まさしく予想した通りであった。アメリカのポチになって、エマニュエル大使の言い分に従ってLGBT法の党内決定を強行した自民党が、今度は国民民主党や維新の会の慎重な意見に押され気味である。国民の世論に後押しされており、そもそも自民党に風など吹いてはいなかったのである。
岩盤保守の多くが国民民主党や維新の会に乗り換えれば、自民党は壊滅的な打撃を受けるだろう。そうなると、自民党内の一部が言っているような吊るしに終わるのだろうか。もはやそれも後の祭りである。弁解にしか聞こえないからだ。
あそこまで信頼を裏切った岸田内閣を、もう岩盤保守が許すわけはないだろう。岸田首相は情勢認識を見誤ったのではないだろうか。国民民主党や維新の会も、自分たちの後を付いてきてくれると、勘違いをしたのだろう。
これで全党一致という枠組みが崩れれば、まともな審議をせざるを得なくなるだろう。これによって、またもや岸田首相はポカをやらかしたことになる。
自民党の執行部が全員辞めれば別であるが、岸田首相は自分で自分の首を絞めたのであり、ある意味で自業自得なのである。