日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

新緑で眩しいばかり

2012-04-30 | 趣味・遊び
今日は曇り空ながら気持ちよい一日

公園ウオーキングに行って来た。
大型連休も働く小父さまたちの紅葉橋に鯉のぼり




工事前の紅葉橋とは随分と違う寂しい鯉たち
それでも、少しでも楽しみたい!
お隣の学校の意気込みが伝わってくる。

しばらく進むと、八重桜のトンネル

   

ピンクに染まる道

更に先では今年も咲いた、カラタチの花



最初に見つけた頃よりも二周りも大きくなった木



チョウチョが飛び回っているようだった。

和田堀公園は相変わらずの人出
近場で楽しみたい人達のバーベキュー風景



どこもここも新緑で眩しいばかり
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初夏の始めの日

2012-04-28 | 仕事・建物
連休初日の今日はよく働いた。

午前中は永福の南まで行ったが、日差しがきつい
通りの商店街に揺れる文字
「夢」ではなさそうだし牛蒡「蒡」である筈はなし
いくつも通り過ぎてみるとやはり「夢」



夢に顔を付けたのがデフォルメのし過ぎ?

そんな夢ストリートをグングン下り
仕事を終え、帰途に付くと
神田川沿いはみどり溢れる素敵な遊歩道

 




壁には草花の説明書きに一言



近所の善福寺川とはひと味違った楽しみ方が用意されていた。

歩いて帰るとのどからから、汗ばんで一息付き
午後は駒込へ

今日は初夏の始めの日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川田弥一郎著「白く長い廊下」

2012-04-27 | 読書
二日続きの読後感です。
1992年「長い廊下」の題名で江戸川乱歩賞を受賞した医療ミステリー



60代の現役の医師の処女作
知りつくした医療現場ならではの殺人もの

「長い廊下」は病院にとって設計ミスなのか?
制作意図とは違う視点で読んでみた。
無事手術が成功し、麻酔が覚めた事を確認して看護士にゆだねた。
増築をくり返して長くなってしまった廊下を進み
病室に向かった患者が死亡

麻酔担当の外科医師の責任になりそうになり真相を探る。
都合良く美人薬剤師の協力を得て真相が暴かれたが

病院の経営と医療地域の事情が絡み
都市の大病院で働く事に嫌気がさし、
島の地域医療に着く事になる。

犯人探しは専門分野を駆使してミステリアスに描かれているが
犯人や犯行動機についてはは医師として抵抗はなかったのだろうか?

医療現場は現場、物語は別・・と割り切れていたのだろうか?
島に赴任するのは物語として安易すぎないか?
理想が勝ち過ぎていないだろうか?

長い廊下の弊害をもっと突き詰めて欲しかった
・・設計者の疑問に答えて欲しかった読後感でした。

それにしてもお医者さん作家は結構多い
不具合の個所を推理したり、病名を探るなど仕事自体が
物語的なのだろうか?

患者として横目で見るカルテの読めない文字
文章を練る事が得意な人々とは思えないが・・
患者の生き死にこそミステリアスではあるのだろうが・・

つい、推理脳になってしまった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

有吉佐和子著「青い壷」

2012-04-26 | 読書
一月前に読んだ本
有吉佐和子著「青い壷」文春文庫 昭和52年発行
2011年に文庫化された。



年に数日のヘボ作陶を楽しむ私の興味範囲が主題

若き陶芸作家が偶然に生み出された傑作
青磁の花入れ

生計のためとは言え量産品の型物を焼き
陶芸作品に「古色」を付ける技術は群を抜き道具屋に重用されている。

窯出しで目を見張る作品が見つかる。
青磁を掛けた耳付のほれぼれとした「経管」花入れ
床の間に飾って置くと、道具屋がやって来て不承不承譲るはめになるが
「古色つけといてんか」
とっさに「へえ」と返事をしてしまう。

奥方の機転で古色つけを免れてよそへ売ってしまわれる。

その後の「経管」の転々とした先が物語になる。
デパートで買われてサラリーマンの退職お礼に買われ
サラリーマンが忌み嫌われてお花のお稽古仲間へ
お稽古仲間から治療のお礼にお医者さんへ

転々としスペインまで旅してまた日本に戻るが
お偉い先生に800年前の竜泉窯の作品として
陶芸作家に見せられる。
「ぼくの作品です」と言えども信用されずに引き下がる。

美術品は作家の手を離れたら
大事に仕舞われて人目に付かなくされたり
ビックリする値段で落札されたり
気に入らなくなったら壊されるかもしれない
過酷な運命に流されながらも、
とんでもない評価が付きまとうかもしれない。

一生懸命な庶民と他言を信用しないおばかなお偉い先生
対比が面白く読み終えたが
青磁は「魔物」だと思う。



陶芸教室の仲間が精進を重ねて出来たお皿
しみじみと眺めると「深さ」に引込まれそうになる。

この大事なお皿を思い浮かべながら読んだ一冊でした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

頑張る野菜

2012-04-25 | 自然・風景
ご近所の花壇
白と黄色の菜の花が満開



根元を見ると



窮屈そうな大根と赤かぶ
葉にかくれた所には人参など
頑張っている野菜たち

家の脇のたった十数センチの花壇
お手入れの賜物の野菜や花がいつでも青々

通る度にホノボノさせられるが
ほんとは壁の近くにこんなに土を盛るのは家のためにはならない
水やりで床下に湿気がいくし
土台や柱が湿気ると、腐朽菌やシロアリの好きな環境にもなる。

だけど子どもや花好きな人には目の保養
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キラキラした春の日

2012-04-24 | 趣味・遊び
今日は昨日の陽気と一転,キラキラした春の日になった。

西荻窪まで電車で出掛け
帰りはバスで帰って来た。
準備して行った帽子がありがたいほどの眩しさ
五日市街道のみずきの花のピンクや白に新緑が映えて気分爽快

花壇には花が咲き乱れ



チュリップが暑さにビックリ、だらしなく開き過ぎ



公園の桜は



早くもサクランボ
春から初夏に様変わりをした一日でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太陽冬眠?

2012-04-23 | ニュース
先週金曜日の新聞に気になる記事が載っていた。



アサヒコムには
太陽が冬眠? 周期的活動に異変、地球に低温期到来か
太陽の周期的な活動に異変が起き、「冬眠」に入って
地球に低温期が到来する可能性があることがわかった。

国立天文台 の発表

太陽の磁場が反転前の「4重極構造」になりつつあり



17世紀に起きた異常時と似ていたという。
太陽は「マウンダー極小期」と呼ばれる冬眠期に入った。

地球ではロンドンのテムズ川が凍ったり、桜の開花が遅れたり
20世紀後半より2.5度気温が低かった・・記事


今年の寒さはこのせい??
夏の2.5度はありがたいが,冬の-2.5度はつらい!
・・だけど,地球温暖化には歯止めがかかり
地球環境には「もってこい」の筈?

昨日のニュースで思わず拍手をしてしまった「トキ」のひな誕生
同様に続報が待ち遠しい。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

講座会場お花設置

2012-04-21 | 仕事・建物
昨日アタフタとして出来上がったお花
新宿までは階段の上り下りのないバスで行こう決めていた。
大きい方は段ボールに入れてショッピングキャリーに乗せたが
かさばって迷惑をかけそう

やはりタクシーに乗る事にして家を出た。
そろそろとキャリーを引くと楽勝
またも地下鉄で行こう考え直して、
階段も難なく上り、無事Lタワー・TOTOショールムに到着
家づくりの会講座

ショールーム開館前だが会場は出来上がってお花を待つばかり
小机の乗せると、あんなにかさばったお花は丁度いい感じ



講師机の花も華やか



苦労のかいあって、「安い!奇麗!」と好評

今回の講座はお花の手配だけでお手伝いが出来なかったが
罪滅ぼしは終了

次の時はもっと手際良く
仲間たちに心配をかけないようにしよう!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

憂いの花たち

2012-04-20 | つぶやき
玄関に置かれた花。


(光量不足です)

明日からの家づくり講座のお花当番を買って出た。
会場の近くで調達する筈が「杉並はお花が安い」と言われ
近所のお花屋さんへ
予約時間にシャッターが閉まったままで途方に暮れる。

「明日朝開館時間に持ち込みます」と断り
少し遠い花屋さんへ行くと予算を聞いてパチパチ、手早い事
見る見るうちに大振りの花籠になり
タクシーで帰るはめになる。

タクシーの運ちゃんは「凄いですねえ」
ご近所の人にも「大きな花ねえ」ビックリされる。

お花のお泊まりはうれしいものの
片腕で大きな方を抱え、小さいのをぶら下げ5分で筋肉痛

明日はどうやって新宿まで運ぼうか?
お花の華やかさだけでなく、憂いを呼び込む花たちでした。

明日から二日間家づくり講座
役に立ち、お花も楽しめるNPO法人家づくりの会ですよ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キャベツの花

2012-04-19 | 自然・風景
キャベツの花が咲きました。

柔らかそうな春キャベツを買った。
他のキャベツより値引きをしてあって、軽かったが
ふんわりしている分美味しそう
外側からむいて使い、芯の所に来ると花芽が・・



値引きはこのためかと納得したが
咲きそうな蕾は捨て置けない

水に差して9日間
十字の花が咲きました。 

  

めでたし、目出度し・・
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

堂場瞬一著「虚報」

2012-04-18 | 読書
日曜日に読んだ文庫本、堂場瞬一著「虚報」文春文庫



2009年別冊文芸春秋に連載され、2010年に単行本化
4月初めに文庫本として刊行された。

やり手のベテラン記者と支局から本社に移って来た若手記者
やり手の記者は遊軍としてこれは!と言う事件を追う
「遊軍記者」は記者の中では、憧れのポジション

随分以前にお世話になった記者が地方局から帰り
うれしそうに「遊軍でやれと言われました」と言っていたっけ、
ポジションが決まらないのはダメじゃん・・と思っていたが
名誉ある名前だったようだ。


「虚報」はビニールをかぶり睡眠薬を飲み、
ドアを開け放して数人で自殺する事件が連発する。
ネットで自殺でなく自死を進める大学教授
遊軍記者たちが真相を追う。

日本では年間3万人もが自殺をするが
新聞に大きく取り上げられる事は少ない。
事故死や孤独死は大きく取り上げられるが
「自殺は悪い事だけど、自分で死を選ぶのを大きく取り上げる事がはばかられる」
新聞の共通するスタンスらしい。

ところが大学教授が自殺に手を貸しているかもしれない・・
これって、以前読んだ雫井修介「犯罪小説家」のパクリか?
嫌な予感を感じつつ読み進めると
全く違って来てホッとした。

警察小説やスポーツ小説で売れっ子作家になった
堂場瞬一の勤務先だった新聞社の記者のミステリー
地ならしをし、礎を築き、満を持しての新聞記者の登場(たぶん)
パクリである筈はなく、高見を目指した(はず)

事件記者は毎日がミステリーの世界(たぶん)
人の起こした事件を追い、警察の動きを追い、人の心理を追う。
付け加えて社内の人間関係をかいくぐる。
野太い神経でないと長続きしない仕事だろう。

物語は若手記者の勇み足で追いかけた人の「虚言」を書き
結果「虚報」となって大きな痛手を食う。
それでは終らずにミステリアスな大事件が続き、終息する。


昔の知り合いの記者さん
東京本社にいる頃は建築関係の問合せをしていて
支局に行きましたと家族写真の年賀状を下さった。
力を付けて戻り遊軍になった後の質問は、
鋭い所を付いて来て感心させられたが
多分今はかなりのポジションに付いている事だろう。

事件を追う刑事と同じく、滅私奉公の日々
プライベートとお身体をお大事に。


そうそう「虚報」は堂場瞬一のピカイチの一冊です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家づくり 春の講座のお知らせ

2012-04-17 | 仕事・建物
NPO法人家づくりの会の春の講座が開催されます。



「き」を使った「いっぴん」の家づくり講座
ー木を使い、気を使った、逸品の一品家づくり
        逸品をつくるためのデザインとアイデアー
 4月21日土曜日と22日日曜日の二日間
     午後1時~5時まで 
 会 場:TOTO東京センターショールーム・イベントスペース
     東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー26F
 参加費:2日間でも、どちらか1日でも 500 円(1家族1組)

講座のお知らせ
申込みはこちら

これから家を建てようとお考えの方
リフォームして住みつづける方
家をどうにかしたいかた必見の講座です。

  

今週末ですがまだ空きはありますのでどうぞご参加ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原宿 明治通り ビル

2012-04-16 | 仕事・建物
土曜日に原宿で会合があった。

「原宿のあれは失敗だよなあ」数人が話題にしていた
「東急プラザ表参道原宿」



明治通りとの交差点

春の遠足で感動した中村拓志設計「録museum」

色と形を引きずりながらも、心地よさとは対極をなす(?)
渋谷の109のシンボル性と録museumの融合を計ったのだろうか?
要求されたのだろうか?
今週18日オープン 
帰りの新宿で無理矢理渡されたタブロイド判の広告
意気込みは見えているが・・

右手を見ると、ガラスの建物

   

Audi フォーラム東京 設計:吉川 博行氏 2006年竣工

クリスタルのように輝くビルとのふれこみだが
雨のくすぶる日には輝きもなく
「地震でガラスが割れたら・・」気になるが
今度は夜に見てみたい。

原宿から表参道辺りは斬新な建物ばかり



と反対側を見ると、可愛いこんな建物
この周辺も数年先にはビックルハウスが建っている事だろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国立博物館お茶室

2012-04-14 | 仕事・建物
国立博物館の見学を終えて
思い返しつつ電車で帰った。

今世間を騒がせている某大会社のお茶会に沢山行かせてもらい
国立博物館を始めとして、浅草伝法院、靖国神社など
お客として、社中として座らせてもらっていた。
今では重要文化財になってしまったお茶室もあった。

そう、あの頃はお茶会に行った先のお茶室をスケッチしていたっけ
帰るそうそう探してみると
「ありました!」

「廬」の字は違って「炉」になっているけれど
随分と昔の1976~78年頃の事




5帖の席と3帖台目席
小間に大寄席の茶会でギュウギュウ詰めのお茶席
小さい床の間と向こう切りの炉
天井の天窓が広さを感じさせてくれた
未だに忘れられないお茶室

翌日か数日後に思い出しながら描いたスケッチ
未だに残っているなんて我ながら立派!

お隣の「転合庵」

   

萩の天井の吊り釜受けの蛭釘



こんな風に軽やかに何気なく付く事を知らなかった。

部屋内まで見られた、お茶室ツアーに参加したくなりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国立博物館庭園

2012-04-13 | 趣味・遊び
昨日の国立博物館
ボストン美術館展の作品群は素晴らしかった。
尾形光琳の「松島津屏風」
曽我蕭白の「雲龍図」は元より
絵巻、能装束、弥勒菩薩像などため息をつくばかりでした。




もう一つの目的「庭園散歩」
春と秋期間限定の開放

随分昔、お茶のお稽古をしていた頃に先生に教えてもらって
お茶会に行った事があったっけ。
蓮池の向こうがお茶室

お茶室エリアから見る博物館
外壁が奇麗になって、桜も映えるが
残念ながら少し遅かった。



最初にある茶室「春草盧」
そうそう、思い出したこの名前。



障子が開けられている。
その横のお茶室は「転合庵」



これも開放の一環と喜んでいたが
「お茶室見学ツアー」の集団に出会った。
案内人の話に耳を傾ける、
グループが通り過ぎた後に目のあった小父さま、用事ありげ
「ツアーのために窓を開けた、この人達が行ったらここも閉めるさ
向こうはもう閉め終ったよ!」
・・!!
名札を見て「○○さん、もう一度開けてはもらえませんか
以前来た事があるのです!」
迫力に押されたか、あっけなく「いいよ!」



ラッキ~~
せっかく閉めた所を開けて見せてもらえた
「六窓庵」
喜び勇み過ぎたのか内部写真はブレブレ・・

「数日前は1000人の茶会に
森山直太朗の野外コンサートがあってね・・」とか
床柱は「シュロだよ」とか
「普段はお屋敷の植木屋さんだ」とか
「博物館はお茶室を大事にしていない」とか
色々話してくれた。

たしかに、お茶室の板戸は簡単なヒートンだけで止めて落ちそうだし
柱は虫の食い放題(?)だし
庇は所々腐っていたりとか
本館の奇麗さとは違う「わび」「さび」そのもの

更に奥には「応挙館」「九条館」など
由緒正しき建物が建ち
本館の2階ロビーのピクチャーウインドウの眺めは
ここの素晴らしい景色だった。

昨秋から行きたかった庭園散歩
超満足な春の庭園でした。
(春の庭園開放は15日まで)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする