薫風茶会兎づくし

今日は寒い雨
一時雪が舞っていた。

昨日は穏やかな春の陽気
明治神宮の薫風茶会に行った。
友人達と年1回の貴重な時間
友人のおばあさまが始めて、３４回を数えるとか
引き継いだお母様から娘達へとバトンタッチも整ったようだ。



待ち合いから見える景色は毎年同じだが
今回は１ヶ月早まり、例年とは違う趣向が楽しめた。

立礼席のお薄は干支の兎づくし



毎年カメラマンを買って出ていたお父さんは今年は縁側でひなたぼっこの身だが
お席では積み重ねて来た作品が使われ
富士山を兎が引っぱる（？）結界



お菓子は可愛いうさちゃん饅頭
見とれているうちにお茶が差し出されてしまった。

拝見で写させてもらった兎の蓋置き



お濃い茶席のお釜の蓋にも兎
お菓子皿も兎

兎づくしのお茶会でした。

茶席の先のパワースポット
「清政の井」人気は未ださめず
相変わらずの行列が続いていた。

東京マラソン広告

今日は杉並講座の日
荻窪の「あんさんぶる荻窪」にいた。

参加して下さった方は少なかったものの
講師３人は一生懸命、無事お役目を全うした。

恒例のお疲れさまで一杯＆お食事
２時間ほどで地下鉄駅へ

あいにく、ホームは空っぽ
ほどなく進んで来た電車にビックリ
窓にランニングの黒い影
車内はランニング中の人・人



あちらにも・・こちらも



「走っている人に後ろ向きの人はいない」の後ろ姿
「心はもう走っている」のコピー

明日の東京マラソンの事



駅に止まるたびに乗ってくるキョロキョロする人々

講座も一杯も忘れるビックリな車内広告でした。
ランナー達今夜は早寝して
明日は頑張れ！！

春一番「満作」「・・しょんっ！」

今朝、練馬で見つけた満作の花
郵便局前の街路樹に混じってヒッソリと咲いていた。



春一番「まんず・さく」と言うことで
東北地方で言われる（ず）を除いて「まんさく」になったそうだ。

善福寺川沿いの公園に行くたびにチェックしていたが
思いがけない所で見つけた。

外来種の花が増える中、満作やサンシュウ、臘梅など
日本古来の花々が又眼につくようになって来た。

植物好き、花好きには喜ばしい限りだが
今日の生暖かい強風

はあ～～く・しょんっ！！

春と一緒にムズムズの花粉もやって来てしまった。

昨年と違い今年はどっぷりお付き合いが続きそうだ。

眼もかゆい・・

自転車の末路

今朝見つけた歩道の脇

自転車が植物に埋もれかかっている。



ママチャリが植木台？
前籠にはボウボウとなった植物
後ろ籠には立派なランの植木鉢
手前にはプランターなど・・

昨日今日にここに置かれてはなさそう
狭い所にキッチリ納まっている。

横はラーメン屋さんと飲み屋さん（？）

自転車はそれほど古くなさそうだし
まだ立派に役立ちそうな気配

盗難車の放置か？
欠陥品か？

自転車の末路としては「お気の毒」

イサム・ノグチ「宿命の越境者」

先月の映画鑑賞　1/17ブログ　映画「レオニー」から
ドウス昌代著「宿命の越境者」講談社文庫を読み
Casaムック本「イサムノグチ」を入手した。



amazonは便利だ新刊本、古い本分け隔てなく取り寄せる事が出来る。

「宿命の越境者」は　映画「レオニー」のきっかけを作り
まだ３月４日まで銀座で上映している。

映画と違い本はイサムノグチ没後、生存している人々を取材して
赤裸々に外面から内面を浮かび上がらせている。

我ががまで、気まぐれで、自分本位で
それだからこそ、傷つきやすい本性を包んだ偉大なる芸術家。

アメリカから日本に渡り貧しいながらも母親に守られた生活から
アメリカに一人帰され、差し伸べられた手に助けられ芸術の道に進み
世界に冠たる芸術家になる道のりを作者の調査と考察であぶり出す。

1988年12月に亡くなり、最後の作品「モエレ沼公園」が2005年に完成した。
同時代に生きていたにも関わらずに今頃に関心を持つ私
情けないやら悲しいやら・・・
なんだがずれているような気がするが、
アンテナを張っていれば、いろんな所で氏の作品に出会えるに違いない。

谷中銀座と有名パティシエの店

また土曜日のお話です。

カヤバ珈琲でランチを取り、ぶらぶら言問い通りを進む
私達と同じような人達がいて、人気の通りらしい。

右手に見える谷中の墓地「行って見たい」友人の声に会わせて
「イナムラショウゾウの店に行きたい」私が続く
墓地を進みその先の

パティシエ イナムラ ショウゾウ のショコラティエへ
（今月オープンしたてのお店でした）

以前ケーキショップで行列して買った記憶があった。
2004年1１月30日

近くへ行ったらもう一度寄りたいと思っていたが
こちらはチョコレート専門店
ガラス張りの明るい店内は喫茶とガラスケースに入ったお菓子類とあるが
相変わらずの行列

見るだけの友人と、チョコレートは好きじゃないけど買いたい友人と並ぶ
残り一個となったチョコマカロンと３個入チョコを購入で約３０分



行列の割には店員さんの効率が悪い、
「待たせるのが好きなのよ」
チョコと違って評判が悪い。

マカロンは濃厚なチョコと回りのパリパリ感が絶妙
チョコも美味しいが行列するほどでは？

超有名パティシエのお店の後の谷中銀座
庶民的もここに至れる感との落差が激しい土曜日でした。

ビックリ・カヤバ珈琲

土曜日のお誘いがかかった目的は
４月の集まりの会場下見だった。

上野公園の先東京芸大の向こう側の市田邸
震災前の呉服屋さんの私邸を生活しながら保存維持している。
たいとう歴史都市研究会

お借りする打合せを横目で見て担当ではない私は見学三昧
（また四月に行くので報告はその際にアップします）

その後はおなじNPOが保存管理している近くのカヤバ珈琲へ



こちらは大正５年築の出桁造りの町家
昭和１３年にコ－ヒー屋さんを創業し、今は引き継いで営業している。



看板は当時と同じでザインで可愛い
昭和５1年当時と電柱街路灯の一もそのまま
中は年前の改装したがレトロな雰囲気



（天井に映った写真で失礼）

２階に上がると和室二間が開け放してある。
いくつかあるテーブルの一つが
なんと！なんと！



イサムノグチの「ノグチテーブル」
先月見た　映画レオニー　の息子の作品
映画を見て、本を読んで、ムックを取り寄せて
さあ次は作品見学のツアーだ！の矢先
偶然か（もちろん）何かのお導きか
ビックリ仰天のカヤバ珈琲店でした。

あそう・ハヤシライスもコーヒーも美味しかったですよ。

小母さんの原宿・谷中

今日は友人の誘いで上野まで行った
筈だったが、成り行きで谷中まで足を延ばすはめに・・

最初は上野公園の少し奥の芸大際だったが
横丁を歩き
「谷中ぎんざ」に行って見たい、友人の一言でGO！
階段上から見下ろすと、人で溢れかえった狭い横丁



そこはまさにおばあちゃんの原宿ならぬ
「小母さんの原宿」
「若い人もいるわよ」
だけど若い子はメイクバッチィリの今時の子より、庶民派の子達

どこのお店も魅力的で「安い！」

まずは細くて長い私好みのお箸をお買い上げ
友人達もそれぞれお箸をご購入

広いお茶屋さんで無料の美味しいお茶を一服いただき
お湯のみ茶碗をゲット



更に友人につられて
揚げ物屋さんの店先に並び
メンチ、おさつの天ぷらに・・名前を忘れたが卵の外にひき肉のフライを購入



友人達は更にお酒のつまみを買い
みんなビニール袋で手一杯
谷中銀座はついついお財布を軽くし
小母さん度をアップさせる商店街でした。

春と冬の攻防戦

今日は晴れ渡った空と、雲の重なる空が入り交じった。
そのうち風が強くなり、ごうごう・バタバタ暴れまくった。
ベランダの植木鉢のビニールが影も形もなく行方不明
何処かのお庭にまぎれて失礼しているかもしれない
ごめんなさい。



昨日スーパーマーケットで買った菜花
釜ゆでを免れた枝が咲き出した。
春の訪れ

だが、春と冬の攻防戦は冬のうっちゃり勝ち
冷たい風が忍び込む。

さあこれから出掛けなくては
冬物でいいでしょう、、

蜃気楼の家？

善福寺川の散歩コース
うすらぼんやり・・蜃気楼の家か？



川面にうつる家・家でした。

川と公園を借景にし
代わりに人の視線にも耐えて建つ家です。



午後のひととき水鏡になります。

第14回 家づくり杉並講座

NPO法人家づくりの会で杉並講座を始めて、７年
第１４回冬の杉並講座のお知らせです。

「建築家とつくる居心地の良い家」

　PART1 基礎知識編　
　　建築家との家づくり：ハウスメーカー、工務店との違い
　　建築家との家づくりスケジュール：どこに時間がかかるのか？
　　建築家との家づくり予算：工事費と安全な予算組

　PART２ 実例編
　　建築家とつくる居心地の良い家

　PART3 家づくり何でも相談

　講師：荒木　落合　山本

　会場：あんさんぶる荻窪　4階　環境学習室
　参加費：500円（当日会場にて）
　申し込み：事前にこちらの　申込フォームで

　詳しいことはNPO法人家づくりの会講座案内で

　NPO法人家づくりの会

これから住まいの建築を予定している人には必見の講座です。

短命・昨夜の雪

昨日仕事を終えて何気なく外を見ると雪景色
驚いて多摩市と所沢にメールを入れると
暫くして「驚いた～～」と返信
どちらも雨戸を開けて見たらしい。

ここ杉並の夜１１時頃



セッセと降る雪
坂道の車は恐る恐る上る。
それでも１２時前には白く降る雪は見えなくなった



今朝7時半
あんなに白かった路面はグチャグチャ



駐車場で楽しんだ足跡と
スコップ片手の雪かき小父さま二人
お世話様です。

晴天のお昼過ぎには日影だけに残る雪
昨夜の雪も短命に終わった。

バレンタインチョコ

今日は２月14日、バレンタインデー

私もここ数日に会う人に用意をした。



美味しそうでしょう？
たった５個しか入っていない

さぞかし喜んでくれるかな、、と思っていたら
以前見たアンケートでは、かなりの人が「迷惑」結果に消沈
「迷惑」理由は「お返しが面倒」とあった。

勝手にプレゼントをするのにお返しの義理が発生する事にビックリ！
随分と以前は夕方に
「いまだに１個ももらえていない」電話で悲鳴が来た。
14日男子に会うとチョコを配る、と言う風習（？）があり
義理チョコを配りまくった時代があった。
その後、お返しが定着し、男女とも嫌気がさして来た。

ついに「迷惑」結果に・・
勝手なプレゼントにお返しは不要！
せっかくの楽しい風習が地に落ちる。

幸い今回のチョコ相手は喜んでくれたし、お返しはないだろう。
決まりきった贈り物とお返しの風習は無くなって欲しいものだ。

以前見た「迷惑」アンケートは探せなかったが
バレンタインアンケートも
チョコは「いらない」派が多いようだ。

昨日手作りで頑張った貴女、困ったね。

天野節子著「氷の華」

今朝新聞を見て驚いた。
朝日新聞のトップ見出し「ムバラク大統領辞任」
昨日の見出しと一文字違い（辞任へ）
テレビニュースを見ると今朝の新聞は間違いなし
昨日は早とちりだったらしいが、訂正記事は出ないのだろうか？
テレビではすぐに「申し訳ありません」頭を下げているが・・

雪の昨日に一気読みをした１冊。
幻冬社文庫　「氷の華」天野節子著



以前テレビドラマで放映していたがついに見る事なく終わった。
既にテレビ化されている本は読みたくないし、
天野節子も初めてだが、買い置きしてあった。

美貌で富豪の主婦だが家事は全て家政婦任せ
見栄えのする夫隆之のビアグラスを凍らせておく事と食事の盛りつけだけが仕事
自宅は広々、夫は妻の同族会社で将来は安泰
軽井沢の別荘もあり、なに不自由ない暮らし。
美貌を見せつけるお出かけだけのお気楽さだが
１本の電話で殺人に走り、刑事に追いかけ回されるはめになり
更にプライドを傷つけられて次なる事件へ・・

美貌の瀬野恭子の生活感のなさと、
刑事戸田克己の妻と娘二人のごく普通の生活と対比させながら物語は進み
冒頭の雨の中のひき逃げ事件と夫の不倫相手の毒殺事件
ひき逃げと、犯人ありきの殺人事件が結びつく。

瀬野恭子のリアリティーのない動きとそれでいて確実に対処出来る頭脳
戸田刑事の感性と第六感で捜査を進める手法

この二つが合わさり息をつかせない物語展開

天野節子の次の２冊が読みたくて調べると
６３才で新人デビューした最初の著作
しかも自費出版でスタートしたとの事、驚きが重なるが
解説はいただけない、真摯な感慨が一気に庶民感情にさらされた気分になった。

それはともかく参考に米倉涼子主演のドラマを探した。

ドラマ「氷の華」

驚きました。
登場人物の名前はそのままで
専業主婦のはずの瀬野恭子がピアニスト！
夫は事務機メーカーのはずがお医者さん！

こんな事よくも作者は許したこと
美貌でも主婦と事務機メーカーでは物語性が薄まるのか？
米倉涼子がどのように主婦を演じたのか興味あったが、肩すかし・・

ドラマを見ていた方は米倉涼子は横において（無理か？）
頭を真っ白にして読んだ方がいいかもしれない

だが、今年（まだ２ヶ月だが）ピカイチのお薦め本です！

杉並今の積雪

今朝起きると一面の雪景色・・のつもりが
みぞれ混じりの雨だった。

その後降ったりやんだり
３時頃から本気が入り、見る見るうちに屋根が白くなり



４時半の景色
道路の端っこが白くなり出し



土の地面は真っ白
薄暗くなった今も降り続いて、明日は雪景色だろう。
車で移動の人達はさぞかし大変そうだ

それにしても今朝の朝日新聞の一面には驚いた
「ムバラク大統領辞任へ」
デカデカの大文字
その後のテレビニュースでは辞任の発言なし、の放送
４時半のニュースでは「辞任否定」の報道

早とちりか、ガセネタを掴まされたか？

夕刊のない今日が残念だが、
金曜デモが又荒れそうな気配がして来た。

積雪にしろエジプト問題にしろ明日の朝に持ち越しとなった。