Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

JGPオーストリア大会女子SP

2012年09月15日 18時50分45秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第3戦オーストリア大会女子ショートプログラムジャッジスコア)。日本からの出場は永井優香、庄司理紗。シリーズの映像はこちら
 フランス大会でジュニアデビューぶっちぎり優勝を飾ったエレナ・ラディオノワ(ロシア)が、さらに得点を更新して62.71で1位。。。男子の中村星や日野龍樹より高得点

 いやもう、見てのとおりって感じで、、、体つきがまだ子どもっぽいので、中性的なつなぎの衣装が似合う。きっと小さい頃からクラシックバレエや体操・新体操もみっちりやってきているんだろう。
 2位につけたのはハンナ・ミラー(米)、パーソナルベスト更新の55.47。

 細かいところに工夫を凝らした振付で、雰囲気のある選手だ。振付にアイスダンスの名選手、タニス・ベルビンの名前がある。なるほど。
 3位にはキム・ヘジン(韓国)、こちらもパーソナルベスト更新で54.46。

 彼女にぴったりの曲、衣装、振付でとても美しいプログラム。昨季もルーマニア大会で3位に入ってるし、今季はさらに成長しそう。
 4位のサマンサ・セザリオが若々しい元気なカルメンの演技で54.38、5位の趙子荃(Ziquan ZHAO)がフランス大会より9点以上いい得点の53.87と上位は接戦。フリーで2位以下は大きく変わるかも。
 今大会ジュニアデビューの永井優香選手は47.66で8位につけた。

 薄水色の衣装で「愛の夢」、浅田真央のプログラムを少し思い出させる。柔らかな雰囲気で素敵 コンビネーションジャンプでファーストとセカンドの間に足をついてしまい、ファーストジャンプのみの扱いになってしまったので、ちょっと点数が伸びなかった。でも演技構成点5項目平均が5.3くらいだから、フリーでジャンプが決まってくれば順位を上げられると思う
 庄司理紗は42.29の11位。

 得点と順位だけ見るとちょっと出遅れた感だけど^^; 冒頭の3回転サルコウ+3回転トウループは決まったように見えたが、ジャッジスコアを見るとトウループはダウングレードになってしまった。フリップの転倒がちょっと痛そうな転び方で、次のスピンにも影響しちゃったかな? しかしダブルアクセルから後半立て直し、いい印象で終わったので拍手をもらっていた。理紗ちゃん本人もにっこり
 フリーでは全体に自分で納得できる演技ができるといいな

 って、もうこの時間は男子のフリー真っ最中。第3グループが始まるところ。中村星が第4グループ2番目、日野龍樹が同じく5番目の滑走。楽しみ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JGPオーストリア大会男子SP

2012年09月15日 08時30分33秒 | スポーツ

 相変わらず残暑厳しい中、フィギュアスケートの大会は開かれる
 ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第3戦オーストリア大会男子ショートプログラムジャッジスコア)。日本からは日野龍樹、川原星の2人が出場。シリーズの映像はこちら
 エントリーメンバーを見たときは、日野龍樹が優勝するチャンス!と思った。第1戦フランス大会で3位だったから、ここで優勝して15ポイント獲得すれば26ポイント、昨季に続いてJGPファイナル出場となるか?と思ったんだけど、、、
 ジュニアの場合、軽くて小さい体でぴょんぴょんジャンプを跳べちゃう、出場年齢に達したばかりの選手がいきなり勝ってしまうことがある。ノーマークの選手に高得点を出されてびっくり という状況がさっそく起こってしまった。
 5月に13歳になったばかりのネイサン・チェン(米)、日本式にいえば中1で身長144cm、映像で見てもいかにも子どもなんだけど

 冒頭のトリプルアクセルを決め、3回転ルッツ+3回転トウループ、3回転フリップを後半に決める。今季からSPでも後半のジャンプは基礎点1.1倍なので、コンビネーションジャンプを後半で決めると大きく点を稼げる。
 スピンもレベル4が2つに3が1つ、ステップはレベル4。マイナスになったGOEが一つもなく、演技構成点5項目平均は6.42。。。スコア75.15はシニアに混じっても遜色ない。アメリカ大会優勝のジョシュア・ファリスでSPが72.20だから、かなり怖い存在になりそう。
 参考までに、今年1月の全米選手権ジュニアの部、フリーのジャッジスコアを見ると(+をクリック)、トリプルアクセルなしでも技術点の基礎点61.70という構成。同じ演技ができたらそれだけで200点に乗れるわけで…。フリーは注目だ。
 SP2位にパーソナルベスト更新の61.73で川原星がつけた。

 ジャンプの着氷が少しつまった感じできれいに流れなかったけど、コケずに回り切って立ったからいい。「Sing Sing Sing」のドラムパートをメインにした長めのステップが、ノリよく見せて好印象。終わった瞬間、小さくガッツポーズ
 3位には日野龍樹。パーソナルベスト更新はならなかったが、フランス大会よりは上の60.41。

 冒頭のトリプルアクセルはとてもきれいに決まったが、コンビネーションジャンプで片手をついてしまい、フリップが2回転になってしまった。フリップは後半だったのでもったいなさ倍増 ステップがレベル4でGOEもプラスがついたのはよかった。終わった瞬間、本人は出来に不満なようで、がっかりした顔。そんなにあからさまにしなくても^^;

 1位のチェンとは点差ありすぎなので、正直フリーで逆転は(よほど大きなミスをチェンが連発しない限り)厳しいかも。川原星と日野龍樹にはぜひパーソナルベストを出して、二人で表彰台に乗ってほしい

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする