ソンナコンナで仕事納め

後1時間で今年の仕事は終わりにします。
年賀状は済ませ、振り込んで頂いたお金の領収証も投函した。
今年も大勢の皆さまにお世話になりました。
不況・リストラ・失職の嵐が吹き荒れて
お先真っ暗な人達も、どうにかやり過ごした人達も、私も
なんだかんだと言いながら、月日は経ち、年は明ける。
路頭に迷わない分、皆さまに感謝をしています。

バブルを経験したから不況は乗りきれる
首相が替わったから選挙をします・・全て空手形。
経験や人の交替で旨く行く世の中はとっくに終わり
年明けは、何がなくとも誠実にコツコツ・・あゆむ人々に
勝利の女神が微笑む（で欲しい）
これを忘れたら、誰でもいいから頭をコツンとして下さい。

歩いてきた道を示す影（木の陰）



せっかちな臘梅（先週には咲いていた）



やさしく微笑む乙女椿



勘違いは人の世だけでなく自然も「春か？」と間違える。
間違いを楽しみ、あやまちを許す（政治経済は許せないが）
許容力の大きい人でいたい・・

・・といいながら、年明けまでコメントは許可制にさせて頂きます。
迷惑コメント以外はどんどん投稿して下さい。
帰り次第upさせて頂きます。

そんなこんなで明日は雪の降りしきる黒姫高原へGO！！
皆さま今年もお付き合いいただき、ありがとうございました・・
どうぞよい御年をお迎え下さい。

リフォームの家でパーティー

ようやく年賀状に手がかかった。
写真を選び、文章を考えCADにのせる。
色々なソフトの中で一番使い慣れているのはCAD
少し手がかかるものはなんでもCADで作り
今はプリンターがセッセと作業中だ。

昨夜は久しぶりの夜のお楽しみクリスマスパーティー
自宅をリフォームした友人が「是非家で」と言って下さった。
世田谷の閑静な住宅街、その上自由ケ丘にほど近い場所
お料理上手の友人と合わせてケーキも期待出来る。



ワンルームだった1階の部屋が引き戸で仕切られ
おしゃれで落ちついた空間になっている。
夫婦とも建築設計を仕事にしていたが今は悠々生活
夫は「ぼくは妻のサポートにまわりました」
妻は「今は満足」納得のリフォームが出来たようだ。

建築学校のお友達５人＋夫で和やかなパーティー
彩り鮮やかなカナッペ・ピザは山芋の土台にクリスマスカラーのピーマンの飾り付け
昨夜の「葛藤」は嘘のように何にでも手を出し、クイクイ頂いてしまった。
（おかげで今日はチト大変）
残念なことに写真を撮る前に平らげてしまった。
皆のビールやワイン日本酒を横目にしてもなんの感慨もなし
今までの愛飲家は影を潜めて大人しくしていた。

話題は建築から今の不景気・雇用問題にいたり
「努力しない人達がいけない」
一人から総理のような発言がとび出し思わずヒートアップ
まだまだ続きそうな論戦を無理に中断させ
「明日も仕事ですから」と
イブ日の内に無事ご帰還した。

葛藤のクリスマスパーティー

今年の仕事はあと2日で終了する。
今週は駆け込み2件の打合せを予定していたが
明日の打合せは建て主さんの急な腰痛で来年に繰り延べ
天皇誕生日の昨日は近くのお宅に伺った。

近くながら交通の便は良くなく、行きはお迎えをお願いした。
帰りは「運動不足解消のため歩きます」
善福寺川沿いに下った。

体調不良につきこの2ヶ月は運動を止めにし
ひたすら栄養のものを食べて仕事以外はブラブラと過した。
・・なのに、体重は減り、体脂肪は2ポイントも落ちた。
よっぽど具合が悪かったのだろう・・

今週末には雪の黒姫をラッセルのはず・・
もうブラブラしている場合ではない。
それはともかく、久しぶりの公園
最後の紅葉がかいま見られた。



ドウダンツツジ



モミジ



怨念のようにまっ赤ッカ！！
（クリスマス飾り？？）

明日の予定をキャンセルの方が
「クリスマスだというのに大人しくしていなくてはなりません
　・・さんもそうですね」と言われたが
今日は例年欠かせないクリスマスパーティーに行く
「アルコールダメ」は「夫が寂しがる」と言いつつも納得してもらい
脂っこいものは自主規制
ご馳走を目の前に葛藤のクリスマスパーティーになりそうだ。

垣ねの・垣根の♪♪♪

サザンカが満開だ
咲ききって、散った花びらが地面を染めている。



春にはチャドクガの被害が出るが
この可憐さ・賑やかさには勝てない。
敷地の全面をグルリと取り囲み
中庭の壁面もサザンカの垣根が取り囲んでいる。



サザンカは赤（写真）白・ピンクと色々あるが
この建物は赤一色
初めに植えた木は枯れ出し、補充する木も同じ色
一番安いのだろうか
一番好きな色なのだろうか？

まだこの先、椿が咲き始めるまで楽しめそうだ。

葉が落ちたカリンの木

今日は暖かい日だった。
数日前まで寒さに凍えていたベランダのハイビスカスは
今日は葉を広げて気持ちが良さそうだ。



近所の泉南中学校
何時も季節の草花が絶えることはない
葉が落ちたカリンの木
実があらわになったが、出来は今一つ。
もぐ人もなく、黄色が残っている。

昨年はカリンを沢山漬けこんだ。
カリン酒・カリンの蜂蜜付け
のどが悲鳴を上げたときの一杯だが
カリン酒は3～4年置かないと飲み物にはならない
熟成するとまろやかなお味になるが
熟成以前は「薬剤」臭くて鼻先でヘキエキする。
昨年の漬物はカリンが豊富で茶色が濃い
再来年辺り美酒になっているかも・・

桐野夏生[アンボス・ムンドス]

Ambos Mundos ―ふたつの世界―文春文庫
桐野夏野の熱烈な読者の私は新聞で発行を知り即、入手する。
・・が、あまりの毒気にかなり「ヘキエキ」途中でお休みを入れた。
「東京島」が毒気不足と評したのが嘘みたい。



「おんなたちの心の奥底に潜む毒」「刺激的かつ挑戦的！」
何かと腰巻きには異論を持つが、今回は「納得！」
世の中の片隅で目立つことなく、注目されることもなく
ひっそり生息する、誠に地味な女達の7編
目立たないがゆえに「毒」を発酵させ、「毒」を放出する底意地の悪さ
これでもか・これでもか、一編毎に異る種類が「毒づく」

そういえば、知り合いの子供を殺害した僧侶の妻
量販店に放火した女
普通に考えれば「あり得ないこと」が事件で報道される。
物語の中だけでなく「毒気」が人知れず蓄積されていく世の中
別世界ではないのかも知れない。

表題の「アンボス・厶ンドス」
これも空港で取材を受けた事件があった。
詳細は物語と違うのだろうが、
もっと大変な事件だったのかも知れない。
この章は以前読んだ気がする、他の短編に入っていたのか
発表の雑誌を読んだのか、思い出せない。

いまの世の中「毒気」は小説よりも「奇」なりかも・・

迷惑・困りもの

今日はメールアドレスを変更した。
数年前と今回で２回目の変更だ。
数年前は迷惑メールが一日に100通もきて辟易
今回は私のアドレスで何処かの何奴かが
一日に何通も送り付けるようになった。

アドレスの変更はサクサク出来たものの
皆さんのお知らせやらホームページやアチコチの変更やら
迷惑困りものだ。
まだ明日もしなくては・・

そうそう・困りものといえば
先週あの「俺・おれサギ」から電話があった。
事務所名で電話を取ると「かあさん、おれ」
？？
「どちら様ですか？」
「ひろ・・」
？？
「間違い電話ではありませんか？」
「答えてくれよ～～」悲鳴とともに切れた。
暫くしてから、これがあの有名なお困り電話、と気付いた。

しかし、身辺調査も無しに電話をして来る輩もいるんだ・・
お粗末きわまりない。

サギや・人を騙ったメールなど人迷惑もハナハダシイ。
今度のメールアドレスこそ長年使い続けたいものだ。

今日は写真はお休み、ごめんなさい　

ブーツスパイク

通販で注文した靴のすべり止めが届いた。
長年愛用しているゴアテックスブーツ
冬休みの黒姫行には欠かせない。
昨年は何度もスッテンコロリンの憂き目に遭ったし
自宅の玄関でも転びそうになった。
買った当初は雨でも雪でもビクともしなかったのに
靴底は「履けば減る」



ブーツを買い替えるよりすべり止めのスパイクを買った。
靴用滑り止め「コロバンド」１７８５円也
つま先に引っ掛けてかかとに止める。
雪の状況を見てから使えるのが良さそう

しかし、金物のスパイクがしっかりしている反面
アスファルト・タイル・コンクリートでは代えって危険とのこと
雪道でしか使えないみたいだ。

当初の目論見は外れたが、黒姫では役に立つだろう。
向こうには現地仕様の長靴が装備してあるので
駅から山荘までの雪道限定使用となってしまったが
今年の黒暇は大荷物でも安心して歩けそうだ。
黒姫は23日から雪模様　

副都心線で移動の午後

今日は副都心線で北参道～池袋を移動した。
まずは新宿3丁目で丸ノ内線から乗り換え北参道へ
うっかり反対車線で電車待ちをして
寸での所で池袋方面に乗りそうになり1台やり過ごす。
慌てて目的車線に戻ると急行の通過
地下鉄を急行が走るのは「いかがなものか！」
腹を立てるが聞いてくれる相手なし
ホームで15分位もタイムロス
NPO法人家づくりの会で用足しをして
「よいお年をお迎え下さい」丁寧にご挨拶の応酬

また北参道から池袋へ副都心線で移動
乗り換えなしは良いけれど、池袋で歩くこと・・
分かりにくい都会の駅、渋谷・新宿・池袋
池袋が一番分かりにくくなってしまった。



コチラも用事はトントンと終わり
芸術劇場の辺りは晩秋一色
それにしても、近ごろの繁華街はジングルベル一色にはならないみたいだ。
以前この時期は町中が騒音にまみれていたが
人は多くても静かなもの
不況がヒタヒタと押寄せているせいばかりではなさそうだが・・

新しい地下鉄ができると歩行距離が延びる
帰りも福都心線＋丸ノ内線で帰った。
良く歩いた午後でした。

後始末

今年も残すトコロ１６日
仕事も仕事場も後始末が必要だがどうなることか・・

ブッシュ大統領は失敗をソコココに残したまま退陣するらしい
戦争・経済・政治のつけは次期大統領に譲るしかないが・・
身のこなしには疲れが残っていないようだ。

１４日、バグダッドの記者会見でイラク人記者から靴を投げつけられた。
頭を下げて見事に除けた靴・２つも・・
（大概１つは除けても二つ目は激突のはずだが）
「靴のサイズは１０（２８センチ）」とぼけをかますゆとり。
この身の軽さで戦争を仕掛け、後始末なしで遁走するつもりらしい。



しかし、ここで気になるのは怒り狂った記者の後始末（処遇）
片方だけならケンケンして帰れるが両方は痛い
相手が相手だけに、唯ではすまないはずだが
もし、大統領でなかったなら
「先ほどの靴を返して下さい」と言ったか？
会見が終わるまで靴を見つめてそそくさと拾ったか？
「あなたにはもう靴は要りません、お車を用意してあります」
多分コチラの線だろう。
（イラク国民には英雄扱いだろう）

忘年会時期、多飲多食で記憶喪失の方
友人のアドバイスは「忘れたことは掘り返さないこと」だそうだ。
後始末もそこそこに・・

写真。ぼろ家に（失礼！）赤い蔦
コチラも後始末が大変

標本のような「氷見のみりん干し」

打ち合せにいらした建て主さんから頂き物をした。
「氷見のみりん干し」



アジ・タイ・キス・ホタルイカ
胡麻を振った6～7センチの干し魚がギッシリ
内蔵と骨をとって奇麗に開いて干してある。
１つ１つが標本のように奇麗にキッチリならんでいる
大きな魚でも開くのには手間がかかるが
こんなちっちゃいお魚を数多く処理するのは並大抵ではない・・はず。
宝物のように扱って手早く干したのだろう

早速トースターで軽く焼いて口へ
ほんのりと余した甘味の中から上品なお魚の味
日本酒かお茶漬けで食べるのが似合いそう。
今夜はお茶漬けにしよう・・

今日のビックリ２連発

月に２～３日練馬の仕事がある
朝８時過ぎに出かけて１２時まで掛かる。
一緒に仕事をした福祉住環境コーディネーターin杉並の代表渡辺氏
「ケアマネージャー試験に合格した」とのこと。
すご～～い！！
合格率十数パーセント
介護保険のキーパーソン試験は１回で合格する人はまれらしい。
目茶苦茶試験に強い彼は次には介護福祉士を目指し
・・さらにはもっとすごいことに挑み（多分手中に）
「恐いものなしね」

そんな驚きの発表を聞いて東中野駅で下車
冬休みの切符を受け取る
（私鉄沿線に住んでいるとこれが不便）

無事切符を手に入れて
中野坂上まで拡幅工事中の環状6号を歩く
ポカポカ陽気で風もなし
ひろ～～い道路を進むと黄色い花



「冬の向日葵」ボケ写真でゴメンナサイ
数日前の寒さにもめげずにいくつもの花
地球温暖化か花に耐寒性がついたのか？
今日のビックリ２連発

中野坂上の交差点はこの暖かさでビジネスマン達が外でお昼をとり
鳩が間を忙しげに歩き回っている。

秘密のハマヒサカキ

植木畑に茂る小さな葉っぱの木々
何とは無しに「ピラカンサス」と思っていたが
実がビッシリなるのは同じだが
下向きの目立たない紫
変だな？
隣を見るとスズランがたの花がいっぱい付いている。



図鑑で調べると「ハマヒサカキ」
花が終わるとすぐに実がつく
よくよく見ないと気付かないほどのつつましさ・・
神様の榊程おおらかさがなく、何となく秘密めいている。

葉の裏に付くのは小鳥よけか？
ピラカンサは小鳥に「どうぞ」とこれ見よがしだが
ハマヒサカキは遠くに運ばれるのが嫌いなのか？
これだけ沢山の実を付けるから
「大きなお世話なのか」？

隠しているのを探し出すのもまた楽し・・

ゆうちょからの電話

今日は新しく出来た本を建て主さんに送った。
「三方良し住宅のススメ」
掲載を承認して頂いたお返しに出版社から提供された。
第1便は郵便の「定形外」390円だった。
今日はクロネコヤマトの「メール便」160円
同じ中身でも送料は倍以上も違う。

片や袋に入れた厚みのあるものヤマトは60サイズ1050円
（取りにきてもらったり、遠かったりした）
ゆうパックでは600円
知らない内に料金に大幅な変更が出ていた。

もう数冊送る予定だが
今度は「ゆうメール」にして見ようか、290円らしい。
以前は「冊子小包」だったが見つからなくてあきらめた
ネットで何事も探せて便利な一方
名前が変わってしまうと探しようがなく困惑する。



今日は「こちら中野・・のゆうちょですが、住宅ローンのこと・・」と電話が入った。
民営化されて他の銀行と同じく住宅ローンも始まったらしい。
ノンビリとして腹の立つことの多かった郵便局
競争社会にもまれているらしい。

コチラも下調べをして省エネ・省コストで行かなくては・・

写真はたった3枚の葉を一人前に紅葉させた幼木

堂場瞬一「神の領域」

「裁判所書記官」の犯罪がマスコミを賑わしている。
裁判所書記官は裁判官を補佐するばかりでなく
裁判所の「公証者」の役割が多いらしい。
その気になれば「犯罪者」にもなりうることを知らしめたが
最も犯罪を憎まなければいけない立場の人ではある。



そんな時に「神の領域」を読んだがこの中にも
同じような立場の「検察事務官」が重要な役割で登場する。
（検察事務官は検察官を補佐し、その指揮を受けて捜査を行うことが職務）
・・がヒトタビにっこり笑うと、ほとんどの女性を引きつける。
が、担当検察官が「右」と言えば何がなんでも「右」と信奉する従順さ（？）と
検事・城戸南のセクハラ発言を修正し、生活習慣病を防止の説教もする。

話しがずれたが、刑事「鳴沢了」シリーズから横道にそれた
堂場瞬一の「神の領域」２００６年刊（中公文庫化08年）
検事でありながら捜査にも首を突っ込む「検事・城戸南」

この人の家庭環境が一筋縄では行かない
一応家庭円満ながら、妻はニューヨークに単身赴任中
妻のいない妻の実家に同居する居心地の悪さ
そこにドンといる検察の先輩の義父
遅くなると仕事場で弁当を食し、お風呂をあきらめる。
気を使いながらも後には引かないあきらめの良さ（？）

彼は失意のどん底からよみがえらせてくれた天才マラソンランナーを崇めていたが
ここぞという時に神にも手をかける潔さ
スポーツの先輩後輩の感覚が全くない私はすんなり読んでしまったが
身体にしみ込んでいる人達は「どうだかな？」と思うかも知れない。

警察物では嫌われ者の検事達
捜査段階までの仕事内容が分かり興味津々で読み終えた。
知らない世界の一角を知るのにミステリーは持って来いの舞台
（全部をうのみに出来ないが）
ストーリーを楽しみ
スポーツ選手の心理の一端を感じ
犯罪捜査の一理を知る
役に立ってかつ面白い一冊です。

そうそう・城戸南には身だしなみにケチをつける中学娘が一人
最後には「かっこいい」と言わしめ
一緒にお買い物に出るハッピーエンドが待ってます。

人間味たっぷりの城戸南とハンサム事務官の大沢直人
新人突っ張り検事の浅岡美希
シリーズ化なるか？
（期待したい）