日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

増水の神田川

2010-10-30 | 自然・風景
コーラス大会が中止になった今日
徴集がかかってコーラス会の先生のお宅に集まった。

気合いを入れていた人たちから「残念!」の声がしきりの上がったが
「仕方ないね」

4時過ぎに富士見町駅に向かうと
善福寺川が合流した神田川は増水



危険ラインには少しで達してはいないものの
この辺りは洪水の頻発地位域、近所の皆さんはヒヤヒヤしている事だろう。

ただ今の時間台風は九十九里沖を差し掛かったようだが
雨風ともに少なめに静かに通り過ぎて欲しいものだ。
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セシオン杉並コーラス大会中止

2010-10-30 | 趣味・遊び
昨日お知らせしたセシオン杉並のコーラス大会が中止になりました。

昨夜最後のレッスン2時間半、喉も身体もへとへとになり
先生が下さった、名物店のアンパンで持ちこたえて帰宅。

朝は雨にも負けないようにべとべとに靴墨を刷り込んでいた所
先程「雨で中止」の連絡がはいりました。
さあこれから自主練習と張り切っていましたが、
台風には勝てず、残念



昨日のブログで万が一「行こうか」と思われた奇特な方
ゴメンナサイ。

大会の復活日が決まったらお知らせ致します。
(中止なので復活は無し・・当たり前でした)

今日は昨日終えなかった仕事をしましょう。
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秋の名残り

2010-10-29 | 自然・風景
今日も寒い一日になった。
用事で善福寺川沿いを行くと、秋の名残りのススキ



キク科の黄色い花



夏から一気に冬になってしまったような今日この頃
自然はチャンと秋を忘れていなかった。

今度の土曜日はコーラスの発表会
台風直撃の恐れもありそうだが
練習通りに歌いきれる事を望むばかり・・

雨の好きな(嫌いでない?)杉並の方々
明日午後セシオン杉並においで下さい。

さて今夕は最期のレッスン日です。
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雨の現場行

2010-10-28 | 仕事・建物
今日は冷たい雨の一日
中綿のジャケットとタートルネックセーター、コーデュロイのパンツ
それでもどこからかスースー冷えてくる。

現場のシートはぐっしょり濡れて雨が伝わり落ちる。



それでも監督さんはセッセと墨出し
大工さんは矩折り天井の下地作りに励んでいた。

帰りは謎の金色の究明に当たった。



水たまりでピカリと光る金色の正体は?
塀まで弧を描き
さては、悪意のペインティング?



かと思うと、標識に金色で目印がしてあった。
たった1本の杭の目印にこんなに4~5カ所も塗料を蒔いたなんて
ふたの具合でも悪かったのだろうか?
ミステリー小説のようにスッキリ解明出来なかったが
意図的なしわざではないようだ。

お疲れさまでした。
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北風の便り

2010-10-27 | 自然・風景
今日は晴れたが、寒い一日になった。
北風がヒュ~~ヒューで、昨日の続きの身支度では震えがきた。

寒いと空は奇麗だ。



南には雲と太陽

北には雲と遥か彼方に山並み



北国では雪の便り

立ち話をした小父さまは
「今度の日曜日は福島の山荘の凍結防止のために電源を入れに行く」と。
問わず語りに、伯父さんの畑付きの山荘を相続し
休みごとに畠仕事や山荘の管理に通い「良かったもんだか?」

福島の紅葉はまだらしい。
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柴田よしき著「激流」

2010-10-26 | 読書
日曜日から一気に読んでしまった本
柴田よしき著「激流」上下 徳間文庫刊

本屋さんで何気なく手に取り、用心して「上」だけ購入したが
すぐに近くの本屋さんに駆け込み「下」をゲット
昨日は夕飯が10時過ぎになるまで読みふけってしまった。



中学生の修学旅行の班行動中に女子一人が消えてしまう。
どこを探しても見つからないまま、班の6人は35歳になり
それぞれが、それぞれの人生を送り
有名作家兼タレント兼ミュージシャンで破産後活動再開中の女性
東大卒業後一流企業で働くも窓際の男性
有名出版社のサブデスク(?)の有能な女性
警視庁の刑事
美貌の主婦
行方の知れない一人の男性

それぞれに行方不明の子からメールが届く
「私を憶えていますか? 冬葉」
とともに、それぞれが事件に巻き込まれる
早速20年振りに再会した同級生達
忘れていた当時の様子を少しづつ思い出し
最期の数ページで一挙解決に向かう。

5人の35才の生き方を反映させつつ物語は進むが
早く、早く・・先を知りたくてうずうずしながらの一気読み
久々に他の本も読みたくなった作家を発見した気分だ。

カバーに警察小説、本格ミステリー、ハードボイルド、伝記ロマン、
恋愛サスペンス、ワーキングカールものなど
広いジャンルの作家とあったが
次は「求愛」を読もうかな?

などと書きつつ解説を読むと『女性?』
ひらがなの名前に違和感を持ちつつ「男性」と決めつけていたが、女性でした。
柔らかめの文章と女性心理に長けていると感じてはいたが
失礼しました。(誰に?)

柴田よしき公式サイト



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毒キノコ出没

2010-10-25 | 自然・風景
昨日の事、滅多に通らない横丁を歩いていると
以前見かけた切り株に何か乗っかっている
「6/17健気な一枝」

見事なキノコ



美味しい栗茸に似ているが、黄色がち



今騒ぎになっている毒キノコか?
しかし、切り株になりたてのここに・・
しかもこんなに大きくなるまで無傷でよくも・・

多分、ニガクリタケ
触れるのも怖くて写真だけににて来た。
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お茶の垣根

2010-10-23 | 自然・風景
所沢まで打合せに出掛けた。
前回に教えてもらった近道を目指す。
地域の抜け道なのだろうか、3mにも満たない曲がりくねった横丁だが
次々と人が吸い込まれてゆく。

と、白いお茶の花が二つ咲いている。



見るとお茶の木の垣根



春にはお茶を摘み、秋には花を楽しむ
風流なお茶人にはまたとない垣根だが
美味しいお茶は葉っぱも美味なのだろう
風流な(?)虫達の格好の標的
食われた後があちこちに・・

あのお宅の垣根に推薦しようと目論んだが
あっけなく挫折。
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阿佐ケ谷ジャズストリート2010

2010-10-22 | 趣味・遊び
今日は午後四時から阿佐ケ谷ジャズストリートに出掛けた。
長年友人と二人で聞きに行っていたが、今年は3人が増えた。

まず一番は中野との境目にあるルーテル武蔵野教会
ジブリソングのジャズアレンジ「野口迪夫カルテット」
昨年は空席のあった教会だが、今年は満席で立ち見も出た。
トトロを皮切りにポニョで盛り上がり、
アニメソングが見事にジャズに早変わりして楽しめた。

阿佐ケ谷ジャズの一番のお目当ては山下洋輔のピアノだが
開演までに時間があり過ぎ、コーヒーを一杯
会場に神明宮に付くと唖然!
延々長蛇の列、昨年の経験があだになった。
それでもどうにか能舞台前のゴザ敷きの最後列を確保できた。



能舞台はピアノの調整中
風が出てあいにくの寒さだが、用心して着込んで来たので大丈夫。

毎年メンバーを替えて出演する山下洋輔だが
今年はピカイチの「ニューヨークトリオ」
早回しのようなピアノの演奏と変幻自在なドラムス、ベースは妖艶な音色
「イエ~~イ」の声掛けと拍手のあらし
初めての友人は「これだけでも充分!」

だが、次の会場へ向かう。
何度も講座でお世話になっている阿佐ケ谷地域区民センターへ



ボランティアのオレンジ色の人たちがあちこちで整理手助けをしてくれている。
清水万起夫カルテット+稲葉杜子」
スイングジャズと聞き慣れたナンバーのボーカル
講座の時の無機質な室内がオレンジ色に彩られた気分で、自然に身体がリズムを刻む。

近くの「お魚食堂」お夕飯をして大満足で帰り着きました。
代わりに明日の午後は仕事です。

阿佐ケ谷ジャズストリートは明日も続きます。
「阿佐ケ谷ジャズストリート2010」公式HP
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関心の的、川工事

2010-10-21 | その他
裏の善福寺川工事が延々と続いている。

この雨の中を通りかかると
お天気おかまいなしで工事を進めていた。
川床に敷き詰めた石を動かしたり、金網を持ち上げたり



ご苦労様です。

先月、川の上の作業場にズラリと並べられた石



何所に使うのかと不思議に思っていた。
完成したらこの石は見えるようになるのだろうか?

私の前に橋の欄干にへばり付いてみていた小父さま
続いて私が見ていると、隣に来て眺めるお兄さん、
ご近所の関心の的になっています。
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大工さんの作業台

2010-10-20 | 仕事・建物
水曜日は忙しい
毎週昼頃に荷物を取りに行き、昼食をとり、急いで現場の定例会に行く。

今日も今日とて、定例打合せの前にお施主さんとタイルの色決めで1時間
現場では建具屋さん、家具屋さん、塗装屋さん、大工さんと順次打ち合わせをし、
終えると5時
外は既に薄暗い
打合せの台は大工さんの作業台
合板で出来たい他を枚組み合わせて足にして上に板をのせると机の完成



どこでも同じような物を使っているので既製品かと思うと
「いえ、手作りです」
修業時代の作品なのだろうか
簡素で持ち運び便利、たたんでコンパクト

作業するにはちょうど良い高さだが、
図面を置いて打合せには低すぎ、しゃがむと高い
次回は高さを測ってみよう。

2時間の打合せを終えて、またお施主さんの所でクロス関係の打合せ。
途中の駅まで送ってもらって帰り着いた。
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小田原「一夜城」

2010-10-19 | 趣味・遊び
昨日の続きです。
「生命の星・地球博物館博物館」の斎藤館長さんの話しの中に
一夜城の石垣の石にふれて、一夜城の名前の由来を聞いた。
昼食後に全員一致で「行きたい!」山へ向かった。

時あたかも、お祭りの真っ最中



駐車場のテントには「無料ガイド」の立て看板
「いいね」の言葉にかぶさり小母さまが案内役を買ってくれた。

秀吉の伝説にもなった「一夜城」は一夜にしてならずに
工期80日(それでもすごい!)
石垣山の樹木を隠れ蓑にして石垣を築き、塀や櫓組に白紙を貼り
一斉に木立を伐採して瞬時に城を出現させた。

あいにく石垣は関東大震災で崩れてしまったが
あちらこちらに石が見える。



信長の後を引き継ぎ関東の北条氏を打つべく、淀君や利休を従え小田原に攻め入った。
小田原城にたてこもる北条氏、交戦するために守りを固めていたが
一夜にして出現した城に度肝を抜かれて戦闘意欲喪失。
無血開城となった・・
二人目のボランティアガイドさんの説明(受け売りです)

話しを頭に入れて展望台から眺めると
早川の向こう岸に「地球博物館」(歴史とは無縁の話し)



木立の向こうに小田原城、右に相模湾
山から海まで敵陣に囲まれれば戦意喪失になる事が納得でき



合戦攻防図と合わせて北条氏の無血開城を理解した。



地球の歴史を知るための見学会が、
思わぬ所で秀吉の関東攻めの歴史を知る事になった。

数日前の読書ブログ「利休にたずねよ」と合わせてタイムリーな見学でした。

石垣山「一夜城」
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「生命の星・地球博物館」見学

2010-10-18 | 趣味・遊び
昨日の日曜日、小田原の神奈川県立「生命の星・地球博物館」に行った。



箱根登山鉄道に乗り3つ目の駅入生田は周りを山に囲まれたひなびた場所
こつ然と建つ博物館は広いアプローチに地球の丸いシンボル
1歩入ると大理石で覆われた壁、ふんだんに資金を投入したようだ。
グループの仲間の伝で、贅沢にも館長さん自らが案内説明をしてくださる。

まずは地球の発生メカニズムから
隕石が展示され「世界に◯個しかありません」館長さんの言葉に
「買ったんですか?発掘の成果品ですか?」下世話な質問に
「事故に備えて世界で分散して持っています」
なるほど、絶滅の心配な動植物と同様に世界中で保管していた。



色々な物質を閉じ込め、冷やし暖め、長年の変動で生まれたユニークな岩石
琥珀から水晶、宝石の原石が特大岩石で展示されている。



1角に巨大地球儀
地殻変動の場所と地震の頻度がランプで展示
この日本列島は両方の灯りがひっきりなしに点滅しいて、一同目が釘付け。



化石ファンがあっけにとられそうなアンモナイトの壁



木材を使った仕事人には驚きの大木の化石「珪化木」
2億3千万年前のアメリカアリゾナの大森林の巨木
外側は木材の質感のまま、見事にカチンコチンの石
年輪もそのまま茶色い石に変わっている。




化石の角を曲がると現在の生き物達や絶滅した動物達の標本

中空には鳥類



実物の骨格や剥製に圧倒されつつ1巡
館長さんの博識と熱意にみんなして脱帽と感謝

2階のテラスからはススキとセイタカアワダチソウの波が見え
その先は早川



この植物達も種を残し次へ命をつないで行くが
何億年単位で見ると絶滅の危機にも見舞われるかもしれない
人間とてもしかり・・だろう。

誰もが一度は行ってもらいたい博物館ではある。

「生命の星・地球博物館」
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東京の空は狭い

2010-10-16 | 自然・風景
土曜の午後、新宿のINAXショールームに行った。
相変わらずの混雑振りで所要時間をオーバー
受付嬢に無理を行って見本タイルをもらった。
(本来はアドバイザーを通さなければいけないそうだ)

新宿南口は人も車も一杯だけど、空にはぽっかり白い雲



NPO法人家づくりの会の窓口当番日
調べ物をしたり、本を見たりだが目を休めるために空を見上げても
ビルの間から少しだけしか見えない。



5時にお役目を終えて外に出ると
うっすらと茜色の雲
歩道橋を上がってみても空はこの広さ



東京の空は狭い!!
だけど、どこも秋の空(当たり前だが)
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山本兼一著「利休にたずねよ」

2010-10-15 | 読書
2009年 直木賞受賞作品
2008年PHP出版 山本兼一著「利休にたずねよ」

夏に子供の付き合いでブックオフで買ってしまった単行本
定価1800円が表紙がすり切れつつも950円
全く新品同様の志水辰夫の「暗夜」が105円
出版年と奇麗さを掛けてガラガラポンで価格を決めているようだ。

それはともかく、年に数日の茶人としては
雲上人の利休宗匠をここまで解体してしまうのに反感を覚える。



だけど日日の読書家としては文句なしに「面白い!」
葛藤しつつ読んだ。

利休切腹の日から始まり、時代をさかのぼりながら切腹の始末で終える。
利休と秀吉、似た者同士お互いに軽蔑しつつ、支配しつつ、
がんじがらめで抜け出せなくなり切腹を命じ
逆らう事なく死んでしまう。

その間、利休の胸の奥に隠し持つ「お人」を巡り
賢い婦人や茶人仲間に通り過ぎる影を感じさせつつ
秘密の香合の密かな争奪戦?

利休が関わった歴史に刻まれている人たちの口調で話しが進む(さかのぼる?)
どんな人も老いればそれなりに成熟し、若者のうちは失敗もあるが
利休宗匠は若さを想像しがたい所があった。

そんな人物を歴史は変えずに人間性の根っこの部分を作り込んだ
作家としては面白い題材に違いない。
当然の事ながら若者の無頼な面を引きずらせて物語りは出来ている。

いつも読書感想はページをめくりつつ書いているが
この本は見返す事なく書いた。
どっか間違っているかもしれないが、失礼します。


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