日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

サンマの香りとたばこの匂い

2006-09-30 | その他
ここ数日窓を開けるとサンマの香り
秋本番です。
炭火で焼くサンマはなかなか出来なくなっている
今日この頃
ガスロースターでは頭としっぽが今一つ焼けない。
仕方なく2つに切るがちょっと気分がでない。

この時期に必ず作るメニューは
サンマの南蛮煮
鷹の爪を入れてお醤油で煮るだけの簡単なもの、
味はなかなかで気に入っている。

集合住宅では気づかない他所のお宅の匂いがする。
ドアが離れている隣の奥様はお料理が得意
私の仕事室に美味しそうな香りを吹き込んでくる
部屋のスグ横が換気扇
多分気づいていないと思う。

下の階のご主人はホタル族
気持ち良くベランダにでるとたばこの匂いにむせる。
こちらはかなり迷惑。
なぜかホッとしてベランダにでるのが一緒みたいだ。
こちらも気づいていないと思う。
私の気づいていないことも多々あったりして・・

写真は裏の善福寺川の桜
ちらほら紅葉が始まっている。
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刑事鳴沢了「熱欲」ミステリー

2006-09-29 | 読書
今月読んだことを忘れかけていた。
改めて眺める
不器用な突っ張り刑事「鳴沢了」
前作の「破弾」で友人を射殺し
生活安全課に飛ばされた。

渋々、詐欺事件やドメスティックバイオレンスにつきあううち
「これが仕事ですから」つい、一生懸命になる。
詐欺事件が殺人事件になり、本領発揮と殴られ監禁される。
ここで超法規的解決になるが、
詐欺をするような人間は何処にあっても詐欺の手口を見つけ出す。

マスコミをにぎわしたあの事件・この事件を思わせるないようだ。
下っ端は悪いと思いつつ逃げ出せず
捕まるのはいつも下っ端。

この3作目を飛ばして6作目まで読んでいたがようやく筋が繋がった。

作者の堂場瞬一は新聞社勤務で刑事事件担当だったのか
警察官の人物描写は確かなものに思える
(周りに刑事がいないので定かではないが)

次作が楽しみだ。
鳴沢になにかが起こっていそうな気配がする。
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「よそいきの街」は今 浅田次郎

2006-09-28 | ニュース
 今日に朝日の夕刊に載っていた。
「人々の身なりがカジュアルになって
「よそゆき」が死語になってしまった」
氏の祖母は耳元でささやいた。
「まちがったって つっかけ で地下鉄に乗ってはいけない」
おかげで氏はいつも背広にネクタイ姿
クールビズをうれいている。

以前は人に会う時の身なりはTPO・TPOと
メディアでも言っていたが
この所そんな声は聞かない。
見開きの広告対談の女性は半裸でコケティッシュ
文筆家の男性は短パンで座談会に出ている。
相手の身なり(これも死語か?)あわせる
相手を尊重した身なりをする
このことが忘れられたのかもしれない。

むしろカジュアルの中に正装しすぎる人が
交じるとこちらの方が違和感を覚えたりする。
お茶の先生は
「何でもかんでも正装すればいいってものではない」
と言うし、少ない手持ちで失礼のない身なりは結構難しい。

ちなみに私はつっかけでは公共の乗り物には乗れない。
かかとに一本ベルト・・
これがボーダーラインだ。

写真は和田堀公園の水引草
お礼にお金を渡す時は「祝儀袋」にするのが
お茶の常識・・これは守っている。
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トンボの天敵白セキレイ

2006-09-27 | 自然・風景
 今日は雨・風・雷のそろい踏み
増築中の現場が気になるが、
「今のところ大丈夫」電話で一安心。

昨日から一気に寒くなった。
普段は元気に飛び回っている赤とんぼが
壁にぴったり10羽(?)以上並んでいた。
写真を撮ろうとカメラを持ちだすと
白セキレイが弧を描いた。

セキレイとトンボ良い写真が撮れる!
・・と見ると、トンボは跡形もなし
トンボとセキレイは飛び仲間でなくて
天敵だった。

セキレイは楽しそうに(?)
しっぽを上下に弾んでいるが
きっとガッカリしたことだろう
トンボはほっと一息
どこかに隠れていることでしょう。

写真はお彼岸の露草
まだまだ元気に咲いていた。
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「風の影」もったいない

2006-09-26 | 読書
 今人気のミステリー小説を読んだ。

新聞広告に
「忘れられた本の墓場」で偶然見つけた本で少年の運命が変る。
このフレーズでは本好きの私は買わずにはいられない。

面白い
良かった
感動

しかし、腰巻きといい、カバーの売り文句といい
少し書き過ぎ
ページを繰ると見開きにバルセロナの地図
きっといわくがあるに違いないとシゲシゲと見る
次の目次
「灰の日」
「人は見かけによらない」
「亡霊の回想」などなど・・
いわくあり気過ぎ
読み始める前から期待感を与え過ぎ
地図はなくても理解出来たし、
目次は読む過程でなくても良い
ストーリー展開はいいのにそれを上回る
最初の出だし
訳者の木村さんか
著者のカルロスさんか
はたまた編集者の成せる技か?

ストーリーより亡霊が先に出てしまった感が拭えない。
それより登場人物紹介をもっと多くしてもらいたい。

良かっただけに読み終えて
「ああ・もったいない」
白紙で読み進めたかった。
でもお勧めします。
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超モダンな土浦亀城邸

2006-09-25 | 仕事・建物
 連休の24日、
都の有形文化財の住宅見学会に行った。
昭和10年建築の白いモダンハウス
「土浦亀城(かめき)自邸」
建築の教科書には必ず出ている。
亀城氏は10年前になくなり
今は親戚筋の方が一人で住んでいらっしゃる。
そんなプライベートな住まいを
半田氏が説得して20名だけの見学を許された。

目黒の駅から10分周りは戸建てや共同住宅の一角
シンプルにしてモダン
白く塗られた外壁に細身のスティールサッシ窓
シャープな庇
戦前に漆喰などの湿式は使わずに乾式で覆った。
今でこそ乾式が普通で、
湿式はお金と工期がかかると敬遠されているが
当時は大工と左官仕事が全盛だったに違いない。

中に入ると動けなくなる。
玄関も居間も食堂も階段もワンルーム
広いけれど広過ぎない、
吹抜けの天井は高いけれど高すぎない
窓は大きいけれども明る過ぎない
何処も絶妙のバランスで気持ちがいい
今でもかなりのモダンさだ。

テックスの壁は目地が暴れているけれど
縦横しっかり通り窓が目地に習っている。
窓は視線に合わせて高い窓に細い窓
キッチンや寝室の家具にも細かい配慮

住んでいる方は「手入れをしていなくて恥ずかしい」
「変に手入れがされなくて良かった」一同の感想
床のレベルが4層分になっていて
素晴らしい空間ではあるけれ
高齢のお方にはきついかもしれない。
しかし、亀城さんは享年98歳
最後までここに住まわれたのだろうか?

2時間もゆっくり見学させてもらった。
渋々だったにもかかわらず、熱心さに打たれたのか
最後は一般誌に載った際の雑誌を出して下さった。
一番この建物を愛しているのは
「この方」確信した。
土浦亀城追想
土浦亀城邸
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久しぶりのお施主さん

2006-09-22 | 仕事・建物
 午前中、久しぶりにお施主さんの所に電話をした。
2002年に完成したお宅
NPO法人家づくりの会のニュースの取材のお願いだ。

最初は戸惑われたものの
快く承諾して下さった。

家の中を他人に見られるのはかなりのプレッシャー
特に設計者には大変
普通は見ない所まで視線が行くし
隅々まで知っているし
設計意図のまま暮らしているか?
汚れや傷がついていないか?
散らかしていないか・・などなど
気を使うことおびただしい。

しかしこの方はいつも奇麗にしてくれている。
心配はしていないが
「お掃除をしておかなくてはね」
最後に付け加えた。
ごめんなさい・よろしくお願いします。

会えるのが楽しみだ。

写真は・・・忘れた
食べたことはないけれど美味しそうな実が一杯
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上棟のお邪魔虫?

2006-09-21 | 仕事・建物
 今日は大安
上棟には持ってこいの陽気
しかし日が短い
棟が上がって御幣をつくる頃には薄暗い

監督さんが暗い中で一生懸命つくる
箱の中にワンセットが奇麗に収まっている
「3分で出来る」書いてあるらしい
「これは3分では出来っこない」
「10分以上かかるよ」
「5人がかりで3分じゃないのか」
軽口をたたきながらも15分ぐらいで出来た。
暗い中を大工さんが二人がかりで上げる
信心がなくてもなぜかすがすがしい気分になる。

事故もなくいい家が出来ますように・・
役立たずの設計監理の私は構造をチェックしたり
搬入されている断熱材を取り換えてもらったり
梯子を上がると「落ちないでね」声がかかったり
結構お邪魔虫
これが仕事だ。

3時間も立ちっぱなしで疲れたが
職人さんはもっと疲れたでしょう
お疲れさまでした。
屋根が出来るまでお天気が続きますように・・
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閑散渋谷のレストラン

2006-09-20 | その他
 久しぶりに夜の渋谷へ行った。
待ち合わせ場所はおなじみの「ハチ公前」
相変わらずの混雑ぶりで、友達を探すのも一苦労
ジャスト友人に出会える。
友人お勧めのレストランへ向かう
東急本店の8階・レストラン街
すっきり奇麗な高級志向のなかに
有名シェフ(知らなかった)のお店で
3800円のディナーを頂く
同じような年齢の二人連れ達が食事中

同じ時間に席を立つ、不思議に思っていると
オーチャドホールの始まり時間らしい
コース料理はどれも美味しい
美味しいワインとお料理とおしゃべり
満足だったけれど
2時間あまりに他の客は2組
コンナンデやって行けるのか?
外にでると他のレストランも閑散
友人は「このデパートはいつもこんなものよ」
景気が上向きとは言え、大丈夫なのか心配になる。

外は人が多いものの、以前とは比べ物にならない
バブル時代にはほど遠いし、
2度とあんなにはなって欲しくないけれど
何だか心配・・
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重陽の節句「菊の被綿」

2006-09-19 | 趣味・遊び
昨日ウオーキングの途中で大宮八幡に寄った。
せっかちの習い性で「菊の・・」を見ただけで
菊の展覧会と勘違い
お参りの後で境内を探すが、それらしきものはない
お守りの売店の巫女さんに聞くと丁寧に教えてくれた。

結婚式場のロビーに菊の一軍
花の上に色とりどりの真綿が乗っている。
「???」
そばに説明書きあった。
「重陽(ちょうよう)の節句」(以前お茶事があった)
そうだ・3月3日のおひな祭り
5月5日の端午の節句・7月7日七夕
に続く節句を思い出した。

説明書きには「菊の被綿(きせわた)」
9月8日菊の花に真綿を乗せて梅雨や香を移しとる
欲9日の朝、その綿で顔や身体を拭うと
不老長寿が保たれる。
今で言うアンチエイジングの一つらしい。

平安時代の宮中出は菊の花を浮かべたお酒を酌み交わして
長寿を祝ったらしい。

女の子・男の子の節句
七夕の青春(?)の節句に続く
大人の節句なのだろう。

写真の許可をもらったりうろうろしていると
通り掛かりの神主さんや巫女さん事務服の人
皆丁寧に挨拶してくれる。
やはり礼節の神社だった。

偽お茶人が一歩前に進めた気分だ。

お節句
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盛大な夕焼け

2006-09-18 | 自然・風景
 連休の今日、盛大な夕焼け

ウオーキングから帰って窓を開けると
刻々と変る雲の色
こんな盛大な夕焼けは久しぶり・・

私のカメラは夕焼けと白い花が苦手
どうしても奇麗に撮れない
だけど今日の空はカメラにも有無を言わさぬド迫力
ちゃんと色がでていた。

15分で暗くなってしまった。
台風の落とし物か
被害に遭ったり、怖い目に会ったりした人たちが
多い困り者の台風もこんな落とし物は大歓迎

明日は台風一過の青空を期待してしまう。
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現場工程と大宮八幡祭り

2006-09-16 | 仕事・建物
 今日は午後から現場にでた。
現場はこの雨にもかかわらず順調に進んだ
最初のころのつまずきで工期が心配
「変更になった工程表を作って見て下さい」
監督さん「1週間ずれ込み、お尻が変らないだけですよ」
「だから工程表がいるんでしょう」
短い工期で1週間は貴重だ。
この先屋根がかかるまで心配は続く。

帰りは運動をかねて、永福町から歩く
商店街には「祭」の赤い旗
途中の花屋さんで「どこがお祭り?」
若い店員さんは「さあ~~」
しばらく行くと大宮八幡の通りに提灯
「大宮八幡秋の大祭」だった。

参道には夜宮に出かける人たちでにぎわっている。
何だか皆うきうき楽しそう
少し行きかけたが、にわかに疲れと腰の痛み・・
まっすぐ帰ることにした。

明日、出かけよう・・
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巨峰と終わった原稿

2006-09-15 | 仕事・建物
 巨峰が送られてきた
生産農家から届いた産直品
クログロ・ツヤツヤ
何とも立派な葡萄だ

早速、お八つに頂く
普段なら一房を何回にもわけて食べるが
こんなに多いと贅沢な気分になり
一気に半分以上食べてしまった。

お腹一杯
葡萄でお腹が一杯になるなんて知らなかった。
これでは夕飯は入りそうもない。

買ってあったロザリオビアンコ(緑)は
後回しにしよう。

今日は懸案だった原稿がようやく終わった。
めでたい・・
6月からアポイントが入っていた友人と会う日を決めた。
催促もなく、じっと待っていてくれた。
ありがたいこと。

もう一つ連休に約束しかけていた
目白建築散歩はお天気が不純の為
無期延期
雨でも行きたい気分なのに、残念。

のどの小骨が取れたら
仕事場を片づけて、
次の仕事にとりかからねば・・ 
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待ち遠しい青空

2006-09-14 | その他
涼しくなったと思ったら
はかばかしくない天気が続くらしい。
上棟を前にした現場が気にかかる。
大降りにならない限り
職人さん達は作業を休まないけれど
気分は良くないに違いない。

今日は大失敗
よい写真が撮れそうな場所を通ったのに
デジカメを忘れた!!
さわりもしない昨日は持っていたのに
大失敗・・・

お詫び方々希望を込めて
この夏一番の暑さ(そう感じた)の日曜の空
雲が動いてドラマチック

早く青空が戻って欲しい
待ち遠しい・・こと 
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ハマユウ(浜木綿)

2006-09-13 | 自然・風景
 昨日から急に寒くなった。
コンクリートの建物は外気温とはタイムラグがでる。
涼しいと感じたのは昨日の午後
午前中は暑くて窓を開け放し、半袖だった。
午後になって、ようやく涼しくなり夕方に長そでを着た。

今日は朝から半袖にカーディガンを羽織った。
会議に出かけたその部屋の涼しかったこと
クニさんと何度もトイレにたつしまつ。

日曜日に見たハマユウ
まだ白い花が咲いて、大きな実を付けていた。
今ごろは見る影も無くなっていることだろう。

子供のころはとても珍しい花で
旅行のお土産に球根をもらった。
今ではどこでも見掛けられるようになっている。

あきる野市の庭にも毎年咲く
あれは母が伊豆で買ったはず。
何だかちょっとしんみりさせられる花だ。
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