日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

花も嵐も

2012-03-31 | 自然・風景
土曜日は忙しい
午前中は善福寺川沿いのお宅まで出掛け
着ていたコートが暑くて邪魔なほどの気温

公園ではレンギョが咲き出し



華やかに気分になったが
風が強くて前へ進む事が出来ない
こちらに向かってくるジョガーはトットと勇み足でラクチンそう

早咲きの桜は満開



ソメイヨシノもちらりと花が見える。

午後は電車で山手線半周
雨に風が強まり、傘はおチョコの危機になり開いたり閉じたり・・

打合せが終り、帰途に着く頃は雨はやみ
寒さがぶり返してコートでも冷え冷え
花も嵐も踏み越えて帰宅
泉南中学の桜が咲き出していた。




春嵐をやり過ごして、明日からは桜が楽しみな週刊になりそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

植物はほっとくと・・

2012-03-30 | 仕事・建物
今日は甲州街道の近くまで出掛けた。
一仕事を終えて神田川を渡り「そうだ!」
昨年4月に見かけた苔タイルの塀が近くだった。
(4月のタイル好きな苔か?
寄り道をして回ると、ありました。

しかし昨年と同じく茶色



緑みどりした苔は??



付けられていたのは茶色の苔(たぶん)
だけど昨年の瀕死状態から
一部生存の悲惨な状況
毎日の水掛をしないとせっかくの意図が台無し

生暖かい強風の中、ガッカリしながら歩いていると
ボットン、ボトボト・・
目の前に夏ミカンが転がって来た。
熟れて転げ落ちたようだ。
蜜柑の香りが広がって、拾おうかと思ったが、
近くに小学生、、自制してしまった。

拾っとけば良かったのに・・

植物はほっとくと、枯れたり落果したり
それが自然なのかも知れないが、残念な結果でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歌舞伎座と貸広告

2012-03-29 | 仕事・建物
銀座松屋の日春展に行ってきた。
友人の日本画家来住野和子さんの作品は「独り」
新境地に突入したかのようにシンプルで奥深い
ず~~と描き続けてきた「花」は入れられていなかった。
新たな道を見いだしたのだろうか?


同行の友人とランチを取りおしゃべりをして分かれ
一路歌舞伎座の工事現場に向かった。

   

昭和通りにも接するようになって、工事は高層棟がグングン延びて
晴海通りに面する正面の唐破風の骨組みが始まっている。

   


いつも通り岩手県のアンテナショップに入る。
ソコソコの人出でレジは行列
お菓子やオカズを少しづつ買って
釜石の学校の運動用具の募金に協力した。

銀座4丁目の本屋で文庫本を1冊
通りでは「ドンドン防虫」のドン小西氏がカメラマン達を従えて、
獲物を探す目つき
テレビ番組のネタ元探しだろうか?

晴海通りを進み丸ノ内線の銀座駅に向かうと

   

Diorのビルの工事中、仮囲いにも気を使っているようだ
バックライトの☆が印象的

   
 
隣のビルARMANI の一列に写り混んでいる縞模様
道路越しのGAPのビルの外壁



貸広告の看板のビル
時計屋さんにガラスを貸しているんだろうか???
晴れて穏やかな陽気の日には思わぬ広告効果がでるのだ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪「原発」投票条例否決

2012-03-28 | ニュース
今日の朝刊にショックな新聞記事が掲載された。
yahoo産經新聞

電力の元は市民で決めようという大阪府の市民投票が否決された。
有権者数の1/50を優に越える5万人以上の署名が集まりながら
「原発市民投票」に賛成したのは共産党議員だけ!
鼻息荒い橋本知事は「国民投票は5億円以上かかり、やる必要がない」と決めつけた。
だが、「可及的速やかな全原発の停止」の原案をまとめているとか・・

国を挙げて「可及的速やか・・」が進むのなら問題はないのだが
夏の電力不足や雇用の減少、はたまた政治力が絡み行方は見えない。
「可融的速やかに、脱原発の予定表」を作成すべき時ではあるが
どうなっちゃうのだろうか?

1月の末に「原発都民投票」の友人知人に署名をお願いしたり
事務局へボランティアに行ったりした。
「原発」都民投票では34万人以上の署名が集まっているが
こちらも強面の都知事、先行きは難しい。

一方さよなら原発1000万人アクションでも
署名期間が5月までと大幅にずれ込み、1000万人に達するのは至難の業の様相
頑張っている人、真剣に考えている人、心で思っている人
色々な人が大勢いるにも関わらず、ハッキリした形にならないのが歯がゆい。


春が見えなかったのが歯痒かった3月だったが



ボケの花、梅の花、桜の花などなど
ここ数日でドンドン春が盛り上がって来た。

脱原発も春の勢いで盛り上がって欲しいものだし
震災の被災地も忘れずに心に留めて、
今年の旅も東北にしよう!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浮き輪の想定外

2012-03-27 | 自然・風景
今日はぽかぽか陽気
あわてて出掛けてマフラーを忘れた。
それでも平気で南阿佐ヶ谷から30分かけて歩いて帰ってきた。

日曜日の公園の和田堀池



水ぬるむ様子が見えた(?)
コウホネの葉が突出し、紅梅の花びらが浮く

善福寺川を下って戻ると
3月中で終える筈の拡幅工事
8月~10月までずれ込んでいる看板
建築工事で半年も遅れたら賠償ものだが
野外の土木工事では「すみません」のお知らせもなし
まだしばらくは遠回りコースの散歩になるようだ。

作業用仮設デッキは日曜とあってクレーンは片付き
人気なし

  

右手の方にの丸は
救命浮き輪!
川で溺れる事を想定しているのか?
川工事には設置義務があるのか?

普通は浅い川だが、土砂降りではグングン水かさが増す。
その時の用心なのだろう。

雨が降って工事ストップになるから工期が延びたのか?
集中豪雨も想定内でなければならない筈だが・・

浮き輪で考えは丸く納まらない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春は群れる

2012-03-26 | 自然・風景
昨日日曜日は春めいた一日

公園に出掛けると



子供達が集まって木登り

和田堀池では、小父さま達が立派な望遠カメラを並べて
おしゃべりに花が咲く



カワセミを待っているのだろうか?

近寄って人々を写すのははばかられて
遠くからパチりで迫力なし

頭上では芽の吹き出た柳で大騒ぎ・・だったが
カメラを向けた途端、多くのヒヨドリが逃げ去った。



柳の周りでは



草々がお行儀良く(仕方なしに)芽を出す。
春は蒸れる・・間違い、群れる始まりの季節なのだ!


群れるのを終りにしたいネコヤナギ



そろそろ葉っぱの出番のようだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜咲く

2012-03-24 | 自然・風景
通りがかった川沿いの遊歩道
毎年満開で楽しませてくれる桜の大木
善福寺川の拡幅工事で大枝が切られて気の毒
その先を見るとチラホラ見えるのは、まさしく桜の花



そういえば、毎年一番に咲く公園のあの木

やはり!



冷たい雨に打たれて下を向いているが
満開寸前

どんなに寒くても季節が来ると咲く
明日からは暖かい春の陽気
枝を切られた大木の桜もすこしづつ
開花の準備中だろう。

雨も上がって、午後からは現場です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏樹静子著「てのひらのメモ」

2012-03-23 | 読書
「てのひらのメモ」夏樹静子著 文春文庫
2009年刊 2012年2月文庫化



「あなたなら、どう裁くか。」
裁判員法廷をリアルに描く 傑作サスペンス
子どもを置き去りにした結果、死なせてしまったキャリアウーマン。
次々に明かされる、思わぬ真実---
赤帯の文字

夫に死なれて女手一人でぜんそく持ちの子どもを育てている母親
広告会社のキャリアウーマン
(未だにキャリアウーマンと言われるのはどうか?)
多忙な日々の中、コマーシャルの完成前のクライアント説明日
保育園から発熱したと連絡を受けて駆けつける
どうにか小康状態になり、後ろ髪を引かれながら職場に戻る。
連絡を入れるものの、子どもは出ず「眠っている」と解釈して
アクシデントの発生した仕事を片付け、予定を大幅に越えてしまい
車で送ってもらおうと恋人の元に向かう。

大丈夫だろう・・と納得させたつもりが悪い方へと転がり続け
とうとう一人で死なせてしまった。
切ない結末が裁判に掛かると意外な展開になる。

裁判員の補欠として入廷したごく普通の主婦が主人公
裁判に補充員として列席し、裁判が長引いた結果欠員の補充になる。

被告の生活が暴かれ
裁判員の生活と同時進行となる二つの物語が交錯する。

裁判の焦点は「殺意」
私達が考える「死んだ結果」と異なる視点に驚かされる。
偶発的に死んだのなら「無実」
死ぬかもしれないと放置したのなら「有罪」
被告の弁護士は「この事が罪になるのでしょうか?」
私もそう思ったが・・

父子家庭も母子家庭も毎日が戦争状態
子どもに付き添いたいものの、気を抜くと会社では危ない状況だし
仕事に一生懸命では子どもの成長が危ぶまれる
何所の家も小学低学年までは綱渡りで日々を送っている事だろう。

小さい頃から一人でお風呂に入り、
やむおえず一人でご飯を食べ、一人で寝なくてはならない。
健康でいければ自立心を養えるが
どちらかが病気になると、一気にバランスが崩れる。

そんな綱渡りで来た母親に「有罪」と言いたくはないが、、

ジワッと、胸の奥にしみる1册でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明治神宮90年の森

2012-03-22 | 自然・風景
春めいたお天気は昨日でお終い
今日は薄日だけの肌寒い一日。

また曇り時々雨の日曜日の事
お茶会が早く回れたので、初めてお詣りをする気になった。

明治神宮は祀られている明治天皇百年祭の立て看板

   

明治天皇が祀られて90年
参道には説明の看板が沢山並ぶ中を進むと
隔雲亭からすぐの所に鳥居と社殿があった。



写真には写らなかったが
社殿の屋根も真上にニョッキリ新宿のコクーンタワー
気持ちは良くない



境内は広々、
綿帽子姿のお嫁さんと花婿さんが回廊を歩いていた。
ここは都内でも一二を争う外国人の人々
格好の被写体になっていた。
社殿の両脇には悠然とした楠木

大正4年に明治神宮を作り始め
寄進の木々を使って100年後に完成する計画をしたとか
杜の歴史



造成時と現在の写真がリアル
90年も経てば木々は鬱蒼、も代を重ねていた筈だし



見上げる木立には



キクラゲのような茸がビッシリ
先人の知恵の結晶の杜
計画通りの都会の杜になっているのだろうか?

だが新宿の超高層のニョッキリは「想定外」だろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土手の春

2012-03-21 | 自然・風景
昨日から春の日差し
風は冷たく空気は冬だが、陽は5時過ぎても柔らかな影がでている。

そんな昨日、あきる野市にお墓参りに出掛けた。
小径の土手は



緑が増えて



犬フグリにホトケノザ



タンポポも咲いて春爛漫、土手の春
梅の花は満開には届かず
杉林は茶色くなっていたが
寒さのせいか杉花粉は少ないようだった。

帰りの電車はリュック姿の小父さま、小母さまで賑やか
春を待ちきれない人の行楽シーズンは始まっているようだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明治神宮の狸の水飲み場

2012-03-19 | 趣味・遊び
昨日は年に1回の大寄席の茶会
明治神宮の隔雲亭での薫風茶会
あいにくの空模様で降ったりやんだり
着くそうそう、「お薄席へどうぞ」と干菓子に小碓を頂く

次のお濃い茶席が空くのを待ちながら



一人濡縁に座り、写真を撮り

蹲いで手と口をすすぎ
また写真を撮る



コートなしで外にいるとズンズン冷えて来て
蹲いの垣根を猫が通り過ぎると見ると
「タヌキ」!!

蹲いの水を飲みに来たのか?
あわててカメラを向けてズームアップ
シャッタを切るのと、たぬ公が逃げるとの・・



顔がボケたけれど、一瞬の間で笹薮にトコトコ入ってしまった。

後から来た人にはなすと「こんな所にねえ・・」
暫くすると、また近くまでやって来てすぐ見えなくなった。
「やはり」信じてもらえたようだ。

美味しい桜の付いたお饅頭とお濃い茶を頂きながら
今頃安心して水を飲んでいるかも・・

なにしろ、お茶会よりもタヌキの水飲みの方が頻繁にある筈
日頃、蹲いは狸の水飲み場になっているのだろうか?

お茶席を終えてお弁当をいただく



春の香りの筍とお魚の炊き込みご飯が美味
密かな狸騒動を後にして早めに退出した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新宿タイムズスクエアー界隈

2012-03-17 | 仕事・建物
先週の日曜日
代々木で打ち合わせ会に出掛けた。

新宿から歩いて行くと
高島屋と東急ハンズの入るタイムズスクエアービル
(真似っこの名付けは止めて欲しい)
横の紀伊国屋書店をつなぐ二重のブリッジ



間に見えるはNIPPONの文字(日本製粉)
時に通る事もあるが横から見るのは新鮮
新宿駅にさしかかる中央線電車

人通りが多い場所ではないけれど
動く雲と走り去る電車が動かないビルの隙間から見える。

今日の仕事は早じまい
これから楽しい読書タイムです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の君子蘭

2012-03-16 | 自然・風景
ようやく君子蘭が咲き出した。
寒さに縮んで、花は悲しそう・・



いつもなら室内で冬をこして
二月初めには咲く筈が
昨年植え替えて鉢が三つに増えた
狭いアトリエに3鉢はきつい
で、ベランダで越冬
だが、例年にない冷え込みよう
一鉢は夜だけ屋内、他はゴミ袋を掛けて我慢をしてもらった。

外派は枯れずに冬は乗り越えられたものの
葉は黄色くなり、元気がない



だけど、根元にはちゃんとつぼみが!
よその庭に見えた君子蘭は瀕死の状況
それから比べれば立派なもの

昨日から春の気配がしだして
これからは人も君子蘭も虫達ものびのび始める事だろう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山本周五郎著「季節のない街」

2012-03-15 | 読書
カバーの絵で買ってしまった文庫本
山本周五郎著「季節のない街」昭和45年刊
カバー装画は畦池梅太郎
現場作業系の意匠に何故か方位磁石
ヒゲ面ながら悟り切ったか諦め切った目つき



昭和初期の繁華街の裏に住む貧しい人達
毎日の食べ物を手に入れるだけで必死

口は達者でイッチョマエながら
子供に寄生する親(?)

妻子をガミガミ怒鳴りつけながら何も出来ない男

仮想の運転手になり切っている暮らす男の子

現実味のない人達が貧しく明るく暮らす街

ジメジメとした掘っ建て小屋以下の住い

それでも悲観することなく、飢え死にする事なく
どうにか生きている。
端から見ると気の毒で滑稽だけど
本人達は気のどくでも滑稽とも思わずにいる。

へ理屈で正当化して矜持を保つ人達。


孤独死、孤立死がマスコミを賑わせている今の世の中
他人の助けを借りるより、名誉ある孤独でありたい!
そんな人も居るに違いないが
助けを求める人と区別しにくいのが悲劇

一人で逝きたい人に無理矢理手助けを押し付けるのもなあ~~

テレビを見ながら「助けられたのに!」
と思う私もいて・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の遠足・録museum

2012-03-14 | 仕事・建物
NPO法人家づくりの会のバス旅行
座っているだけで連れて行ってもらえた素敵なお店
「雑貨屋です」
starnet
曰くありげな建物に、曰くありげなインテリア



ネットの世界では有名な小物屋さんとか・・
一つ一つが選りすぐりの品々
クッキーとおせんべいを買った
「オーガニックで作っています」
道理で、かなりお高い・・



ゆっくりしたくなる空間に
「コーヒーを飲む時間は・」「出発時間に間に合えばご自由に」
なので諦めてテイクアウトしてバスの中に香りを散らせた(?)


最終目的地は、録museam



木立に建つ林のような建物
今は使われる事の少なくなった「シングル」で覆われた小人の館(?)
地面に着いた床、浮き上がらせた壁
いくつも空に向かって突き出す窓

   

ヘボ写真でも雰囲気抜群

元は収集した美術品のギャラリーのつもりが
カフェとして半分を使う事にしたとか
私達で一杯になり台無し?

   

オーナーさんが説明をして下さった。
建物の窓に合わせた植栽計画



額縁の絵のような眺めだ。
設計:中村拓志氏


一日中雨に降られたけれど
何所も素晴らしかった。


東京では震災が忘れ去られようとしているが
笠間、益子そして最後の小山でも
壊れた屋根や、解体中の建物が見られ
すぐお隣の地域でも受けた大きな被害
復興が始まったばかりで、復旧はこれからだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする