日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

イヌツゲの雄花

2006-05-31 | 自然・風景
 5月も今日でおしまい、さわやかな一日だった。

近所を歩くと可愛らしい花を見つけた。
「ツゲの木」と思って図鑑を調べるとブー、
花が黄色で、違うみたいだ。
あと、思いつくのは「イヌツゲ」
ピンポ~~ン・・当たり。

イヌツゲの花は二種類あって
雌花と雄花、雌雄異株らしい。
「雌花」は枝に一個づつ咲き
「雄花」は多数付く・・とのこと
これはまぎれもなく「雄花」
お隣のマンションの塀から飛び出ていたが
実は期待できない。

よく庭木に常緑樹として入れるが、
こんな可愛い花が咲くなんて知らなかった。
庭木に選ぶにはついつい花の咲く木にしてしまう。
常緑樹はちょっと「色気」が物足りない
しかし、いつかは花が咲いているんだ・・と納得。
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可憐な花?「ドクダミ」

2006-05-30 | 自然・風景
 今日もまた梅雨のようなお天気。
蒸し暑くって、気温は28℃を越えた。

通りを歩くとあちこちに「ドクダミ」が目に付く。
可憐といえばカレン
奇麗といえばキレイ
・・といえば・・(浮かばない)
とにかくあの独特の匂いがなければ
切り花にでもなりそうなのに・・
草取りをしていると鼻につく、出来れば避けたい花だ。

それなのに近ごろでは
「ドクダミ入り石鹸」
「ドクダミ茶」
その上あろうことか「ドクダミ化粧水」まであるそうだ。
干して乾燥させれば臭くないとは言え
名前を聞いただけで臭いを連想してしまう。
さらに検索すると「ドクダミ青汁」まで見える。
「うう~まずい!」と言わなければいいが・・

効能は様々だが
私はせいぜい触らぬように写真を撮るだけで結構。

今日はパソコンの打ち過ぎで指がギスギス
腱鞘炎にならないように早じまいです。

薬用植物一覧表
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小屋裏点検・クラシックな脚立

2006-05-29 | 仕事・建物
 今日は暑かった。
3年前に完成したお宅に伺った。
下町の幹線道路沿いに続く遊歩道を歩く。
住宅の設計を始めて完成するまでの約1年間は同じ道を何回も通る。
この道は緑のトンネルになっていて、
毎回植えられている木の名前を覚えたり、
小鳥を眺めたりして楽しく通った。
久しぶりに歩くと思いの外長く予測時間を越えてしまい5分の遅刻。
家の中はキレイにされていて気持ちがいい。
どの部屋もすっきり片づき、チリ一つなし。
愛着をもって暮らしているのがとてもよく分かる。

家の周りと中を一周し、最後に問題の小屋裏を覗くことにした。
小屋裏で不審な物音がするそうだ。
電話で用意をお願いした梯子を見てびっくり、
アルミの脚立にしては頑丈、
アルミにしては重い、
アルミにしては年代物。
しかし文句を言ってる場合ではない・・

二つ折りにして天井裏の点検口を目指す。
階段室の踊り場はこの家の一番の見どころ
かっこよく勾配天井にした。
高い所は3mを越える。
その高い所に点検口。
設計を恨む。

とは言え設計時に私が点検口を覗く羽目になるなんて想像だにしない。
どうにか施主さんと二人で思うように動かない
クラシック脚立を2つ折りにして立て掛ける。
惜しいことに点検口の中に頭が届かない!
ぎしぎしさせながら脚立の足を折りは梯子状にする。
壁を傷つけないようにタオルをぐるぐる巻き。
今度は上出来、脚立の足がぴったり手すりの縦柱に止まる。
「いい設計だ」「ホントね」

幸い天井裏に異常は見えない。
お施主さんもコワゴワ・シゲシゲ眺めて納得。
「天気が悪い時に見るように梯子はこのままにしときますか?」
「いえ、二人だから上れたけれど、一人では上がる気がしません」
ホント、私も仕事だから出来たこと。

二人でえんやこら、言うことを聞きたがない脚立の足をどうやら納めて、
本日の仕事は終了。
外は肌寒いくらいに暮れていた。
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桐野夏生・衝撃の「ダーク」

2006-05-27 | 読書
昨夜読み終えた小説「ダーク」上下2冊
読んですぐに取り上げるのは珍しい。

実に衝撃的・実に不可解(結末以外は)
あの型破りながら筋の通った女探偵「ミロ」の変身・変貌
「40歳になったら死のうと思っている」から始まる物語。

上巻は札幌で静かな余生を過ごしているはずの義父
の思いもかけない生活ぶりと
義父を死に追いやるあまりにも激しいミロ。
唐突に一転して一時期新聞をにぎわせた韓国の光州騒動
何で?このように克明に描かれるのだろう、不思議だった。
しかしあまりにも克明な描写
「死臭」のひどさに吐いた若い韓国人。
上巻を読み終わった夜に私は夢を見た。
夢の中で「死臭」を嗅いだ、確かに。
怖い夢ではなかった気がするが朝に臭いを嗅いだことだけ覚えていて、
臭いそのものはどんなにしても思い出せなかった。
(よかったのかも・・)

下巻になって若い韓国人が重要なポジションを占める。
荒唐無稽な上巻に続き下巻はますます暴走。
「姦淫、強欲、そして殺人。
でも罰は絶対に受けない。」腰巻きの文字通りの展開。
最後の最後まで予断を許さず、予想を超える。
ミロと周辺の人たちの変身と変貌

結末だけが、「やはりね」
物語はまだまだ続きそうだ。

読み終わって「なんなんだ・これは」
疲れて、あきれてこれが桐野夏生か?
引き出しが幾つあるのか分からなくなってくる。

解説の「福田和也」の2ページでようやく気が鎮まる。
書き下ろしは2002年
解説の終わりに「柔らかな頬」「「光源」以降読んだ読者には
「ダーク」の激しさ受け入れやすい・・」とあるが
そんなんでもない。

数年前に読んだ女探偵ミロの物語
「顔に振りかかる雨」「水の眠り 灰の夢」など
探し出してもう一度読んでみよう。
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ミカンの花とクマンバチ

2006-05-26 | 自然・風景
 近くにミカンの花が咲いている(童謡と同様ね
図鑑で調べても「ユズ」か「夏みかん」か不明。
いつかこんな所に「・・・が」と思ったことがあったけれど忘れてしまった。
今度実がなったら確かめなくては・・

写真を撮っていると小型のクマンバチ、
写真撮影には協力してもらえなかったが、
邪魔もしない。

先月立川から中央線に乗ったら、
にわかに人が隣の車両へ移動し始めた。
何かと思うと大型のクマンバチが「ブ~~ン」
人の頭の上を行ったり来たり、
みんな逃げ惑っている。
あわや私の所に・・
しかし関心がなさそうに行ってしまった。
そのまま荻窪駅まで同乗し、
人々を恐怖に陥れたり、面白がらせたりしていた。

そういえば先々週の工学院大学の教室にもいたっけ。
女子学生たちが逃げまとい、
教室から出そうもないのでハンカチを出して捕まえようとした所、
ジュウモンさんが「いい・いい俺が」と言って
ティッシュで握りつぶしてしまった。

今年はなぜか目にすることが多い、
今が活動期なのか、
気象の異変で大発生中なのか?
スズメバチに比べると恐怖心は少ない。
しかし近づいてみると毛むくじゃらで物々しい姿。
丸っこいのは可愛いけれど、
30センチ以上は近づかない方がよさそう。

コシブトバナバチ科クマバチ
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神出鬼没のコインパーキング

2006-05-25 | その他
 今日はいいお天気
3時過ぎに近くのコインパーキングを探しに出た。

打ち合わせに見える建て主さんに聞かれていた。
善福寺川沿いの倉庫の前に「路駐です」と答えたものの、
一度も問題がなかったものの、
このところの駐車違反強化で被害が及ぶのは避けたい。

確か近くに見掛けたはず・・
環七は近いながら、川と方南通りの一番通らない所、
「あら、新しいお寺だ、お花がいっぱいのお店だこと・・」
やっぱりない。
あきらめた所に「あった!」
いつも曲がる道の3軒ほど先の好立地
たった2台の100円パーキング。
果たしてその時に空いているものか?

コイパーキングはあると思うといつの間にやら無くなっていたり、
いつの間にやらで来ていたり、神出鬼没だ。

ほっとするあまり、銀行に寄るのを忘れてしまった。
しかし川沿いの遊歩道でロダンの考える人のポーズをした、
目にも鮮やかなハンサム(イケメンというのか)
外人さんの顔は忘れていない・・

写真は帰りがけに写した、毎年同じ場所に咲く名も知らぬ小花
(名前に心当たりの方教えね)
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建築基準法「石綿」の文字が・・

2006-05-24 | 仕事・建物
 3時過ぎから嵐になった。
雷はゴロゴロ、雨はバシャバシャかなり不機嫌な空模様。
雷に脅えつつ(いえ、雷大好き)法規の探し物をする。

共同住宅の界壁(隣との境の壁)の構造をチェックすると、
お!「建築基準法関係告示」に石綿の文字が・・
曰く、6ミリ以上の石綿スレート、
8ミリ以上の石綿パーライト
平成12年6月に改正した告示だ。
石綿以外で使えそうなものは石膏ボード厚さ12ミリ2枚張り
かさばり過ぎだが、仕方ないか・・
(文字が見えなくてすみません)

この赤本(建築基準法関連本)は平成13年版
今年買い替えるつもりだったが、
この辺は変わるだろう
来年を待ったほうがいいのかもしれない。

それにしてもMacのバージョンを変えただけで
MOドライブが使えなくなり、
長年愛用のホームページソフトに知らんぷりされたり
前の通りに使うにはお金がかかる。

法規の変更を待って赤本の買い替えは
来年にしよう!

外はゴロゴロいいつつ雨が降り、
明るい陽が射して派手なお天気になってきた!
もうすぐ雨は止みそうだ。
これから出かけるのでよかった!
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油断ならない子供達

2006-05-23 | その他
 今日も話題に事欠いている。
机の回りを見渡すと季節外れの「団扇」
日本画家の友人の来住野和子さんの手書き
クローバーの絵が杉の薄板にノリでペタンと貼ってある。
毎年銀座の個展や日展の発表を楽しみにしているが
そのお返しに書いてくださった。
もったいなくて使えずに飾ってある。

クローバーといえば、
子供と散歩の途中にクローバーの群生を見つけた。
思わず「あ!四葉のクローバーだ」
不振顔の小学三年生「あれは四ツ葉でなく、クローバー」
「四葉のクローバーという名前だとすると、
葉っぱ全部は四ツ葉、
わざわざ四ツ葉を探す必要ななくなるよ」
理路整然と修正された。

この前、小学一年生と歩いていた時
「排水溝があるから気をつけて」
草むらを歩きながら注意した。
しばらくすると「排水溝ってどういう意味」
「水の流れるところ」
「意味を早くいわないから、靴が濡れちゃった」
失礼しました。

近頃は子供といえども油断ができない。
無邪気なのは私の方かも・・
なんて思ってしまう。
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大宮八幡の杜「薪能」

2006-05-22 | 趣味・遊び
 昨日は優雅な夜だった。

近くの大宮八幡の境内で催される
第3回「大宮八幡の杜薪能」に行った。
薪能は初めて、以前明治神宮に行ったもののあいにくの雨、
屋外のはずが「室内のお能」になってがっかり。
昨夜はここ数日のうちの一番のお天気
張り切って出かけた。
「薪能は寒いわよ」
初夏の陽気に上着と冬物のマフラーを持っていった。

境内は既に大勢の人たちが座ったりお参りをしたり。
主催のNPO「杉並で能楽を楽しむ会」
の人たちが赤いブルゾンできびきびと働いている。
ボランティアの小学生に案内されて折り畳み椅子に座ると、
私の後ろは「泉麻人」氏、
公園でもすれ違ったことがあるのでこの界隈の人らしい。
斜め横には時々テレビで見かける人。
みんな杉並の住人なのかしら?

友達が手配してくれた席は、舞台左手の最前列
砂かぶりならぬ、灰被り席

始まりは5時半、まだまだ明るい。
舞台の先に鯉のぼりが泳ぐのが垣間見られる。
先ずは舞囃子、舞い手の顔の皺までくっきり。
次は狂言「不子(ぶす)」太郎冠者次郎冠者が笑わせ、会場は笑いの渦。
声がよく通ることに驚き、お囃子の人たちにも興味津々・・

ここで中休み、少し暗くなってきた。

後半の最初は「火入れ」
本堂でお祓いを済ませた若手の神主さん(見習い?)が
道具をすり合わせて火をおこす。
「あんなんでつくの?」
心配をよそに、見る見るうちに白い煙
あっという間に和紙に火が移される。
松明に点灯すると辺りに火の粉が飛び散る。
ご丁寧にも私たちには火除けの白い布が渡されていた。
左右に篝火がともされ、にわかに暖かくなった。

空はとっぷり暮れて、奉納の「薪能本番」
題目は「葵の上」
葵の上嫉妬した「生き霊」を鎮めるお話。
お囃子の笛が物悲しく、周りは暗く、木々が揺れて
背筋が寒くなる。
豪華な衣装と、真迫の演技
引き込まれて会場はし~~ん
「野村四郎」師のシテ
般若の面が引き上げ、初めての薪能は終了。

寒さも忘れ、空腹も忘れ、
杜に舞台に篝火に、能楽師達に感激、時間を忘れた夜だった。

ゆっくり歩いてお寿司屋さんで夕食。
「また来年も行こうね」約束して分かれた。
カナさんありがとう。
第3回薪能のお知らせ
第1回薪能
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電磁調理機・暮らしの手帳

2006-05-20 | 仕事・建物
 先日設計者仲間で電磁調理器が話題になった。
話し合いは男性一人、女性3人。
女性3人は電磁コンロよりガスコンロ推進派だった。
私は「電磁波の影響が心配」
男性が「電磁波なんて抽象的なことを言っちゃあなあ」と疑問視
元気なNさんは「私は炎が見えるのが好き!」
若手のピョン子さんは真面目な顔で
「天然ガスのような直接燃料を燃やすものと違い、
石油や原子力を使った二次的なエネルギーは環境に良くない」
しっかりした考えの持ち主だった。

今回は偶然にも電磁調理器派はいないが
友人のハルさんは新しい物好きで
とっくにIHコンロを使っている。
「コンロの回りが汚れなくて助かる」
「お湯の沸き方が早い」など良い点を上げる。
「お鍋は早くだめになる」こちらは欠点。

今日、気になって以前の暮らしの手帳を探してみ直した。
暮らしの手帳の2003年3月号と4月号で検証している。
3月号では「誠に不都合な調理器具」と結論づけた。
新しい機種ができたのでもう一度検証した
4月号では「いとも哀しい調理器具」
(エジソンもあきれる・・)と続く。
この年の東京ガスはこの本を盛大に配っていたっけ。

こんなことがありながらも着実にシェアーを広げている。
新しい物好きが多いのか?
ガスが怖いのか?
汚れが嫌いなのか?

私も使いたくない・・・
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あきる野市養沢渓谷「三合鍾乳洞」

2006-05-19 | 自然・風景
 このところパソコンにしがみついて仕事をしている。
OSを入れ替えたノートパソコンにやきもきしながらも
一日一つの解明(?)をすすめている。
あと数日で使いこなせるようになりそう・・

実際の設計や原稿書きは
デスクトップのクラシックタイプなので問題はない

今日は午後から打合せで出かけたものの新しい話題はなし、
仕方なくGWの遊びについて書くことにした。

あきる野市の家で家族のバーベキューが終り
翌日はさらに奥まった養沢渓谷に行った。
昨年、鍾乳洞が面白くって子供たちは大喜び
探検気分この界隈の三つの鍾乳洞制覇を目指した。
養沢には元祖「養沢鍾乳洞」
一番大きい「大岳鍾乳洞」
一番新しい発見の「「三ツ合鍾乳洞」」がある。
夏に行ったのは「大岳鍾乳洞」
今回は「養沢鍾乳洞」にした。
中学生の頃行った事があるものの印象は悪い
狭い穴を腹ばいになって進んだ記憶。
「今は整備されて大きくなっているよね」
人家が無くなり山奥へ進む。
行けども、行けども見当たらない。
もどって来る人に聞くも要領を得ない。
車を乗り捨てて林道を進むと、いい景色。
丁度格好のところに丸木橋がある。
怖がる皆を急立てて渡ると、
小学一年生は四つんばいでトコトコ・・
ついでに橋に腰をかけて昼食。
(写真は二本の丸太の橋から写した景色)
川の水は思いっきり冷たい。
ビリビリしびれる感じ。

養沢鍾乳洞は諦め「三ツ合鍾乳洞」に予定変更。
こちらはわかりやすく「この角を曲ると500m」
「もうすぐよ」などと標識があり、期待は膨らむ。
たいそうな坂の上で人は多い。
中の狭さは程々、しかし大岳に比べると規模は小さく物足りない。
がっかりしながら出口の先に急な鉄骨階段が続く
せっせと上った先には貧相な石の社
殺風景なだけで有り難みは案じられない。
小学1年生は探検を期待していたのでプンプン。
「次はまた大岳鍾乳洞に行こうね」ようやくご機嫌が直った。

帰って調べると、養沢鍾乳洞は観光協会の地図にはなくなっていた。
鍾乳洞もリストラされてしまったのか??

あきる野市観光協会
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05月18日 小説「感染」時間当り220円

2006-05-18 | 読書
 先月のこの本以来、読書から遠ざかっている。

一番の原因は漢字パズル「ナンクロ」のせい、
風呂上りに一杯ならぬ、一寸だけのつもりが
すぐに1時間が過ぎてしまう。
「少しやり過ぎかな?」と時計を見ると2時間!
厚めの文庫本でも3時間で読了なので
このくらい楽しめて安上がりなものはない
「ナンクロ」1冊360円、
果して終るまでは何時間かかることだろう?

それに比べてこの「感染」は525円+税金
時間当り約220円 300ページ  
「ナンクロ」は60時間として6円/時間
当たり外れはなし、達成感抜群・脳の活性化には持ってこい!
ついつい長くなるので話を戻す。

この「感染」は本屋さんをうろついているときに目に止まった。
変な場所に置いてあった。
確か文庫本でも小説以外の新書かなんかのところで目立っていた。

初めての作家「仙川環」38才
医学部修士課程卒のジャーナリスト
第1回小学館文庫小説賞受賞作
期待感大!

粗筋は挫折の女性ウイルス研究家の
夫が原因の事件に巻き込まれて
仕事も夫もなくし再出発するストーリー
物語の運びも面白いし、斬新なのだが
人物の描写が今一つ
主人公は「強い女性の強気な行動」のはずが
今一つ強気が見えない。
夫を愛し、夫の顔色を見つつ行動する「弱い女」
としか感じられない。
夫も妻を愛しているがそれも見えない。
最後のなぞ解きで違和感を覚えてしまった。

「医学界を揺るがす危険な行動」
ついついミドリ十字の血液製剤渦の
亡くなった教授を思い浮かべてしまった。
(名前を失念)
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耐震偽装事件

2006-05-17 | ニュース
 今日は大ニュースがあった。

ヒューザー小嶋社長が逮捕された。
「詐欺」容疑だというが、もっと大それた犯罪だと
多くの人が思うに違いない。
販売価格にすると、どの位の単位になることだろう。
実際建て直したり、補強工事をしたりする
費用は総額どの位になるのだろう??

「偽装を知っていて販売したのか」
「知らないで販売したのか」
この当りが争点らしいが
被害に遭った人は知っていても知らなくても
関係がないと思うだろう。
いずれにしても、誰が偽装したのだろうと
「地震に耐えられない建物を作った」
「売った」
これだけで充分に罪は重い。

確認検査期間が「見過ごした」事に比べると
「事故責任」の度合いは格段に大きい。

総研にも操作の手は伸びているらしい
この一連の事件の発端の火付け役にも
キチッと責任を突きつけられることを期待する。

関係者一同身ぐるみを剥いで、被害者救済に当たって欲しい。

今週の日曜は「母の日」
「マエダさん」に頂いたカーネーション
今日もきれいに咲いている。
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漢字「ナンクロ」にはまる

2006-05-16 | 仕事・建物
 大型連休の暇つぶしにクイズ雑誌を買った。
それからは寝不足が多くなってしまった。

升目に漢字を入れて漢字熟語を作っていく。
「ヒントはないの?」と聞かれるが、いっさいなし。
「買う人の気が知れない」姪の言葉

升目の数字が同じものに同じ漢字を入れる。
パラパラちりばめてある漢字がたより。
以前、姉に数枚をもらって解いた
時間がかかったものの全部完成した
それが1年くらい前のこと。

本屋さんで目に留まってまた神経戦を始めてしまった。
一旦始めると新聞は読めない、テレビは見られない。
ましてや本なんて
大好きな「桐野夏生」が店晒し状態だ。

少しの余った時間に出来るって思うと大間違い。
一旦手を付けだすと
出来れば出来ただけ面白く、
出来なければ躍起になって頭をひねる。
まだ1/3程度進んだだけ・・
進むほど難しくなって、後の方には白い升目だけになる。
どうなることやら・・

月刊誌なので毎月買う、つわものもいるらしい。
「日本人って凄い!」
私が解き終るのは何時になることやら
来月は無理

このブログを書きながら
横に置いているが危険きわまりない。
つい引込まれそうになる。

まずは今日の仕事を終ってからだ。
また今夜も肩が凝る・・

ナンクロ
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バージョンアップTiger

2006-05-15 | 仕事・建物
また今日は大変な日にになってしまった。

急な仕事が一段落、かねての念願のバージョンアップをすることにした。
powerbookG4 の中身をOS9.1からOSXへ.
9.1はMacのなかでクラシックと呼ばれてしまっていた。

使いやすくなじんだOSを入れ替えるのは、ほんと勇気がいる。
どれかのソフトが使えなくなり、どれかが大化けをしそう。
それでもCADの新しいソフトを使わなければならない仕事を目の前にして
本日「大決断!」
少しは期待をしつつ、
午前中は保存とメモリーの確認にかかってしまった。

午後いよいよ「ブラックタイガー」をインストール。
心配したメモリーはどうやらOK、
インストール成功!(あたりまえ)
ここで気を許したのが、苦労の始まり
うっかり一番大切なメール関係を保存し忘れた。
どうにかネットにつなげ、Outlookを復旧
これで一安心。

と思いきや、保存したMOが使えない。
と言うことは、このブログの写真の加工や文章が・・・
両方とも手垢にまみれた古いソフト
ダウンロードし直さねばならない!
ただでさえ分かりにくい初めての画面
どうにもこうにも何が何処にあるのか分らない、

こんなごたごたが夜までかかった。
果して最後のこころみ、
バージョンの古いパソコンでコピーをしたり何たり・・

さてどうなることやら・・
「使いやすくビジュアルにした」タイガー
どこが??
バージョンアップするたびにイライラするが
1月もしないうちになじんでしまうのが「不思議」
今度もそうなることを祈ろう。

ああ肩凝った・・
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