテナント方式にして全国の医療機関や専門医に貸し出す。賃料や医療機器の使用料で病院の財政を健全化させる」と訴えると共に「市民の利便性を確保するため2庁舎体制を維持する」とも述べ、市役所相良庁舎の存続の必要性を強調して5532票を獲得した名波力氏 を退けて新人同士の争いを制しました。
市民は実務経験の長い杉本基久雄氏を選択しましたが、まずは最初の1期4年 どれだけの実績を打ち出すことができるか…でしょうね。
http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/election/418398.html
任期満了に伴う牧之原市長選と市議選は22日、投開票が行われ、市長選は無所属新人で前副市長の杉本基久雄氏(60)=連合静岡推薦=が元市議の大石健司氏(52)と元旧相良町議の名波力氏(71)の無所属新人両氏を退け、初当選を果たした。現職12人、新人5人が争った市議選も16人全員の顔ぶれが決まった。
投票率は市長選、市議選ともに66・59%。市長選は前回選を4・30ポイント、市議選は4・31ポイント上回った。
西原茂樹市長に後継指名された杉本氏は組織戦を展開。42年間の行政経験を強調し幅広い世代から支持を集めた。大石氏は「若い力」を訴えたが広がりを欠き、名波氏は榛原地域で浸透しなかった。
★静岡県牧之原市 市長選挙結果
当 11987票 杉本基久雄 無新
7198票 大石健司 無新
5532票 名波力 無新
静岡県牧之原市は、県の西部に位置する2005年10月に榛原町と相良町が合併して発足した人口約4.5万人の市で、市長選は2005年10月から3期12年現職を務めた西原茂樹氏が出馬を見送ったことから、前副市長で60歳の杉本基久雄氏、元市議で52歳の大石健司氏、内装工事会社役員で71歳の名波力氏、の3新人による争いとなりましたが、
「42年間行政に携わってきた。今こそ市民に経験や思いを返す時がきた」と行政経験をアピールすると共に榛原総合病院については「医師確保に努めていく」と述べ、茶業振興や子育て支援のさらなる充実、高齢者の公共交通対策などにも力を注いでいく考えを示した杉本基久雄氏が11987票を獲得して
「合併から12年たっても一つの市として発展できていない。しがらみのない若い世代で、この街を一からつくり直したい」と決意を表明。意識改革の必要性を繰り返し説き「相良も榛原もない一つの街に。楽しく生活できる古里をつくっていきたい」と言葉に力を込めて7198票を獲得した大石健司氏
榛原総合病院について「診療科ごとにテナント方式にして全国の医療機関や専門医に貸し出す。賃料や医療機器の使用料で病院の財政を健全化させる」と訴えると共に「市民の利便性を確保するため2庁舎体制を維持する」とも述べ、市役所相良庁舎の存続の必要性を強調して5532票を獲得した名波力氏 を退けて新人同士の争いを制しました。
市民は実務経験の長い杉本基久雄氏を選択しましたが、まずは最初の1期4年 どれだけの実績を打ち出すことができるか…でしょうね。