草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日本の危機を救うのは平成の「尊皇攘夷派」だ!

2011年11月23日 | 思想家

 もう一度言う。石原伸晃幹事長では、自民党は選挙で勝てないと。「総選挙でどちがら勝っても政界再編だから」という無駄口をどうしてたたくのだろう。福島県議会選挙で自民党は、政権与党でもないにもかかわらず、前回の選挙よりも、1議席上回ることができた。2009年8月の総選挙で小選挙区は全滅しており、よくぞ善戦したものだと思う。先頭に立つべき幹事長が、後ろから味方を撃つような言動をして、それで許されると思っているのだろうか。民主党内の保守派というのは、あくまでも目くらましである。それと組もうというのは、まさしく利敵行為ではなかろうか。石原は政策新人類ともてはやされた時期もあったが、政治的ダイナミズムを勝ち抜く器量は持ち合わせていないようだ。どうせ都会人の石原幹事長では、TPP反対の「尊皇攘夷派」を理解するのは難しいだろう。三島由紀夫は林房雄との対談で、「福澤諭吉のいちばんの歴史に対する洞察のなさというのは、攘夷論者のなかに、改革する能力を予見しなかったことですよ」(『対話・日本人論』)と一刀両断にしている。明治維新においても、国益を守るために「尊皇攘夷派」が登場したことで、日本は滅ばされずに済んだのである。それでいて、鎖国に逆戻りしたわけではないのだ。いよいよこれからが正念場であり、自民党は民主党との対決姿勢を前面に出すべきである。

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野党第一党の仕事は野田首相の嘘を追及することだ!

2011年11月23日 | 政局

 民主党政権を倒せないのは、自民党が不甲斐ないからである。石原伸晃幹事長が話し合い解散に言及したりしているが、あまりにも弱腰ではなかろうか。消費増税法案の採決に応じることを条件にしたいようだが、だからお坊ちゃまの二世議員はダメなのである。あくまでも今の段階は、野党第一党として民主党政権を追い詰めるべきであり、手を差し伸べるなどというのは、愚の骨頂である。TPPについては、自民党はほぼ反対で足並みがそろいつつあるが、徹底して戦うという姿勢がなければ、国民は付いていかないのである。自民党がそれなりに国民の支持を受けているのは、西田昌司、森まさこ参議院議員らが追及の手を緩めないからである。とくに、民主党政権と闇世界との癒着や、原発事故やTPP交渉参加をめぐっての情報隠しが、次から次へと国会の場で暴かれたことの意味は大きい。民主党政権の信用が著しく失墜したからだ。さらに、それに加えて、統治能力なき無責任極まる政権運営についても、批判が高まってきている。野党第一党としての自民党は、国民の怒りを代弁すべきで、民主党政権に擦り寄る必要などないのである。嘘を平気で吐く野田佳彦首相を吊るし上げ、ぐうの音も出ないようにすれば、妥協案を見い出さなくても、政権が転がり込んでくるのだから。

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