今日はいまから仕事で忙しいので軽ーくいきます。スズキ目・アジ科・マルアジ属のマルアジ。
マルアジは2022年にも紹介しているが、今回のマルアジもそのときと同じ長崎県近海産である。前回この「魚のぶろぐ」で登場したマルアジはスレンダーな体つきであったが、今回のマルアジはマアジかと思うくらい肥えている。もっとも、今回のマルアジは前回のものと比べて小さいのであるが。大きい個体は細長くなる傾向が強いのだろう。背鰭や臀鰭の後方に小離鰭(しょうりき)があるため、マアジとは容易に識別できる。もちろん、稜鱗の分布もマアジとは異なっている。アカアジにもよく似ているが、尾鰭は薄い黄色で赤くないことから区別可能。
前回マルアジを食したときはお刺身でいただいた。味はよかったのだが、刺身よりもたたきで食べたいと書いたように思う。そしてようやくその願いがかなったのであった。脂の乗りがやはりすごく味も素晴らしいものであった。このマルアジは前回のムロアジと同様で、とある別の魚を購入したときに、おまけに入れて頂いたもの。その「別の魚」についてはまた近いうちにこの「魚のぶろぐ」でご紹介したい。今回のマルアジもマルホウ水産「魚喰民族」石田拓治さんより。いつもありがとうございます。
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