土曜日に行って来た都美術館の
「ポンピドゥー・センター傑作展」
行く前に友人を誘ったら
「ポンピドゥー・センターには行ったことがあるし
現代アートは興味が無いし、・・」断られた。
しかし、友人が行ったのは40年以上前の事
当時は現代アートだったのが、今では古典(?)
斬新な空間構成で話題の通り素敵な色使い。
弧を描く壁面の色が印象的だったが
往復の人の流れを作るのに係員の声かけがされていた。
1916年から1年に一作品が展示され
絵の横に作者のコメントがあったのがとても良かった。
例えばレイモン・デュシャン=ヴィヨン(1914年)の
「動くものを動かなくするかわりに、動かないものを動かす
これが彫刻の真の目的である」
「馬」の彫刻だったが、凡人には馬と見るのは難しかった!
高校生の頃一世を風靡していたシャガール(1917年)は
「私を空想的だと言わないで、私はレアリストです」
甘ったるい絵が嫌いだったけれど、
作品「ワイングラスを掲げる2人の肖像」は長年の思いを払拭させてくれた。
あの
コルビジェの作品(1922年)
「建物と機械は・・・
そこには数学的な秩序があるからだ」
1945年の作品は無く、白い壁からピアフの歌が聞こえてきていた。
いつになく熱心に(一文を)見て回り
出口のミュージアムショップでお買い物
手荷物入れのトートバック
各ページに作品が印刷されている一筆箋
絵葉書はシャガールとフロイントリッヒ
かなりの作品が古典となり、現代アートも健在なポンピドー傑作展
土曜日の午後にもかかわらず、混みすぎず見られて良かった。
22日まで
(一文が間違っていたらゴメンなさい)