長崎県からやってきた魚。スズキ目・チョウチョウウオ科・ハタタテダイ属のムレハタタテダイ。ムレハタタテダイは今年すでに一度紹介していたが、今回あらためてご紹介させていただきたい。詳細については前回の記事で書いたので、今回は短く、ぱぱっと。
チョウチョウウオ科の魚は底生動物を食べるか、もしくはサンゴのポリプをつついて食べるものが多い。そのため、なかなか釣り針にかからない。しかしこのムレハタタテダイは集団で動物プランクトンを食べている。そのため、まだ針にかかりやすいものである。市場にもまれに出ることがあるので、チョウチョウウオを食べたいという人が初めて食するチョウチョウウオ科魚類も本種であることが多い。もちろん漁業としての釣りだけでなく、普通に釣りをしていても釣れる。防波堤から釣れた時はオキアミを餌にして釣った。
ムレハタタテダイは今回はじめて刺身で食することになった。前回2021年我が家にやってきていたのだが、その時にはムレハタタテダイを探していたミトさんにプレゼントした。2019年には塩焼きで食している。刺身でハタタテダイ属を食するのはツノハタタテダイ以来2種目である。身は脂がのっておりかなり美味。ただし身の量は少なく、写真は5個体を一つの身に盛り合わせたものである。
今回のムレハタタテダイも長崎 マルホウ水産 石田拓治さんより。いつもありがとうございます。ちなみにこの個体もおまけで入れて頂いたもの。ちゅっ、可愛いくてごめん、じらしすぎててごめん。
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