草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

福島市の汚染米で火消しに必死な民主党政権を嗤う

2011年11月17日 | 災害

 民主党政権は、福島県を地図から抹消しようとしているのだろう。福島市大波地区の米から暫定基準値を超えるセシウム米が検出されたことについて、藤村修官房長官の発言は、あまりにも福島県民を馬鹿にしていないか。「大きく広がる話ではなく、やや特殊なケースだと聞いている」とコメントしたからだ。いつもの通りで、責任をとりたくないから、火消しに必死である。それよりも、厳格な検査を行わせるとか、どうして言えないのだろう。また、なぜ「特殊なケースだ」と断言できるのか、そこを詳しく説明すべきだろう。県庁所在地の福島市の米が汚染されていたのである。そんな能天気なことを口にしているときではない。山間地だからというので、別扱いにしたいようだが、福島県東部には阿武隈山地が走っており、山峡に住宅が点在している。条件が似ている場所は無数にあるのだ。福島県西部の会津地方だって、それこそ周囲は山に囲まれている。そこの山肌がセシウムで汚染されていれば、影響が出ないわけがない。一箇所で済むのであれば、例外と言えるが、それはあくまでも願望でしかない。今後、次々とホットスポットが明らかになり、そこで作られた米や野菜が、出荷停止になる可能性がある。今回私たちが得た教訓は、徹底した検査をしなければ、防げないということだ。

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内部被曝を防ぐために福島産の食べ物の検査を強化せよ!

2011年11月17日 | 災害

 本当に大丈夫なのか。私は何度も警告をしてきたはずだ。南会津の一部を除く福島県のほとんどの地域が、空中線量で年間1ミリシーベルトを超えることが明らかになっている。それだけに、米を始めとする食べ物が安全であるかどうかは、当初から疑問符が付いていた。さらに、最近になっては、福島第一原発から200キロ以上はなれた山間地でも、高濃度のホットスポットが見つかっており、もっと広範囲に汚染の実態を調べる必要が出ていた。それなのに、民主党政権と福島県がやってきたことは、まったく逆のことではないか。昨日の福島県の発表によると、福島市の大波地区の米から、国の暫定基準値を超える、1キロあたり630ベクレルのセシウムが検出された。しかも、それが発覚したのは、JA新ふくしまが自主的に行った放射性物質の検査によってである。それ以前の福島県の検査では、安全だという墨付きが出ていたのである。先月12日に佐藤雄平福島県知事は、福島県の米の安全宣言を出し、「私がトップセールスをして、首都圏を中心に、安全性とおいしさを強調したい」(共同通信)と言っていたではないか。どのように申し開きをするつもりなのだろう。もはや風評被害ではなく、実害が出ているのであり、米だけにとどまらず、放射能まみれの食べ物が流通していること間違いないわけだから、これまで以上に検査を強化するのは当然である。

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