草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

危機的な状況下で唯一頼りになるのは国軍としての自衛隊だ!

2016年01月01日 | 思想家

政治が期待を裏切るようなことがあれば、それを打開するには究極的な手段に頼らざるを得ない。非常事態になれば今の日本では手の打ちようがないのである。北一輝の『日本改造法案大綱』は過去の書物ではないのである。三島由紀夫が待望したのも、北の理論を拠り所としたのである▼「国民の天皇」において北は「天皇ハ全日本国民ト共ニ国家改造ノ根基ヲ定メンガタメニ天皇大権ノ発動ニヨリテ三年間憲法ヲ停止シ両院ヲ解散シ全国ニ戒厳令ヲ布ク」と書いている。危機的状況下にあっては、敏速な対応が迫られるのである。北はその注でも「権力ガ非常ノ場合有害ナル言論マタハ投票ヲ無視シ得ルハ論ナシ。イカナル憲法ヲモ議会ヲモ絶対視スルハ英米ノ教権的『デモクラシー』ノ直訳ナリ」と述べるとともに、ロシア革命でレーニンが機関銃で妨害勢力を排除したことに触れ「『クーデター』ヲ保守的権力者ノ所為ト考ウルハハナハダシキ俗見ナリ」と喝破したのである▼現在の憲法下で日本国内が内乱の危機に瀕するようなことになれば、超法規的な行動を選択する以外にないのである。自衛隊はアメリカ軍に組み込まれてしまっており、国軍としての体裁をなしてはない。それでもなお日本を救うのは自衛隊だけなのである。このままでは日本の国家は解体され、国民は流浪の民となりかねない。三島由紀夫が死んで見せたのは、まさしく今の世を予言していたのである。あくまでもそれは我慢を重ねた上での決起でなければならないが、その覚悟が自衛隊にあるかどうかで、日本の将来は決定するのである。北一輝の書はまだ色褪せてはいないのだから。

 

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元日は日の丸一般参賀かな

2016年01月01日 | 俳句

元日の一般参賀では日の丸が皇居を埋め尽くします。危機であればあるほど、日本人は天皇陛下をお慕いすることになるのです。「天皇危し」の危機感が日本人を結束させるのです。

  

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戦争が露出し非常緊急の事態が想定されるのが平成28年だ!

2016年01月01日 | 政局

戦争が露出するのが平成28年ではないだろうか。無理をしてまで日韓外相会談で合意したのは、朝鮮半島がきな臭くなっているからではないか。すでに韓国は北朝鮮化しているが、国がまるごと北朝鮮の勢力下に入る危険性がある。それを阻止できなければ日本は地政学的にみてかつてない危機に直面することになる。そんな激動の時代に突入しつつあるのだ。昨年に安倍内閣のもとで平和安全関連法案が成立したのも、その緊急事態に備えてのことであった▼いうまでもなく民主主義は、非常緊急の事態に直面した場合には脆弱性である。一刻の猶予も許されないなかにあって、政治は国民のために決断をしなくてはならないのである。日本国民が一致してことにあたるためには、民主主義の寛容さにも一定の歯止めが求められる。高山岩男は「極端民主主義はその極端の故に自滅の愚かなる運命を辿ることを自他ともに認識して、真実の民主主義は極端な寛容の態度はとらず、民主主義を否定する思想的・政治的立場にたいしてのみは、非寛容の態度を持してこれと闘うべきものなのである」(『教育哲学』)と書いている。「平和は平和的方法で守り得るか」(『同』)と同じ政治的な難問なのである▼もはや日本は平和ボケではいられなくなっている。東アジアはまさしく世界の火薬庫となりつつあり、国家としてどのように身構えるべきか、国民一人ひとりが考えなくてはならないのである。自分の国は自分で護らなくてはならないのだから。

 

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