日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

那須の夏休み・続き

2009-08-31 | 自然・風景
今日の涼しさはどうしたことでしょう?
昨日の選挙の熱気と残暑は一日にして消滅
(マスコミ以外は)
前途多難なかじ取り前にイヤな予感

別荘はペンションのような広さと設備
厨房はプロ仕様で床は排水が出きるタイル張り
プロ用厨房器のダブルシンクとステンレスの食器庫
中央に配膳台がデンとあり、その向こうがゴッツイガスコンロ
大火力5個の五徳に中火力2個とシンク上には3mものフード
狭い家庭用キッチンでなんの不満もない私達には「猫に小判」
サンダルで12帖の厨房をグルグル
アルミのお鍋は肉厚で重くて熱くて火傷しそう
菜箸だっていつもの3個分の太さと長さ

プロは一日にしてならず!!
大したこともしないのに3人とも疲れ果てた。
次からは外食を取り入れて別荘生活を楽しみたい。
家主さんは大勢の友人達を招いてパーティーをするらしい。

避暑の事を書くのも寒そうなので見つけた那須の秋
別荘地の散歩で見つけた花々


屁糞葛/ヘクソカズラ (可憐な花に可愛そうな名前)



女郎花/オミナエシ



秋海棠/シュウカイドウ (少しぼけました)



桔梗/キキョウ 



吾木香/ワレモコウ (こんな漢字だったのね)


栗の実が育っていた。
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最高裁裁判所・・国民審査

2009-08-29 | ニュース
明日は衆議院選挙の投票日
投票する政党と候補者は決めたものの
裁判官はどうしよう?
いつも広報を1通り読む気になるが、途中でとん挫する。
面白くない(当たり前)
代わり映えしない(当り前か?)
目に入っても心に響かない(問題あり)
理解できない(大いに問題)

略歴は良い
主要な裁判・・ここが問題
話題になったあの記事・この事件と、
すぐに分かるように書けないものか?
特に最高裁判所長官のは分かりにくい
憲法○○条○○項と書いて分かる人が何人いることだろう
キチンと書くことより分からせる事が先ではないか?



それが「まぐまぐニュース!」のメルマガで
少しは人となりが分かるサイトを教えてくれた。
「30日「国民審査」最高裁判官9人に聞く」
(「記事全文を表示する」をクリック)

【質問事項】
(1)最高裁裁判官としての信条、求められる資質
(2)裁判員制度と制度のもとでの量刑について
(3)「足利事件」など冤罪の問題について
(4)取り調べの全面的な録音・録画について
(5)尊敬する人物、好きな言葉・座右の銘
(6)最近読んだ本
(7)趣味

特に趣味の項目で多いのが読書(私と同じ)
続いて音楽・映画・美術鑑賞
園芸・野草観察・囲碁・弓道・歌舞伎鑑賞
旅行・登山・・など
実にきまじめな人達のようだ
中年以降の男性を席巻しているゴルフはたった一人
カラオケなんて恥ずかしくて書けないのだろうか?

旅先で「私は裁判官です」なんて人には会えそうもない(言うわけないか)
真面目に真摯に判決に取り組んでいる姿勢は感じられても
「民意」とかけ離れる判決が出るのはこの辺りだろう。
裁判官がリゾートでTシャツに短パンでにいることはなさそうだ。
書斎でキチンとして読書をしている。
そんな姿しか想像できない裁判官像

広報より少しは人となりが分かったものの、
さあてどうしよう??

写真は那須の稲穂
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」(まだ垂れ足りない)
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杉並区役所緑の緞帳

2009-08-28 | 仕事・建物
今日の午後は杉並区役所にいた。
耐震診断の相談窓口を3人で担当した。

午後4時終わった後道路課で道路の認定幅員幅員を調べると
担当係官がコンピューター画面で検索をし
「30円手数料を入れて下さい」コピー機のようなコイン払い機と
カウンター外の「プリンターからでます」と指さす。
少し間を置いてカッカッカ・・道路地図がでて
即、別の機械から領収書が吐き出される
「すごいシステムマチックですね」
「お釣りだけは手でレバーを押して下さい」
・・肩透かし。



外へ出ると、青梅街道側は一面の緑のカーテン
5階の窓まで延々と伸びている。
風にバヨ~~ンと波打つ様は
カーテンより「緞帳」

本日は午前は近所に午後は区役所
夕方はまた出かける
ゆっくり座っていられない一日です。

那須の続きはまた後日に・・
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那須高原の夏休み

2009-08-27 | 趣味・遊び
例年あきる野市で過ごす夏休みが
栃木に住む兄の声がかりで那須高原に行く事になった。



大宮まで電車で行き、そこから車で高速道路を走り西那須野塩原I.Cで下り
最初の目的地はNPO法人家づくりの会倉島氏作のおそば屋さん蕎心庵



兄夫婦は時々通っているものの私は初めて
大人5人子供3人に犬1匹
吹き抜けの高い天井のお店は家族連れ、夫婦連れで賑わっている。
お勧めメニューのせいろ蕎麦と天ぷら
おそばは程よい歯ごたえと蕎麦の香り
大食いの小学生が大盛りを平らげた。
天ぷらの海老は火加減が絶妙、石垣島産のお塩を掛け絶品
ゆったりとサービスして下さるおかみさんには
スイカのサービスやお土産に蕎麦茶に蕎麦カリントウまで頂いてしまいました。

BBQ候補地の傍の大型スーパーマーケットで食料品の買い出し
安くはないスーパーながら私達のような買物客で賑わっている。
9人3日分の食料を買い一路宿泊先の別荘へ
夏の終わりの平日というのに、何処もここも車と人で賑わっている。
二十数年前に来た時はこんなではなかった
人も車も閑散、静かな高原だった筈が一大観光地に変身していた。

温泉街の手前を右に折れ小道を進むと兄のゴルフ仲間の別荘
アルミの玄関ドアを二枚開けると
先発隊から「わ~~すごい」歓声が上がる。
ひろ~~い吹き抜けのリビングには
テーブルが5つにバーカウンターにマントルピースがゆったり



厨房は12帖もの床タイルにプロ仕様の厨房機器
兄が「大勢で来い!」と張りきっていたわけだ。
苦もあり楽もある続きはあした・・
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女子マラソン快挙&・・

2009-08-23 | ニュース
世界陸上の女子マラソン
尾崎選手が銀メダルの快挙
最期は中国の選手に抜かれて残念だったが
素晴らしい走りだった。

ベルリンの石畳や路面電車の線路を抜けて
歴史の教科書で聞き覚えた由緒ある街を駆け抜けた。
解説が増田・高橋元選手、日本の女子マラソンの層の厚さを実感した。



・・といいつつ、明日から水曜まで夏休です。
このブログも休みます。
行き先は御用邸のある涼しい高原
報告は後日・・

写真は紅白の白粉花
夕方の写真なので少し淋しそう。
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強い意志の人吉村昭作「死顔」

2009-08-22 | 読書
今日はNPO法人家づくりの会の窓口当番日
来訪者もなく電話もなく
建築雑誌などを見たあと、文庫本を読んだ。



吉村昭「死顔」/遺作短編集
没後3年(平成17年亡) 死を自覚した著者が最期に書き遺した名篇/帯の一文
私の好きなミステリー物とは一線を画す「純文学」
以前愛読していた津村節子の夫
色々な文学賞を受賞し作品数も多い作家中の作家

私が読んで見たいと思った動機は亡くなった数日後の新聞記事
家族が見守る中、自分で点滴のチューブを外し
つなぎ直すと、次はカテーテルを引き抜いてしまった。
なんと言う意思の強さだろうか 
物言えぬ身体になりながら、最期の体力の限りを尽くして自分の意思で死を選ぶ。
呆気にとられて、3年後の今も鮮烈に憶えていた。

最期の作品の「死顔」の推敲が終わってないのを気にかけて亡くなったが
津村節子によって一部加筆改稿され平成18年に「新潮」に掲載された。

文庫本は5つの短編で構成されている。
遺作の「死顔」と「二人」はほぼ同じ内容で読みながら「??」となる。
兄弟の死を取り上げ自分の死と重ね合わせた視線で書かれている。
「死に顔」は見たくない。
兄弟であれ親であれ・・だから自分の死に顔もさらしたくない。

私も同感だ。
死後硬直で固まった顔、硬直が溶けて緩んだ顔(文中より)
「いい死に顔だった」と人はいうけれど
後々思い出したいのは元気に笑っているあの顔
見送ってくれた人はいいとして、その他の人には勘弁して欲しい。
遺言に「臓器移植は心臓が止まってから」「死に顔は人に見せるな」
「財産は・・」(もともとないからどうにでもしてくれ)書かなくてはいけないし
日頃から言っておかなくてはいけない。

本題から随分とかけ離れてしまったが
自分の死期を自分で決めたこと、死に顔をさらさなかったこと
この二つを見習って、最期まで強い意志で生きる事を希望としよう(大げさ)

先程から雷のような音がしていたがベランダにでると
ビルの向こうに花火が上がっている
南南西の方角、どこの花火大会だろうか?

wikipedia吉村昭
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リハビリウオーキング

2009-08-21 | その他
この夏一番暑い!蒸す!一日
昼時日傘を差して出かけ、さあこの日傘はどうしたものか?
雨傘なら水気を切って広げて干すが
日傘をそのまま畳んでいいものか?
日傘一年生はすぐ畳む気になれずに広げておく。
熟練(?)の日傘達人はどうしているのだろうか?

それはともかく
黒姫で「ミシミシ」と痛めた腰が治った。
真っ直ぐに立っているのは問題なし
椅子に座るのもOK
ねる時と起きる時が至難の業
アイタタタ・・が
ある日ふっと何ともなくなった。
全治3週間

そんなこんなで、
先日リハビリに善福寺川ウオーキングにでた。
出発6時15分



夕焼けが始まって川面に映る彩雲
いつものコースの和田堀池一周は用心のため中止
橋二つ分のジョギングも中止
いつもよりゆっくり歩いて4KM
少し違和感があったものの、イタタタに戻りそうはない

帰りの済美橋は夕やみ


(夜景モードでパチリ)
7時前にリハビリウオーキングは無事終了
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雄大な映画「劒岳点の記」

2009-08-20 | 趣味・遊び
昨日は真夏の映画デイ、新宿まで出かけた。
時間を過ぎても待ち合わせ場所に現れない友人
携帯を忘れて飛び出したので思案に暮れた。
幸い携帯を持たないもう一人の友人が電話番号のメモを持っていたので
ようやく探し出した公衆電話で連絡がつき無事会うことが出来た。
連絡先の全てが携帯に納まっているので「忘れた」と気づいただけでパニック寸前
便利な世の中なのか不便になったのか??

以前からみたかった映画「劒岳・点の記」
ロードショーから既に2ヶ月、今週金曜日で終わりになってしまう。



名カメラマンで名高い木村監督の作品は映像が抜群に素晴らしい
雪原を高原を林の中を実際に歩いているような感覚になり
高所恐怖症にとっては目がくらみ、冷や汗を流しそうになる。

ストーリーは明治39年と40年(なんと104年前)
唯一正確な測量が行われていない北アルプスの劒岳に石の三角点を作る
装備も現在とは格段に違う「草鞋履」「蓑」「背負子」にロープ
陸軍の思惑と先進的な山岳会の熾烈な戦い・・ほどではなく、淡々と歩み進む測量隊



ようやく登り測量中に発見する超人的な驚異・・など、
脚本家と監督・キャスト・スタッフも大拍手だが、主役は「自然界」

一歩一歩登る俳優達の後ろに
カメラマンの苦労を垣間見てしまうのは私だけではなかった。



6月に格安ツアーで行った黒部立山アルペンルート
積雪で辿り着けなかった「みくりが池」
この先のみくりが池温泉が撮影の足場だった (最後の字幕)
今さらながらを残念に思い100年の変りようを感じ入った。

公式ホームページでも雄大な景色が見られる。
映画を見てさらに一段と楽しめる素晴らしく充実したサイトになっている
是非クリックして下さい。「劒岳 点の記」公式ホームページ
暑さを忘れ、涼しくさわやかになること請け合いです。
「特別映像」も楽しめるが、ナンと言っても映画館の映像にはかなわない
(見られなかった人残念ね)

画像はHPの「ダウンロード」サイトからお借りしました。
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ゆったり聞けるジャズ・鈴木博

2009-08-19 | 趣味・遊び
このところ日曜日に聞き続けているCDがある。
鈴木博「ナウ・インザ・ナイト」
1982年録音のジャズボーカル
4月にNPO法人家づくりの会のブログで教えてもらい
即刻注文した。
それから毎週日曜日の日課になってしまった。



鈴木博・名前を知ったときはすでに亡き人
1941年生まれ 82年レコード盤アルバムとして作成
84年海釣りの事故で亡
09年2月昭和アーカイブスJazz Serise
80年代に活躍した日本人離れしたジャズヴォーカリスト鈴木博の
隠れた名作のCD化(COLUMBIA)

大事に渋く、少し気だるく歌い上げる音色は日曜日にピッタリ
ロックやヒップポップはまだなく、歌謡曲やフォークソング全盛時代
それらに飽き足らない人を熱狂させたジャズ
それからなんでもアリの音がなくては始まらない時代の今
静かにゆったり聞ける貴重な1枚になった。


ユーチューブで少しだけ聞けます。
鈴木博「NOU IN THE NIGHI]
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白いサルスベリ

2009-08-18 | 自然・風景
今日から町が騒々しくなった。
冬から掛け声で終始していた選挙戦が始まった。
方南通りから高音のマイク音がここまで届き、うるさいこと・・
選挙はなくてはならないし、国の行く末を決める(?)大事なことだが
がなり立てないで、静かに聞かせてくれる方法はないものか?
ネット上で分かりやすくマニフェストを公開し
前年の結果などを採点したらどうだろう。

マニフェストを検索して見た
文字だけの政権党
各ページに党首の写真をならべたり
どちらもなんだろうなあと思うマニフェスト
借金で明るい未来なんか、だあれも期待していないのに、
庶民は自分の借金はコツコツ地道に返して、そこそこの生活をしている。



痛みも我慢も出来るのが庶民だ。
未来に明るささえ、希望さえあればへっちゃら(やせがまん)
へっちゃらでない瀬戸際の人達を助け、
嘘偽りのない政策を実行期待したい・・

まてまて・・
今日の話題は暑さを吹き飛ばすこと
(政治のことは暑さより冷や汗が出そうだが)

涼しげな公園の涼しげな花
杉並蚕糸の森の白いサルスベリ
ピンクは華やかだが暑苦しい
白いサルスベリは涼感この上なし。
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真夏の駐車場

2009-08-17 | 自然・風景
昨日も今日暑い!

そんな昨日、炎天下に出かけようとして駐車場を見ると
車の屋根に梅干し・・
土用干しの真っ最中
ベランダと違い、駐車場はず~~と炎天下
土用干しに最適な場所
何日も干す必要はなく一日でカラカラになりそうだ。
やはり今日は干していない



うっかり発進して後続の車に轢かれてノシ梅になってしまった
・・ことはないだろう。

お隣はいつも積んでいるボート
数日前はボートだけゴロンと地面に置かれていて
なんか気の毒(ボートが)だったが
また、いつでも発進できるようになっていた。
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極小ジャガイモの収穫

2009-08-15 | その他
晴れ渡った空の真夏日
気温33度 湿度50%
暑い中にもさわやかな気配が漂う
田舎に帰った皆さんには試練の今日と明日だろう。

エアコンを利かせて快調に仕事がはかどっている合間、
ベランダのジャガイモの収穫をした。
昨年の取り残しが芽吹き花を咲かせた6月11日から2ヶ月
6月11日ジャガイモの花
ようやく葉がしおれ、茎が枯れ出した。

シャベルで掘ると、ゴツゴツ突き当たり
傷つけてはならじと、割りばしで掘り起こした。
でるは・・でるは・・なんの球根か??
春先に咲いたフリージャーかムスカリか?
良く見ると確かに極小ジャガイモが5個



お店のジャガイモなら小さいの傷がついているの
文句の百遍も言う(そもそも売り物にはなれない)が
自前の・ベランダの・昨年の取りこぼしの、とんだ収穫物
大事に茹でて胡桃味噌でも付けて食べよう。

その前に、東京以外の世間ではお盆
仏さまにお供えしよう(母上驚かないでね)
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芥川賞作品「終の住処」

2009-08-14 | 読書
仕事柄、家がテーマになった本は欠かさずに読みたい。
今回の芥川賞受章作品は「終の住処」
小説家ならぬ風ぼうの磯崎憲一郎氏
それもそのはず、れっきとした現職の商社マン

二足のわらじを履いて07年から小説を発表してきた。
選考会の前日関東地方の梅雨明けを知り
「・・俺が受章する」と確信した、と受章のことばで書いている。



先日文芸春秋を買って読んだ。
今どき文庫本でさえ750円は当たり前なのに
雑誌と言うだけで(?)この厚さの本が752円円とは信じがたい。
ミステリー漬けの本好きが芥川賞作品を買うことは随分久しぶりのこと
だが「終の住処」とあっては読まずにすまされない。

・・が、「住み処」は家ではなかった。
一昔前、そう団塊の世代の商社マンが
義理(?)で結婚し、仕事をし、浮気をし
離婚を考えた時に子供ができ、
ウヤムヤのまま結婚生活とサラリーマン生活を全うし
大仕事を終えて気づけば老いた妻と古びた家
色々考え苦心をしていたけれど上っ面を生き
残された短い時間を過ごす「終の住処」
・ ・とは家ではなく「妻」のことだろう。

ほとんどの人が感じる虚無的(?)な行く末
どんなにあがこうと、頑張ろうと人の活動期は高々40年
気がつけば淋しさと諦観が纏わりつく。

若者の行動様式に驚かされた芥川賞が
元の落ち着き先にストンとはまったような作品だ。
どんな賞でも多少は先進的な部分を含んでいるが
同時代に生きたものにとっては「先進性」よりは
「既視感」を感じてしまう。

最も若者が金髪に染めた髪を一歩進めて(?)銀髪に染める珍しさが
大人にとっては「あの白髪頭はなに?」
そんな風に感じてしまう「終の住処」の読後感だった。

次は「骸骨ビルの庭」宮本輝著 上下各1575円
とりあえず〔立ち読み〕ーびっくりですー
買うのはもう少し後にしよう。
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世間は一斉休業

2009-08-13 | その他
とうとう今日はFAXもこなくなった。
世間は一斉休業に入った様子だ。
裏の善福寺川拡幅工事も休業
ヘルメット姿の工事人が暑そうに働いたり
クレーンや重機のうなり音もパタッとやみ
クレーンは折り畳んで頭を下げ、建設資材も片づけられて閑散



仮橋から左右を見ても「ここが川?」
首をかしげるほど鉄板が敷き詰められている。



集合住宅の管理人さんに「夏休みは?」と聞くと
「夏休み制度はないんです」
ランニング姿でとっても暑そう・・お大事に

住宅街は静かだが
昨夜の商店街は賑やかだった。
普段は見かけない叔父さま達の短パン姿
子どもは自転車で走り回り
若者は携帯で人集め(?)
いつもはぶつかることなく歩ける交差点が人で埋まっていた。

渋滞の道路情報を見ると出かける気がしなくなるのかも知れない。

先日「春ごろ暇だった職人さんは夏休をとらないです」と聞いたが
休みたくなくても休まざるを得ない人達は
自宅付近を短パンで歩くしかないのかも知れない。
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玄関前の訪問者(?)

2009-08-12 | 自然・風景
台風一過、ようやく夏らしい・梅雨明けらしい空になった。



世間はお盆休みだろうか
電話は鳴らず、メールと言えばメルマガだけ・・
(迷惑FAXもあった)

玄関前に訪問者(?)
カナブンだろうか



渋い茶色に金色模様
紙にのせるとゴソゴソと動いたが
ベランダに放すとすばやく葉影に隠れた。

さてこれから雑誌を探しに行きたいが
果たして本屋さんは開いているかどうか??
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