日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

休日を楽しむ人々

2010-04-30 | 趣味・遊び
大型連休が始まって、住宅地の方南町界隈はいつもより人が多い
パパが乳母車を押していたり
ジジババと小学生が楽しそうにしていたり
行楽地に行く買い出しだろうか
スーパーマケートのレジや銀行のATMには行列ができていた。



そんな初日の昨日
いつもの和田堀公園も大賑わい
池の周辺で太鼓を叩く人、バードウオッチング(私)やカメラマン
人々の視線の先にはカワセミ!
雄がプレゼントのお魚を立続けに渡し
雌は食べきれない大きさにしばし苦心など
人も魚も(?)休日を楽しんでいる。



後ろの広場では素人とは思えない歌声
錆の聞いた声で次から次へと披露し
取り囲む若者達
私も少し離れたベンチで聞かせてもらった(ついでに写真も)。



花壇では夕日を浴びたお花
名前は知らないけれど、足を止める人も無いけれど
可憐に賑やかに咲いていた。
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駅前の再開発とお茶屋

2010-04-28 | 仕事・建物
今日も冷たい雨が降るが
明日から大型連休に突入、五月晴れは間もなくなのだろうか?
この空模様であちらこちらの現場では大騒動だろう
最後の外構工事に差し障りが出ている事だろう。



ここは荻窪駅のホームから見える完成間近のビル
先週の写真なので、今日あたりは竣工式かもしれない
(今日は大安)

円を描く建物の手前に並ぶのは古いままのお茶屋さん
駅前の再開発の話に乗らなかったのだろうか
間口いっぱいに並んだ商品に2階の窓から突き出す煙突
きっと、ほうじ茶のいい香りを出しているのだろう。

出来立ての近代的な建物の一角を占拠する昔の木造の店舗
対比が面白くて注目をしているうちに
「がんばれ!」声をかけたくなってきた。

声をかけるより貧者の一灯
ほうじ茶でも買いにいこうか?
やり手風の店主か、頑固一徹の小父さまか、割烹着の小母さまか
勝手な想像は膨らむが
やはり、行って見なくては・・

(左上の空のまだら模様は、電線を消した跡、短時間では巧く行きません)
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フェイク打ち放し・・

2010-04-27 | 仕事・建物
通い慣れたこの道
工事中の建物が多い通りだ。
銭湯がいつの間にかマンションになり、
味のある店が建て替えの工事中だったり



しかし、この建物は少し前にシートを掛けたばかり
打ち放しコンクリートかと、横を見ると
フェイク打ち放し・・
打ち放し模様のサイディングだった。
横はタイル模様のサイディングに元のモルタルか漆喰が見える。



郵便受けの付いた門壁はれっきとしたコンクリートの打ち放し
仮枠の跡が見えスペーサー跡もシッカリと丸く付いている。
一方フェイク打ち放しはスペーサーの丸が付いているもののあまりに奇麗
手のひらで触ってみると明らかにコンクリートの冷たさと違う。

「打放しってかっこいいよね」建て主さんから聞こえる言葉だが
このサイディングもかっこいいのだろうか?

打ち放しコンクリートは一朝一夕には出来ないが
サイディングなら釘打ちだけで完成

サイディングメーカーのカタログを見てみるとチャンと載っていた。
サイディングは元はと言えば、木の壁を模したもの
近頃は木はもとより、タイルと見間違えるものもあり
変身の術に磨きがかかっているが
こんな打ち放し模様があちこちに増えたらどうなっちゃうのだろうか??
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気持ちのいい銀座

2010-04-26 | 自然・風景
今日は銀座に行ってきた。
友人と画廊で日本画の展覧会を見てランチをして解散



みゆき通りはみずきの街路樹が咲き
イベントの旗が揺れて気持ちのいい陽気



丸ノ内線の地下鉄駅の脇の公園では
緑が眩しく、藤がちらほら咲き出している。
気持ちのいい銀座でした。
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マッサラな蕗

2010-04-24 | その他
本日のお土産



設計中の建て主さんにいただきました。
お庭一面に青々とした葉を茂らせている蕗
花ばさみで切り、新聞紙で花束包み
ズシッとした重量
無農薬・取りたて、葉も青々

八百屋さんの蕗では葉はヨレヨレだが
これはマッサラ
油炒めの葉は絶品でしょう
茎は伽羅蕗か煮物か?

「工事完成を早くしてください」
事情が事情だけに、
帰り道は設計と工事とお料理の手順とで
頭はフル回転
それに、蕗料理もあるし・・
気合いが入る土曜の夜です。

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まとまると奇麗

2010-04-23 | 自然・風景
このところテレビなどで芝桜公園やコスモス公園など
花一面の映像を見る事が増えたが
野原に一面芝桜が勝手に咲く訳ではないし
コスモスが殖えると言っても勝手に増えている訳ではない。

植えて増やして観光地化しようという目論みが見える。
一面花だらけの景色はきれいだが、一種類だけではあまりに人工的すぎるし
むしろ自然破壊ではないかと思える。



・・が、この紫大根の花
数年前にすこし咲いていたのが年々増えるばかり
湿っぽくて日陰で他の雑草よりいち早く芽吹き咲く
これだけまとまると奇麗だし
しばらくすると他の草に取って代わられて自然のなすまま



ぺんぺん草も花咲き実らせ
あとは選手交代。

人手がかからない分、潔い
野原いっぱい人工的に植えるのはそろそろやめにして欲しいものだ。
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地から吹き出す

2010-04-22 | 自然・風景
春と冬が日替わりメニューの今日この頃



苔の間を縫ってカエデの芽
双葉が取りきれなく生まれたてのホヤホヤ

八つ手の葉っぱが噴出した。



地面から養分を取り込みこれから!
若芽ながら気力に満ちている。

和田堀池では水が噴出


(ただの噴水です)

地から湧き出るのでなく、池の水をかき混ぜているだけ
逆光で輝いていた。
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春日神社のお動物さま達

2010-04-21 | 自然・風景
バス停前の杉並の春日神社
先週現場の帰りに境内に寄った。



青々とした木々の間の参道に向き合う動物達



狛犬ならぬ、狛ウサギ(?)
よく見ると角の様なものがある、耳は短め
猫ではないだろうし・・



手前には目つきの鋭いお狐様



奥には丸顔のお馬様

しげしげと見ていると「失礼」お参りのおばさま
真剣に手を合わせる姿に説明を聞きそびれてしまった。

説明の立て札もなし
お動物様達は皆さん鉄筋で囲まれていて
何やら窮屈そう・・
盗難防止だろうか?

気の毒にお兎様だけ足にお怪我
ヒビが入り対面のお兎様は片足が消滅寸前
由緒ある神社なのだろう

そうこうするうちに、バスがやってきてお参りの時間がなくなった。
罰当たりだろうに・・・
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「実るほど頭を垂れる・ユンボ?」

2010-04-20 | 自然・風景
公園で見つけた小判草



以前建てぬしさんに教えてもらった。
知る迄はただの雑草、教えてもらってからは見過ごせない可愛さ
実りきる迄にもう少しかかるが
それでも「実るほど頭を垂れる稲穂かな」を具現中

すこし歩くと、頭を垂れたショベルカー達。



こちらは実っている訳でなし、ご挨拶中でなし、水飲み中でなし、休日の充足日
右端は住宅の現場でも使われている小型のユンボ



公孫樹公園が拡大リニューアルで善福寺川と合体し、親水公園へ変身中
後二月ほどで完成らしい。
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死んでも離さない

2010-04-19 | 自然・風景
昨日、和田堀公園で見つけた怪物(?)
偽木の柵に噛み付き
横から手まで出してシッカリとつかんで離さない、
すごい気迫!



視線を上げると真横に切られたケヤキの切り株



柵を飲み込みそうになってお仕置きされた訳ではないけれど
スパッと切られている。
噛み付いたためか、高齢化か雷にやられたか
枯れたか折れたか、下の遊歩道の安全重視で切られたのだろう。



横から見ると味のある猫背
キノコが生えて、皮がボロボロ
食いついて、切られて随分と経つのだろう・・

死んでも決して離しません
(切られたとたん離す方が怖いが)

執念を感じる切り株です。
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「鬱金(うこん)の桜」

2010-04-17 | 自然・風景
今朝は大勢の人が驚いた事だろう・・
「多摩地方に大雪警報」と昨夜のニュースでは聞いていたが
都内に雪が降るとは想定外
ソックスの二重履き、下着を増やし、毛のセーターに中綿コート
冬の出で立ちで出かけた。

バス停の脇のたんぽぽ、雪に絡まれて花はシオン・・



ガンガンに暖めていてくれたお部屋で快適に打合せをし
由緒ありそうなお庭には所々に白雪が見えて、風情のある景色だが
調べに回るとドクダミの芽があちこちに見える。
暖かくなると風情よりも草取りに苦労しそうだ。

帰りの道すがら先週に見つけていた黄色い桜
うっかり白黒モードで撮影してしまったので、今日こそモノにしたいと考えてたものの、
見上げる花はなぜか先週より赤みが増して、写真にするとただの桜・・



「鬱金の桜」(右近と間違えていたが、友人が教えてくれた)
それでも開きかけはチャンと黄緑色



八重の里桜の一種らしい。
この寒さではまだまだ咲き続ける事だろう。
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宮部みゆき著「楽園」

2010-04-16 | 読書
今日は昨日より寒い!
春へ向かうはずが冬方向に舵を取ったみたいだ。
今月初めに読んだ本「楽園」の文春文庫版



ライターの所にやってきた小母さんの見本のような人
死んだ子供のことを調べて欲しいと依頼する。
他人の頭に浮かぶ事が見えて、知るはずの無い殺された現場を絵に描いていた子供。
本当におこった事なのだろうか・・

ライターの女性は宮部みゆきの傑作「模倣犯」を追いつめ自白させた時の人。
自身も深く傷つき、仕事もできずにいたのがようやく知人の事務所で働きだした。
事件性に興味津々なり、あちらこちらを調べ回る。

ついついイメージをしてしまう、オウム真理教当時のライター江川紹子さん
少し深刻で、すこし暗め(最近は明るくなったが)
進むにしたがって、前向きな明るいキャラクターになっていくが
最後まで江川さんのイメージがつきまとった。

当初、小母さんの具現化像もくずれて、
暖かい包容力のあるキャラクターに変わってゆく。

どうしようもなく犯してしまった殺人事件から
性悪な人物を突き止め、小母さまや、他の人の頭の上のもやをはらす事になる。
と同時に、ライターも模倣犯のトラウマから脱却できた

模倣犯 に比べると小骨が多い気のする作品だが
子供好きな宮部みゆきの人柄が現れて傑作です。
お薦めの本、ぜひご一読を・・・
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季節は忘れない

2010-04-15 | 自然・風景
今日はとびきり寒い一日だった。
ダウンコートを着ている人も見かけて、うらやましく感じる寒さだ。
冷夏・作物の不作・野菜の高騰
不況に追い打ちをかける異常気象だが
ベランダでは春の花が次々に咲き出している。



冬の間サラダにして食べたつまみ菜の花

どんどん球根が増えるフリージャー



なぜだか濃い紫や赤が増えて咲くのも早いが
ここ数日前から白色が咲いて香りも増えたし



黄色も華やか

午後がら出かけたNPO法人家づくりの会のある千駄ヶ谷
街路樹のイチョウも色づき寒くても季節は忘れていない。



当番の窓口相談にお客さんが見えた。
すこしづつ、家を建てようか?という人が増えたようで
寒い中でも、嬉しい午後でした。
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荻原浩著「千年樹」

2010-04-14 | 読書
初めて読む作家荻原浩の事は何も知らないが
新聞の広告「千年樹」を見て書店に行った。
木で家を造る仕事人としては「樹」や「家」と付くと食指が動く。



帯に「巨樹をめぐる・・連作短編集」
「おろかで愛おしい人間たちが、時空を超えてくり返す営み」とあるが
巨大な楠の木の誕生秘話の「萌芽」では
地域から追われて飢死した親子3人の口からでた楠の実
そのまま芽吹いて大樹へとつらなるが
その根元で繰り広げられる物語。

親を知らない獣のような若者が穴蔵で死に
その遺骸を現代人が掘り起こして命拾いをし、
大樹となった楠に縄をかけて自死しようとしたり
樹の周りでは死の意識が漂う。

野中の木から、神社の大樹、町おこしのシンボリツリーと変遷し
それでも不運が付きまとい、8編目ではついに切り倒されてしまう。

最初の1編が最後まで続いていくが
初めて手に取り読み進むうちにつながりは消えて、またつながる。
短編でありながら、長編小説のような仕組みになっている。

8編が小さな幸せは見つけても大きな不幸が付きまとう暗いお話だ。
読み終えて最初の数行がこの物語の幹となったいたことに気づく。
最初に種明かしありでも楽しめる1冊です。
(悪しからず・・)集英社文庫
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桜衣か?桜まぶしか?

2010-04-13 | 自然・風景
出かけようとして、外を見ると早くも桜木は葉桜
散り去った花びらは・・
車に取り付き、桜衣か?
桜まぶしか?



車の持ち主は「あ~~あ」
嬉しいより、ため息が出そう。

雨に濡れて張り付いた花びらは厄介だろう・・
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