文在寅の左翼政権は崩壊するのではないだろうか。文在寅の側近のチョ・グクについての疑惑が次々と発覚し、GSOMIAの破棄という予想外の展開になったのは、そこから目をそらすためだともいわれる。娘を名門高麗大学に不正に入学させたことや、その娘が奨学金を不正に受け取っていたことが表面化しており、検察が捜査に着手しているからだ▼有本香氏と李相哲氏が出演した昨日の虎ノ門ニュースでは、チョ・グクの人となりにも触れていた。かつてチョ・グクは社会主義者労働同盟に所属していた。武器や毒薬に開発をしていた革命組織であり、武力による体制転覆を狙っていたのである。そこで宣伝を担当していたのだった。日本でいえばオウムと同じような活動していたのだ。そのために5カ月の実刑判決を受けている▼似非左翼の特徴として、チョ・グクもまた正義の味方のようなことを口走っていたが、実際には身内に甘く、娘のためには平気で自らの権力を利用したのである。それ以外にも、遺産相続をのがれるためのトリックや、家族ぐるみでファンドをつくって、それで金儲けをしていることも問題になっている。とくにファンドについては、大統領首席補佐官になって2カ月目のことで、権力を傘に着たことは明らかである▼チョ・グクは韓国の保守派からは「シャンペン社会主義者」と呼ばれている。口では社会正義を叫びながら、実生活では自らの富や地位に固執するのである。日本の左翼インテリと同類なのである。文在寅の足元が揺らいでいるのは、そんな者たちが中心になっているからなのである。
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