日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

再び・ルーテルむさしの教会

2009-10-31 | 仕事・建物
今週は私の所属する、「NPO法人家づくりの会」のブログ担当でした。
「建物」をテーマに6日間、この「いちよう」ブログを転用しています。
・・で、今日は10月23日と24日掲載の「阿佐ケ谷ジャズストリート」の会場のこと
同じ写真で失礼します。



ルーテルむさしの教会は、中杉通りから入った住宅地にひっそり建っている。



道路際に切り妻の下にはステンドグラス



これはそのまま礼拝堂の正面に当り、午後の日差しの変化を映し出す。
側面にはレリーフ
犬にうさぎに鼠・・これはノアの箱船
色々な鳥に魚が波間に漂うが人は居ない、すでにノア達は船の中なのだろうか?



礼拝堂から鉤の手に曲がった所が教会の入り口になり
礼拝堂は洋小屋組 濃いグレーに塗装されていて目立たないが
ジャズを聴きながら、仕事がらついつい目が行ってしまった。

色々な教会を訪れて見たけれど、小さいながらも素敵な教会の筆頭に上げられる。
ジャスも良かったが、賛美歌やゴスペルに浸って見たい気がしてくる・・
そんな礼拝堂でした。

昭和32年(1952年)建築 河野通祐設計
あれこれ設計に4年も費やした力作だそうです。
その後平成17年、耐震補強をして大事に使われています。

日本福音ルーテルむさしの教会HP
家づくりの会ブログ「まちにでた、建築家たち」
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旧公団・荻窪団地取壊し直前

2009-10-30 | 仕事・建物
昨日のつづき(27日のこと)
杉並区立「詩歌館」を出て、荻窪駅に戻る前に近所の散策と思い
小さな路地を2度ほど曲がると、
規則正しく並んだビルの外壁が目の前を塞ぐ
ただならぬド迫力!!



汚れが流れて「何これ」思わず口に出たが
すぐに建替のうわさの「旧公団・荻窪団地」と思い至る。
前に進むと、住戸が渡り廊下でつながり延々と続いている。



近寄って見ると引っ越した後のようで、所々ガラスが破れ、ベニヤで塞がれている。



この後、地図を見ながらどうしたものかと歩いていると
住民らしき叔母さまとぶつかりそうになった。
「・・へ行くんですか?」
「いえ、善福寺川はどの辺りかと・・」
親切にも、
「この先を迂回して行くと直ぐですよ。工事前は正面だったんですけれども」
善福寺緑地よりの団地は仮囲いのなかで盛んに工事音が響いている。

きっと、いいコミュニティを形成していたに違いないと思いながら
教えて下さったので意を決っして方南町まで歩いて帰る事にした。

・・と、正面にスターハウス
以前環七沿いで見かけたのは柔らかな外観になっていたが
これは正真正銘の角の立ったスターハウス
階段入口側



反時計回りに回ると、人の住んでいる気配がする



さらに反時計に回ると、洗濯物が見える。



やはり、まだ引っ越しは終わっていない様子。
行き先の決まらない人達もいるのだろうか?
落ちつかない生活や、私のような不審者に悩まされてはいないのだろうか?


蛇行した善福寺川を2ヶ所ショートカットしながら
1時間で帰り着いた。
午後2時から4時過ぎまで建物見学を満喫した秋でした。

ウキペディア「荻窪団地」
「公団荻窪団地」写真集
根強い人気のスターハウス参考平面図
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詩歌館・門前茶房(?)

2009-10-29 | 仕事・建物
昨日書いた「角川庭園」を後にして
下り坂のカーブを進むと、お隣の家の壁には蔦が這い
雰囲気を壊さない配慮(?)をありがたく感じる。



反対側には芭蕉の林、
花の様なものがぶら下がっているが、
俳人の好みで植えられたのだろうか?
バナナがなるには涼しすぎる季節だが、この先どうなるのだろう。

門を出て横を見ると、俳人の屋敷とは似て非なる佇まいの家。
なんとも怪しげ・・



「茶房・角」
ひきたての香り豊かな「本格・珈琲」290円
たこ焼き6個220円
酒・ビールあります。
さらに「○○写真詩展」

ここって、詩歌館の門前茶房か?
右下の小さい窓の向こうでせわしげな手、たこ焼きをひっくり返している。
詩歌館に無いお茶やお酒や小腹の足しになるもののお店

恐る恐る横に廻って見ると
大きなテラス窓の向こうには、ノンビリゆったりと向かい合ってお茶をしていた。
怪しい人達ではなかった様だ。
庭先とお隣を利用したサイドビジネス

でも、「土足でどうぞ」と書かれていても
ドアノブに手をかけるのにはかなりな勇気がいりそうだ。

あすは、ビックリ・懐かし、集合住宅のお話です。
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杉並区立角川庭園・幻戯山房

2009-10-28 | 仕事・建物
昨日・太田黒公園から南へ5分のところの
角川書店の創始者で俳人の角川源義氏の旧邸へ向かった。
~すぎなみ詩歌館~
この屋敷も遺族からの寄贈により整備を行い、今年5月に開館した。



閑静な住宅街の車の長いアプローチを進むと
むくり(ふくらんだ屋根)のかかったポーチ
だが、太田黒公園のスケール違いの屋敷の後では、
こじんまりと言うか・庶民的というか・質素というか、身近に感じられる。
が、敷地は400坪を越え、床面積99坪の立派な屋敷。



1階はどの部屋も開け放されて出入り自由
玄関からすぐに3段の階段で上がると展示室になっている角川氏の元書斎



大きなテラス窓から庭が眺められる。
ここからいくつもの名句が生まれたのだろうか?
陳列してある短冊の一句
「秋風に石1つ積む吾子のため」



隣の元食堂と居間を1つにした「詩歌館1」は庭の全貌が眺められる。
「どうぞ」と言われて座り込むとススキが揺れ穏やかな時が流れる。
(この部屋や茶室は貸し出しをしている)



茶庭に開かれたお茶室はシンプル
竹の床柱と黒塗りの地板
ここでは庭の眺めと俳句がご馳走だったのだろう。

昭和30年建築
設計 加倉井 昭夫(建築家で俳人か?)
設計図書が展示されていたが新築時から大分改築をしたようだ。

あいにく2階の「吾子」達のお部屋は非公開だったが
見せる展示だけでなく、今も有効に使われている公開の仕方は好感が持てる。
いつの日か「お茶会」か「句会」で来てみたい。
すぎなみ「詩歌館」
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杉並区・太田黒公園

2009-10-27 | 仕事・建物
今日はいいお天気
午後から荻窪駅10分の杉並区立太田黒公園に出かけた。
昭和に活躍した音楽家「太田黒元雄氏」の屋敷が遺族から寄付され
家を改修し庭園を整備して公園として開放している。

一般開放された後に行った事はあるが、じっくり見るのは初めて
前は住んでいた息吹が感じられる気がしたが
すっかり奇麗に整備された今は「公共施設」の香りが強く
「記念館」とされている太田黒氏の仕事部屋だけが昔を感じさせる。



門を入ると真っ直ぐに続く銀杏並木
個人の屋敷とはケタ違いのスケール
屋敷の中に小川が流れ池には東屋(新しい)まで



土間の休憩所(昔はお茶室の待合いだったか?)続きの
お茶室ではお茶のお稽古か何人かの後ろ姿が見える。



「記念館」=仕事部屋は紫色の外壁(パンフには茶色とあるが退色したか?)
今どきの建物のようなモダンな外観だが(建築昭和8年)



中に入ると時代を感じさせる暖炉に本物の寄せ木の床
家具はどっしりとした無垢材の椅子など
氏の愛用のグランドピアノは目下再生をかけた修理中とか・・
この部屋から大庭園を眺めて考えにふけり、
散歩をしながらアイデアを練ったのだろうと想像する。



確か以前は庭園と建物にかなりな段差があった気がする。
区立公園としてはいいとしても
太田黒元雄氏のお屋敷と考えると「整備しすぎ」と思える。

それにしても、昔のお金持ちはケタ違い
ポンと寄付をしてしまう遺族もケタ違いだ。

杉並区立「太田黒公園」
太田黒元雄・ウキペディア
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混声合唱団「樹林」定期演奏会

2009-10-26 | 趣味・遊び
今日は寒い一日
室温は快適と言われる23度だが、肌寒くひざ掛けを使い出した。



昨日も寒い陽気だったが、川崎へ友人の合唱団の演奏会に出かけた。
川崎は再開発で近代的な景観になっていた。
改札から伸びるデッキで信号や横断歩道を渡ることは無くなったが
何処も同じような景色になってしまう。
同じ川崎市の溝ノ口や町田と区別がつかなくなってしまいそう。



デッキの先のこんなところで差別化を図っているのだろうか?
入り組んだ所でストリートミュージシャンが澄んだ声を響かせていた。



目指すは川崎自慢の音楽ホール「ミューザ川崎シンフォニーホール」
混声合唱団「樹林」第17回定期演奏会
ヨゼフ・ハイドン作曲 オラトリア「四季」
常任指揮辻秀幸・ソプラノ佐竹由美・テノール五郎部俊朗・バリトン田代和久
大きな海外演奏までする合唱団と聞いていたが、演奏会場も半端ではない。
正面に大きなパイプオルガンを備へ、グルリと360度座席が取り囲む2000人収容の大音楽ホール

開演20分も前に着いたのに、2階正面席は既に満席、脇の一番前に席取り
程なく静かにコーラスの人達が入場だが、衣装がユニーク
柔らかなアースカラーの色調のスカートにベスト
3色違った組合せにスカーフや帽子の人も、男性もベストにハンチングの人も交じる。
100人近い中に友人一人、しっかりチェックする。

クラシック音痴の私はオラトリアの何たるかも知らず、
ぼんやり聞いていたが手元の資料を見ると
牧場の農夫の四季の労苦から収穫の喜び、登場人物の恋愛まで
多岐にわたった合唱と独唱、3重唱から成り立っている音楽のパノラマだった。
四季に分かれて44番まで2時間半の物語。

合唱初心者の私には想像も及ばない楽曲と長嘆場にドイツ語
感心しきりで会場を後にすると
満席に近かった人々の行列が出口に向かう。



この建物の見せ場だろう
何層も吹き抜けた空間が狭まり、強調された遠近感
心なしか帰る人の背中が弾んで見えた。
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阿佐ケ谷ジャズストリート’09つづき

2009-10-24 | 趣味・遊び
昨日のつづき

阿佐ケ谷駅から中杉通りをさかのぼる事10分、
早稲田通りを越え中野区との境の住宅街にあるルーテルむさしの教会
こじんまりとした外観にかすかに見える十字架
信者さんだろうか優しい声で案内や名刺を下さる。
教会の中はアットホームな雰囲気にグランドピアノと譜面台が並び
普段は敬けんな信者達のベンチは6割方の人々。



程なく始まったトリオ・DoT(ドット)は異色の組合せ
尺八・ピアノ(谷川賢作・写真中)・エレキベース(福田亮・写真左)
尺八(写真左)の土井啓輔さん、首を振り振り
竹の音だけでなく、呼吸音、時に声を交えての熱演
尺八の可能性を披露してくれる。
が、リンゴ追い分けなどコテコテの日本歌謡で、
ジャズより日本色が濃すぎる気がした。
(写真は演奏・挨拶終了後撮影)



まだ明るい中を阿佐ケ谷駅方向に戻り神名宮にまわる。
開演1時間前というのに行列は7~8m
薄暗くなり出した頃に前庭の能舞台前に進む。
地面にゴザが敷かれ、後方には椅子が並ぶが既に満席。
友人とゴザの二列目に位置取りして開演を待つ。
境内のケヤキが黒々となり後ろには三日月
程なく山田杉並区長と、石原衆議院議員(選挙区なんです)
区長は15年前のジャズストリートのきっかけから
チケットが売れず実行委員のカンパで続けた年
雨天の苦労などありながらも区の補助金はゼロ
あくまでも独立性・ボランティア精神の阿佐ケ谷ジャズストリートを誉めたたえる。

毎年前売り券の手配をしてくれる友人も「全くのボランティ」といい
「一度も聞いた事が無いので、会場の事は分からないの」
楽しむだけの私には感謝・感謝です。

さて山下洋輔の演奏
こけら落としの最初は「越天楽」
(実は「能」でホントのこけら落としは実施済みだそう)
こちらは前会場と違い、ジャズそのもの
次から次へと繰り出す身体を使ったジャズピアノ
途中から若い新進サックスプレイヤーの米田裕也
気負わず自然体で高度なテクニックを披露
あわせる山下洋輔はピアノ演奏というより打楽器奏者の激しさ
涼しいより寒い風が通るまっさらな能舞台
時折檜の香りが漂い、音に目に鼻にしびれる夕暮れ
座っていなければ踊り出しそうな演奏でした。



「今夜はこれで最後ね」と
向かった路地奥のラピュタ阿佐ケ谷の地下ザ厶ザ阿佐ケ谷
普段は芝居などに使っている会場の客席は階段座席
アップライトピアノとベース・ドラムスの鳥尾さん
ノリノリの中嶋弘恵のピアノ・細い指でかき鳴らす伊東理栄子
ビジネスウーマンの風貌の安永春美之ドラムスに
ベテランゲストのギター光井靖・テナーサックスの高橋康弘
ボーカルは愛くるしい顔にふくよかな身体のティファニー
高い歌声でソウルフルになりすぎない澄んだジャズボーカル
突然情感たっぷりな「五木の子守歌」が出て、続くはサマータイム
思わず「そうきたか!」胸の中でつぶやいてしまった。

ノリノリになった観客からアンコールの拍手
イヤな顔もせずに続けてくれるが、奥では背広さんが時計とにらめっこ。
帰りがけにサイン付きのCDを買ったが、お気に入りの一枚になりそうだ。

そんなこんなで、ジャズ漬けの金曜日だったが
「また来年も・・」友人と約束した。
土曜の今日も阿佐ケ谷中でジャズの音がしている筈。
今日は何回もティファニーのCDを聞く事になりそうだ。

土井啓輔
山下洋輔
ティファニー
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阿佐ケ谷ジャズストリート2009

2009-10-23 | 趣味・遊び
数年前から行き出した阿佐ケ谷ジャズストリート
今までは土曜日だったが、今年は金曜の夜にした。
山下洋輔さんが神名宮の能舞台の新築に合わせて、お披露目をするという。
能舞台+山下洋輔のピアノ、これは是非共みたい!!

どうせ行くのならと、プログラム「いの一番」に合うように出かけた。
まずはルーテルむさしの教会のDot(ドット)
始めて行く会場と初めて聞く珍しいカルテット



次は本命の山下洋輔+アルトサックス
檜の香り漂う新ピカの能舞台
夕やみと涼しい風に熱い演奏



とっぷり暮れた7時半からは一昨年お気に入りになった会場
ラピュタ阿佐ケ谷地下のザ厶ザ阿佐ケ谷
常連の鳥尾さん+ティファニー
澄んだ声のボーカル、CDを買ってしまった。



神名宮の風に吹かれて心は熱かったものの身体はヒエひえ
でも「ジャズ三昧の素晴らしい夜」大満足だった。
詳細は明日に・・

明日は12時半からスタート阿佐ケ谷中がジャズで溢れるgoodな午後
一日パスポート券3000円で11会場の内3~4会場で聞ける。
十二分に楽しめておつりのきそうな阿佐ケ谷ジャズストリート
(ストリート会場は無料)
どうぞ行って楽しんで下さい。

2009年阿佐ケ谷ジャズストリート公式HP

昨年の阿佐ケ谷ジャズストリート
2007年阿佐ケ谷ジャズストリート
2006年阿佐ケ谷ジャズストリート
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お料理の便利グッズ

2009-10-22 | 生活
今日はお料理の便利グッズの紹介
一般的に泥付きゴボウはタワシで洗ってから
包丁の背中でしごいて皮を剥いて水でさらすが
あのアクだと思っている茶色いものは、
身体にいいと言われるポリフェノールだそうだ。



大体の食べ物の一番栄養価の高い所は皮のすぐ下と言う。
ゴボウもきっとそう・・
それはともかく、緑の瓢箪形のもので
ゴボウを巻いて、グルグルまわすと皮があっという間に奇麗になる
(写真を撮るために少し時間がたったので黄ばんだ)

ごみも少ないし、栄養価も高そう。
少しだけ水にさらして、酢水につけて
あとは、キンピラゴボウでも煮付けでもOK

昨晩はニンジンとコンニャクを合わせてフライパンで炒め煮にした。
鷹の爪がピリッときいて、我ながら美味

ところでこのすぐれ物、名前は何だっけ??
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どうなる日本!!言っても始まらない

2009-10-21 | つぶやき
今日もよく晴れた。
相変わらずパソコンに向かっての仕事で終わりそうで
心の中も晴れ晴れだが、一陣の雲
本日ブログの話題ナシ

・・で、友人の話
(Aさん見てたらごめんなさい)

新潟の母上の手術で帰省していたが、ようやく仕事に戻れた。
日本海側の大都市の新潟市だが、空洞化が進んでいる。
歴史ある商店街(古町)にある三越はお客がいなくてガラガラ
新潟駅直近の伊勢丹は盛況
「歴史より利便性なのね」と友人

国際的な港の由緒ある料亭街(元花街)はシャッター通りと化し
料亭街の近くの高校の同級生3人が芸者さんになっていたが
3人とも引退を余儀なくされた・・とか



日本中が不況で安い物しか売れない時代になってしまい
今どき料亭で芸者さんをはべらせ、楽しめる人が何人いる事だろう?
週刊朝日の広告に「甘えるな! 経団連」と喧伝される昨今
遊んでいる暇とお金はない筈だ。

かといって、働きたくとも仕事ナシ
職はあれども食べるだけでカツカツ
この先夢と希望をもたらしそうだった民主党だが
マニフェスト至上主義で先行き不安定

どうなる日本!!
・・なんて言っても始まらない
目先の仕事を、地道に確実に進めて行こう。

なんか変な本日のブログ、
写真は塀から顔を出した「ホトトギス」
(携帯写真でこちらも今一つ)

週刊朝日
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日塗工見本帳5冊も

2009-10-20 | 仕事・建物
住宅設計を長く続けていると、メンテナンスの要請が来る。
10年を境に前後1~2年が多い
ほとんどが外壁の塗替えとちょこっとした補修工事
施工業者に直接依頼する人もあるが、ほとんどの人が私に声を掛けてくれる。

先週お電話をかけてきてくれたお宅は建築後10年
奇麗に使っているので大きな直し工事はない

図面等の保管は20年もしているが
今必要な資料が滞りなく見つかるかどうか
パソコンになってからは全てがCDに保管しているが、問題は見本のたぐいだ。
あいにく、外壁の色見本が見当たらない。
塗装屋さんが返してくれなかったようだ、どうしよう?
探すと、見本の作成以来のfax用紙発見!
そこに、日塗工(日本塗料工業会)の番号が記してあった。
番号が二つ、それぞれ「濃」を追加
実際に採用したのはこの内のどれかは不明、
現地で比べてお施主さんと相談するしかない・・



塗料用標準色見本帳で照合して、どうにか番号の色が分かったが
見本帳の発行年数によって見当たらないものもあり
出きるだけ建築当時の見本帳を探すと3冊と思うと、5冊も出てきた。

・・そんなこんなで、見本や資料は増える一方
何時か必要な時がある・・と考えると捨てるに捨てられないし
他の設計者はどうしているのだろうか?
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杉並区総合文化祭「コーラス大会」

2009-10-19 | 趣味・遊び
昨日は始めてのコーラスデビュー
高校卒業以来の久々の快挙(?)

咽の調子が悪くなり、声帯にカツを入れるつもりでコーラスグループに入れてもらった。
5月から恐る恐る、恥をかかないよう・グループの足を引っ張らぬよう
密かにCD「日本の叙情歌」を買い込みレッスンに励んだ(つもり)



ところが早くも10月の発表会の参加を知らされ、断りようもなく、
ズルズルと出演の運びになってしまった。
月二回のレッスンから、事前集中レッスン、事前ミニコンサートなど
あれよあれよと思う間もなく、カラオケ嫌い・歌えない私が
出演のコーラス大会当日になってしまった。

グループ仲間は14人、同じような年齢層の女性に男性一人
会場の「セシオン杉並」の音楽室のレッスン時間は20分
その後近くの梅里公園に行き、最終チェックとポイント練習
回りは自転車を乗り回す子ども、遊具で遊ぶ親子、ボール練習をする男性など
一人では歌える環境ではなくとも、大勢では何の問題もなし
あっけにとられる人達をよそに最終レッスンを終える。

そのまま同じ場所でランチタイム
「お弁当を持ってきてね」と言われていたが
主婦の多い中、コンビニオニギリでは肩身が狭い。
気張って二十数年振りに自家用おにぎり弁当を持参したが
周囲を見回すとほとんどが「コンビニ」調達品
あれれ・・

半年余りのレッスンの発表はわずか8分以内 
順番を待つ間に大ホールの座席で他のグループの鑑賞をする
入場無料・出演ブループ40団体(杉並区だけでこの数・驚き!)
10人以下や40人を超えるグループ
普段着からお揃いのドレスの人達、様々な団体が自由に個性的に舞台に立つ。
観客席はほぼ埋まり、盛況なのにも驚く

出番の二つ前に舞台袖に入る。
緊張しかかったのを見た先生が「深呼吸」声を掛け
リーダーが肩をもんでくれる。
おかげで上がる事なく程よい緊張で歌い出せた。
童歌「花折りに」合唱曲「光の海」
指導先生の指摘通り、どうにか歌詞を間違える事なく
最後まで歌いきれた。

舞台を下りると「良かったね!」「楽しめた」皆、満足顔
先生も「今までで一番良かった」
会場のコーラス指導の先生の講評では問題点の指摘はあったものの
「アカペラの部分が素晴らしかった」と添えられていた。

反省会&打ち上げで、「引き込まれるように聞いてくれているのを感じられた」や
「家族の顔が見えた」などゆとり先輩達だが
私は、失敗なく歌えるよう頑張っていただけで感想は
「・・・」
とにかく、無事終えてホッとした。

私達の写真は「古稀からの日々」
コメント (4)
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志水辰夫「滅びし者へ」

2009-10-17 | 読書
久しぶりに手に取った志水辰夫の本「滅びし者へ」
この文庫本は二重帯が巻いて合った。
「ただ知りたかったんだ、自分が何ものか」紀伊国屋書店・新宿本店の特製帯
下に集英社の「志水辰夫の世界」
文字は今までになく小さく、ギッシリ詰まっていて
本嫌いには取っつきにくそうだが
本の虫にはチト遠く、近眼の私は「よしよし」



将来を誓った女性との結婚に反対され、
猛特訓の末腕利きの陶芸家になった意固地な主人公だが
古巣に戻って見れば、女性には夫がいるが
女性の父、有名陶芸作家を腕でねじ伏せて一緒になる夢を描く。

・・ところが、気づけば人と違う能力に目覚め
宗教関係施設に入れ込み、主人公の意図(?)が読めないまま
物語は怪しい方向へ突き進む。

〔あれあれ・・〕と思うままに帯を見直すと
「呪いの地か、救いの血か。」紀伊国屋
「血の秘密から、歴史の闇へ。伝奇長編小説」集英社
ありそでなさそな小説の世界から
ありえないホラーの世界(伝奇)へ

主人公の意に染まぬ行動と成り行き
そこには、長年培ってきた研究成果を操る老人
織田信長の時代から延々とつづく歴史の新解釈(?)

累々たる屍を乗り越え、一人残された主人公
呆然として陶芸世界に戻るのかと思う(願う)と
魑魅魍魎の世界へ続くようだ。

しみたつファンはもとより、ホーラーファン、歴史小説ファン
万人をアッといわせる凄いストーリー展開

志水辰夫の本は3~4冊しか読んでいないけれど
「何と言う作家なのだろう??」疑問は増す。

1992年集英社発行・1996年文庫化の第8刷
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金木犀の潔さと・・

2009-10-16 | 自然・風景
秋、住宅街を歩くとほのかに・強く・きつく香る
金木犀



今ごろは盛りを過ぎて散る一方
下を見ると、一面の茜色



春の桜に次ぐ秋の潔さはやはり金木犀


栽培種の紫陽花などは10月だというのに
咲いているのか?枯れているのか?



未練たらしく、いまだにこの様子
品種改良の結果だろうけれど・・
コメント (2)
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公園の果実たち

2009-10-15 | 自然・風景
以前から気になっていた公園の「果実」



姿・形から「アケビ」と信じて疑わなかったが
テレビで似て非なる名前の「ムベ」と報道していた。
早速、熟れ具合を見るのと、名前の確認に出かけた。
先週は手の届く所にも成っていたのに既に採られていた。
今日見えるのは高い手の届かない場所にギッシリ・・
厚手の葉の形はやはり「ムベ」
図鑑で見ると、ムベはアケビの様に口を開かない
果実は食べられて、アケビと同じに種の回りのツルッとした所を味わう。
横二つの断面は、パッションフルーツとうり二つ

アケビでないとすると食べる気にはならない。
もいだ人は食べたのだろうか?



春先に白い可憐な花を咲かせる「カラタチ」
ここ数年で急に大きくなって、実も幾つも成っていた。
こちらも食べられるそうだが「薬用」と書いてあるが何に効くのだろうか?
(昨年春の「カラタチ」花)




遊歩道に面したお宅の柿
豊作だが一向にもぐ気配なし、もったいないと思いつつカメラを向けると
ベランダで洗濯物を取り込み中の奥様に見られていた。
「怪しいものではありません・・よ」

昨夜のテレビで、柿の熟れすぎを防止するのは
水に濡らしたティッシュをヘタにペタンと貼り付けて冷蔵庫で保存・・だそうだ。
歯ごたえのある柿が長持ちする・・早速試して見よう。
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