日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

読書・津村節子「絹扇」&堂場瞬一

2006-03-31 | 読書
 3月の読書は3冊で終った。

月初めに天童荒太「包帯クラブ」(既に4日に書いた)
続けて堂場瞬一の刑事鳴沢了シリーズ「帰郷」
中旬に津村節子「絹扇」
その後が続かずに今月も終る。

「帰郷」は鳴沢の疎遠だった父親が亡くなり、
故郷新潟に帰っている折りの事件
父親が解決しながらも追跡していた事件を
否応もなく追わされている内に父親との葛藤がとけた??
相変わらずの一気読みで
一月もするとストーリーや感想を忘れてしまう。
まあミステリーはいいか・・

津村節子は以前愛読をしていたが
ミステリー一辺倒にシフトしてしまいご無沙汰だった。
「絹扇」は表紙が奇麗なのと
腰巻の「この穏やかで、緩やかで、
   温かい語り言葉で、
   包みこまれた庶民の生活の豊饒さであろう・・・」で
つい買ってしまった。
結果は満足
貧しさと女であるがゆえに学校に行けない美貌の主人公の物語。
しかしそこは津村節子
しっかりした心根と働き者の「ちよ」が骨身をおしまず働き
思い掛けない玉の輿に乗りながらも
自分を見失わない、賢い女性。
現代と違って女性蔑視の中でも優しく健気に生きる。
それでも苦難が押し掛け、助けがありそうな結末。

絹糸を布にする機織りの世界
そこで思い出していた。

子供のころ近くの農家の副業が養蚕だった。
蚕を育て繭から糸を引きだす作業や
小さく巻かれた糸を大きな束にする作業を
飽きずに眺めていたっけ。
桑取りの手伝いや、糸巻きを手伝ったこともあった。
あの働き者のおばさんはどうしているだろうか?
この主人公の「千代」さんのように働き者だったに違いない。

昔の人は骨身を惜しまなかった。
一生懸命朝早くから夜遅くまで働いても、
豊かにはなれないけれど
気持ちにゆとりがあって、幸せだったみたいだ。
皆、豊かになって、
贅沢が出来るようになって、
良いものが安く買えるようになって、
それでもどんどん「幸せ」が遠のく気がする。
「幸せだ」と思う人が減ったような気がする。

人間、変にユトリガあってはいけないのかもしれない・・
コマネズミのように動き回って、気がついたら死の床
なんてのがいいのかも・・
ぼんやり好きの私には無理・・
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陶童展・可愛いよ!

2006-03-30 | 趣味・遊び
今日は「花冷え」朝から晩まで北風で寒かった。

以前通っていた陶芸教室の「女先生」の作品の展示即売会が始まった。
かわいらしい花器に、これまた愛らしい子供たちがのっている。

いたずら坊主にガキ大将
弱虫、泣き虫恥ずかしがりのモジモジさん
はたまたのら犬、のら猫達。
童たちが陽気でゆかいな仲間をひきつれて
今年も銀座にやって来ました。・・・

お知らせの葉書の言葉。
以前は女先生だけだったのが、今年は娘さんも仲間入りしたようです。

「桂 淳子・晶子 陶童展」
3月29日~4月4日まで
松屋銀座7階ギャラリー和の座にて

行けるかしら?
今週は原稿と図面書きと打合せ
来週は打合せや取材など
結構多忙なんですが・・

銀座にご用の方はご覧になって下さい。
可愛くって、心温まる作品ですよ。
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桜の下の花咲じいさん?お鉢が・\0

2006-03-29 | 仕事・建物
 昨日ドアを開けると、目の前に桜の花が飛び込んできた。
桜の木の下で動く影
一瞬花咲かじいさんか?

目を凝らすと一生懸命に働く人
善福寺川沿いの遊歩道のベンチを作り替えていた。
わき目も振らずにきびきびと動いていて
はた目にも気持ちが良い。
何とは無しに桜の木の下で働く姿が幸せそうに見えた。
そんな気持ちにさせる桜ではある。

今日は夕方から打ち合わせに出かけた。
ホンの2時間程度のつもりが8時半
延々と解決の糸口がつかめないまま時間が過ぎ
あわや・・お流れか?
危惧を救ったテンさん、
おかげでこちらお鉢(急ぎの図面)が回って来てしまった。
けど、何となくみんな幸せ気分
ありがと、テンさん。

帰りが遅くなったので日記は省エネ
明日また頑張ろう・
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お寺に桜はよく似合う・敷地調査\0

2006-03-28 | 仕事・建物
 今日は朝から調布まででかけた。

駅のそばの敷地調査だ。
目指す敷地はすぐ分かったものの、
そこだけがぽっかりと取り残された風情。
古びた建物が怪しげ、建替えは正解だ。
人は多いし車も通る
レーザー距離計で測定を試みるもののエラーばかり・・
右へ左へ、写真を取ったり測ったり、
不審人物の疑いを晴らすのはクリップボード
この小道具でお仕事中を演出
通行人も足を止めて、邪魔しないように協力してくれる。
「ごめんなさい、お邪魔様」

次は市役所に向かう。
建築的な規制を調べる。
建築指導課に開発調査課、地盤のデーターを閲覧し、規制を聞く。
すぐ近くの敷地のボーリングデーターがあった。
昭和54年、こんな前のデーダーでも地盤は変わらない。
地耐力7トン!(今のキロニュートンと少し違う)
丈夫(?)な地盤だ。
資料のバインダーには大きな文字の紙がペタリ!
「コピー・携帯写真はお断り」
随分と手間を省くヤカラがいるものだこと。

始めてのお役所では買うことにしている、
用途地域の地図は900円。
今後いつか役に立つのかもしれない。
計画道路の地図を見て教えてくれる職員に
「その地図はどこで売っていますか?」
「ここにあります。ただで差し上げます」
職員は皆親切だし、暇そう
やはり、民間検査期間に負けているのかなあ

待つこともなく用事が済んだので、
バスに乗らずに永福町の駅から歩くことにした。
途中「大円寺」の桜が満開
勝手に境内に入って写真をパチリ
立派なお寺の門と本堂には桜がよく似合う。
(瓦に似合っているのかな)
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和田堀公園ミドリ亀のお散歩

2006-03-27 | 自然・風景
 昨日の日曜日お友達を誘ってお花見に出かけた。
飼い犬のララが年をとってお散歩に出たがらなくなった。
「運動不足で太っちゃって・・」喜んでいる。

善福寺川沿いは昨日より少しだけ開いている。
早くもシートを敷いてお花見の準備をする人。
木の下で宴会を始めている人。
「今日は良いね、寒くもないし」
しかし、まだは花2分咲き程度で、チト寂しい。

和田堀公園に入ると、
バーベキューをしたりお鍋を囲んだり・・・
「この臭いはお魚を焼いているね」
「こちらはお肉よね」
臭いだけのお相伴。

池には相変わらず「カワセミ」を待つカメラマン達。
この前より更に増えている。
池の人工セットは桜の枝に変わっている。
「ああいうのは嫌い!」はっきりとしたカナさん。
あいにく「今日は少しだけ寄ってきて、ドッカに行っちゃった」
それでも辛抱強くシャッターチャンスを待っている。
「行こう」待つのも人に合わせるのも嫌いな相棒につきあって退散。

小さな流れにパンの入った透明の筒を持つ子供に
「何がとれるの」「ザリガニや○○(忘れた)なんか色々いるよ」
興奮した口ぶり。
立ち入り禁止の川には糸に餌を付けている親子、
「ザリガニ釣りね」親も子供も春だ・・

「五日市街道まで行こう!」カナさん今日は大張り切り。
環七から五日市街道まで善福寺川は蛇行して3キロ半位。
川沿いに公園が連なっている絶好の散歩道。

もう少しで五日市街道になる辺りで「あれ!かめ?」
亀を2匹連れている女性がいた。
甲羅がツヤツヤ、巾15センチ×20センチと大きい
首の左右にオレンジの筋

こわごわ持たせてもらうと、ズッシリとした手ごたえ。
手足首をバタバタ
「今脱皮中なのでこの当たりの色が違っています」
「え~、脱げた甲羅は落ちるんですか?」
「そう、その辺に転がっています」
「浴室に水槽があって出たり入ったり、家の中を歩いています」
「トイレは?」
「普通は水槽でするけれど、たまにはその辺でしています」
以前亀をペットにしている人の話を聞いて、
本気で飼おうかと思っていただけに真剣になる。
「寿命は50年」
駄目だ、今から飼うと私より長生きをしてしまう。
気がつくと子供たちや大人に囲まれている。
順番で抱き上げて地面に下ろすと、目的があるようにすたすた歩き出す。
川に向かってまっしぐら
「川の方向がわかるみたいね」誰かの声。
「ミドリ亀はかまない、カミツキガメだって何かを出さないと噛付かない」
以前のテレビ報道に怒ってるみたいだ。
「この子は買いましたけど、そちらは帝釈天通りで拾いました」
「落とすと甲羅が割れるので静かに置いてね」
以前、フィレットを散歩させている人に驚いたけれど
亀にも会うなんて、なんでも在りの散歩道だ。

人の輪から抜けて五日市街道の交差点、
ここは両岸から桜が垂れ下がり、この辺り一番の桜の名所。
人は多いもののまだ満開には遠い。

「ソフトクリームを食べよう」
皆が舐めている方向をたどるとコンビニ、食べながら帰る。
2時間半の散歩、ちょっとハードだった。
「ソフトクリームのカロリーがチャラになったかしら?」
「ちょっと無理じゃない」
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1分咲き程度の桜・染井吉野\0

2006-03-25 | 自然・風景
 開花宣言から数日、ご近所の桜を見に行った。
5分の善福寺川沿いはまだまだ、1分咲き程度。
しかし私同様気になるらしく人出は多い。
川にせり出している枝が多い所もまだまだだ。

その他、桃は満開
レンギョも満開
こぶしも満開
コテマリ、ユキヤナギ満開
アカシヤ満開
春爛漫・・
良い写真がいっぱい撮れたのに
1枚しか載せられなくて残念!!

公園では子供たちがはしゃいで駆け回る。
何度も自転車で坂を上ろうとチャレンジする男の子に
思わず「頑張って!」声を掛けた。
5歳くらいの子は、白い顔が固まって、あとずさり・・
「ママア~~」 逃げられた。
このところの社会情勢が、染み渡って危険人物に見えたのか?
用心するに越したことはないが、寂しいね。

桜の見ごろは来週日曜辺りかも・・
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スズメの恩返し?\0

2006-03-24 | 仕事・建物
 今日は散々な目にあった。

vectorworksで図面作成、順調に仕上がってあと一息。
少しだけ文字の調子を変えて・・
とマウスを動かした途端、フリーズ!!
あ~~あ、ずっと前に保存をしたっきり。
その後の仕事は全てオジャン!!
神経をすり減らしていた所だけに、再起動をして見るのが怖い。
仕方なくコーヒータイムに突入。

話題を変えて

ベランダの植木は春とともに花より先に虫達が出没する。
赤いナデシコのつぼみにビッシリと油虫、
日に日に数が増えていく。
日曜日に石鹸水でつぼみを洗う。気持ち良いほど虫がいなくなる。
(油虫は油でガードされ、石鹸で油を落とされると生きてゆけない)
ホッとしたのもつかの間、花がやられて台なしになっていた・・
まあ、その内にまた出てくるさ、
つぼみが出る以前にまたもや油虫に囲まれてしまった。
仕方ない「農薬スプレー」を買うしかないと諦めた。

今朝見ると、傷んだ茎が倒れて根元が露出
枯れてしまうのかしら?
よくよく見ると油虫は見当たらない。
昨日スズメがチュンチュン騒いでいたけれど、
あの騒動は小鳥達が油虫食べていたんだ。
毎日パンくずを蒔いていたので「恩返しか?」
ヒヨドリは大きな糞をして肥料になるし
スズメは虫退治。
農薬をまかなくって良かった。

写真はデージー、少し油虫が付きだした。
スズメさあ~~んまた来てね。
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小峰公園から桃源郷へ\0

2006-03-23 | 自然・風景
(昨日の続き:一昨日の話し)
お墓参りの後、「佐五兵衛」出昼食をとり
「広徳寺」から「金剛の滝」へ廻り、いざご帰還。

近道のはずの「小峰公園」経由
小峰公園は実家から帯をひく桜が見える向かいの山。
なだらかな小道の両側に桜が連なり、のどかなあきる野の山だ。
桜にはまだ早いものの、蕾の膨らんだ木の下を歩くのも良い感じ・・
なだらかな登り勾配に足を踏み入れた。

ハイキングコースの標識が所々に据えられている
(ハイキングのつもりはないが・・)
少し行くと確実にキロ数は減るものの実にいい加減。
500mくらいで0.1キロだったり、50mで0.1キロだったり
当てにならないことおびただしい。
坂道は次第に急勾配になる。
右手にはなにやら、変電所の様な施設
木々の間に物々しい様相を帯びてくる。
「発電所があるのかな」
「変電所だから発電はしない」
それにしても大規模「宮崎駿の世界のよう」
ロープを越えて見渡すがとても一望できる規模ではない。
「何処かで監視されているんじゃないの」
「これ以上はいるとサイレンが鳴るよ」
勝手にかしましい。

ようやく静かな景色になり、気がついた。
キロ数は直線距離で勾配には換算されていない
こんなに激しい登りでは、表示の距離よりも遥かにキロ数は延びる。

ようやく小峰公園の標識に着いたものの、見覚えのある景色ではない。
桜の木もない。
それでも小道はキチンと整備され擬木で階段が作られている。
相当な急斜面、下を見ると真っ逆さま
「高所恐怖症ではたまらないね」
「きっと70度以上の勾配だ(大げさか?)」
実に降りやすい具合の階段で怖くはない。
所々平地が挟まるものの一向に到着する気配がない。

お酒を飲んで歩き出したのでノドがカラカラ
滝の水を飲んだ私が一番に悲鳴
兄が「降りきった所に管理棟があって、自動販売機があるよ」
我慢強い姉や兄だこと・・
「早く帰らないと・・」留守番の夫を気づかう姉。
1時間経って、ようやく降りきった。

紅梅・白梅が咲き誇る「桃源郷」のような所。
犬を連れて散歩の人や、子連れの親子がいる場所でホット一息。
休憩所で眺めると桜の名所は目のさき、
違う尾根伝いに下っていたのだった。
どうりで人っ子一人にも会わないはずだ。
時間は4時半、ちょっとお散歩のつもりがとんだハイキングになった。
懐かしの自動販売機でお茶を買いようやく人心地がつく。
「タクシーを呼ぼう」「5人は乗れないよ」
下から二番目の姉と私は今度は車道を歩く
やはり兄や姉は限界だったか・・
私はお茶のおかげでへっちゃら・・

途中で「6人乗れるよ」タクシーに拾われて無事帰れた。
誰一人「あちらの道が良かった」と言わないのがよかった。
ハラハラしたけど結構楽しめた。

昨日は少しだけ筋肉痛になっていた。
怪我でリハビリ中の兄を心配してメールを入れると
「今石垣島のホテルです。
 少し疲れているけど問題なし」
心配が嘘のような、うらやましい返事が来た。

小峰公園
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あきる野市広徳寺&WBC決勝

2006-03-22 | 自然・風景
 昨日はお墓参りに行った。
実家に集合した兄弟4人と兄嫁で
てんやわんやのお彼岸を過すはめになった。

WBC決戦が今にも始まる11時、
後ろ髪を引かれる思いで近くのお墓に参った。
早々と墓掃除と兄貴のにわか「般若心境」でお参りを済ませ
気が付くと、いつもは賑わう墓地が閑散、後一組がみえるだけ。
「きっとみんなテレビを見ているのよ」

住宅街を通り過ぎお目当ては徒歩30分
懐石の「佐五兵衛」
お正月にほうとう饂飩を食べて、今度は少し奮発をする。
何回か予約の電話を入れるも「満席です」
そっけない返事が、今日は私達一組だけ。
「お彼岸なのに変ねえ」
広い和室に秋川の方角は竹の塀
ロケーションも何もあったものではない。
「前は川まで見えたのが今は住宅だらけです」と中居さん

ノビルのぬたから始まり、ビールにお酒、
美味しいお料理が次から次へと運ばれる。
締めは「よもぎそば」ひんやりツルリ、のど越しが良い。

「野球は6対1で勝っています」の中居さんの声を後に
「広徳寺から金剛の滝まで行きましょう」
私の提案に賛同。
秋川の小さい橋を渡り「広徳寺」案内標識が出ている山道へ進む。
兄は昨年2月にスキーで複雑骨折、お正月までは杖を付いていたが
今は毎日午前午後の散歩で鍛えているとか・・
たいした道のりでもないので「平気だよ」

初めて通るの山道を抜けると、
土手にカタクリとレンゲショウマが真っ盛り
兄が携帯電話で野球の行方を聞く
「6対5」かなり危ない展開だ。

畑のなかを通り広徳寺に到着
都の天然記念物の大木と五日市の由緒あるお寺
山門が何とも言えない風情(写真)
一回りをして、さあ山道を登り金剛の滝へ
また電話「10対6で優勝!!」
私達の他は誰もいない山に「拍手と歓声」
「早くテレビが見たいね」

20年以上も前に、
5歳の姪と甥を連れて行ったきりの金剛の滝
そんなに遠いはずはない。
所が道幅は広いもののかなりな急坂
「はあはあ・・」肩で息をする私に
「何でそんなに息が上がるの?」
週に3回もプール通いの姉達に笑われる。

たしか、河原の向こうが滝だった。
急な梯子付き坂道を降りると、水のない河原・・
焦って、ひと足早く河原を越えてたきのある方向へ急ぐ。
「見えた!」
前に見たより随分と貧弱な落差4mほどの滝
苦労して来た割りには報われない感じがする。
「ここに通れそうな穴がある」と姉
滝の横にチェンが付いた黒々としたトンネル
「こんなとこ通るのいやだね」
と言いながらくぐり抜けると
「あった!」以前見た金剛の滝
途中で右にカーブした優雅な滝
雌滝と雄滝だそうだ。
見つかってよかった・・

「別の道で帰ろう」
姪をオンブして下った急梯子を目指すが
「危険なため使用禁止」
また元の山道にあえぎあえぎ戻る
「こっちの道のほうが近そうだよ」
兄の一言でひどい目に遭う・・
標識は
「広徳寺1.5キロ(?) 小峰公園1.4キロ(?)」
小峰公園から先がこちらの方が近い」
「元の道を戻りたくないものね」
兄嫁以外は全員賛成、いざ・・

出かけるので続きは後日。

佐五兵衛
広徳寺
金剛の滝
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明治神宮御苑隔雲亭茶会と女の子達\0

2006-03-20 | 趣味・遊び
 昨日はひどい風が吹いた。
中国の黄砂が晴れていた空を薄茶に染める。

毎年この季節は明治神宮のお茶会に行く。
友達のノンちゃん母上が表のお釜をかける。
観光客が多い明治神宮の境内は駅前の喧騒とは
打って変わったのどかさ。
今年は仕事仲間のクニさんも一緒。

早々と立礼のお薄席とお濃茶のお席に入れた。
立礼は今年もご主人の作品、色紙に「お多福」がまろやかな笑顔。
濃い茶席は勅題「笑」の掛け軸に台目棚、簡素でスッキリしている。
私もクニさんも裏千家なので頂き方が微妙に違いとまどう。
大勢のなかの二人なので、目立たないようにしていた。

やはり同級生のホッちゃんが着流しの渋い男性と一緒
「仕事の取引先の人」らしい。
挨拶で「ホッちゃんをよろしく!」と言ってしまって
あわてて「お仕事上で」と付け加える。
冷や汗・・

早々とお弁当をいただき、御苑の中を散歩する。
ここは明治天皇夫妻が遊ばれた庭園
池や菖蒲円が連なり、四阿が点在する。
突き当たりには「清正井(戸)」
「都合により飲めません」の注意書き
「何で都合によりなの?」クニさんらしい疑問。
こんな注意書きでは試しに飲んでみたくなる。
一口掬って含むと、生温かく美味しくない・・
慌てて吐き出し、笑われる。
カラスが鳴くだけで、車の音は聞こえない。
とても原宿とは思えない、深山の趣
カタクリが咲きだし、山吹もほころびかけている。

大鳥居をでると、橋の上ではコスプレの少女たち。
ピンクに可愛い子達や、白塗りの演劇人らしい人が
喜んでカメラにポーズをとってくれる。
次から次へと女の子達がやって来る。
この橋の上で、変身願望が満たされるのかしら?
強い風で大丈夫だったのかしら?・・
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一眼レフカメラバカチョン式撮影

2006-03-18 | 仕事・建物
 今日は引越し前の家の完成写真を撮りに行った。
お天気は程よく晴れて撮影日より。

18~35ミリの広角ニコンを持ちだすのは竣工事だけ。
よって長年使っているにも関わらす一向に上手にならない。
プロのカメラマンほどアングルにも光量にも
こだわらないので良い写真が撮れるはずもない。

次こそは・・と思うものの、
根がせっかちでそそっかし屋
じっくり腰を据えて、ができない。
数多く撮れば1枚くらいはどうにかなるか的な
安易な気持ちになってしまう。
今日もぱちぱちバカチョン的に撮影をしてきた。
シャッターの音が心地よかった。

午後からはリフォームの打合せに行き
残りのフィルムも使いきり
これからカメラ屋さんに持ってゆく。
カメラはフィルムのクラシックタイプながら
紙焼きにはしない。
ネガから直接CD-Rに保存してもらい
使い時にトリミングや明るさ調整をする。

昨日読んだ週刊朝日に赤瀬川原平さんが
「フィルムカメラの存亡の危機」を寄稿していた。
デジカメ写真はいじれる分平均値に近い写真しか出来ない。
その点フィルム式は良い写真は何処まで行っても良い写真になる。
修正がきかないぶん、思い切りの良い写真が出来る・・と

私は元々が平均点以下なので
平均点に上げるべくCD化をしてしまう。
本当は撮りながらチェックできるニコン一眼レフデジカメが欲しい・・
真っ暗けになったり、明るくぼやけたりしない写真を撮りたい。

さあ、どうなっていますか??

昨日カメラ屋さんでフィルムを買おうとして驚いた。
ISO100のフィルムを置いていない。
今は高感度の400が主流とか・・
新宿までフィルムを買いにでかけるは目になってしまった。
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サクラ咲く・花粉症真っ盛り\0

2006-03-17 | ニュース
 今日は強風が吹き荒れた。
郵便局のついでにサクラの様子見に足を延ばした。
身体を前倒しにしないと進みにくい程の風の強さ。

大木のソメイヨシノのは一つも開いてはいない。
開花予想の来週には怪しい感じだ。
早咲きのサクラの場所、
済美教育研究所の庭に入るとピンクで華やか、
小さめのサクラ(彼岸桜?)がすでに満開に近い咲きぶり。

上を見つつ写真を撮ると、涙がツーー
花粉症がなせる現象(おおげさ)
空が青く一足先に春爛漫・・花粉症真っ盛り。
黄色のサンシュウや柊南天も真っ盛り。

引き返そうと思いつつ、もう1ヶ所
川沿いの道は何ヶ所も道路工事中
3月の期末でごった返している
昼休みなのかガードマンが暇そうに立っているだけ
丁寧に「どうぞ」と誘導してくれた。
しばらく行くと後ろで「はあくしょんっ!!」
やはり花粉症のご同類みたいだ。

お目当てはサクランボのなるアパートの前の桜。
やはり満開、でも奇麗さは今一つ。
サクランボの実が赤くなったら撮りに来よう。
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住いの見本帳・色決め\0

2006-03-16 | 仕事・建物
 住宅の工事途中で決めなくてはならないことが山盛り。

木材の樹種や床材の種類は、
設計図で決めてから工事に入るものんp
細かなことは工事中に決定してゆく。

中でも大きな決めごとは室内の「色決め」
クロスやタイル、襖紙から畳のへりや左官仕事。

現場で膨大な見本帳から
「サア選びましょう」では1日掛かってしまう。
その上色んな意見が交差してチグハグになりかねない。
そこで事務所に見本帳で使えそうな物をピックアップし
更に大きなカットサンプルを取寄せる。

天井や床と合わせながら決めてゆく。
お施主さんの顔を思い浮かべる。
明るくない部屋ならそれなりに
明るいところなら明るいところで、
室内の照明を消して自然の環境に持ってゆく。

一気に決めることも有れば、行き詰まり
翌日に回すこともある。
そんなコンナを数日かかけてざ現場へ。
大体のとこを私の案が採用され、
「これはね?」という仮称は代替案で・・

完成して始めてホット一息つく。
今日は完成引き渡しの現場があった。
残工事が数ヶ所残るものの、先ずは一安心。
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やっかいな食器洗い機\0

2006-03-15 | その他
 キッチンセットに付いていた食器洗い機が厄介者になった。
取り付いて18年経つが、めったに使わない。

毎日の暮らしでは手洗が早い。
ざっと汚れを流してキチンとラックに並べて、
終ったら取り出さないとならないし
結構、手間ひまがかかる。
スイッチを押すて1時間以上もかかって洗っている。
確かに洗い上がりはピッカピカ!で清潔。
普通の暮らしにはおおき過ぎるし、
大勢の食事では狭くて入りきらない。
まことに半端者。
1年に2~3回も使えばいいほうなので
付属の洗剤はまだ2割も減っていない。

それが昨年辺りから臭くなってしまった。
レンジの換気扇を回すと空気が引っ張られて、
食器洗い機の中の臭いをひきだしてしまう。
何とも言えないいやな臭い。
消臭剤を吹きつけたりして過していた。

数日前の暖かい日にまた臭いだした。
そこで食器を入れずに洗剤でから洗いをした。
排水の網皿も奇麗にした。
所がよく見ると臭い止めのトラップの封水が切れているみたいだ。
他の排水の際に水が引っ張られてしまったのか?

ポリラップでしっかり蓋をしたものの、まだ少し臭い。
古いから半端なのか?
今どきの進化した食器洗い機は大丈夫なのか?
不信感いっぱい。

こんな具合なのでお施主さんにはあまり勧めない。
「是非に」といわれて付けた家でもめったに使わないと言っていた。
今は付ける家庭が増えているとは言えどんなものだろう?

この場所に収納があれば便利なのに・・と
つい愚痴ってしまう。

リフォームがしたい・・
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建築廃材・TV事前取材\0

2006-03-14 | 仕事・建物
 先週からTVディレクターの電話取材を受けていた。
今日、直に話を聞きたいとのことで取材に見えた。
今までに会ったプロダクション関係者は、派手な格好をしていた。
今日の方はかなり地味な服装だ。
まじめな番組を作っている人かなと好印象を持つ。

話題も相当地味「建築廃材とリサイクル」
建物がどんなふうに壊されて、どこへ行くのか?
私が12年前に調べ出した素朴な疑問と一致して
「弥次馬精神」で番組を作っているらしい。

解体については勉強済みながら、
リサイクルの断熱材の話しをすると
「断熱材って何処に使うんですか?」
「どの建物にも入っているんですか?」
この説明で1時間も掛かりそうな気配にゾ~~とした。
こちらの気配を察知したのか深入りしない方向に急転換。
立ち直りが早い人とみた。

当初は山のような資料を
「これは買ったほうが良いですよ」と言っていたものの、
NPO法人家づくりの会の紹介もされるとのことで、
こちらがにわかに変身。
「ぜ~~んぶ、お貸しします」と持たせてしまった。
変わり身の早さに我ながら感心してしまう。

この先こき使われるかもしれないけど
家づくりの会のために頑張ろう!!

写真は2004年に2度目の取材に行った
「クワバラ パンぷキン」の中間処理施設。

参考原稿 一葉建築アトリエ
原稿→建築廃材の行方1・2
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