日本舞踊・幽霊の色っぽい役

今日は浅草まで行った。
長年の友人の日本舞踊の発表会
浅草公会堂のホール、3年に一度の大イベントだ。
雷門前はごった返していた。
写真を撮る人、待ち合わせの人と
人力車の車夫が数人客待ちと、売り込み
東京の一大観光地はやはり浅草雷門
仲見世もひとの波

人をかき分けたどり着くと既に始まっていた。
伝統の花柳流
少し歌舞伎が入っている感じ
長唄・常磐津などの囃子方が入れ替わり立ち替わり歌う
太鼓や笛がはいり、一気に日本の古典に浸る。

「楽屋へ来てね」
友人の言葉に甘えて3階の楽屋へ
友人はメイクの真っ最中
こんな所にも部外者が入れるなんてキョロキョロ見てしまう。

友人の出し物は「二人椀久」
幽霊の色っぽい役
「こんな顔」本人がビックリしていたメイクが生えて色っぽく怪しい。
「腰が痛くて薬をつかっています」
腰に悪そうな踊り
30分の演目がノーミス（？）で終わり拍手喝采
十分楽しめた日本舞踊の発表会
まだまだ続く中途中で失礼してきた。

満開の桜のかおり

玄関のドアを開けるといつもの景色が一遍、華やいでいた。
さては、今日が一番！　昼休みに行って見た。
徒歩５分の熊野橋

やはり満開！！
善福寺川沿いは桜のトンネル
いつもは独り占めの川が今日はのんびり散策の人
リハビリ施設の白衣の人が押す車イス
ベンチに座って見上げている人
何故か鳩までがに騒いで飛び回る

トンネルをくぐり、隣の施設の庭も散策
また戻って足元を見ると、桜の花びらでなく花が落ちている。
今朝方の強い雨で散ったみたいだ
いつもの癖で奇麗な花から拾い集めると
すぐに手のひらから溢れ出す。

机の上に載せて写真をパチリ
いい香り・・
桜って香りがあったんだ。

日曜はこの先まで足を伸ばしてお花見
この陽気で散ってしまわなければいいが・・

「この・き・なんのき所長」

ここ数日原稿の締め切りに追いまくられていた。
昨日で一段落、本来の仕事に戻れた。
第一計画案の提出を来週に控え、焦り気味だ。
昨日やりかけの案を修正して
CAD作業の途中で集中力がダウン
お茶にしたり、この日記の書込をしたり・・
集中力が落ちたあとは元に戻すのはなかなかのことではない。

さて、今日の写真は「ベニカナメモチ」
先週、近くの川べりで撮った。
赤芽が日に映えてマブシイくらいだった
春先に一斉にでる新芽が人気で庭木のランキングは高そうだ。

図鑑で「ベニカナメモチ」で引いても見つからない
ネット検索するとすぐに見つけられた。
その上「このきなんのき」のサイトまで見つけてしまった。
質問と写真を貼り付ければ、答えてくれる。
植物好きには役に立ちそうなサイトだ。

過去掲示板では「アカメガシ」と呼ぶこともあるとか・・
私もいつの間にか「アカメガシ」とよんでいたが名古屋地方の言い方らしい。
色々な書込のあと「このきなんのき所長」がバシッと決めてくれるのが心強い。
困った時には質問して見よう・・

さてもう一仕事・・
「このきなんのき」

熊野橋の桜（その２）

昼過ぎの熊野橋（杉並区堀ノ内）の桜
昨日今日で一気に咲いた
３～５分咲き程度
今週末が丁度見ごろかもしれない。
お花見のお誘いがあり、いよいよ桜の本番だ。

善福寺川沿いはのんびり散策する人や
ベンチでおしゃべりの人が見える
少し先の済美公園は子供たちが大はしゃぎ
一本の桜の木の下ではシートを敷いて
早くもお花見の一団が見える。

いつもは空いている郵便局も賑わって
番号札を片手に待った。
年度末で皆さん忙しいのだろう。

そんな中杉並のNPOの集まりに出かけた。
会合では今一つ馴染めずにいたが
いきなり立食パーティーに引き込まれた。
皆さん顔見知りらしく和やかな雰囲気
新顔は他にいなく紹介されて、
お隣の叔父様に「有名人みたいじゃないか」揶揄される。

一日の締めくくりは想定外・・

黒いモップのモカ

今日、公園の桜の開花状況を見に行くはずだった。
ところが、今日中に入稿しなければならないが写真が来ない。
仕方なく、空きスペースを作って進めたがこれがアダ・・
来た写真を見ると横指定を無視して縦づかい。
文句を言いつつレイアウトのやり直し、
終わって見れば、外は真っ暗
桜は闇に沈んだあと（おおげさ！）

結局話題は日曜に来た愛犬「モカ」
小型のプードル、真っ黒け１歳メス
家族の愛情とストレスをまともに受けて成長中
「バカ犬にしてはいけない」「デブ犬もだめ」
しつけをバッチリするはずが、
家族以外の者（私）が甘やかして「バカ犬」すれすれ状態
食べ物を与える時は「お座り・お手・伏せ・待て」
全部しなければならないが、食べ物を見た途端一気に伏せにはいる
あまりの可愛さに「よしよし」すぐ上げてしまう。

真っ黒けなので写真写りはよくない
その辺に寝ころんでいると「黒いモップ」
正面から見ても目の中も真っ黒、ピントが合わない

この黒さで夏は悲惨、熱波をまともに受けて灼熱状態。
１歳にして白髪（？）がチラホラ
これ以上大きくならないそうで品種改良（？）の結果
子どもが欲しいなら「またお買い求めください」とか
無理がたたっているようだ。

小学１年生の乱暴な扱いに負けてはいない
向かって噛み付きに行く、気が強いようだ。
しかし誰にでも好かれて、気がつくと誰かが抱っこしている。
この先お利口になれるのか？？

１年生の台所

昨日の日曜日親戚一家がやって来た。
姪と１年生と５年生にプードルのモカ
パソコンのプリンターがダウンして書類の印刷をしたいそうだ。
メールに「４人で行きます」とあったので、珍しく父親と思ったが
犬のモカが人数にはいっていた。

母親が印刷作業中に１年生が昼食の手伝いをすることになった。
エプロンをきりりと締め、袖は輪ゴムでとめ
足元には浴室の椅子でかさ上げ、丁度良い高さになる。
彼に出来る仕事は洗い物と簡単な包丁仕事
昼食の献立はパスタ
タマネギの刻みは「涙が出るから」と拒否
プチトマトの半割りは「出来る」
心配しながら見ていると奇麗に切れるが、見るのは怖い。
「出来たよ、つぎは？」ベーコンのカット
途中いくつかは口に入れたようだが、これもクリアー
「家庭学習の時間が出来てから、お料理に興味が湧いたみたい」
と５年生の姉の解説。

パスタを茹で、具を炒め、合わせて出来上がり
気がつくと、トマトを入れるのを忘れて
大伯母さんのドジぶりも健在。

「おいしいね」
手伝ったお料理はことのほか美味しいらしく
ぜ～～んぶ平らげた。

食後は親子でネットサーフィン
５年生はYahoo!で検索サクサク
見ているとこちらもハラハラどきどき
精神衛生上芳しくないので公園にお散歩に出た。

奇っ怪伝奇小説「迎え火の山」

早めに仕事を切り上げて読みかけの本にとりかかった。

文庫本を見かけたら即、読むことになった作家
「熊谷達也」
文庫本にしては厚い564ページ
帯には「正と死の臨界に迫る傑作伝奇ミステリー」
熊谷達也イコール「マタギ」とは違いそうながら読み進めた。

読後の感想は「ナンだか凄い！」
まさに現代版怪奇小説
聖徳太子時代の権力闘争が現代に形を変えて復活
月山のふもとの村で村おこしの一環として
絶えていた「迎え火」を復活させる役人
それを阻止しようとする権力闘争の末裔達

読んでいく内にあり得ない話を違和感なく受け入れる
ライターと役人の親友と幼友達
絡み合った筋書きが最後の数ページでどんでん返し。
もう一度読み返さないと理解が出来ない

しかし、凄い物を読んじゃった気分だ。

今年になって読書生活は順調
毎月4冊のペースで12冊
この前は何を思ったか苦手な人気作家の「村上春樹」
新しい発見をしたのでその内書きたい。

リフォームは難しいのね

リフォーム希望のお宅の見積り準備に伺った。
築４０年、外壁はやり直したものの
サッシはガタピシ、水回りは古びて不便
「この先２０年暮らしたい」と希望

キッチンを取り換え、電気配線と設備類をやり直し、
壁や床を奇麗にする。
言葉にすると簡単だが、今ある物を剥がすかその上に付けるか？
工事屋さんと寸法をとったり仕上げを叩いたり
「下地は並ベニヤ！」
「叩いて分かる物なの？」
「長年この職業ですから・・」
途中いい加減な修理がしてあるので余計厄介
「新築よりリフォームは難しいのね」
思わずでたお施主さんの一言。

リフォームは簡単と、いい加減な職人さんがやっているが
本来はベテランが想像力を駆使して手をかけなくてはならない。
職人さんの技量はピンキリ
きちんとした業者にはちゃんとした職人さんがいる。
この辺が工事費に反映されるのを理解してもらいたい。

今日はサッシの直しの建て付けを調べて、
戸車の取り換えを項目に加えた。

写真は１月に咲いた「臘梅」の実
立派な木にはちゃんとした実がなる　

営業トーク？「まだ早い・・」

ウラウラと暖かい午後、始めてのバス路線で出かけた。
大宮八幡から松の木住宅を越え高円寺駅まで乗った。

狭い路地を通り抜けるバスは小型で短躯
座席は１５席しかない。
途中二人組が乗ってきた。
がっしりした白髪と細身の叔父様
スンナリ、シルバーシートに腰を下ろしたが
次のバス停でそそくさと後ろの席にに移ってきた。
「優待席に座るには・・さんはまだ早いですよね」
顧客と見える白髪の男性にささやく。
客観的に見るとおしも押されぬご老人の風体
シルバーシートに違和感がなかったが
「・・さんはまだ早い」は営業トークか？

帰りもおなじバスに乗って帰ったが、
とんでもない所で曲り遠回りになってしまった。

お花見には持って来いのポジションの熊野橋
川に伸びる桜の枝はまだつぼみ。
（こちらは営業でなく、まだ早い）
少し離れた高い所の枝にぽつっと数輪咲いているだけだが
明日か明後日には熊野橋でも開花宣言が出来そうだ。

気働きが出来ない人

今日も寒かった。

新宿のショールームへお施主さんと行った。
担当者は気働きが出来ず、
私が見本を持て行ったり来たり
その間お施主さんは消えていた。
キョロキョロ探すと、他の部署で興味津々
「高級なものがあるんですね」感心しきり
担当者はお施主さんをほったらかしにしてスケッチに夢中
ヤレヤレ・・

しかし打合せは無事終了、
大きな不満が出なかったのでホッ！
昼食をご馳走になって帰り着くとどっと疲れが出た。

写真は日曜日の公園の柳
出たての芽が大きく揺れてオバケのようになっていた。

咲いたさいた・さくら？？？

この所春とは思えない寒い日々
昨日「まだだろうなあ」と思いながら善福寺川をウオーキング
堀ノ内橋から和田堀公園の先の善福寺緑地まで行った。
レンギョは日当たりの良い所で咲きはじているが
染井吉野は一つとして開いてはいない。
よくよく見ると早い所でかすかに赤い前兆が見える。
あと一日暖かい日が来れば咲き出しそうな気配だ。

途中マガモを３羽見かけた。
和田堀池にいるのは体が大きく、
他のカモをいじめて今は１羽っきり。
川にいるのは小柄ながら夫婦連れで穏やかな感じがする。
もうそろそろ北に帰る頃だろうが、寒さに躊躇しているのカモ

善福寺緑地の左に盛大なピンクの塊
近づいて写真を撮っていると
「さいた・咲いた・桜だ・・」
親子連れの母親が大きな声で近づいてきた。
「もも・なんだけど・・・」
言いかけたものの立ち止まりもせずに行ってしまった。

以前、この木を「桜」と言い張ったカナさん
「何処が違うの！」問い詰められたっけ
桃は桜や梅と枝ぶりが真っ直ぐ、花に混じって葉が出る。
桜と梅の違いは桜の花は枝から首（？）でぶら下がり、
その先に花が付き花びらに切れ込み
私の見分け方だ。

あの親子は違いはどうでも良いのか？
友達にでもガセネタを流さなければいいが・・
でも、面白かった。

銭のなる木

今月になって花が咲いた。
「銭のなる木」
木に銭がなっても使えない
銭のなる木が大きくなっても使える銭は増えない。
木に銭を吸い取られているのではないか？
疑いたくなる　

肥料をあげなくても、水が切れても枯れはしない。
余分な葉っぱの水気をなくしてしのいでいる。
花は直径1.5センチ（計った）
花弁がとがっているので小振りに見える可憐な花
雌しべも五本
ほっておくと種が出来るんだろうが殖えても困るので
切ってエッグスタンドにさした。
可憐さが際立ち美しさもひとしお

ベンケイソウの仲間だそうで、花も長く楽しめるようだ。
ほっとくと根が出て来る・きっと・・

ベンケイソウ

あこがれのミラクル真央ちゃん

NPO法人家づくりの会の窓口当番の帰り
千駄ケ谷駅前の東京体育館が華やかになっていた。

世界フィギュアスケートの選手権の飾り付けが出来たばかりだった。
脚立を持った叔父様がホッとした顔つきで見上げていた。
カメラを向けるとよけて通った、関係者と間違えられたみたいだ。

そういえば・・
親戚の小学５年生が「ミラクル真央ちゃん」にあこがれて
にわかにスケートを習いたくなり、練習場へ行った。
そこで目にしたのは・・
子どもがジャンプをするわ
イナバウワーをするわで、度肝を抜かれた。
新体操で鍛えた身体の柔らかさや筋力では自信があったものの
「ついていけない」
すっぱり諦めて、新体操を頑張っているとか・・

フィギュアスケートは確実に底辺が広がっている。
金メダルの連発も夢ではないみたいだ。

世界フィギュアスケート選手権大会

アピって何？

仕事中にインターホンが鳴った
「アピの案内に来ました」女性の声
「は？？」
「アピの説明に回っています」
「？？」
「設計事務所さんにアピ・・」
飲み物か飲み屋の営業かと思ったが違うらしい。
ドアを開けるとビジネススーツの人がニッコリ
差し出された冊子を見るとYKK
YKKと言ってくれればいいのに・・

簡単に商品に名前を付けるが、部外者は名前を知らない
近ごろは上手いネーミングで口当たりはいいが覚えきれない
設備機器などはニックネーム（？）と
品番がダブっていて実に分かりにくい
これって、仲良しクラブの暗号のようなもので
はなはだ迷惑、品番だけで十分ではないか・・

取っ掛かりが悪かったのかアピの女性は
「営業ではありません」を何回も口にする。
営業でなくってナンなのさ・・
悪気は無いけれど混乱は困る。

写真はお施主さんの庭の可憐な花
名前も知らず種類を知らずとも混乱は無く・可愛い

ありがと！電気ヒーター

今日は冬に後戻りをしたようだ
風が吹くと凍えてしまいそう。

昨日の打合せ室のエアコンを着けたら風が勢いよく吹き出た。
しばらくして様子を見ると相変わらず風だけで暖まっていない。
室外機を見ると「音無しの構え」
土曜日には元気に働いていたのに、いよいよ駄目になったみたいだ。
一昨年と昨年修理に来てもらったが
ガスを入れると他が悪くなり、駄目かと諦めていたが
この冬は暖冬のせいか元気に働いてくれた。

少しでも持たせようと少々の寒さは電気ストーブの登場
ストーブは購入後１３年になるが文句一つ言わずに暖めてくれる

昨日も急遽「エアコンが壊れていてすみません」
打合せ室にファンの音をさせてしのいだ。
お施主さん候補は「暖かくなりましたもう結構です」
打合せはトントンと進み、来週現地を見に行くことになった。
電気ファンヒーターありがとう！

それにしても夏までにマルチエアコンを買い替えねば。
ネットで調べると定価３７万円を１２万円で売っている。
安いのは嬉しいが、定価はどうなっちゃったんだろう？？