長男が何やら大きな声でしゃべっている。
「いや、そっちじゃない」「違う違う」「俺の話を聞け」ゲームでもやっているのか?
「ガガンボ!」・・・って何だ・・・
様子を見に行くと、玄関で虫を捕まえようとしている。「よし捕まえた」と両手の中に閉じ込めたが、玄関の戸を開けようとしたはずみに逃げられた。
「おふくろ、手伝え!」「何を?」「捕まえて!」「やだ」「なんで?俺の母親だろう」長男は幼稚園児の頃、ゴキブリを素手で捕まえて先生をビビらせたつわものだが、その母だからといって虫が得意というわけではない。
壁に止まったり、電灯の周りをうろついたり、自由に動く虫。ひょろっとした体型でそこそこ大きい。
手だけより捕まえやすいかと、排水口ネットを手渡す。「かえって難易度高いぞ」
「戸を開けてみたら?」開けてみたが、シューズラックの陰に入ってしまったような、、、しかし見当たらない。「開けた瞬間に出て行ったのかな」
玄関と廊下以外の部屋に入りこまないように、ほかの部屋のドアはきっちり閉めてあったので、出て行ってないとしてもその辺にいるだろう。「また出てきたら捕まえよう」と振り返った瞬間、台所側の壁に止まっていた。思わずぎゃっと叫んでしまった。
なんとか止まっている間に確保、私が戸を開けて長男が外へ逃がした。やれやれ
ところで、虫の名前はガガンボだったのか?とググってみたら、ガガンボでウィキペディアの項目があった。
“ガガンボ・オオカ(大蚊[1])は、双翅目・糸角亜目・ガガンボ科 (Tipulidae) に属する昆虫の1分類群である。”日本各地で様々な地方名があり、成虫に対してはカトンボ、アシナガトンボ、カゲロウ、ショウジハリなど、幼虫に対してはイネノネキリムシなどと呼ばれることもある[要出典]。”
「カトンボ、これ聞いたことがある」「ガガンボで正しかったのか」どうして長男が名前を知っていたのかわからないが、どこかで聞いたのだろう。
バイト先で長男は「虫に詳しい」とされているそうで ひとしきり虫談義をしたのだった。
最新の画像[もっと見る]
- 空けては入れて 3日前
- GP2024中国杯エキシビション出演リスト 6日前
- GP2024中国杯エキシビション出演リスト 6日前
- 悲願の初優勝、そして 7日前
- たまには地上波で 7日前
- 鈴の模様 1週間前
- せっかく買ったので 2週間前
- せっかく買ったので 2週間前
- シニアに向けて準備? 2週間前
- 優勝争いだけでなく 2週間前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます