日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

バザーに出す人、買う人

2012-11-30 | その他
昨日、今日と朝が早かった。
今朝は暖かくホンワカした陽気が、昼頃にはグングン冷えて
帰り着く頃には寒気が強くなってきた。

リフォームの完了でお伺いしたお宅
テーブルに可愛らしいしつらえ



以前見たことのあるような緑の実
「はやとうり」教えて下さった。
きつく結んだ姥口(?)に毛が数本
ご近所さんに頂いたとか・・
緑の葉はハーブのミント
こちらは毛でなくて根が出ていた。

「はやとうり」は奈良漬けのシャキシャキする瓜のもと
奈良漬けと名前は知っていたものの実物は初めて
いかにも新鮮そうな緑色だが
頂いて随分と経っているとか・・

いつもきれいさっぱりと片付いているお宅
押入にはバザーに出す不要品が入っている。

「バザーに出す人の家は片付いていて
 バザーで買う人の家はものに溢れている」
思わず声に出してしまったが、あながち検討外れではなかった気がする。

不要品は早めに処分して、スッキリ暮らしたい。
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昨夜の空

2012-11-28 | 自然・風景
昨夜、お風呂上がりに何気なく外を見ると



雲が気持ち良さげに浮かんでいる

なら、一眼レフで撮らねば・・
久方ぶりの夜空シーンモードを変えて、パチり!のはずが
どうにもならない
ダイヤルを回し、あちこちいじって
広角でどうにか写った。



おぼろな月(まんまる)と星
ご機嫌で眺めていると「ハクッション!!」

おかげで今日は背中がヒヤヒヤ
風邪引きにならないように今夜は早寝だ・・
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目覚めの花達

2012-11-27 | 趣味・遊び
日曜日にホームセンターで花苗を購入した。



パンジー、ビオラ、プリムラジュリアン、ゼラニューム
以前と違ってどの花も鮮やか
ゼラニュームの派手地味の昔の色を探し続けていたが
この赤もちょっと違いそう・・



一鉢に三種を植え付けたが
春になる頃には育ち方の違いが歴然としてくる。
どの色がどれを駆逐する(して欲しくはないが)か??

今回初めて目にしたプリムラジュリアンのバラ咲き



花だけを見るとバラのよう
開くとどんなになるかも楽しみ


水やりと肥料のやり方に気をつけよう!

朝起きて一番に目にする花達
今度の冬も目覚めは良さそうだ??
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天野節子著「烙印」

2012-11-26 | 読書
天野節子著「烙印」幻冬社文庫



天野節子は異色の作家、幼稚園教諭と幼児教育教材会社をへて
突如として小説家デビュー
2006年60才で著した処女作「氷の華」が大ブレーク
二作目の「目線」期待し過ぎた為か、期待はずれだったが
三作目が文庫本化されてまた読んでしまった。

「烙印」は「氷の華」を凌ぐ出来栄えだった。


物語は江戸時代の初期、外房の御宿から始まる。
スペインの難破船を村を揚げての救助活動から
若者の恋物語へ発展する。

一転して2010年兵庫県の芋畑から現れた白骨死体
二転して都内豊島区要町の公園の首吊り死体が発見される。

3カ所の出来事がつなぎ合わされ、事件は終息・・なのだが
この本を貫いている人間像
被害者は徹底的に嫌われる「ヤナ奴」
加害者はかっこ良く、人を引きつけて止まない人物

謎解きの途中から桜木紫乃著「凍原」を思い出し
犯人に行き着いてしまった。

それでも天野節子の物語に飽きる事は無く
犯人を追いつめる終盤は二度読みをしてしまった。

著者は千葉県出身、子供の頃の不思議な記憶を取り出し
史実を調べ、推測を重ね、物語に紡ぎ出した。
長い間の発酵期間(たぶん)を経た重厚なミステリー

ご一読をお勧めします。
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災害時の井戸

2012-11-24 | 自然・風景
午前中、環七を遡ること35分、高円寺の北まで歩いた。

伺ったお宅には井戸があり、庭木の水やりやちょっとした事に使っていた。
都内のほとんどの井戸は飲料水に適さない
電気ポンプで使っているので、災害時にも使えない。
それでも相当数のお宅の井戸は重宝されているようだ。

帰りはセシオン杉並の近くの梅里公園に寄った。



昨日より暖かい陽気に子供連れの人達が寛いでいる。

中程に井戸

  

もう一つ



手押しポンプで災害時に活躍できそうだし
日頃は子どもたちの格好の遊び相手(?)
だが、被災した時に避難するには狭い公園
ポンプも有効活用する日が来ない事にこした事は無い。

   

隣接するお寺さんの塀の小径
京都と間違いそうな風情だった。
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ビジネスビルの条件も

2012-11-22 | 仕事・建物
昼時に中野坂上まで行った。

地下鉄からエレベーターに乗り、用事を済ませ
盛大な吹き抜け空間から外を見る

  

耐震の斜材が盛大に
近寄ると

  

キャットウオークでメンテナンスも無理無く出来そう
遠景の眺めに支障はきたすものの
家を建てる一番の条件が「耐震」なご時世
ビジネスビルとしても入居条件に欠かせない
心強い構造なのだろう。
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モスク・東京ジャーミー

2012-11-21 | 仕事・建物
以前訪れたイスラムモスク「東京ジャーミー

代々木上原駅から5分の所に突如現れるモスク

   

トルコの人たちの東京モスク

   

一般の人達の見学も出来る



トルコの繊細なモザイクタイルのアルコーブは休憩所
2階の外部空間はトルコ産の大理石張り
建材のほとんどをトルコから運び込んだとか

   

モスクの内部はイスラムの世界



絨毯の線に沿って人々が並びメッカの方向に礼拝をする



↑写真は後ろがわ

     

メッカの方角はこの先

和風と対極にある(?)イスラム建築
2000年新築公開、
トルコの人々と在日トルコ人達の熱意と情熱を目の当たりにさせられた。

イスラム建築がこの東京でも体感出来ました。
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こんな政治家ならいらない

2012-11-20 | ニュース
今日の朝日新聞の朝刊に「そうだ!」と叫んだ紙面があった。

インタビュー オピニオン
渡辺靖さん「こんな政治家ならいらない」

曰く、
「しっかりした官僚組織があって、
 調査報道メディアやウオッチング団体などがこれをチェックし
 民間企業が頑張れば、政治家がいなくても機能して行くのではないか」

自分の地位に汲々とし、生き残りだけをかけた論理がまかり通っている政治家達
政治を変えて欲しい、国民目線で国を運営してもらいたい!



巷にあふれる真っ当な意見がないがしろにされていると思う今日このごろ
「そうだ!」声に出してしまった。

震災以来、被災地の首長の一生懸命な頑張りを見ていると
首長の集団で国の運営おやって行けば良い国になりそうな気がしていた。

「官僚が悪い」と言いつつも官僚におんぶに抱っこ
怪しく危ない人はどこの世界にも存在するが
日本の政界では危ない人の率が非常に高そうな気がする。


随分前に高級官僚の家を設計させてもらった。
当時お施主さんはさほど広くもなく高級でもない官舎にすんでいた
50代で出世競争から外れる予測で家を建てるつもりになった。

相当郊外の30坪の敷地だった。
真面目に働いていてもこの程度の資産なのだ、と
お施主さんの清潔感に感心した事があった。

このような人達が組織を支えていた事を知って
改めて官僚を見青したりしたが、大部分がそんな人達なのだろう。

自分たちでお手盛りで人数や報酬を決める政治かなんて
本当にいりません!!

今日は写真なしでゴメンなさい・・
と思ったけれど添付しました。
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ドライフラワー

2012-11-19 | 趣味・遊び
先週友人にもらった花かごがしおれ出した。

首がたれてきたバラをドライフラワーになるように下げてみた。



西日の当たるトイレの窓辺
寒くて乾燥した昨日は、ドライになるのに格好の陽気

今日湿けっぽい寒い一日



少し乾燥が進み出した様子
明日はまた晴れるらしい
どうなるかしら??
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日本民芸館西館

2012-11-17 | 仕事・建物
今日は雨の中、駒場の日本民芸館に行ってきた。



昨年の3月に始めて行き 今日で2回目
特別展示は沖縄復帰40年記念 特別公開「琉球の紅型」
黄色や赤の南方独特の色合いを思い浮かべるが

展示品は表立っての派手さは無く、何時着ても良さそうな色と風合い
それにしても、丈が短く気になっていたが
参考紅型の着付け/山城まさつぐさんのブログ で見ると
紅型の着付けは床から30センチ程度上げて
プリーツの裾が見えるように着付けるようで、丈の長さに納得が言った。

常設展示も2回目だが新たな発見も確認しつつ楽しんだ。


だが、今日の目的は柳宗悦の自邸だった西館の見学
雨にも関わらず重い門を開ける人が絶えない
(開館は水曜・土曜に決まった日だけ)



大谷石がドッシリと乗った長屋門は栃木県から移築した
見え隠れする入母屋の部分が柳宗悦設計の母屋

大谷石はお気に入りらしく、本館の玄関にも使われている。
屋内はガッチリとした木使いでシンプル

昨年の震災後に閉館をしていたが、壊れた個所を尋ねると
長屋門の土間を指差してくれたが



入母屋の部分も手を入れた様子だ。



窓の造りは大胆かつ繊細

入母屋の照り部分も剛胆



内部は撮影禁止で残念
是非 日本民芸館へ 足を運んで下さい。
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手裏剣豆ならぬ四角豆

2012-11-16 | 趣味・遊び
寒さがきて緑のカーテンが茶色になった。
いくら何でも終らせなくては・・

枯葉の裏を見ると、四角豆2個、ミニゴーヤー2個
ぶら下がっている。



このまま捨てるには忍びない
お味噌汁の具にする事にして
四角豆を輪切り(?)にしてみると



とんがった四角
豆がそれなりの納まっているが
忍者の手裏剣状
取り除くスジは引込んだ所に一本ある不思議

お味噌汁はおいしく出来たものの
四角豆は固過ぎて食べられない!
ゴーヤーは苦みばしっていたがどうにか飲込めた。

来年は造り方を工夫して手裏剣豆ならぬ、
四角豆を沢山収穫出来るようにしよう・・

その前に茶色のカーテンの始末をしなければ・・
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桐野夏生著「ナニカアル」

2012-11-15 | 読書
このところ読んでいた桐野夏生著「ナニカアル」新潮文庫



主人公は林芙美子の戦中の南方の話

林芙美子のデビュー作「放浪記」
著作より有名なのが森光子さんの舞台だが
昨日森光子さんが亡くなっていた事がニュースになって
偶然に驚いたりしていた。

桐野夏生と林芙美子?不思議な気がしたが
戦争を挟んで活躍した林芙美子はかなりな現代人的気質と強い気持ちの持ち主とあって
納得する部分半分、林芙美子自身が書いた著作と勘違いさせられる部分半分で
桐野夏生著としては異例な小説では無いだろうか?

読売文学賞、島清恋愛文学賞ダブル受賞も桐野夏生?とクエスチョンが付いてしまう。

冒頭は以前見学に行った「林芙美子記念館」から始まる。
林芙美子記念館見学ブログ
芙美子の死後、夫で画家の緑敏が芙美子の姪と結婚したとあって
新宿区の施設となった記念館の職員達の「夫は得をしたよ」と聞いて気の毒に思っていたが
小説「ナニカアル」で著者の緑敏観批判的でなく、安心して読めた。


物語は放浪記で名声をなし自宅も建てて順風満帆ながら
戦争で軍部の言いなりにならなければならない「戦地報告」の取材の行く。
希望を聞きながらも「有無を言わさぬ」強制派遣
事実にのっとり小説家達の名前が連なる。

巻末の「参考文献」列記の量の多さには
事実に基づいた林芙美子の実態に迫る、気迫が感じられる。

小説家達は自由出版が出来なくなった経済事情と
軍部に逆らえない恐怖心と
「この目で戦地を見てみたい」飽くなき探究心で南方へ赴く。

林芙美子はさらに恋愛対象だった新聞記者と上手く行かなくなった絶望感と
ヒョットして戦地で会えるかもしれない期待感で行く。

家族を支え、一家の大黒柱として、恋愛ばく進中の女として
小説家の誇りと矜持を抱いて生きている。

期待通り訪問先で男と会い、過ごし
戦争が厳しくなり軍部の監視がきつくなり
軍人の暴言に恐怖を感じ、男の本音に深く傷つく。

南方行きの事実に照らし合わせ、当時の噂に耳を澄ませ
林芙美子の気質を考え「ナニカアル」部分を補い
林芙美子になり切って(たぶん)著した1冊

2005年7月に訪れた記念館ブログ
あながち検討外れだったと思えない嬉しい桐野夏生著「ナニカアル」でした。

桐野夏生ファンは元より森光子ファンにもお勧めな「ナニカアル」です。
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表現の広場100回記念会

2012-11-14 | 趣味・遊び
11日日曜日、私が加わっているコーラスグループ
「歌の広場」の日曜版の「表現の広場.100回記念会」があった。

グループの鈴木先生が月一回の日曜日、
延々と13年も続けて100回にもなった記念パーティー

独唱、合唱、ピアノ・ギター演奏、短歌、紙芝居などなど
発表の機会を提供し、ピアノ伴奏して続けてきた。

私達のコーラスグループも3曲歌った。



子どもたちも歌物語で出演



新高円寺の駅近くのSKホール
100人以上もの人達が集まって下さった。

午前中は予行演習
午後本番、1時~5時まで
上手な人、一生懸命な人、ユーモア溢れる人など
飽きる事無く、疲れる事無く楽しめた。

圧巻は最後の鈴木先生と安達元彦先生の即興連弾
「疲れました」の鈴木先生に「のんびりやりましょう」と答えた筈の安達先生
始まったのっけから真剣勝負
すごかった!!
アンコールの声に「もうダメです」

柏から駆けつけて下さった友人も「楽しかった~~」
満足してくれたようだ。



人にまぎれて声を上げていただけだが、お花を頂いた。

歌(表現)の広場の世界は裾広く
熱く楽しい世界だった!!
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ランチ「孫さんの店」

2012-11-13 | 趣味・遊び
昨日、日展を見ての帰り
「さあどこでランチにする?」

地下鉄に近い路地を進むと「孫さんの店」の立て看板
地下へ下りると「中国名菜 孫」中華料理の孫成順さんのお店
午後1時過ぎとあって、数人の行列はとっとと進み
案内された。

「ランチください」「ランチは10分で売切れるよ」
友人はランチは儲からないんじゃない?と解説
で、海鮮焼きそばにする



中華麺とは思えない微妙な太さの上に
イカ、ホタテや青菜などが、微妙な煮加減
柔らかすぎず、固くならずに美味

友人の回線湯麺も同じ味わいの様で「美味しいね!」

食べておしゃべりをしていると
テレビでおなじみの孫さん自身が
「デザートに杏仁豆腐を食べませんか?美味しいよ」
料理の腕も、商売もお上手



「杏の種をすりつぶして作った本物よ」
こちらも美味!

レジも孫さんの手で打ち
横の金魚鉢の説明もテレビの口調で説明してくれた。

お味も価格も申し分無くて
日展の帰りにはお勧めのコースです。
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日展.国立新美術館

2012-11-12 | 趣味・遊び
今日は友人と「日展」に出掛けた。

   

日展のお知らせが例年と変わっていました。

友人の日本画家の絵は2階15号室
緑の中の白い服の女性に小鳥たち
爽やかな明るい気持ちにさせてくれる作品でした。

朝の雨が上がり、陽が差し出した



ガラス越しに差し込む光
美術館は暗い・・印象を塗り変えた今は亡き黒川紀章作品
行く度に印象が好転する。

   

今日はたまたま無料観賞日、かなりの人でだった。



外は紅葉が始まり出していた。
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