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東京 武蔵野市長選 初の女性市長誕生 松下さん、市政継承訴え初当選

2017-10-02 08:43:40 | Weblog
東京 武蔵野市長選 初の女性市長誕生 松下さん、市政継承訴え初当選 2017年10月2日 東京
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201710/CK2017100202000134.html
  一日投開票の武蔵野市長選は、無所属新人の松下玲子さん(47)=民進、共産、自由、社民、ネット支持=が、無所属新人の元市議高野恒一郎さん(45)=自民推薦=との一騎打ちを制し、初当選した。同市の女性市長誕生は初めて。投票率は44・26%で、過去最低だった前回41・29%を上回った。当日有権者数は十二万十一人。 
 深夜に当選が決まると、吉祥寺北町の選挙事務所では支持者やスタッフから歓声がわき起こった。祝福を受けた松下さんは「皆さんのおかげで当選することができた。市民主体の選挙で戦えたことは大変うれしい」と喜び、「邑上(むらかみ)(守正)市長が十二年間進めてきた市民参加の市政を継承し、安心して子育てができ、住み続けられるまちへ発展させていく」と抱負を述べた。
 これまで同市長選は、同市が属する衆院東京18区で争ってきた土屋正忠、菅直人両衆院議員の「代理戦争」などと称されてきた。今回は告示後に衆院が解散され、総選挙が事実上始まる中での市長選となったが、土屋氏が高野さんの街頭演説で何度もマイクを握ったのに対し、七月の都議選で松下さんを応援した菅氏は姿を見せず、従来とは様相の異なる展開となった。
 松下さんはサッポロビール勤務を経て、松下政経塾や早大大学院で政治や経済を学んだ。民主党都議二期を務めた後、二〇一三年と今年七月の都議選で次点。邑上市長の引退表明を受けて、同市長を支えた市民グループが八月に擁立。オール野党の支持を背景に初当選を果たした。
 高野さんは自民党市議二期目途中での出馬。「市政の改革」を訴えたが、及ばなかった。前回は自民系候補を推薦した公明党が自主投票になったことも影響したとみられる。
 同時に行われた市議補選(被選挙数一)は、自民元職の東真理子さん(51)が当選した。
★東京都武蔵野市 市長選挙結果 
当 3万4166票 松下玲子 無新<1>
  1万7993票 高野恒一郎 無新 


 東京都武蔵野市は、多摩地域東部に位置する人口14.6万人程の市で、市長選は2005年10月から3期12年現職を務めた59才の邑上守正氏が出馬を見送ったことから、元市議で自民が推薦する45歳の高野恒一郎氏と元都議で47歳の松下玲子氏の2新人による争いとなりましたが、
 現市政の継承を求めた松下玲子氏が3万4166票を獲得して「市政の改革」を訴えて1万7993票を獲得した高野恒一郎氏 にダブルスコア近い大差をつけて新人同士の争いを制しました。
 東京都の場合は比較的野党が強い傾向があるものの、新人同士の争いでこれだけ差が開くのも珍しいような。
 自民党も国政で応援どころではなかったのかもしれませんし、公明党も自主投票に回ったことでこれだけ差が開いたものと思われますが、当選を決めた松下氏はまずは最初の4年間でどのような実績を挙げることができるのかが問われていくことになるのではないかと思います。
 

山梨市長に民進系・高木晴雄氏が初当選 前市長逮捕の出直し選、自民系敗れる

2017-10-02 08:39:22 | Weblog
山梨市長に民進系・高木晴雄氏が初当選 前市長逮捕の出直し選、自民系敗れる 2017年10月02日 産経
http://www.sankei.com/politics/news/171001/plt1710010093-n1.html
 山梨県山梨市の職員不正採用事件で受託収賄罪などで逮捕・起訴された前市長、望月清賢被告(70)の辞職に伴う出直し市長選は1日、投開票が行われ、元山梨県議で無所属新人の高木晴雄氏(67)=民進、社民推薦=が1万591票を獲得し、初当選を果たした。
 市長選には元山梨県議で無所属、新人の奥山弘昌氏(57)=自民推薦=も立候補したが、8629票と及ばなかった。投票率は65.00%で、前回(66.75%)を下回った。
 両候補とも事件の再発防止や市政刷新を訴えた。衆院解散で国政が激動する中、自民系と民進系の一騎打ちで、政党間対決としても注目されたが、前市政を厳しく批判し、「不正を払拭し、クリーンな市を作る」と訴えた高木氏が支持を集めた。

★山梨県山梨市 市長選挙結果
当 高木晴雄 10591票
  奥山弘昌 8629票

 山梨県山梨市は人口3.4万人程の県北東部の市で、前市長の望月清賢氏の失職(その後受託収賄罪で起訴)に伴う山梨県山梨市の出直し市長選は、自民党県連が推薦する57歳の奥山弘昌氏と、民進党県連と社民党が推薦する67歳の高木晴雄氏による一騎打ちとなりましたが、高木晴雄氏が10591票を獲得して8629票を獲得した奥山弘昌氏を破り新人同士の争いを制しました。
 前市長の職員不正採用事件が選挙の原因だけに両候補とも不正の払拭を公約に掲げていたようですが、高木氏が制する形に。
 新市長に就任する高木氏の責任は重大ですね。

岡山市長に大森雅夫氏再選 実績を強調、新人に大差

2017-10-02 08:34:02 | Weblog
岡山市長に大森雅夫氏再選 実績を強調、新人に大差 2017年10月2日 山陽
http://www.sanyonews.jp/article/606076/1/ 
 任期満了に伴う岡山市長選は1日投票され、即日開票の結果、無所属現職の大森雅夫氏(63)が、無所属新人で市民団体代表の矢引亮介氏(47)との一騎打ちを大差で制し、再選を果たした。
 2009年4月に政令指定都市へ移行して3度目の市長選。都市の拠点性向上や全国ワースト2位の待機児童対策などが求められる中で、1期4年間の大森市政に対する評価が最大の争点となった。
 選挙戦で大森氏は、中心市街地の活性化によるにぎわい創出や、市内への企業誘致増加といった実績をアピール。待機児童解消なども掲げて戦い、「さまざまな布石を打っているが道半ば。より岡山を発展させ、市民生活を充実させる」と路線の継続を強調した。
 自民、民進、公明3党と日本維新の会県支部組織、連合岡山の推薦を受け、13年の前回に続いて与野党相乗りの大型選対で臨んだ。各党の県関係国会議員や県議、市議らが全面的に運動を支え、幅広く浸透した。
 矢引氏は、自らが委員長を務める共産党岡山地区委員会や労組による市民団体「市民本位の市政をつくる会」から出馬。同党の推薦を受け、国民健康保険料の引き下げや子ども医療費の無料化拡充などを公約に挙げて「現市政は福祉に冷たい。命第一、暮らし応援の市政を実現する」と転換を訴えたが及ばなかった。
 選挙戦は新人5人が争った前回から様相が一変。告示とほぼ同じタイミングで衆院の“解散風”が吹く異例の展開と重なってムードは高まらず、投票率は28・35%で2013年の前回選挙から4・99ポイント下がり、過去最低となった。岡山県内の首長選で投票率が30%を割り込むのは初めて。
 当日有権者数は57万5925人(男27万2631人、女30万3294人)。
大森 雅夫氏(おおもり・まさお)1977年に建設省(現国土交通省)に入り、建設大臣秘書官、内閣府防災統括官などを歴任。2013年6月に国土交通省国土政策局長を退任して出身の岡山市に戻り、同年10月の市長選で初当選した。東京大法学部卒。岡山市北区厚生町。
★岡山県岡山市 市長選挙結果
当 大森雅夫 12万8821票  無現
  矢引亮介 3万1644票 無新


 岡山県岡山市は、2005年3月に御津町・灘崎町、2007年1月に建部町・瀬戸町を編入した県南東部に位置する人口72万人程の県都・政令指定都市で、市長選は2013年10月から1期4年現職を務めて再選を目指す自民・民進・公明が推薦する63歳の大森雅夫氏に、共産党岡山地区委員長で47歳の矢引亮介氏が挑みましたが
 現職の大森雅夫氏が12万8821票を獲得して、
 国民健康保険料の引き下げや子ども医療費の無料化拡充などを公約に挙げて「現市政は福祉に冷たい。命第一、暮らし応援の市政を実現する」と転換を訴えて3万1644票を獲得した矢引亮介氏に4倍の差をつけて危なげなく再選を決めています。