草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

明日からの高速道路(東北地方)無料措置見直しを嗤う!

2011年11月30日 | 観光

 今日は磐越自動車道で新潟市に出かけてきたが、料金所で「東北地方無料措置見直しのお知らせ」というチラシを手渡された。東日本大震災にともなう無料措置について、法改正にもとづいて見直しをするというもので、ETCのあるなしにかかわらず、全車種が毎日無料となる区間、ETC限定で、休日などが無料となる区間の二つが地図に書き込まれていた。東北道の場合は、南は福島県の白河から青森県の下田百石までは、全車種が毎日無料となる。しかし、いわきJCTから新潟中央ICまでの磐越自動車道では、そうした処置が講じられるのは、福島県の西会津ICまでで、それから先の新潟県は、ETC限定で、休日などが無料となる区間である。民主党は総選挙のときのマニフェストで、高速道路の無料化を掲げていたのに、結局はこのざまである。今回の無料措置によって、東北自動車道のうちの白河IC以南は、料金を徴収されるわけで、川口ICからそこまで利用すると、片道4250円かかり、往復で8500円である。これでは福島県に車で観光客が来るはずがない。本当であれば、民主党政権は、主な高速道路を無料にすべきであるのに、それを行わないばかりか、小手先だけで国民を騙そうとしているのである。しかも、福島県内の中通りや浜通りの高速道路は、かなり放射性物質で汚染されたままだ。このままでは、観光会津も風前の灯である。

 人気ブログランキングへ

              ←民主党政権は嘘吐きだと思う方はクイックをお願いします

 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
 にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本当に福島第一原発は危機を脱したのだろうか?

2011年11月30日 | 災害

 マスコミが民主党政権の御用聞きをしているから、本当のことが国民に伝わらないが、一番危惧されているのが、福島第一原発の4号機である。倒壊の恐れが取り沙汰されており、予断を許さない状況が続いているのではないか。もし燃料貯蔵プールが壊れることになれば、大変な量の放射性物質が漏れ出す。そうなれば、福島県は言うに及ばず、東京にだって住めなくなってしまう。少しは補強工事が行われたようだが、まだ万全ではないだろう。不安をことさら煽るつもりはないが、野田佳彦首相などは、あくまでも他人事であり、東京電力のせいにすることばかり考えている。国民の生命や財産が危険にさらされているのだから、一民間企業に任せておくことはできないはずだ。非常時であれば、国が前面に出るのはあたりまえだ。近いうちに、東日本でもう一度大地震が起きるともいわれている。まだまだ日本は、原発事故の危機から脱したわけではなく、そこから抜け出せないでいるのだ。先の大戦のときと同じように、やたらと精神論を振り回す人たちがいるが、もはやそんな段階ではなく、今求められているのは、冷静な現状把握であり、最悪の場合にどうするかのリスクマネージメントではないか。責任回避しか頭にない、統治能力なき民主党政権にそれを望むのは、無い物ねだりだろうが。

 人気ブログランキングへ

              ←民主党政権ではリスクマネージメントは無理だと思う方はクイックを

 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする