草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

ロバート・キャンベルの暴論で迷惑するのは津田大介だ!

2019年08月03日 | 世相

日本のこともろくに知らないで、朝日新聞やNHKをまともだと勘違いしているロバート・キャンベルの暴論に、日本のネット民が怒りを爆発させている。不適切な美術展へ公費を使うことを拒否するのは可能だとしても、一度予算執行が下りたものについては、首長が撤去を迫るのは「検閲」にあたり、好ましくないというのだ▼あいちトリエンナーレの騒ぎをめぐってのコメントで、あまりにも挑戦的な言い方だったために、ネットで大炎上している。行政の審査のプロセスに問題があったのではないか、首長ではなく、市民が立ち上がったらどうなのかといった意見が相次ぎ、キャンベルは返答に窮している。ハーバート大学で博士号を取り、東京大学の名誉教授ということもあって、日本のネット民など簡単に論破できると思ったのだろう。しかし、そうは問屋が卸さなかったのである▼それ以上に慌てたのは、津田大介ではないだろうか。津田は一日も早く撤去したいはずだ。公権力が介入したということで、自らを被害者に仕立て上げられるからだ。このまま展示を続ければ、日本人の怒りのマグマはどうなるか予想が付かない。その前に逃げ出したいのである。キャンベルの暴論を歓迎しているのは、それこそ今回のことに憤っている人たちである。長引けば長引くほど、津田を悪者にできるからだ。キャンベルが忖度すればするほど、津田は崖っぷちに立たされるのだ。キャンベルは津田に加勢したと思っているだろうが、逆に追い詰めているのである。

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八月二日は日本が普通の国家となった記念すべき日だ!

2019年08月03日 | 思想家

八月二日は我が国にとって歴史的な日であった。韓国をホワイト国から除外したからである。あくまでも安全保障上の観点から、輸出管理を強化したに過ぎないが、それを決断した安倍内閣の勇気を高く評価したい。ようやく日本は普通の国家となったのである▼かつて林房雄は、日本が国家として立ち上がるには、それなりの歳月が必要であると説いた。「日本民族はいましばらく歴史の舞台から退き、『入山』して天に問い、おのれ自身と対話する資格と権利がある。あわてることはない。再び山を下る時が十年後であるか二十年後であるか、それは知らぬ。今は熟慮の時だ。自己充実の時だ。傷ついた、内容空虚の人間が、いくら世界をとびまわっても、何の役にもたたぬ」(『大東亜戦争肯定論』)▼林の『大東亜戦争肯定論』の初版上巻は昭和三十九年に、下巻は昭和四十年に世に出た。敗戦から我が国が抜け出しつつあった頃で、政治的には自民党の安定政権が続いていたとはいえ、国家意思を示すだけの力はなかった。ようやく令和の御代になって我が国は、理不尽な国家に対して、ノンと主張することができるようになったのである。次に手を付けるべきは、いうまでもなく憲法の改正である。憂国の志士であった林が待望していたことだ。自国の軍隊を「日陰者」のままにして置くべきではない。お国のために命を捧げる者たちに、名誉ある地位を与えなければならない。林の言葉を借りるならば「出山」して、日本という国家を根本から再建しなければならないのである。

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